石川県能美市にある「辰口温泉 たがわ龍泉閣」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2020/12/11 | 訪問日 | 2020/10 |
【辰口温泉 たがわ龍泉閣】基本情報
たつのくちおんせん たがわりゅうせんかく
住所:〒923-1245 石川県能美市辰口町20
TEL:0761-51-2111
公式サイト
⇒「辰口温泉 たがわ龍泉閣」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付 15,400円~60,500円 お一人様〇 素泊まり× 湯治× 自炊×
口コミ評価:Google 3.8点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆名物の田んぼの湯に入ってみたい
◆料理の美味しい宿が良い
◆混浴ファン
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【日帰り入浴】
営業時間:15:00~22:00(退館)
料金:大人1,500円 子供800円
定休日:不定休
【実際に田植えも稲刈りもしている”田んぼの湯”が名物!辰口温泉 たがわ龍泉閣】
小松空港からほど近い石川県能美市にある「辰口温泉 たがわ龍泉閣」に宿泊してきました。
今回の旅は、石川県と福井県にある「日本秘湯を守る会」の宿のうち未宿泊の3軒に泊まることが目的でした。
それ以外は全くのノープランだったところ、田んぼに見立てた大きな露天風呂(混浴)が名物という面白い宿があったので、泊ってみることにしました。
直前予約だったため、おひとり様のプランは1泊朝食付きだけでした(現在見たところ、2食付プランしか出ていませんでした)。
温泉巡りをするのは初めての地なので、夕暮れまで日帰り温泉をはしごしていると旅館の夕食までには間に合わず、朝食付きプランはかえって好都合でした。
「たがわ龍泉閣」は江戸時代、文政2年(1819年)創業。
鉄筋コンクリートの6階建ての近代的な和風旅館ですが、遠くから見ると瓦屋根と白壁がお城のように見えなくもない存在感のあるの老舗旅館です。
辰口温泉の歴史は古く、約1,400年前の養老年間には村人たちが傷ついた馬の脚を温泉で癒していたと言われているそうです。
宿の名前は、龍の口からお湯が噴き出るような様子だったことから、「龍泉閣」と名付けられました。
温泉の湯遣いは加温あり、循環ろ過、塩素消毒ありなのですが、メインの露天風呂では循環の必要があるのかというくらい豪快な垂れ流し状態でした。
露天風呂を見た限りではかけ流しでも十分行ける湯量に見えますが、石川県内では白山周辺を除き、かけ流しでも必ず塩素消毒がしてあったので、保健所の指導でやむを得ないのかなと思います。
田んぼの湯の中央は120cmくらいの深さの立ち湯になっています。
加賀温泉郷とその周辺は、必ずと言っていいほどメインの浴槽は立ち湯エリアがあります。
全身すっぽりと温泉に覆われて適度な圧がかかるととてもリラックスできるので、立ち湯があると「またか!」と思いながら嬉しくなります。
混浴ですが、脱衣所には男女ともジャージー素材の湯あみ着が用意されていて、要着用になっています。
浴室は撮影禁止になっています。
露天風呂の営業時間は日帰り・宿泊ともに15:00~22:00までとなっていて、その後か朝、お客さんがいない時に写真を撮らせてもらおうと思ったら、そういう思い付きには対応していないということで、後日改めてアポを取って出かけました。
要するに、個人の申し出に個々に対応しているとトラブルになりかねないので、取材という形できちんと事前にアポを取ってくださいということ意味ですね。
その代わり、完璧に掃除をして待っていてくれたようで、老舗の対応というのは素晴らしいなと思った次第です。
撮影時に湯量が多かったのはあえてそうしてくれたのかと思うくらい本当に豪快に垂れ流しで・・・。宿泊した時は暗くて気づかなかっただけなのか、答えは出ていません。
雰囲気的には大型バスで団体さんが利用するようなタイプの宿に感じましたが、まだ東京のGo Toトラベルが解禁前だったので、お客さんの入りは2~3割くらいと静かでした。
