【栃木】亀の井ホテル 奥日光湯元 リブランドオープン!(旧おおるり山荘)★★★+

栃木県日光市にある奥日光湯元温泉「旧おおるり山荘」の入浴レポートです。

最終更新日 2022/8/17 訪問日 2022/7・2017/3月中旬

【奥日光湯元温泉 亀の井ホテル】基本情報

おくにっこうゆもとおんせん かめのいほてる

住所:〒321-1662 栃木県日光市湯元2519
TEL:0288-62-2700
公式サイト

⇒「 奥日光湯元温泉 亀の井ホテル」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ

【宿泊料金】

1泊2食付10,845円~56,019円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治× 自炊×
1泊朝食付8,645円~、素泊まり6,995円~

口コミ評価:-点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆湯本温泉で自家源泉のある宿を探している
◆設備が整ったホテルが良い
◆硫黄泉のにごり湯が好き


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【日帰り入浴】

不可

【旧おおるり山荘が亀の井ホテルとしてリブランドオープン】

*おおるり山荘は2021/8/30で閉館しました

その後、「奥日光レイクリゾート」として3月25日にリブランドオープンする予定だったようですが、名前が変わり「亀の井ホテル」として4/28にオープンしました(名前からすると別府の亀の井を経営するアメイズという会社がマイステイズに経営を委託ということなのかと思われます)。

おおるり山荘の前は政界財界の著名人が滞在する由緒あるホテルだったことから、リブランドに伴い激安ホテルから一般的なリゾートホテルの形態に変わるようです。

 

【亀の井ホテル奥日光湯元 宿泊 速報】

2022/7月、早速宿泊してきましたが、館内はほぼ全面リニューアルされていて快適でした。

1泊2食付で平日一人泊12,000円ちょっとでした(オープン記念価格だったので、シーズンによってはもう少し高くなるかもしれません)。

 

◆亀の井ホテルの部屋

4階建でエレベーター付き、1フロアには25部屋ほどあります。

部屋は3階フロアベッドのツインでした。他に洋室のツイン、和室もあります。

トイレ・洗面台付き、冷蔵庫も大きめで持ち込み自由。

一部、トイレ等おおるり時代のままの設備もあるように感じましたが特に不快には思いませんでした。

宿泊した日は関東で40度近い猛暑が続いていましたが、奥日光では日中で25度前後、夜は風が気持ち良くクーラーなしで眠れました。

部屋からの眺めは木々で遮られていますが、もしかすると4階からならば湯ノ湖も見えるかもしれません。

夜は鹿のような鳴き声も聞こえ(野鳥かもしれません)、大型ホテルとはいえ奥日光の自然を感じらました。

チェックアウト後はリュックを背負った高齢者が多かったので、日光白根山まで行くのでしょうか。

ちなみに、レンタルサイクルもあります1時間500円だったかな。電動付きではないですが、マウンテンバイクもありました。

 

◆亀の井ホテルの食事

食事は2食ともバイキングです。

夕食は混雑具合により時間を指定されることがあります。

夕食は最終入場19:30、21:00閉店、朝食は9:00入場9:30閉店なので、遅めの時間まで対応しているのが良いです。

遅くなると新しい補充は少なくなりますが、欠品ということはありませんでした。

夜は子供用メニューコーナーあり(ポテトやハンバーグ等)、朝は離乳食あり。

ソフトドリンクはフリーですが、アルコールは別料金になります。

メインはシェフがその場で焼いてくれる霧降高原豚と牛ステーキがあります。和食、洋食、中華と品揃えは豊富で、1.2万円という料金からするとクオリティもなかなかよかったです。

朝食も品ぞろえは豊富です。卵焼きが4種類ありましたが、シェフが目の前で焼いてくれるオムレツはなかったです。でもかなり満足。

 

◆亀の井ホテルのお風呂

内装も全面リニューアルされてキレイになっていました。撮影禁止になっています。

画像は男湯露天(公式)

おおるり時代は独自源泉を使用しているせいで他の湯元の宿と比べて透明度が高くぬるめの湯というのが特徴だったと思います。

でも、5年前と比べると、にごりが濃いめ(透明度15~20センチくらい)、硫黄の香りも強め、温度も高め(内湯41度、露天42度弱で夏場は加水あり)と、他の湯元と同じような感じでした。泉質も上々、広い湯舟の少ない湯元の中では一歩リードという感じです。

