【群馬】下仁田温泉 清流荘 宿泊 その1 お部屋編 ★★+

下仁田温泉 清流荘-部屋1

群馬県下仁田町にある清流沿いの静かな一軒宿「下仁田温泉 清流荘」の本館宿泊レポートです。

最終更新日  2020/7/3 訪問日  2015/10月中旬

【下仁田温泉 清流荘】基本情報

しもにたおんせん せいりゅうそう

住所:〒370-2604 群馬県甘楽郡下仁田町吉崎769
TEL.0274-82-3077
公式サイト日本秘湯を守る会宿紹介ページ

⇒「下仁田温泉 清流荘」へのアクセス&予約はこちらのページへ

【宿泊料金】

1泊2食付12,750 円 ~ 28,500 円 お一人様〇(離れは2人~) 素泊まり× 湯治対応× 自炊×

口コミ評価:google 3.8点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆日本秘湯を守る会のファン
◆インターから近い静かな一軒宿が良い
◆富岡製糸場観光の拠点に


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→「下仁田温泉 清流荘」のお食事情報はその2お食事編へ

→「下仁田温泉 清流荘」の温泉情報はその3お風呂編へ

 

【日帰り入浴】

営業時間:11:00~14:30
料金:大人800円 小人500円
日帰り利用は露天風呂のみ

 

【下仁田温泉 清流荘 宿泊 その1 お部屋編】

「下仁田温泉 清流荘」は、

下仁田の中心部から5分ほどのところにある渓流沿いの一軒宿です。

インターからも車で10分ほどの距離にあります。

 

インター近くの県道沿いでは下仁田ネギの露店が並んでおり、

近くには富岡製糸場もあって観光客も多いエリアなのですが、

「清流荘」は大通りから少し入っただけとは思えない静かな環境に囲まれています。

 

敷地面積は2万坪と広大で、裏庭では野菜を自家栽培していたり、

鹿、猪、キジや烏骨鶏を飼育している野趣あふれる宿です。

 

インターから県道に入ってしばらくすると、

対面通行できない細い山道を上がって行きます。

途中で上流からダンプカーが来たので大変でした^^

下仁田温泉 清流荘-部屋10

敷地に内の駐車場に到着すると、鏑川(かぶらがわ)にかかる橋を歩いて渡って行きます。

下仁田温泉 清流荘-部屋1

川沿いに建つ「清流荘」の宿。

川沿いにはホタルも出るそうで、それが「清流荘」の名前の由来なんだなぁと実感します。

下仁田温泉 清流荘-部屋5

橋を渡ると待合所。本日の宿泊客の名前が掲げてあります。

下仁田温泉 清流荘-部屋4

玄関はこの裏。

下仁田温泉 清流荘-部屋30

玄関に入ると左手に帳場とお土産処。

 

1泊25,000円ほどする離れの部屋がメインの宿と聞いていたので、

現代的なゴージャスな宿を想像していましたが、

どちらかというと秘湯の会の宿らしい昔ながらの和風旅館です。

 

従業員も番頭さんらしき人と農場のお手入れの方だけ、

後は家族で経営しているようでした。

接客も北関東らしいゆる~い雰囲気です。

 

【下仁田温泉 清流荘 本館の客室】

 

畳敷きの帳場から階段を上がると、

左手に本館、右手のドアから外に出ると離れの客室があります。

 

今回宿泊したのは本館2階、休前日・1泊2食付で税別12,500円(部屋食)のプランでした。

下仁田温泉 清流荘-部屋13

本館の廊下は湯治場のような古びた雰囲気です。

想像していたのとは良い意味で裏切られ、親戚の家に来たようで居心地がいいです。

 

以前は本館の廊下に窓がなく、

屋根だけで外からむき出し、虫も入り放題だったみたいですが、窓ができていました。

下仁田温泉 清流荘-部屋11下仁田温泉 清流荘-部屋12

部屋に入ると左手に洗面台とトイレ(ウォシュレットタイプ)。

下仁田温泉 清流荘-部屋23

客室は広縁なしの10畳間。

12,500円~の部屋としては十分な広さです。

畳は変えたばかりなのか、青くて新しかったです。

下仁田温泉 清流荘-部屋24

床の間には金庫、テレビ、鏡台、蚊取りマット、灰皿。

冷蔵庫はありませんでした。

 

ホームページでは全室エアコン完備とありましたが、

まだ暖房をつける時期ではなかったのであったのか気付かず。

下仁田温泉 清流荘-部屋15下仁田温泉 清流荘-部屋16

お茶セットとお茶請け。

夕食時に冷水ポットも用意されます。

下仁田温泉 清流荘-部屋14

浴衣とタオルセット。

タオルはネーム無、アメニティは歯ブラシ(男性は+カミソリ)だけでした。

 

布団は羽根布団の掛布団1枚でした。

部屋食なので布団は夕食後に敷かれ、朝食前に片づけられます。

下仁田温泉 清流荘-部屋40下仁田温泉 清流荘-部屋25

窓からは玄関前と山の景色が見えました。

標高は低いので、紅葉は11月頃からでしょうか。

 

本館は昭和の旅館という感じで質素な造り&雰囲気でしたが、

部屋のトイレも共用トイレもウォシュレットで最低限の設備は整っています。

 

他にお客さんがいたにもかかわらず、

夜も静かで他の部屋から音が聞こえてくることもなかったので、

壁もそれほど薄くはないようです。

 

露天風呂に向かう離れの通路の出入り口は虫が入りやすいのか、

廊下に死骸が落ちていたのが気になりましたが、

部屋の中は綺麗でした。

 

