第26位 奈良田温泉 白根館(山梨県早川町)
以前から秘湯ファンには人気の温泉です。アブラ臭とヌルヌルするお湯は関東甲信越でも屈指の良泉です。私が5つ星をつけている数少ない宿の一つです。2017年はアド街ック天国で取り上げられ、アクセスが急増しましたが、一人でも気軽に泊まれるリーズナブルな温泉ということで根強い人気があるようです。
2017年第32位からランクアップ!
第27位 はげの湯温泉 豊礼の湯(熊本県小国町)
癒されるコバルトブルーのお湯と温泉の熱を使った地獄蒸しを体験できる温泉です。自然に囲まれ、温泉街全体が秘湯情緒あふれており、熊本県に行く機会があれば真っ先に訪問したいエリアです。
2017年第46位から大幅ランクアップ!
第28位 中ノ沢温泉 大阪屋旅館(福島県猪苗代町)
一般的にはあまり知名度のない中ノ沢温泉ですが、濃厚な硫黄泉好きなら欠かせない場所です。いくつか訪問した中ノ沢温泉からは大阪屋旅館がトップでランクイン。白い絵の具を溶かしたように濁っていたのが特徴的でした。いずれ宿泊したい宿の一つです。
2017年第30位からちょびっとランクアップ!
第29位 小谷温泉 大湯元 山田旅館(長野県小谷村)
登山者と秘湯ファン以外にはほとんど知られていないであろう秘境にある温泉ですが、「ふるさと納税」宿泊券の対象になったからなのか、2018年に入ってからアクセス数が急激しました。とはいえ、山田旅館は鄙びた「ザ・秘湯」と呼ぶにふさわしい風情を備えた宿で、私が湯巡りを始める前から「秘湯ロマン」の番組を見て真っ先に行きたいと思った場所です。
2017年圏外からランクイン!
参考記事:ふるさと納税で宿泊できる温泉宿
第30位 湯宿温泉 湯本館(群馬県みなかみ町)
街道沿いにありながら素朴な風情を持つ小さな温泉街、湯宿温泉。中でも湯元の「湯本館」は激熱で有名です。しかも混浴なので女性はかなり入りにくい(>_<) リーズナブルなので、次は宿泊してゆっくりしたい宿です。
2017年圏外からランクイン!
第31位 大沢温泉 山水閣(岩手県花巻市)
花巻周辺では「鉛温泉」と人気を二分する湯治宿です。綺麗な旅館部の「山水閣」、川に面した豪快な露天風呂、橋の先にある水車の「菊水館」、「自炊部」のレトロな館内と一つの宿で色々な趣が楽しめます。やはり大沢温泉の醍醐味は自炊部にあると言ってもいいでしょう。食事処の「やはぎ」も人気です。
*橋の修理のため、川向かいの菊水館はしばらく休館だそうです。
2017年第21位からランクダウン。
第32位 雌阿寒岳温泉 山の宿 野中別館(北海道足寄町)
野中別館と本館を合わせて200軒近く訪問した中から2015年の”年間良いお湯ランキング1位”に挙げた雌阿寒岳温泉です。圧倒的な湯量、めまいがしそうな硫黄臭。どれをとってもインパクト大です。道東在住の人以外はアクセスも良くない場所ですが、登山客には知名度があるのでしょうか、根強い人気のある温泉です。
2017年第12位からランクダウン。
第33位 高湯温泉 安達屋旅館(福島県福島市)
福島市内からわずか40分足らずで秘湯ムードを満喫できる人気の高湯温泉から、「玉子湯」に続き2つ目は「安達屋旅館」がランクイン。プールのような広さのある露天風呂と、混浴があるのが人気の理由なのか、記事をアップして間もなくからアクセスが急増しました。
2017年圏外からランクイン!
第34位 白骨温泉 泡の湯(長野県松本市)
中部地方で乳白色のにごり湯といえば、誰もが思い浮かぶのが「白骨温泉」。中でも大きな露天風呂のある「泡の湯」は圧倒的な知名度を誇ります。ココだけの話ですが、秘湯ファンに支持されるのは、鮮度の良いぬる湯がある内湯なのです(^^♪
日帰り専用の外湯もありますが、有名な露天風呂があるのは「本館」で、日帰り入浴できる日時は限られているので、そちらのチェックもお忘れなく。
2017年圏外からランクイン!
第35位 沓掛温泉 満山荘(長野県青木村)
以前は北アルプスを望む山の上にあった「満山荘」ですが、「沓掛温泉 おもとや」を譲ってもらい移転しました。リニューアルオープンから1年が経過し、露天風呂も新設されたようです。秘湯らしからぬおしゃれな食事を目当てに訪問するファンも多い宿です。そろそろ再訪したいところ。
2017年第7位からランクダウン。
第36位 木賊温泉 旅館井筒屋(福島県南会津町)
秘湯ファンには絶大な人気を誇る「岩風呂」のある木賊温泉。現在宿泊できるのは「井筒屋」1軒だけです。
湯量が安定せず、お風呂が1つしか使えないこともありますが、本物の田舎といえる会津の素朴な風情を堪能できる宿です。
2017年圏外からランクイン!
