千葉県君津市にある「白岩温泉 白岩館」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2015/5/18 | 訪問日 | 2015/5月 |
【白岩温泉 白岩館】基本情報
しらいわおんせん ひとうのやど しらいわかん
住所:〒292-0537 千葉県君津市黄和田畑1279
TEL:0439-39-2666
公式サイトなし
【宿泊料金】
1泊2食付 お一人様8,800円~ 素泊まり? 湯治対応? 自炊?
口コミ評価:楽天トラベル4.58点/5.0点 (過去の口コミ)
【白岩館はこんな温泉です】
◆鴨川と君津の市境にある静かな山あいの一軒宿(千葉県一の標高の温泉)
◆貸切できる露天風呂がある
◆加温の温泉と硫黄の香りのする非加温の源泉を同時に楽しめる
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【日帰り入浴】
営業時間:8:00~15:00(日によって18:00まで)
料金:大人1,000円 小人500円
不定休 要事前確認
食事処あり
*日帰り利用は露天風呂のみ
アクセス
◆車
アクアライン経由:首都圏中央連絡道「木更津東IC」~国道410号~465号~県道81号清澄養老ライン経由、55分。
ドラぷら
◆電車
JR外房線「天津安房駅」より15キロ、タクシーで20分。君津市デマンドタクシー「きみぴょん号」で市内各所から「七里川温泉」まで1人500円(要予約)。
Yahoo!路線情報・君津市デマンドタクシー「きみぴょん号」利用案内
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【硫黄の冷鉱泉を貸切で楽しめる千葉県最古の露天風呂】
「白岩温泉 白岩館」(しらいわかん)は、南房総の君津市と鴨川市の境にある一軒宿です。
千葉県では貴重な硫黄泉を加温+かけ流し、
日帰りでも貸切で利用できる露天風呂があるということで立ち寄りました。
今回はアクアラインから木更津東ICで下り、国道410号~468号線を経由。
途中、「七里川オートキャンプ」の看板を曲がり、
清澄養老ラインに入り七里川温泉を経て3キロほどで到着。
国道から入った細道は七里川温泉周辺まで対面通行できない箇所が10分ほど続きます。
*土砂崩れ等があるとかなり遠回りになる地域なので、通行止め情報は事前にご確認ください。
宿の外観
部屋数4室のみの小さな旅館で、日帰り入浴と食事もできます。
*営業は不定期なので、事前に連絡してから出かけた方がよろしいかと。
鹿や猪等の本格的なジビエが味わえるそうです。
宿の前には君津市の看板。裏は鴨川市。
すぐ先に千石台オートキャンプ場がある以外、周りには民家も数軒のみ、
コンビニなどはもちろんなく、関東の限界集落です。
以前は日東バ交通スも走っていたようですが、
現在は路線図に「千石バス停」の文字も見当たりません。
板塀には「露天風呂」の看板。木塀の向こう側に露天風呂があります。
日帰りで利用できるのはこの露天風呂だけです。
お風呂の入口には仏像。
白岩温泉は日蓮上人も入浴したと言われているそうです。
日蓮上人は安房国東条郷の出身で(現在の千葉県鴨川市小湊)、
幼少の頃は養老渓谷の滝行をしていたそうなので、本当なのでしょう。
南無南無。
この周辺(千石)は紅葉スポットでもあるのですが、
溪谷を流れる川に自然湧出する源泉があるので、
ポイントを探せばの湯を楽しめるかもしれません(^^♪
冷たいですが・・・。
「営業中」の看板が出てきてホッとしました。
*看板にある「ビタミンウォーク」の地図はこちら
玄関で声をかけると女将さんらしき方がでてきました。
「こんな温泉で良ければ・・・。」と謙虚な説明を受けていざお風呂へ。
「ちば最古のろ天風呂 ちば最高地点の温泉」
板塀の裏側は通路になっており、
すぐ手前に小さな露天風呂(女湯or貸切)、奥に大きな露天風呂(男湯or貸切)があります。
扉には「男湯・女湯」と書かれていますが、
日帰りでは貸切利用なので、先客がいる場合には待つことになるようです。
紅葉スポットの近くなので、秋が一番混雑するのかもしれません。
待ち時間は食事をしながら一休み。
【白岩温泉 白岩館 貸切露天風呂「円満の湯」】
女性用と書かれた木戸を開け、裏から鍵をかけて貸切利用できます。
木戸を開けると左に脱衣スペース、右に岩風呂。
奥のミニ庭園には池があります。
石垣に覆われた2~3人サイズの小ぶりな岩風呂ですが、緑が多く開放感があります。
時々、ガッガッとアヒルのような鳴き声がしていましたが、
池に居るアオガエルのようです。
ウグイスの鳴き声にカエルの鳴き声、たまに敷地内に鹿も出没するという南関東の秘境です^^
夜は露天風呂で満天の星空を楽しめそう♪
お湯は少し黄緑色のように見えます。
加温した浴槽の温度は40度くらい。硫黄の匂いは感じられません。
でも、ぬるすべ感はしっかりあります。
壁側には加温したお湯を投入する湯口。出てくるお湯は46度くらい。
浴槽内に排水溝はなくかけ流しです!もちろん、塩素系薬剤も不使用です。
カメには「湯」「水」と書かれていますが、中は空でした。
手前のコンクリートの中にある蛇口が加温源泉、
カメの裏にある水色のホースが非加温源泉の蛇口になっており、
お好きなように調節して入ってくださいと説明を受けました。
非加温源泉の方は見事に硫黄臭!
この日は5月なのに真夏日だったので、
加温の蛇口を止めて非加温源泉をたっぷり浴びてきました。
露天風呂ですが、シャワーとシャンプー類も置いてあります。
こちらは奥の大きい方の露天風呂「団らんの湯」。お湯が空でした。
浴槽が一回り大きいですが、眺めは小さいお風呂の方が良いかもしれません。
でも、貸切利用できるので、カップルには良いですね。
小さな宿で不定休のことも多いので、お出かけの際は電話で事前確認推奨です。
【白岩温泉 白岩館の動画】
【白岩温泉 白岩館 温泉の感想】
加温した浴槽はあまり特徴がありませんでしたが、
非加温源泉は塩味のついたゆで玉子味で、硫黄泉を堪能できます。
温度も15度と、夏場の上がり湯にはぴったり。
1,000円は少し高いかなと思いましたが、
南関東とは思えないほど静かな山の中にあり、貸切利用できるのはポイントが高いです。
泉質★★★3.7(非加温源泉★★★★4.3)
お風呂の雰囲気★★★★4.1
清潔感★★★★4.0
接客サービス★★★★4.3
【白岩温泉 白岩館 温泉情報】
◆お風呂
男女別内湯各1 貸切露天風呂2
◆源泉
源泉名「白岩旅館」 泉温15.7度 湧出量35L/分 自然湧出
泉質:規定泉(総硫黄、メタほう酸、メタけい酸の項で温泉法の温泉に適合)ph8.3
溶存物質437mg/kg 成分総計437mg/kg
適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
白岩温泉 秘湯の宿 白岩館 宿泊予約サイト
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*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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