栃木県日光市にある足尾温泉「国民宿舎 かじか荘」の入浴レポートです。
お宿の基本情報はページの下部にあります。
⇒「足尾温泉 国民宿舎 かじか荘」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【こんな人におススメ】
◆足尾周辺で温泉を探している
◆アルカリ性のヌルヌル温泉が好き
◆絶景露天風呂に入りたい
かじか荘の口コミ評価:Google4.1点/5.0点
最終更新日:2021/6/22
訪問日:2020/7
[スポンサーリンク]
【日帰り入浴】
*コロナ終息まで11:00~15:00で時短営業、利用は1時間以内
通常営業時間
平日11:00~20:00
土日祝11:00~18:00
料金:大人800円 小学生400円 未就学児無料 障害手帳あり無料
定休日:
【超ぬるぬるのアルカリ泉!山々を見下ろす絶景露天風呂!足尾温泉 かじか荘】
足尾銅山でおなじみ、旧足尾町の山あいにある国民宿舎「かじか荘」に日帰り入浴で訪問しました。
一昔前は日光東照宮と足尾銅山がセットになった日帰りツアーを見かけましたが、今では、足尾銅山というよりも、わたらせ渓谷鉄道の方が観光客には有名かもしれません。
「かじか荘」は庚申川に建つ公共の宿で、山奥の秘湯の風情はないのですが、日帰り温泉に食事処もあり、庚申山登山者には重宝しているようです。
といっても、今回はそんな観光目的ではなく、前日光・鬼怒川周辺の湯めぐりをしつつ一般道を南下する途中、そういえば足尾にも温泉があったなぁということで寄り道してきました。
この辺にはかけ流しの温泉がないのでここも循環だったかなぁというくらいの予備知識で出かけました。
でも、そんな偏見を覆すくらい、化粧水のようなトロトロ・ヌルヌルのアルカリ泉で、循環ろ過も侮れないなぁと感動するレベルでした。
しかも、周りには山しかないので、露天風呂から見渡す景色がそれだけでお金を払う価値のある絶景でした!
温泉のぬるぬるは純粋にアルカリ性由来のようです。
ぬるぬるの定番である重曹はそれほど多くなく、メタケイ酸に至っては0mgという、本当にアルカリだけそこまでヌルヌルなのか、さすがにpH10を超えるとレベルが違うんですね。
温度は内湯が40.5度、露天風呂が41度(6月)なので、熱すぎず、ぬるすぎずの設定でした。
循環ろ過なので塩素消毒もしてあるはずですが、カルキ臭は5段階でいうと0.5くらいでほとんど気にならないレベルです。
公共の宿なのであまりマニアックな湯遣いはできないでしょうが、源泉の非加温浴槽があったらワンランク贅沢な気分が味わえるかもなぁと妄想してしまいました(夏場ならば源泉温度は35~38度くらいのはず)。
口コミを見ると宿泊での評価もなかなかなので、きっとサービスや食事も良いのでしょうね。
国民宿舎だけあって、登山客や観光客には優しく、普段は夜8時までと日帰り営業時間も長いのですが、コロナ中は15時までの時短営業になっていますのでご注意ください。
足尾の中心部から県道293号線を山に向かって上がっていきます。
「国民宿舎 かじか荘」のすぐ手前には「源泉かけ流し かめむら別館」の看板が出ていて、こちらも気になりますが今回はスルー。
400mほど先に鉄筋コンクリート建ての立派な国民宿舎がありました。
登山情報も詳しく書いてあります。
玄関から見たフロントとロビー
左奥にレストラン、右奥に大浴場があります。
「国民宿舎 かじか荘」のお風呂は、男女別の内湯1、露天風呂1ずつ、露天風呂エリアにサウナががあります(コロナ終息までサウナは休業の場合あり)。
大浴場「庚申の湯」
脱衣所には100円返却式ロッカー、ドライヤーあり。
【足尾温泉 かじか荘 庚申の湯 男女別内湯】
入口から見た内湯
全面ガラス張りで眺めが良いです。
内湯は12~15人サイズの広さ。
40.5度くらいで長くゆっくり入れる温度。
お湯は無色透明、無味無臭ですが、超ぬるぬる・トロトロ湯です!
湯口から出ているのは源泉だと思います。
加温循環ろ過ありで、塩素臭は0.5レベル/5.0くらいなので、それほど気にならないです。
入浴中の眺め
窓に曇りもないので、足尾の山々の絶景を楽しめます!