第37位 新菊島温泉(福島県鏡石町)
古い、汚い、ワニがいると賛否両論ある温泉ですが、何じゃこれ?と思うようなヌルヌルするお湯は一度は入っておきたいところ。
2017年圏外からランクイン!
第38位 葛温泉 仙人閣(長野県大町市)
立山に向かうアルペンルート近く、登山者の多いエリアにある葛温泉。3軒ある宿の中からランクインしたのは「日本秘湯を守る会」の「仙人閣」。熱めの湯と北アルプスを望む絶景露天風呂が自慢の宿です。昭和の時代の旅館なので設備は不便ですが、湯量と眺めは圧巻!宿泊したのは15年くらい前なので、もう1度再訪したい宿。
2017年圏外からランクイン!
第39位 奥鬼怒温泉郷 加仁湯(栃木県日光市)
4つある奥鬼怒温泉郷の中ではアクセス案内に次いで加仁湯がランクイン。硫黄泉のにごり湯でお湯は文句なし。湯船の数も多いので色々なお風呂を楽しめます。2017年は噴泉塔への登山道が復活したことでテレビメディアの露出が増えました。加仁湯は宿泊者の送迎があるので利用しやすいというのもあるかもしれません。
2017年第39位から変わらず。
第40位 植木温泉 旅館ややの湯(熊本県熊本市)
家族湯の多い熊本市北部の温泉密集エリアから、唯一日帰りで立ち寄った「旅館ややの湯」がランクイン。
古民家風の落ち着いた宿で、立寄り湯でも人気です。
2017年圏外からランクイン!
第41位 鳴子温泉郷 川渡温泉 藤島旅館(宮城県大崎市)
温泉番付東の横綱に挙げられる鳴子温泉郷からは川渡温泉の「藤島旅館」がランクイン。うぐいす色の濃厚な硫黄泉で、藤島旅館は日帰りの営業時間も長いのが人気の理由のようです。
2017年圏外からランクイン!
第42位 早乙女温泉 さくらの湯(栃木県さくら市)
喜連川温泉街のはずれにある日帰り入浴専門施設。平地では珍しく、アブラ臭漂う濃厚な硫黄泉で、個性的な湯が人気。偶然なのか、鳴子温泉と似た湯なので川渡温泉の次にランクインしていました。
2017年第17位からランクダウン。
第43位 吹上温泉 峯雲閣(宮城県大崎市)
鳴子温泉郷の最奥にある鬼首温泉郷とも呼ばれるエリアにある「吹上温泉」。天然の滝がそのまま温泉になっている「峯雲閣」の露天風呂は観光ポスターにも使われるほど人気の温泉です。
2017年圏外からランクイン!
第44位 亀山温泉 嵯峨和(千葉県君津市)
秘湯ファンには素通りされてしまう千葉県の温泉から唯一のランクイン。亀山温泉は関東の沿岸部に多いウーロン茶色のモール泉で、特徴のあるお湯です。目の前に亀山湖を望むお風呂があるということと、ランチを食べると入浴料が無料になるというサービスで人気が沸騰中です。
2017年第25位からランクダウン。
第45位 白布温泉 東屋(山形県米沢市)
湯滝からお湯が注がれることでおなじみ、白布温泉からは「東屋」がランクイン。豪快な内湯の他に露天風呂や貸切湯があるのも人気の理由なのか、2017年圏外からランクイン!
第46位 鳴子温泉郷 鬼首温泉 とどろき旅館(宮城県大崎市)
鳴子温泉郷の最奥にある鬼首温泉郷エリアからは「とどろき旅館」もランクイン。硫黄泉のイメージの強い鳴子温泉郷の中にあって、さっぱりとした単純泉を好む人も多いのか。大通り沿いにはない昔ながらの風情のある落ち着いた宿でリーズナブルなことも人気の理由の様です。
2017年圏外からランクイン!
第47位 川古温泉 浜屋旅館(群馬県みなかみ町)
渓流沿いにあるという立地もさることながら、季節を問わずぬる湯ファンに人気の温泉。湯浴み着も販売しているので女性でも比較的入りやすいです。2017年に女性用の露天風呂が新設されました。
2017年圏外からランクイン!