そのため、少し省エネ営業で活気がありませんでしたが、ざっと見まわしたところ館内のラウンジのしつらえが豪華だったり、展示してある美術品もなかなか趣味が良かったり、露天風呂付客室もあったりと、庶民から高級志向のお客さんまで対応しているようです。
食事に関しては朝食だけですが、だし系の味付けがとてもよく、夕食も期待できるのではないでしょうか。
これならば素材を豪華にしてもハズレないかなと思いました。
塩素消毒がしっかりしてあるので泉質重視の宿ではないのですが、意外と居心地が良かったのでまた近くに行く機会があれば今度は2食付きで泊まってみようかなと思っています。
石川県は東北や長野のように名湯・秘湯を求めていく地ではないのですが、観光温泉としては面白いところでした。
特に金沢は料理も美味しいですしね。
部屋は二間で奥がベットルーム。
またしても直前予約で夕食はなし。
平日一人旅一泊朝食付きgo to 利用
6,757円+入湯税150円
地域クーポン2,000円分辰口温泉 たがわ龍泉閣 pic.twitter.com/bpmCAz50jb
— 秘湯宿.com (@hito_yado) October 9, 2020
調度品などは豪華な感じで、ロビーのスペーも広く、コロナでなければ団体さんが多そうなタイプの旅館に見えます。
辰口温泉 たがわ龍泉閣 pic.twitter.com/VrHU5vBAGC
— 秘湯宿.com (@hito_yado) October 9, 2020
4枚目は内湯
写真は公式湯あみ着は男性が半ズボン、女性はジャージー素材の布巻き、胸の辺りで7~8か所ボタンを留めるタイプ
日帰りは15:00~21:00受付、1,500円(要確認)
宿泊も15:00~22:00まで利用可能
石川県 能美市 辰口温泉 たがわ龍泉閣
朝は利用できないのが残念塩素臭強め^^
— 秘湯宿.com (@hito_yado) October 9, 2020
宿泊中に撮影できなかったので日を改めて取材に行ってきました。
晴れたので良い画が撮れました(^^)
混浴露天風呂 田んぼの湯
石川県能美市
辰口温泉 たがわ龍泉閣 pic.twitter.com/UY8ISkbYVS— 秘湯宿.com (@hito_yado) October 11, 2020
湯あみ着はラップ巻きで上部をスナップボタンで数カ所留めるタイプ
辰口温泉 たがわ龍泉閣 pic.twitter.com/DJdHHEcODw
— 秘湯宿.com (@hito_yado) October 11, 2020
たがわ龍泉閣の裏手にある辰口温泉の足湯 pic.twitter.com/KctJDEwjBY
— 秘湯宿.com (@hito_yado) October 11, 2020
【辰口温泉 たがわ龍泉閣 客室の感想】
部屋の広さ ★★★★ 4.3
設備 ★★★★ 4.2
アメニティ ★★★★ 4.2
清潔感 ★★★★ 4.0
宿の雰囲気 ★★★★ 4.2
接客サービス ★★★★ 4.2
【辰口温泉 たがわ龍泉閣 朝食の感想】
朝食の味 ★★★★ 4.5
メニュー構成 ★★★★ 4.4
満足度 ★★★★ 4.45
【辰口温泉 たがわ龍泉閣 温泉の感想】
泉質 ★★★ 3.6
お風呂の雰囲気 ★★★★ 4.3
清潔感 ★★★★ 4.0
【辰口温泉 たがわ龍泉閣 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 内湯各1 混浴露天風呂大1 小2 貸切風呂1
◆源泉 H13.1月の分析書
源泉名「新辰口温泉第10号井」泉温42.9度(気温3度) 湧出量 200L/分(動力)
泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)pH7.5
蒸発残留物4,050mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)4,169mg/kg 成分総計4,186mg/kg
メタケイ酸mg,遊離二酸化炭素ガスmg/kg
態様:循環ろ過あり、加水なし、加温あり、塩素消毒あり、塩素臭レベル3/5
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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