栃木県那須町にある「松川屋 那須高原ホテル」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2020/5/12 | 訪問日 | 2015/10月下旬 |
【那須湯本温泉 松川屋 那須高原ホテル】基本情報
なすゆもとおんせん まつかわや なすこうげんほてる
住所:〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本252
TEL:0287-76-3131
公式サイト・twitter・facebook
*2020/5/31まで休業予定です
⇒「松川屋 那須高原ホテル」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付18,000円~34,560円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治対応 自炊×
口コミ総合評価:Google 4.0点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆「鹿の湯」源泉のある宿が良い
◆露天風呂からの眺めの良い宿が良い
◆綺麗な大型ホテルが好き
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【日帰り入浴】
営業時間:14:00~20:00(1日先着100名で締切)
料金:大人1,500円(フェイスタオル付)
【那須湯本温泉 松川屋 那須高原ホテル 日帰り入浴 】
「松川屋 那須高原ホテル」は、
「鹿の湯源泉」と噴気泉(明礬泉)の2種類の源泉を楽しめる宿です。
那須湯本温泉街から高雄温泉方面へ少し入った高台にあり、湯本で最も大きなホテルです。
松川屋の外観。
鉄筋コンクリート7階建ての客室が2棟ある大型ホテル。
日帰り入浴は14:00~20:00とやや遅めのスタート。
1日100組限定で1,500円と日帰り料金としては少し高いですが、
那須湯本の温泉街では数少ない露天風呂と随一の眺望で人気の宿です。
14:00ちょうどに到着しましたが、フライング気味にスタートしていたようで、
すでにお客さんが数組いました。
玄関前とフロントには4人の従業員が待機しており、
普段利用する温泉宿とは真逆の観光ホテルでした。
ちょっと圧倒されて、フロント周りの写真を撮り忘れました^^
高台にあるため、フロントは3階にあり、大浴場は2階となっています。
売店横にあるエレベーターを利用。
とその前に、エレベーターの横の窓から広いテラスが見えました。
目の前に山の景色が迫っています!
ちょうど紅葉の時期だったので、お風呂からの眺めも期待できそうです。
2階に下りると自動販売機とゲームコーナー。
太鼓の達人が置いてありました^^
ゲームコーナーがあるような旅館は普段宿泊する機会が少ないので、
かえって新鮮な感じがします。
さらに廊下を奥へ進むと男女別大浴場に到着。
左が女湯「みょうばんの湯」、右が男湯「那須の湯」。
脱衣所は30畳くらいありそうです。とにかく広くて綺麗です!
市松模様のナイロン畳に脱衣棚と籠、無料のロッカーあり、
洗面台もズラリとあって、化粧水やシャワーキャップ、ドライヤーなども完備されています。
お風呂は内湯が二つ、露天に一つあるようです。
入り口正面にあるメインの浴槽。12人~15人サイズくらいの大きさです。
こちらは明礬泉で、無色透明、やや金気臭のする大人しい感じのお湯でした。
でも、酸性なので少し酸っぱいです。
温度は42度強でやや熱め。
那須温泉「奥の沢源泉 噴気泉No.1~No.5混合泉」泉温58.1度 湧出量980ml/分(噴気注水造湯)
泉質:単純温泉(弱酸性低張性高温泉)ph4.0
噴水のようなちょっと変わった湯口。50度くらいあります。
内湯は窓が大きく取ってあり、やや黄色がかった紅葉の景色を眺めることができます。
窓を綺麗に拭けばこんな景色に!(画像は宿提供/じゃらん)
入口から見て左手にあるのは「鹿の湯源泉」の浴槽。
こちらは4~5人サイズとやや小ぶり。
温度は41度くらいでややぬる目。
松川屋の前に「鹿の湯源泉」を引く宿に2軒入浴しましたが、
こちらは加水なしでもちょっと薄めに感じました。
そして待望の露天風呂!