第48位 甲子温泉 旅館大黒屋(福島県西郷村)
もともとは酸性のにごり湯好きな私ですが、大黒屋の大岩風呂だけはそれほど特徴のあるお湯でもないのにいつまでも入っていたくなります。再訪してもその思いは変わらず。派手さはないですが、本当に心が休まる宿なので、心身が疲れている人にはおススメしたいです。個人的にも「秘湯ランキング1位」に挙げています。
2017年第37位からランクダウン。
第49位 那須湯本温泉 清水屋旅館(栃木県那須町)
前回上位だった「雲海閣」を弾き飛ばし、那須湯本温泉で鹿の湯を引く旅館の中からは「清水屋」がランクイン。温泉街では珍しく露天風呂があるからなのか、お値段の割にはボリュームのある食事が人気なのか。理由は不明です。
2017年圏外からランクイン!
第50位 与一温泉(栃木県大田原市)
アブラ臭のするアルカリ性のモール泉で、お肌がツルツルになります。県北まで出かけようとするとどうしても那須や塩原になってしまいがちですが、宇都宮に用事があるなら真っ先にここに足を伸ばしたくなるほどいいお湯です。県北の有名な温泉街を除き、個人的には「与一温泉」か「早乙女温泉」が二大おすすめ日帰り温泉です。
2017年第36位からランクダウン。
【2018年人気温泉アクセスランキング50まとめ】
以上、2018年のランキング上位50位でした。
昨年は鳴子温泉郷や乳頭温泉郷など、東北の有名温泉温泉が少なく、掲載数の多い福島県に偏っていましたが、今回はそれらの温泉がランクインしていました。
急上昇した温泉はリツイートやコメントがあって注目を集めましたが、時間が経つにつれて普遍的に人気のある温泉に収束してていったような気がします。
なお、51位から100位までのランキングもほとんど僅差のアクセス数で、東北や九州の名湯が数多く入っていました。
- 北温泉 北温泉旅館 (栃木県那須町)
- 那須湯本温泉 鹿の湯(栃木県那須町)
- 鉱泥温泉 (大分県別府市)
- 法師温泉 長寿館 (群馬県みなかみ町)
- 那須高雄温泉 おおるり山荘 (栃木県那須町)
- 乳頭温泉郷 鶴の湯 (秋田県仙北市)
- 酸ヶ湯温泉 酸ヶ湯温泉旅館 (青森県青森市)
- 川治温泉 薬師の湯 (栃木県日光市)
- 蒸ノ湯温泉 ふけの湯 (秋田県鹿角市)
- 高湯温泉 旅館玉子湯 (福島県福島市)
- 福祉温泉 江曽島 (栃木県宇都宮市)
- 仙仁温泉 岩の湯 (長野県須坂市)
- 明礬温泉 別府温泉保養ランド (大分県別府市)
- 宗像王丸 天然温泉やまつばさ (福岡県宗像市)
- 宝川温泉 汪泉閣 (群馬県みなかみ町)
- 日田琴ひら温泉 ゆめ山水 (大分県日田市)
- 中房温泉 (長野県安曇野市)
- 観海寺温泉 杉乃井ホテル (大分県別府市)
- 七味温泉 山王荘 (長野県高山町)
- 松代温泉 国民宿舎 松代荘 (長野県長野市)
- 弁天温泉 弁天温泉旅館 (栃木県那須町)
- 日景温泉 (秋田県大館市)
- 院内妙見温泉 (大分県宇佐市)
- 須川温泉 栗駒山荘 (秋田県東成瀬村)
- 須川温泉 須川高原温泉 (岩手県一関市)
- 奈良田温泉 白根館 (山梨県早川町)
- はげの湯 豊礼の湯 (熊本県小国町)
- 中ノ沢温泉 大阪屋旅館 (福島県猪苗代町)
- 小谷温泉 山田旅館 (長野県小谷村)
- 湯宿温泉 湯本館 (群馬県みなかみ町)
- 大沢温泉 山水閣 (岩手県花巻市)
- 雌阿寒温泉 野中温泉別館 (北海道足寄町)
- 高湯温泉 安達屋旅館 (福島県福島市)
- 白骨温泉 泡の湯 (長野県松本市)
- 沓掛温泉 満山荘 (長野県上田市)
- 木賊温泉 旅館井筒屋 (福島県南会津町)
- 新菊島温泉 (福島県鏡石町)
- 葛温泉 仙人閣 (長野県大町市)
- 奥鬼怒温泉郷 加仁湯 (栃木県日光市)
- 植木温泉 旅館ややの湯 (熊本県熊本市)
- 川渡温泉 藤島旅館 (宮城県大崎市)
- 早乙女温泉 さくらの湯 (栃木県さくら市)
- 吹上温泉 峯雲閣 (宮城県大崎市)
- 亀山温泉 嵯峨和 (千葉県君津市)
- 白布温泉 東屋 (山形県米沢市)
- 鬼首温泉 とどろき旅館 (宮城県大崎市)
- 川古温泉 浜屋旅館 (群馬県みなかみ町)
- 甲子温泉 旅館大黒屋 (福島県西郷村)
- 那須湯本温泉 清水屋旅館 (栃木県那須町)
- 与一温泉 (栃木県大田原市)
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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