宮城県鳴子温泉郷にある「名湯秘湯うなぎ湯の宿 旬樹庵琢ひで」の夕食・朝食レポートです。
【中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀】食事情報
なかやまだいらおんせん うなぎゆのやど たくひで
◆夕食 18:00～19:00 食事処（大広間テーブル席/個室テーブル席）
◆朝食 7:30～８：３０ 食事処（大広間テーブル席/個室テーブル席）
【特別注文料理】
なし ドリンクメニューあり
【琢秀の食事の特徴】
◆和食会席のフルコースでお腹いっぱい！
◆程よい味付けで、食事の満足度は高い
琢ひでの口コミ評価：Google4.0点/5.0点
最終更新日：2022/2/11
訪問日：2015/12月中旬
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⇒「うなぎ湯の宿 琢ひで」へのアクセス＆予約はこちらのページへ
→「中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀」の客室情報はその１お部屋編へ
→「中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀」の温泉情報はその３お風呂編へ
【中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀 宿泊 その2 お食事編】
「琢秀」の食事は、夕食・朝食ともに2階の大広間又は個室（いずれもテーブル席）となります。
夕食は18:00～19:00頃まで、チェックイン順に15分刻みにずらしてあるようで、
こちらから指定はできませんでしたが、
温かいメニューを素早く提供できるように配慮されているようです。
予約の際には予め苦手な食材を聞かれましたが（私は何もなし）、
口コミを読んでいると、グループ内でバラバラだったのにきちんと対応されていたそうで、
きめ細やかなサービスができる宿なのだと感心しました。
こちらは、大広間「千歳の間」のテーブル席。
中央にはステージがあり、着物が飾ってありました。
以前は、ここで女将さんのお孫さん達が夕食時にお遊戯を披露していたそうです。
個室席の方は廊下を隔てて大広間の向かいにあり、窓からの眺めが良いようです。
個室席は良いランクのお部屋専用でしょうか。
今回は大広間での食事でした。
1泊2食付、8畳和室で一人泊15,500円の標準的なプランでした。
安いプランは2食付で8,000円台からあります。
※2015年当時の話で、現在はかなり値上がりしています。
【琢秀 ドリンクメニュー】
まずはドリンクから。
注文したのは、地元のお酒「一ノ蔵ひめぜん」300ml 1,260円（株式会社一ノ蔵/大崎市）
そして、2杯目は「女将特製梅酒」 420円
お酒を2杯以上注文する時には料理が美味しい証拠です＾＾
酒類はビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキーと一通りそろっています。
今回は特別注文料理のメニューはありませんでしたが、
過去には馬刺し等も注文で来たようです。
【琢秀 夕食メニュー】
セットされていたメニュー。
お品書きの順番にご紹介します。
食前酒：自家製梅酒
これが美味しかったのでおかわりしたのでした。
前菜：沢蟹（中央）、えごまどうふ（右）、あけびと茸の味噌炒め（左）
なめこと菊の煮びたし（中央上）、むかご石垣（中央手前）
見た目は素朴なのですが、味付けがとてもいいです。
とくに、あけびと茸の味噌炒めはお酒のおつまみにぴったり。
沢蟹も丸ごとパリパリ食べられます。
造里：鮪、勘八、甘海老、妻一式
鳴子は山奥ですが、お刺身の質も鮮度もイイです。
焼物：ソイの西京焼き 甘露梅
「ソイ」というのは、カサゴみたいな魚です。味はスズキのように淡白な白身。
隣りの「甘露梅」というのは、はちみつか砂糖で漬けてある甘い梅干しです。
これが美味！どうやって作るのか聞いてくれば良かった。
強肴：黒毛和牛陶板焼（野菜はかぼちゃ、エリンギ、ブロッコリー、しいたけ）
