【熊本】人吉温泉 旅館 たから湯 宿泊 その2 お食事編

熊本県人吉市にある人吉温泉「旅館たから湯」の夕食・朝食レポートです。

【人吉温泉 旅館たから湯】食事情報

◆夕食 18:00~、18:30~、19:00~ 食事処/テーブル席 又は部屋食
◆朝食 8:00~、8:30~                     食事処/テーブル席

【特別注文料理】

球磨川産鮎の塩焼き その他(要問合せ)

 

⇒「旅館たから湯」のアクセス&予約はこちらのページへ

 

【旅館たから湯の食事の特徴】

◆夕食はまるで茶懐石のような繊細な盛り付け
◆別注では球磨川産天然アユの塩焼きが好評
◆果実酒の種類が豊富
◆朝食はほっこりおうちご飯
◆女将が厳選した器で提供される


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→「人吉温泉 旅館たから湯」の基本情報はその1お部屋編へ

→「人吉温泉 旅館たから湯」の温泉情報はその3お風呂編へ 

 

 

【人吉温泉 旅館 たから湯 宿泊 その2 お食事編】

 

「旅館たから湯」の夕食は、18:00~又は18:30~スタートです。

通常、夕食はダイニングになりますが、今回は部屋食でした。

 

今回利用したプランは、

内湯付 和室二間 平日1名泊 1泊2食付 税込39,570円 です。

最安プランは2名利用で23,9103円~となります。

 

【旅館 たから湯 ドリンクメニュー】

 

アルコール類は一通りあります。

焼酎や日本酒は銘柄が書いてありません。

大吟醸で1合2,000円てどこのお酒か気になったのですが、

尋ねても何があるとはその場では分からず、お任せのようです。

とりあえず、お酒は地元の球磨焼酎がおすすめのようです。

果実酒は薬用、花、果実と20種類あり、それぞれの効能が書かれています。

種類は多いのですが、季節ものというか、その時の漬け込み具合もあるので、

おススメを尋ねた方が良いと思います。

特におススメではなかったのですが、珍しいので1杯目は「金木犀」にしました。

キンモクセイの花の香りをそのまま閉じ込めたような果実酒でした。

 

グラスが素敵ですね~

夕食の時には器の話はできませんでしたが、作家ものなのだと思います。

 

2杯目は珍しいものにしようと、「スズメバチ」が良いかなと思いましたが、

まだ漬けたばかりでお酒の味しかしないと言われ、「ガマズミ」にしました。

「ガマズミ」は赤い実のなる山の木です。

ぶっかき氷まで彫刻してあるかのような、グラスに合わせたおしゃれな形になっています。

チェイサーに冷蔵庫から「ありがとう水」を持ってきました。

お水では足りずにウーロン茶も注文。

果実酒は甘いけれど意外とアルコール度数は高めです。

 

それから、夕食の開始前には、球磨川の天然鮎の塩焼きはいかがですか?と尋ねられました。

夕食の量が多いなら要らないかなと思っていたところ、量は多いですと言われたのでやめました。

 

九州に来てから天然鮎を出す旅館も珍しくなかったので、

今回は特にいらないかなぁと思ってしまいましたが、

球磨川の鮎は名物なので、食べておいて損はありません。

料理の量は結果的に腹八分目くらいなので、女性でも食べ残すことはないと思います。

 

他にも別注料理はジビエもあるようなのですが、

そちらならば是非とも食べたかったので、

予約の時に教えておいてもらえると良いなぁと思いました。

 

【人吉温泉 旅館たから湯 夕食メニュー】

本題の夕食に入ります。

 

こちらが初めにセットされたメニューです。

「結」のお献立

前菜は種類が多いですが、他はそれほど量は多くなさそうなメニューです。

お箸の包み紙にも「結」の文字。

食前酒の果実酒

小吸物 「柚子」

出汁ではなく、白湯に柚子の皮が入っているだけのお吸い物だったと思います。

これが出て来た時には、「茶の湯」「禅」という文字が頭を駆け巡りました^^

先付:冬野菜白和え

味付はやさいし薄味です。

ウドと芋茎だったかな。シャキシャキした食感が良いです。

前菜 お盆が素敵です。

「山茶花烏賊」、「鮎甘露煮」

烏賊はさっと湯通ししてあるのかな。

鮎の甘露煮はこってり甘くはなくさっぱりした味です。

「ずわい蟹胡瓜みぞれ酢かけ」、「燻製ホタテ」

ずわい蟹は酢はほんのり味がついている程度です。

「干柿クリームチーズ」

これはお酒のおつまみにピッタリ。

「ひめ人参金山寺味噌」、「揚げ芋田楽」

野菜を多用した前菜ですね。

向付 「時の白身魚薄造り」 もみじおろし 洗い葱 ポン酢

 

どこ産か聞いても分からなかったのですが、平目のお造りです。

その時に一番活きのいいものを仕入れてくるようで、平目には相当こだわりがあるのかと思いました。

エンガワと皮もついていましたが、どれも絶品でした!

