鹿児島県薩摩町にある宮之城温泉「手塚Ryokan」の入浴レポートです。
| 最終更新日 | 2022/2/17 | 訪問日 | 2016/12月下旬 |
【宮之城温泉 手塚Ryokan】基本情報
みやのじょうおんせん てつかりょかん
住所：〒895-1817 鹿児島県薩摩郡さつま町湯田１４８２−１
TEL:0996-55-9311
公式サイト
⇒「手塚Ryokan」へのアクセス詳細＆宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付13,200円～44,000円 お一人様△ 素泊まり○ 湯治△ 自炊×
1泊朝食付9,350円～、素泊まり8,250円～
口コミ総合評価：Google 4.6点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆鹿児島県北部でかけ流しの温泉宿を探している
◆モダンでおしゃれな雰囲気の宿が良い
◆露天風呂付約質のある宿が良い
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【日帰り入浴】
営業時間：11:30～14:00
料金：大人700円 小人500円
定休日：繁忙期休 要確認
【静かな住宅街にあるモダンな宿 宮之城温泉 手塚Ryokan 日帰り入浴】
「宮之城温泉」は、鹿児島県北部の川内川中流沿いにある宿6軒、共同浴場1軒のみの小さな温泉街です。
「宮之城温泉」にはわりと古くからある鄙びた宿が多いですが、ここ「手塚Ryokan」は鹿児島県北部では珍しく女子旅やカップルに人気がありそうなモダンでおしゃれな温泉旅館です。
いわゆる、デザイナーズ旅館というジャンルの宿だと思います。
「手塚Ryokan」は口コミ評価が高いので以前から気になっており、鹿児島空港から同じさつま町の紫尾温泉に向かう途中、ちょっと立ち寄ってみました。
幹線道路からは区画整理された静かな新興住宅地に入って行くと温泉街に到着。
「手塚Ryokan」は表からも看板が目立たず、ちょっと広い豪華なお屋敷のようで、周囲に溶け込んでいました。
玄関までの手入れされたアプローチが素敵な宿でした。
建物は2階建てで、全20室。一部の部屋には露天風呂も着いているややハイクラスの宿です。
日帰り入浴でお邪魔するにはちょっと敷居が高そうでしたが、平日は11：00～20：0０まで営業していて、積極的に受け入れているようです。接客対応もとても丁寧でした。
館内の雰囲気からはハイクラスの宿なのかなと思いましたが、日帰り料金も520円と良心的です。
こちらはロビーの横にあるレストラン＆カフェ。
ダークトーンのモダンなインテリアで、このあたりでは珍しいと思います。
スタッフの女性もギャルソンの様ないでたちでした。
ランチプランがあれば、ここでゆっくりして行きたいなと思う雰囲気でした。
この日は熊本・人吉の「たから湯」に泊まりましたが、系統的には少し似ているのかな。
もう少し若い世代を対象にしたような感じでした。
2017年6月は食事処の改修工事のため休業中だそうです。
「手塚Ryokan」のお風呂は、
- 男性用大浴場 内湯１ 露天風呂１
- 女性用大浴場 内湯１ 露天風呂１
- 貸切半露天風呂２（宿泊者専用？）
- 岩盤浴（宿泊者専用？）
があります。
さっそくお風呂に案内してもらいました。
大浴場も貸切風呂も館外にあり、一旦外に出ます。
お風呂の前に・・・脱衣所にはカギ付のロッカーがないので、ロビーの脇にある貴重品ボックス（暗証番号式）に案内されました。
廊下の奥から外に出ると屋根付の通路と手入れされた中庭があり、手前に大浴場、奥に貸切風呂がありました。
中庭の通路（奥に見えるのは貸切風呂）
【宮之城温泉 手塚Ryokan 男女別大浴場】
大浴場の建物に入るとフローリングの廊下の奥に男女別の暖簾がありました。
脱衣所も落ち着いたモダンなインテリアで高級感がありました。
洗面台もオシャレ。水が飛び散りそうだけれど・・・。