 

お部屋の紹介は以上です。

下仁田温泉 清流荘-部屋101下仁田温泉 清流荘-部屋102

自動販売機は内湯に向かう廊下にドリンクとビール、

露天風呂に向かう通路にビールの販売機がありました。

ペットボトルは小160円・大210円とやや高め。

下仁田温泉 清流荘-部屋21下仁田温泉 清流荘-部屋28

帳場のお土産コーナーにはおつまみになりそうな煎餅や和菓子、

秘湯シャンプーくまざさセットが売っていました。

 

【離れの客室】

下仁田温泉 清流荘-部屋18

こちらは離れと露天風呂に向かう通路。

本館とは一変してちょっと豪華な雰囲気です。

下仁田温泉 清流荘-部屋20

離れは1軒の家屋のように独立した造りになっており(1棟を除く)、

お風呂付からそうでないものまで、広さも間取りもいろいろです。

一部屋ごとの距離も離れているので、静かにのんびり過ごしたい方には良いですね。



離れの檜風呂付客室 一例 「ほたる」(画像は宿提供/じゃらん)

 

離れの部屋はかなり広くてゴージャスです。

料理は本館と同じようなので、純粋に部屋の値段の違いですね。、

離れは1泊22,000円~で一人泊は不可です。

 

離れは6棟7室あります。

「清風」  和室10畳+土間囲炉裏付 西上州古民家風
「佳仙」  和室6+6畳
「西芳」  和室10+8畳
「滝見」  和室7.5+4.5畳+8畳フローリング 床暖房付
「山水」  和室21畳(畳+フローリング) 床暖房 桧風呂付
「ほたる」 和室21畳(畳+フローリング) 床暖房 半露天風呂付
「池山」  和室9畳+8畳 床暖房 信楽焼浴室(小判型)付

 

【2万坪の広大な敷地】

訪問時は雨だったのですが、せっかくの2万坪の敷地なので、早朝に散歩してきました。

下仁田温泉 清流荘-部屋7下仁田温泉 清流荘-部屋31

本館の建物から右手には大きな池。池にかかる橋。

離れの客室は池の周辺にあるので、森の中の別荘にいるような雰囲気だと思います。

他にも川魚を養殖していそうな池がいくつかありました。

下仁田温泉 清流荘-部屋39

さらに右奥の小道を進んでいくと、広大な畑に出ました。写真は里芋畑。

 

館内に入ってしまうと窓の外の景色からはそれほど広い庭があるとは感じず、

どこが2万坪なのだろうかと思ってしまいますが、

裏山一体が宿の土地なのですね。

下仁田温泉 清流荘-部屋38

畑の周りには電気柵に動物を捕まえるおとりの籠が置いてあったりと、

関東の田舎ではなかなか見られない光景が広がっていました。

 

【動物たちのいる農園】

さらに、離れの裏側にある通路から左へ向かうと動物のいる農場があります。

下仁田温泉 清流荘-部屋33

「猪鹿雉供養碑」

ただ飼っているだけではなく、やっぱり食用なんですね^^

下仁田温泉 清流荘-部屋36下仁田温泉 清流荘-部屋37

シカ2頭と目つきの鋭いイノブタ。

下仁田温泉 清流荘-部屋34下仁田温泉 清流荘-部屋35

烏骨鶏と雉。

 

猪のボタン鍋と雉のお吸い物は夕食の定番。

鹿刺しは別注で、烏骨鶏のタマゴは朝食で出ます。

 

今回は空のオリが多く、飼育しているだけで宿の食事をまかない切れているのかな?

というくらいしかいませんでした。

口コミでは動物の臭いが気になったというのを見ましたが、

頭数が少ないからか、そのようなことはありませんでした。

 

【下仁田温泉 清流荘 部屋の感想】

 

「清流荘」は以前、一休.comで取り扱いがあったように記憶しており、

公式サイトの写真などを見ても

露天風呂付離れの客室が主体の宿だと思っていました。

 

平地なので温泉も加温循環ろ過ですし、

首都圏の人がちょっとお金をかけて静かにのんびりしたいという宿で、

いわゆる秘湯を好む人には向いてないタイプの宿なのかと思っていました。

 

でも、到着してみれば山の中の静かな一軒家でロケーションは良いですし、

秘湯の会らしい素朴な雰囲気の和風旅館でした。

 

広大な敷地も特に手入れされた和風庭園という感じではなく、

大半が農園で田舎のファームステイに来たような感じです。

全てがゆるゆるな感じで、それがまた居心地が良かったです。

 

離れの客室の値段で偏見を持ってしまうと期待外れの宿になってしまうかもしれませんが、

本館の値段で考えると素朴で良い宿だなあという印象でした。

 

人が多い有名な温泉地よりも、

近くて静かで自然を味わえる素朴な宿が良いという方にはお勧めだと思います。

 

番頭さんの接客も親戚のおじさんの様でした^^

 

部屋の広さ★★★★4.2

設備★★★★4.3

アメニティ★★★3.5

清潔感★★★★4.0

宿の雰囲気★★★★4.0

接客サービス★★★★4.0

 

⇒「下仁田温泉 清流荘」へのアクセス&予約はこちらのページへ

 

【下仁田温泉 清流荘 宿情報】

チェックイン/アウト 15:00~/~10:00

客室数 本館6室(トイレなし3室) 離れ7室(風呂付3室)

 

→「下仁田温泉 清流荘」宿泊レポ その2 お食事編  

→「下仁田温泉 清流荘」宿泊レポ その3 お風呂編

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。

 



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