骨のから揚げもあるともっと良かった・・・。

お椀も良いものです。

お椀 「もずく豆腐清し仕立て」

さっぱりとしたすまし汁で箸休めの一品です。

焼物 「かきの柚子釜焼」

ふっくらと焼き上がった味噌味の和風グラタンです。

お皿が柚子の葉に合わせてあるのでしょうね。

柚子の器の中には牡蠣が入っていました。

下の方には牡蠣の臭みを消すネギが敷いてありました。

始めは薄味、徐々に味付けがしっかりとしてくるような流れになっています。

温物 「揚蓮根まんじゅう 銀あんかけ」

レンコンと蟹か白身魚をすりつぶしたとろ~りした餡が入っています。

揚げ物に青い器って反則のような・・・ でも器が素敵です。

口直し 「菊花かぶ」

カブの実を菊の花のように見立てたなますです。

器も花びらの形をしています。

強肴 「和牛ヒレステーキ」 柚子こしょう 土佐醬油

お肉はくまもと黒毛和牛とのことでした。

焼き加減はミディアムレアにしてもらいました。

柔らかいですが、和牛らしからぬさっぱりしたお肉でした。

ちょっと冷めていたのが残念。

食事

器が自慢の宿なので、蓋を開けていない状態からお見せします^^

ご飯は棚田米、お味噌汁は豆腐となめこの白みそ仕立てです。

お番茶で一服

デザート 「百合根まんじゅう」

甘さ控えめのさっぱりとした饅頭でした。

ウェルカムドリンクの時に出てきた抹茶の羊羹も料理長の手作りだったのかな…。

 

ごちそうさまでした。

 

【旅館たから湯 夕食の感想】

 

盛り付けも器も評判通りとても繊細で素敵なものでした。

はじめの白湯の柚子が出て来た時には挑戦的なものを感じがしましたが、

全体を通して見ると薄い味付で、少量の盛り付け。

茶懐石のような上品なラインナップでした。

 

ただ、平目だけはずば抜けて美味しかったですが、

他のメニューについては見た目以上のものを感じませんでした。

素材の「気」みたいなものが消えてしまっていて、繊細というよりぼんやりした味なんですよね。

鮎を頼んでおけばよかったかなぁと。

 

配膳が遅いという口コミがやや目立ちましたが、

今回は特に感じませんでした。

ダイニングの方には団体さんがいたので、忙しかったとは思いますが。

 

それよりも、配膳してくれる方が3人いて、意図が分からず混乱しました。

1人はエプロン、一人はギャルソン風、

もう一人は仲居頭かと思う貫禄のある着物姿(実は女将さんでした^^)。

 

チェックインの時から接客がカジュアルだったので、

まさか夕食の時に女将さんが来るとは。

こちらが料理に夢中で上の空だったせいか、名乗ってもらえず気づきませんでした。

なぜいろんな人が入れ代わり立ち代わり来るのか不思議でした・・・。

でも、お値段が高めの宿なので、あいさつに来ないと文句を言うもいるのでしょうね。

そういう形式的なところが目立つので落ち着きませんでした。

 

夕食の味★★★★4.5(平目だけ4.9)

メニュー構成★★★★4.4

満足感★★★★4.45

 

 

【人吉温泉 旅館たから湯 朝食メニュー】

 

朝食は部屋の向かいのダイニングでした。

蔵の街、人吉をイメージしたおしゃれなカフェ風です。

ダイニングの内部

他のお客さんは少し早目の朝食だったようで、私一人だけでした。

 

給仕はギャルソン風の格好をしたお上品な女性でした。

テレビであさイチに黒柳徹子さんが出ていて、若いわねぇ~等と会話をし、

友人宅で朝食を食べているような雰囲気でした^^

まず、目覚めのお茶を一杯

着席すると用意されたメニュー

最終的にはこのメニュー

朝食のお品書きはなく、簡単に説明がありました。

青菜の胡麻和え、紅白なます

きんぴらごぼう、豆腐のあんかけ

刻んだ山芋とネギで和えてある納豆

これはさっぱりしていて野菜も取れて家でも真似してみたいです。

出し巻き玉子、鮭の塩焼き

玉子はふわふわ、鮭も美味しいです。

ご飯とお味噌汁

お漬物と世界一辛い唐辛子「ジョロキア」

「ジョロキア」はお味噌汁にアクセントで入れてくださいと言われ試してみました。

ちょっとだけだとピリッとする程度です。

食後にヨーグルト

手作りジャムは柚子と何だったかな。

ガラスの器は福岡と京都の作家さんのものだそうです。

やっと器の話ができた^^

食後のコーヒー

コーヒーカップは取っ手のついていない蕎麦ちょこのようなお茶碗でした。

 

【旅館たから湯 朝食の感想】

 

夕食とは真逆というか、朝はほっこりおうちごはんのようなメニューでした。

でも、味付けは朝食もやっぱり控えめの薄味です。

見た目を豪華にしようと無駄にお皿がたくさん並んでいるよりも、シンプルで良かったです。

 

朝食の味★★★★4.5

メニュー構成★★★★4.5

満足度★★★★4.5

 

⇒「旅館たから湯」をインターネットで予約する

 

→「旅館たから湯」宿泊レポ お部屋編

→「旅館たから湯」宿泊レポ お風呂編

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。

 



 

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