アメニティと替えのフェイスタオルも置いてありました。
520円の日帰り利用でも使っていいのかちょっと躊躇してしまいます＾＾
こちらが女性用の内湯です。
石組みの長方形の浴槽で、12～15人くらいは入れそうな広さでした。
湯口
共同源泉を使用しており、加温ありのかけ流しです。
湯舟の温度は42度。
宮之城温泉は単純泉と硫黄泉の境目くらいにある泉質で、一部の宿ではハッキリとしたたまご臭もあるそうですが、手塚Ryokanでは加温のせいか、湯口の付近でしか感知できませんでした。
浴感はわずかにトロみのある単純泉といった感じです。
源泉名「宮之城26号・28号・31号」泉温 -度（使用位置50度） 湧出量-（-）
泉質：アルカリ性単純温泉（低張性アルカリ性高温泉）pH8.9
でも湯船の中には白い湯花が舞っていました。
12月だったので加温が強めだったのか、夏場ならばもう少し硫黄泉に近い特徴が感じられるのかもしれません。
入浴中の眺め。
ガラス窓の外には露天風呂があります。
立派な温泉なのに貸切でした♪
こちらは露天風呂。
石組みのやや浅いお風呂で、8～10人サイズの広さです。
塀の高さはありますが、敷地内が庭園風になっていて解放感と風情のある露天風呂でした。
12月なので柚子湯になっていました。
柚子にしてはやや大き目なので別の柑橘類かもしれませんが、いい香りが漂っていました。
露天風呂の方はややぬる目で40度くらい。
12月でも鹿児島の方は上着が要らないくらい暖かったので、ぬる目の湯で柚子の香りを楽しみながらゆっくりできて良かったです。
内湯にあるシャワー台は仕切りのあるブースになっていました。
シャンプーは馬油セット、販促品のかかとケアとフェイシャルが置いてありました。
【宮之城温泉 手塚Ryokan 貸切風呂＆客室風呂】
中庭の奥には貸切風呂が２つありました。
日帰りでも利用できるそうです。
貸切風呂「ななつはぜ」の入口
貸切風呂「ななつはぜ」の内部 （画像は宿提供/一休.com）
家族風呂と呼ぶには広くて贅沢な造りですね。
野天風呂付12畳のお部屋も大きめの露天風呂がついています。
【宮之城温泉 手塚Ryokan 温泉の感想】
「手塚Ryokan」は温泉街と呼ぶには静かすぎる郊外の住宅街にあり、手入れされた緑と落ち着いたモダンなインテリアで、カップルや女子旅にはいい宿なのかなと思いました。
温泉に関しては、県内にある湯川内や川内高城温泉のような微たまご臭を期待していたのですが、加温のせいかそれほど特徴がなく、本来ならばもっといいお湯なのだろうなと思うと少し残念でした。
関東住みなので鹿児島県北までは遠すぎて・・・飛行機に乗ってまでとはいきませんが、車で行ける距離ならば週末はこういうところでゆっくりしたいなと思う宿でした。
露天風呂付の部屋もあるのですごく高いのかと思ったら、一般客室は12,000円台～で意外とお手頃な値段でした。
泊まってみて良さが分かる宿だと思うので、日帰りだけでは泉質の評価しかできず、3つ星★★★になりました。
泉質 ★★★3.8
お風呂の雰囲気 ★★★★4.2
清潔感 ★★★★4.4
接客サービス ★★★★4.6
【手塚ryokan 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 内湯各１ 露天風呂各１ 貸切風呂２ 客室内湯・露天風呂あり
◆源泉 H16.2月の分析書
源泉名「宮之城26号・28号・31号」泉温 -度（使用位置50度） 湧出量-（-）
泉質：アルカリ性単純温泉（低張性アルカリ性高温泉）pH8.9
蒸発残留物 343.2mg/kg 溶存物質（ガス成分を除く）474.5mg/kg 成分総計475mg/kg
態様：源泉かけ流し、加温あり、塩素消毒なし
＊ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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