 

◆全体の感想

新しくてきれいで、バイキングもなかなか美味しいし、温泉はにごり湯で泉質も良し。

雰囲気的にはドーミーインをリゾート風にしたような感じです。

接客も特に問題はありません。

欲を言えばお風呂の利用時間が深夜早朝(23:00~6:00)は制限されているのがちょっと残念かなという感じです。

なお、日帰り入浴はやっていませんが、朝9時にはお湯を抜いてチェックインの時間ギリギリまで溜まるのに時間がかかるというのも理由の一つだそうです。

朝はチェックアウトまでゆっくり入浴したいなと思っていたのですが、そういう理由ならば致し方なしかと。

12,000円というお値段からしてコスパはなかなかいいと思います。リピありです!

(夏休みは一人旅だと4.2万円もするので、それだとちょっとコスパは・・・です)

 

以下は、2017年のおおるり山荘時代の日帰り入浴レポートになります。リブランド後は日帰り入浴はやっていません。

【激安グループ!奥日光湯元温泉 おおるり山荘 日帰り入浴】

「奥日光湯元温泉 おおるり山荘」は、標高1,500m、湯ノ湖畔にあります。

複数人で利用すれば首都圏から往復の送迎バスを利用しても8,000円台に収まるという「おおるりグループ」でおなじみの宿です。

元は、「南間ホテル」というレトロでハイカラな老舗旅館の跡地に建てられました。

余談ですが、「南間ホテル」の方は40年前に益子町に移築されたのですが、2019年春に宿として営業を開始するそうです。

 

さて、奥日光の湯元温泉には25軒の温泉施設があり、そのほとんどで日帰り入浴が可能なのですが、今回は1日で5軒はしごして最後にたどり着いたのが「おおるり山荘」でした。

那須高雄温泉のおおるり山荘はぬる湯の名湯として知られていたので、こちらはどうなのかなぁと気になり立ち寄りました。

湯元温泉街に入り左手にゆのこを眺めながら2軒目に現れるのが「おおるり山荘」です。

湯元は古い建物が多いですが、道路から見ると「おおるり山荘」は白樺に囲まれた4階建ての一軒オシャレなリゾートホテル風です。

宿の前には首都圏から往復1,620円で送迎してくれるというおおるり山荘の「湯けむりバス」が停車していました。

奥日光のおおるり山荘へは、横浜駅、千葉駅、池袋駅-さいたま新都心駅、西船橋駅-松戸駅-新越谷駅の4路線のバスがあります。

中に入ると広いロビーにソファーセットがあり、普通の観光ホテルのような雰囲気。

ただ、バスの運転手さんが掃除をしていたり、役割を掛け持ちしているところがおおるりグループらしいです。

2018年には館内にヤマザキショップ(コンビニ)もオープンしました。

 

日帰り入浴の受付はロビーにある券売機で購入してからフロントへ。

 

「奥日光湯元温泉 おおるり山荘」のお風呂は、

  • 男性用大浴場 内湯1 露天風呂1
  • 女性用大浴場 内湯1 露天風呂1

があります。

こちらは女性用の脱衣所。無料の鍵付ロッカーと脱衣棚、洗面台があります。

洗面台にはドライヤーと化粧水

内湯は30畳ちょっとの広さ。メインの浴槽は15~20人サイズ。

気温マイナス4度で雪の降る日だったため、湯気でモクモクしていました。

横から見た内湯

シンプルですが広くて機能的な内湯です。

湯口は奥に1か所。湯口の温度は61度でした。

タマゴの味はしますが、中性なので酸っぱくはありません。

※内湯のレイアウトはリブランド後も同じでした

湯舟の中に注がれる前に一旦コンクリートで仕切られたところから少しずつ流れ出るようになっていました。

お湯は共同源泉と独自源泉の混合泉。

通常の共同源泉は60度前後なのですが、「おおるり山荘」は源泉温度が低いので加温してあります。

内湯の中は41.3度で湯元の中ではぬる目の設定。何軒もハシゴした後だと、硫黄泉でも湯疲れしない温度です。

 