ここは景色を眺めに入りに来るお客さんが多くて、1時間くらい待機してようやく空きました。
お風呂自体は小ぶりで2~4人サイズの大きさですが、
山が目の前に迫っていて、眼下には湯本の温泉街が見えます。
入浴中の目線。
女湯の方は外から見えにくいように木が植えてあるので、
その隙間から少し山が見える感じですが、解放感はあります。
ただ、立ち上がって前に出ると、外から見えそうな気がしてあまり前に進めず。
すぐ隣にあるお風呂の入口から見えるのはこんな景色なので、
前のめりになれば同じような景色が見えます。
露天風呂の湯口。
ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
女湯の方は内湯に鹿の湯源泉の小さ目の浴槽が一つだけ。
あとは明礬泉となっています。
なので、「みょうばんの湯」という名前がついていたと後から気づいたのでした。
更に残念なことに、宿泊しても男女の入替はないそうです_| ̄|〇
ちなみに、男湯の方は鹿の湯源泉がメイン。
こちらは男湯の露天風呂。(画像は宿提供/じゃらん)
邪魔な囲いもなく、絶景です! いいなぁ。
こちらは男湯の内湯。(画像は宿提供/じゃらん)
内湯からの眺めも男湯の方が良いですね~
女性は、絶景を楽しみに宿泊したのにガッカリということもありそうですが、
逆にこのような大型ホテルでは、
「外から丸見えじゃないですか!」とクレームする女性客もいそうなので、
宿としては妥協してこんな感じになったのでしょうか。
というわけで、女性にとってはちょっと残念でした。
エレベーターから奥の大浴場に向かう手前には宿泊者専用の貸切風呂が2つあります。
「一の湯」は四角いお風呂、「〇の湯」は八角形のお風呂のようです。
貸切風呂は明礬泉を使用しています。
貸切風呂の「一の湯」(画像は宿提供/じゃらん)。
壁と床は木造り、浴槽は地元「芦野石」の石造り。
【松川屋 温泉の感想】
女性の場合、絶景を楽しみに出かけると少し残念。
鹿の湯源泉を楽しみに行くとちょっと大人し目のお湯で、
実際に鹿の湯に行ったことがある人は物足りなく感じるかもしれません。
ただ、綺麗なホテルで混雑することもなく、
那須湯本の温泉街では数少ない高台にある露天風呂ということなので、
その点では評価できる宿だと思います。
一人泊の場合、素泊まりでも14,000円~(税別)という料金設定なので、
とりあえずは日帰りで試してみるというのが良いと思います。
泉質★★★★4.1
お風呂の雰囲気★★★★4.4
清潔感★★★★4.3
接客サービス★★★★4.4
【松川屋 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場(内湯各2・露天風呂各1) 貸切風呂2 (特別室のお風呂は非温泉)
◆源泉
@「鹿の湯・行人の湯」源泉 H21年10月の分析書
那須湯本温泉 「鹿の湯 行人の湯混合泉」泉温57.2度 湧出量総量?とにかく豊富(自然湧出)
泉質:単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉) ph2.6
蒸発残留物979.3mg/kg 溶存物質843mg/kg 成分総計899mg/kg
態様:
適応症:慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症
@明礬泉 H22.3月の分析書
那須温泉「奥の沢源泉 噴気泉No.1~No.5混合泉」泉温58.1度 湧出量980ml/分(噴気注水造湯)
泉質:単純温泉(弱酸性低張性高温泉)ph4.0
蒸発残留物287.4mg/kg 溶存物質313mg/kg 成分総計314mg/kg
態様:源泉掛け流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【那須湯本周辺の関連記事】
◆那須湯本温泉 小鹿の湯(はなやホテル)日帰り入浴(鹿の湯源泉)
◆那須町 那須湯本温泉 喜久屋旅館 日帰り入浴(鹿の湯源泉)
◆奥那須 大丸温泉 大丸温泉旅館 宿泊2014・宿泊2013
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