| 最終更新日 | 2014/12/13 | 訪問日 | 2014/11月中旬 |
【二岐温泉 大和館】基本情報
ふたまたおんせん やまとかん
住所：〒962-0621 福島県岩瀬郡天栄村湯本下二俣２２
TEL:0248-84-2021
公式サイト
2016年春頃から休業中⇒閉館
【宿泊料金】
１泊２食付 7,800円～8,400円 お一人様〇 素泊まり？ 湯治対応？ 自炊？
口コミ評価：楽天トラベル4.0点、トリップアドバイザー4.0点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆野趣あふれる露天風呂が好き
◆B級の鄙びた宿が好き
◆混浴ファン
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【日帰り入浴】
営業時間：10:00～15:00
料金：500円
アクセス
◆車
東北道「白河IC」から県道37号、国道118号、羽鳥湖経由で40キロ、1時間。
ドラぷら
◆電車
東北新幹線「新白河駅」東口より村営バス（天栄村）湯ったりヤーコン号(予約制・片道800円）で二岐温泉下車徒歩３分、「会津湯の上」駅よりタクシーで２０分（送迎も可）
Yahoo!路線情報
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【「秘湯」発祥の宿 二岐温泉 大和館 日帰り入浴】
二岐温泉は、福島県東北道「白河IC」から羽鳥湖の裏を回って、
車で1時間ほどのところにある山奥の秘湯です。
二岐温泉と言えば、
「日本秘湯を守る会」の会長の経営する「大丸あすなろ荘」が有名ですが、
「大和館」はその隣にあります。
今回は、「大丸あすなろ荘」に宿泊後、翌朝チェックイン直後に訪問しました。
お目当てだった「柏屋旅館」は「本日休業」の看板が出ており、
ならば隣りへ、という感じだったのですが、
思いがけずに良いお風呂で、良い温泉を発見した！と嬉しくなりました。
宇都宮の辺りでは気温20度前後だったのに、
二岐温泉のある天栄村（てんえいむら）に入ると、気温1度で雪が舞っていました。
二岐温泉のメインストリート、大丸あすなろ荘を通り過ぎてすぐに大和館の入口があります。
駐車場は看板の向かいにあります。
看板を見ると、「造語『秘湯』発祥の湯宿」とあります。
そうなんだ～と思いながら、
どんな経緯で生まれたのか聞いて来るのを忘れてしまいました。
思いのほか温泉と宿の雰囲気が良かったので、帰る時には忘れていました＾＾
看板のある入口から坂を下りること20ｍ。
道路からかなり下った渓流沿いに宿の建物が建っています。
宿の入口
見た目はかなり古い感じ。
フロント。
宿のご主人（かなり高齢）とお孫さん？が仲良くテレビを見ていました。
一人で泊まってもなごみそうな雰囲気の宿です。
日帰り入浴をお願いすると、ゆっくりして行ってくださいね、と優しいお言葉。
大浴場はフロントから階段を降り、館内の一番奥です。
大広間は日帰り用の休憩スペースかな？
廊下の雰囲気から察するに、やや古びた湯治場風の宿です。
湯上り処
トイレは綺麗です。
自販機。アイスクリームの方は電源が入っていませんでした＾＾
【大和館 男女別大浴場】
「大和館」には、
男女別大浴場（内湯各1）と
混浴露天風呂３つがあります。
混浴露天風呂はバスタオル巻ＯＫです。
宿泊中は、女性専用時間も設けられています。
突き当りが男女別の大浴場。
女湯の暖簾が赤でないのは珍しいかも。
入口前に洗面台。ドライヤーなどは置いてありませんでした。
男湯の方は10人サイズのお風呂。
42度ほどのお湯で湯気がムンムン。
シャワー、シャンプー類あり。
女湯脱衣所
女湯は一回り小さく、6～8人サイズほどの大きさ。
水色と茶色のモザイク柄のタイル貼り。
湯口にはカルシウムの析出物。
お湯は41度ほどでした。
シャワー、シャンプー類アリ。
綺麗なので、改装したばかりなのかもしれません。
【大和館 混浴露天風呂】
混浴露天風呂へは大浴場横の扉から外に出ます。
露天風呂は屋根も囲いも脱衣所もなく、ベンチが置いてあるだけですので、
女性の場合は内湯でバスタオル巻のまま出た方が良いかもしれません。
中ほどの白い建物がさきほどいた大浴場です。
そこから板張りの通路を歩くこと10ｍ。
二つの混浴露天風呂があります。
浴槽の縁に石を並べてコンクリートで固めたいけすのようなお風呂です。
左側は4～5人サイズ、奥は2～3人サイズです。
左側のお風呂。
ややグリーンがかった透明なお湯です。
湯口
塩ビニパイプのままのワイルドなお風呂。
お湯は39度ほどでややぬる目でした。
コップが置いてありますが、飲泉許可はないと思います。
飲むとほんのり塩味で胃腸に優しそうなお湯です。
もう一つの小さな浴槽は、お湯をためている最中でした。
こちらはもっとぬるくて、38度くらい。
栓の代わりにタオルが詰めてありました。なかなかワイルド。
すぐ下は渓流なのですが、入浴中は見えません。
先ほどの大浴場の向こうに見える黄土色の建物。あれが「大丸あすなろ荘」です。
もう一つの露天風呂へは赤い橋を渡って行きます。
橋を渡る途中、左下にお風呂が見えます。
秘湯っ子の親父、入浴中。
釜のような形のお風呂で、4～5人サイズです。
湯口
こちらは、41.5度ほどで適温でした。
入浴中の景色
立ち上がるとこんな景色。
【二岐温泉 大和館 温泉の感想】
のんびりしていて人柄も温かそうな宿の人たち。
手作り風の野趣あふれる露天風呂に柔らかいお湯。
最近は割と豪華な宿に宿泊するのが続いたので、
素朴な温泉宿の良さを改めてかみしめました。
【二岐温泉 大和館 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場（内湯各1) 混浴露天風呂3
◆源泉
二岐温泉7号泉 動力揚湯 泉温53.6度 湧出量60L/分
泉質：カルシウム-硫酸塩泉（低張性弱アルカリ性高温泉）ph9.0
蒸発残留物質 1,503mg/kg 溶存物質1,361mg/kg 成分総計1,363mg/kg
態様：源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
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＊予約サイトは掲載時の情報です。取扱会社の変更がある場合もございますのでご了承ください。
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