サシの多い和牛なので、甘みがあって美味しいです。
火が通ったら、モンゴル岩塩でいただきます。
ここでご飯をお願いしたいところ。でも先は長い・・・。
差し物：茶碗蒸し 木の芽 銀杏
大きすぎないサイズで出てきます。
出汁も程よいゆるさで味付けも絶妙でした。
しのぎ：しょうがもち
トロミの付いただし汁に生姜を練り込んだお餅が入っています。
出汁加減が絶妙です。
ここでお餅を食べたらご飯が入らない・・・というくらい食べごたえがあります。
鍋物：吉次のひっつみ鍋
鴨肉だんごに、小麦粉を丸めたひっつみ、マロニー、長ネギ、せり、舞茸が入っていました。
出し加減はとてもいいですが、ひっつみは前のお餅と被るので、
炭水化物が続くとこのあたりでお腹がキツイです。
まだ来る～
揚物：海老、きす、茄子、獅子唐の天ぷら
予め衣に塩味がついています。
アツアツで出てくるので、お腹がいっぱいでも何とか食べられました。
酢の物：岩魚のまぼろし漬
こちらは予めセットされていたメニューなので、初めに食べてしまいました。
15センチくらいの小ぶりの岩魚を揚げて、南蛮漬けのような甘酢ソースがかかっています。
白髪ねぎと人参の千切りがサラダ感覚で食べられて、これまた絶妙な味付け♪
通常であれば後半の酢の物は胡瓜やワカメなどのシンプルなものですが、
手が込んでいますね。
1万円のプランでも同じメニューなんでしょうか。
だとしたら、かなりのコスパですね。
これで最後。
止椀：なめこ 豆腐の仙台味噌汁
食事：大崎産ひとめぼれ
香の物：田舎香味
ご飯はほんのちょっとだけに。
周りを見ていると、ご飯もお味噌汁もパスという方が何人かいらっしゃいました。
ご飯はお櫃で来ました。
甘味：メロン ひとくちケーキ
デザートも美味しかったです！
お酒を多く飲んでいたので、お冷をお願いしたら、2杯目からはカラフで出てきました。
この辺の気配りには感心しました。
特に夕食時の配膳係の方はとても接客が丁寧で良かったです。
【琢秀 夕食の感想】
とにかく次から次へと出てくるので、
小食の方は好きなメニューを選んで食べないと最後までたどり着かないかもしれません。
とはいえ、質より量ということもなく、
一品ずつ丁寧に調理されており、素材も良いものを使っていました。
1万円以下の湯治宿のようなところとは明らかに違います。
秘湯の会の中でも美味しい宿の一つと言えると思います。
この夕食とトロトロのお湯があれば、また来たいと思ってしまいますね。
夕食の味★★★★4.6
メニュー構成★★★★4.45
満足度★★★★4.5
【琢秀 朝食メニュー】
朝食も同じ食事処で。
7:30～8:30まで、好きな時に着席すればＯＫです。
こちらが朝食メニュー。
ほうれん草のお浸し、切り干し大根の煮物
ハム入りサラダ（和風ドレッシング）、焼き鮭と味噌しそ巻
納豆と海苔
厚揚げと温泉玉子。
この「琢秀特製温泉玉子」は前日夜までに予約をしておけば、翌朝お土産でお持ち帰りできます。
お味噌汁
ご飯はお櫃で。
朝のお米の方が炊き立てで美味しかったです（夜は朝の残り物だったのか・・・）
漬物とデザートのオレンジ。
食後はフロント前にあるカウンターで、セルフでコーヒーをいただけます。
【琢秀 朝食の感想】
とてもシンプルな定番メニューがズラリ。
少量ずつで品数もそこそこありました。
何といっても手作りの優しい味付なので、ヘビーな夕食後でも苦なく食べきれました。
朝食の味★★★★4.2
メニュー構成★★★★4.2
満足度★★★★4.2
→「中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀」宿泊レポ その１ お部屋編
→「中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀」宿泊レポ その３ お風呂編
＊ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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