右側の景色
洗い場は独立したシャワーブースになっています
シャンプーセットあり
【足尾温泉 かじか荘 庚申の湯 男女別露天風呂+サウナ】
隣のドアから露天風呂に出ることができます。
建物内の階段を下りると出口が。
出入口から見た露天風呂
半屋根付きです。
石組みのお風呂で8~12人サイズ。温度は40.5度。
内湯に比べるとヌルヌル度は3割減くらいです。お湯を入れ替えたタイミングによるのでしょうか。
奥の湯口
山の斜面ぎりぎりにお風呂があるので、身を乗り出さずとも入浴したまま山々を眺めることができます。
山が目の前に迫っていて迫力のある景色です。
露天風呂のお国はサウナがありましたが、使用禁止になっていました。
【足尾温泉 かじか荘 湯あがり処】
大浴場の横には休憩スペース、マッサージチェアがあります。
テーブル席もありましたが、飲食物の持ち込みはできません。
【足尾温泉 かじか荘 食事処】
食事処
ランチ営業は11:00~14:00
うどん、そば等の麺類、かつ丼、豚の角煮丼、イワナの唐揚げ、おつまみ系の一品料理があります。
【足尾温泉 国民宿舎 かじか荘 温泉の感想】
子供の頃は高速を使わずに足尾経由で日光に行くことが多く、渡良瀬川の上流で渓流釣りをしたりとなじみのあった足尾ですが、恐らく今回は30年ぶりくらいの訪問です。
周りは何もない山の中ですが、登山ベースになる場所にあることもあって、意外とお客さんは出入りは多かったです。
足尾温泉と聞いてもあまりピンときませんでしたが、この辺りではないくらいヌルヌル温泉で感動しました!
景色も申し分ないので、次は宿泊してみたいです。
中禅寺湖まで車で45分くらいなので、桐生経由で帰りに寄るのもありです。
泉質 ★★★★ 4.0(循環でなければ4.4)
お風呂の雰囲気 ★★★★ 4.4
清潔感 ★★★★ 4.3
接客サービス ★★★★ 4.3
⇒「足尾温泉 国民宿舎 かじか荘」をインターネットで予約する
【足尾温泉 国民宿舎 かじか荘】基本情報
あしおおんせん こくみんしゅくしゃ かじかそう
住所:〒321-1511 栃木県日光市足尾町5488
TEL:0288-93-3420
公式サイト
【宿泊料金】
1泊2食付 12,650円~19,350円 お一人様△ 素泊まり× 湯治× 自炊×
【温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 内湯各1 露天風呂各1 源泉風呂各1
◆源泉 H22.11月の分析書
源泉名 足尾温泉「庚申の湯」泉温34度(気温9度) 湧出量 34L/分(動力揚湯)
泉質:温泉法第2条別表に掲げる温度を有するものに該当し温泉とする pH10
蒸発残留物 139mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)163mg/kg 成分総計163mg/kg
メタケイ酸-mg,遊離二酸化炭素ガス-mg/kg
態様:循環ろかあり、加水あり、加温あり、塩素消毒あり、塩素臭レベル1未満/5
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【足尾温泉周辺の関連記事】
◆日光市 中禅寺温泉 ザ・リッツカールトン日光 宿泊(旧日光レークサイドホテル)
[スポンサーリンク]
ブログ掲載の温泉 都道府県別 | |||||||
北海道 | 道南 | 道央 | 道北 | 道東 | |||
東北 | 青森県 | 秋田県 | 岩手県 | 山形県 | 宮城県 | 福島県 | |
関東 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 | 茨城県 | 千葉県 | 東京都 | 神奈川県 |
甲信越 | 山梨県 | 長野県 | 新潟県 | ||||
北陸 | 富山県 | 石川県 | 福井県 | ||||
東海 | 静岡県 | 愛知県 | 岐阜県 | 三重県 | |||
近畿 | 滋賀県 | 京都府 | 奈良県 | 和歌山県 | 大阪府 | 兵庫県 | |
中国 | 岡山県 | 広島県 | 山口県 | 鳥取県 | 島根県 | ||
四国 | 徳島県 | 香川県 | 愛媛県 | 高知県 | |||
九州 | 福岡県 | 佐賀県 | 大分県 | 熊本県 | 長崎県 | 宮崎県 | 鹿児島県 |
沖縄 |
TOP | 入湯履歴 | グルメ&観光 | YOUTUBE温泉動画 |
日帰り温泉 | にごり湯 | 混浴のある温泉 | 温泉グッズ |
「日本秘湯を守る会」、源泉かけ流しの日帰り入浴・宿泊の口コミが気になったら、「秘湯宿.com」で検索♪
☆ 食事もおいしい「日本秘湯を守る会」会員宿 ご飯も美味しい厳選宿のランキングを更新しております♪