奥日光湯元温泉「共同源泉・南間1,2,3混合泉」泉温43.8度 湧出量 -(-)
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉)pH6.4

透明度は35センチくらい。

奥日光の中では比較的さっぱりとしたにごり湯でした。

内湯からの眺め

ドアから外に出ると屋根付の露天風呂があります。

縁はヒノキ?中はタイル張りで8~10人サイズのお風呂。

※リブランド後の露天風呂は長方形で屋根付きになっています。

露天風呂の方は濁りもなく、ほぼ透明な水色。底の方に半透明の綿ホコリのような湯花が沈んでいました。

端の方は38.5度と真冬にしてはかなりぬる目。

冬は湧出量が少なくなるので温度が上がらないという張り紙があり、12月~4月は気温や湯の状態によっては露天風呂が閉鎖されることもあるようです。

以前の口コミを見ると露天風呂が狭くなったとあったので、湯量の減少も最近の事情なのでしょうか。

湯口は奥に1か所。湯口の温度は52度。

露天風呂からの眺め。

内湯の洗い場は壁2面に10数カ所

シャンプーは馬油シリーズでした。

 

【奥日光湯元温泉 おおるり山荘 温泉の感想】

奥日光湯元温泉の中では比較的湯舟が大きく露天風呂も開放的でした。

加温が必要なため真冬は温度設定がぬる目なのと、数軒巡った中では硫黄が薄かったのがちょっと残念。

湯量が多いという夏場の方がお湯のコンディションが良いのかもしれません。

 

とはいえ、シーズンオフは日帰り営業をしていない宿も多いので、おおるり山荘は気軽に立ち寄れる温泉としてはおすすめです。

 

泉質 ★★★3.9(今回を基準)

お風呂の雰囲気 ★★★★4.0

清潔感 ★★★★4.0

接客サービス ★★★★4.0

 

⇒「奥日光湯元温泉奥日光レイクリゾート 」をインターネットで予約する

 

【旧おおるり山荘 温泉情報】

◆お風呂

男女別大浴場 内湯各1 露天風呂各1(露天風呂は冬期閉鎖する場合あり)

◆源泉 H16.10月の分析書

奥日光湯元温泉「共同源泉・南間1,2,3混合泉」泉温43.8度 湧出量 -(-)
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉)pH6.4
蒸発残留物 1,044mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)1,169mg/kg 成分総計1,378mg/kg
メタケイ酸101.5mg,硫化水素イオン7mg,遊離硫化水素31.5mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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【栃木】亀の井ホテル 奥日光湯元 リブランドオープン!(旧おおるり山荘)★★★+」への2件のフィードバック

  1. おおるり山荘だった建物が「亀の井ホテル 奥日光湯元」となったのはその通りなのですが、HOTEL AZを運営している株式会社アメイズとは関係ないです。
    記事中の「別府の亀の井」というのは、別府市にある「別府亀の井ホテル」のことだと思いますが、これは2014年に株式会社アメイズが売却しています。ビジネスホテル主体になったアメイズの中では経路が違ったからですね。その後2015年末に株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントの運営になって、いまに至ります。
    で、マイステイズはかんぽの宿30軒を今年4月から運営していますが、当然そのままの名前では続けるつもりなく、新しいブランド名としてそのすべてを今年7月から「亀の井ホテル」にすると発表しています。
    亀の井ホテル 奥日光湯元のことも考えると、マイステイズは今後「亀の井ホテル」というブランドを別府亀の井ホテル以外にも広げていくつもりのようです。7年近く別府以外に使ってこなかったので、結構意外な話ですが。

    あ、あと、株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントと株式会社アメイズは、資本的にも営業的にも、以前からまったく関係ありません。マイステイズの親会社のフォートレス・インベストメント・グループが、別府亀の井ホテルを建物その他の資産ごとアメイズから2014年に買い取ったというだけですね。
    今回も、昨年おおるりからフォートレスが複数のおおるりグループホテルの敷地建物だけを買ってます。閉館したおおるりグループ10軒すべてではなかったようですが。

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