最終更新日 | 2020/5/7 | 訪問日 | 2014/11月中旬 |
【二岐温泉 大丸あすなろ荘】基本情報
ふたまたおんせん だいまるあすなろそう
住所:〒962-0621 福島県岩瀬郡天栄村湯本下二俣5
TEL:0248-84-2311
公式サイト・日本秘湯を守る会宿紹介ページ
*営業中です(2020/5/7)
【宿泊料金】
1泊2食付 15,000円~27,000円 お一人様〇 素泊まり× 湯治対応× 自炊×
口コミ総合評価:Google 4.4点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆日本秘湯を守る会のファン
◆渓流沿いにある露天風呂が好き
◆あつ湯が好き
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【日帰り入浴】
営業時間:11:00 ~ 14:30 要確認
料金:大人700円(タオル別)
食事処「あすなろ亭」(土日祝日のみ営業)
【二岐温泉 大丸あすなろ荘 宿泊 その1 お部屋編】
二岐温泉(ふたまたおんせん)は、白河ICから羽鳥湖を超えて山奥へ1時間、
二岐山の東麓、二岐川渓流沿いに宿が7軒あるだけの小さな温泉街です。
開湯は平安時代、安和2年(969年)。1,000年以上の歴史のある温泉地です。
「大丸あすなろ荘」(だいまるあすなろそう)は、
日本秘湯を守る会の会長さんが経営する宿です。
前回は雪の降る日に日帰り入浴で立ち寄りましたが、
1年数か月たってようやく宿泊が実現しました。
東北道を走行中に見える那須連山。
晴れていて気温も15度以上ある天気のいい日でしたが、
羽鳥湖を超えたあたりで気温は4度、ちらほら雪が舞ってきました。
岩瀬湯本温泉街を抜けて二岐温泉のメインストリートに入ると、
「大丸あすなろ荘」の別館、「ぶな山荘」があります。
こちらはあすなろ荘からの引き湯でお湯は同じです。
大丸あすなろ荘のお風呂にも入浴できます。
ロッジ風の館内、1万円前後で宿泊できてリーズナブルです。
別館から車で2~3分、坂を上ったところに本館のあすなろ荘があります。
通り沿いに看板が出ているので、坂を下りて行くと左に駐車場があります。
駐車場から宿の入口までは100m弱あるので、
天気の悪い日には荷物が多いとちょっと大変かもしれません。
駐車場から宿への道
入口の門は茅葺屋根。青い暖簾には「日本秘湯を守る宿」と書いてあります。
入口からのアプローチが純和風で素敵です。
少しだけ紅葉も残っていました。
宿の外観。
和風の鉄筋コンクリート造りです。
以前は文化財に指定されるような木造家屋だったそうですが、
雪やら何やらで崩壊してしまい、
同じように立て直すには規制があるため、やむなく今のような造りになったそうです。
玄関には二岐川の湧水かな?
玄関とフロント
フロント前のラウンジで記帳を済ませます。
天然木の一枚板のテーブルが見事です。
隣はラウンジ、奥はお土産処。
左のテーブルも樹齢300年のカナダ産メープルだったかな。
奥のお土産処には秘湯シャンプーセットや秘湯ビール、
ハーゲンダッツのアイスも販売しています。
秘湯スタンプとは別の記念スタンプ。
ハンコが赤ちゃんくらいの大きさです!鶴の湯にも同じようなハンコがあったなぁ。
今回は直前予約で空いていた、露天風呂付10畳間の客室で、1泊2食付25,000円でした。
1階の渓流亭のお部屋です。
「大丸あすなろ荘」には、フロントのある建物と同じ本館にある「湯生亭」と、
離れの構造になっている新館の「渓流亭」があります。
こちらは館内見取り図。
左に二つ伸びているのが、今回宿泊した新館の「渓流亭」です。
山の斜面に建っているのと、後から増築したためか、
「渓流亭」のお部屋は直通のエレベーターはなく、
3階のフロントから2階にエレベーターで降り、
そこから迷路のように廊下を歩き、さらに階段を降りるという、
複雑な構造になっていました。
慣れるとそれほど大変でもありませんが、
足腰が悪い方は事前にお部屋の場所を確認しておいた方が良さそうです。
その代り、「渓流亭」は露天風呂の入口に近かったので、
お風呂好きには便利でした。
今回宿泊した「通条花」(きぶし)の部屋。
部屋にはお花の名前がついていて、入口にそのお花の写真が飾ってあります。
「通条花」って読めないですよね。
お部屋は?と聞かれたら番号で覚えておかないと困る(;一_一)
部屋のドアを開けると、踏込にトイレ、冷蔵庫があります。
トイレはウォシュレット。予備のトイレットペーパーがたくさんあるのもうれしい^^
冷蔵庫の中には有料の瓶ビールと缶ビール。
こちらが10畳間の客室。奥の広縁には掘り炬燵があります。
横から撮影。部屋には金庫とテレビがあります。
お茶セット
お茶請け。プラスチックではなく本物の塗りの箱です。
この「ぶどう水」という地元のお菓子。
表面は薄い氷砂糖の様で、中はぶどう味の柔らかい寒天。
珍しい触感でしかも美味しかったので、
帰りに売店で買って帰ろうと思ったのに、忘れてしまいました。
浴衣セット
アメニティは歯ブラシ、シャワーキャップ、かみそり、石鹸、足袋靴下、フェイスタオルでした。
他に必要な物は大浴場の脱衣所にあったと思います。
広縁の掘り炬燵
灰皿が置いてあるので、禁煙・喫煙の区別はないようですが、
たばこのにおい等は全くありませんでした。
そういえば、パブリックスペースの喫煙所はなかったように思います。
それと、部屋にはガムテープが置いてあるので、カメムシ対策用かと思いますが、
今の時期(11月中旬)は虫は一匹も出ませんでした。
窓からは露天風呂の通路と湯小屋、渓流沿いの木々と山が見えます。
お風呂に向かう人が見えるので、「今なら貸切」or「誰かいる」と分かるので便利^^
コタツの後ろにあるドアを開けると洗面台、更に左のドアを開けると
露天風呂です。1~2人サイズでもちろんかけ流し。
塀が高いのであまり解放感はありませんが、すぐ近くを人が通るので仕方ないです。
湯口のまわりには析出物がびっしり
浴槽には水とお湯の水道の蛇口もあります。これはお掃除用なのかな。
浴槽の底の中央に見えるまだら模様の長方形の石のタイルですが、
6か所ほど穴が開いており、そこから源泉が投入されていました。
足元が熱っちっちと思ったら、部屋風呂にまで足元自噴を演出していたのかな(*^_^*)
こちらのお風呂は湯温43度ほどでやや熱めでしたが、
この部屋風呂が一番お湯が新鮮で良かったです。
なので、高いけれど露天風呂付の部屋で良かったと思えました。
【おまけ】
後日宿泊した宿で、
「あすなろ荘の社長さんが書いてくれたのかな?」
と教えてもらって気付いたのですが、
スタンプ帳の裏にある会員旅館一覧表のうち、閉館・休館中の宿に赤線が引いてありました。
宿泊中は会長さん(前)に一度もお会いすることはなく、
スタンプ帳も普段見ることがないので、気付きませんでした。
その宿のご主人は良く気付いたなぁ。
「松楓荘」が消されてしまってますが、佐藤旅館の間違いだと思います・・・。
*後日、秘湯を守る会の公式サイトで訂正がされていました^^
【大丸あすなろ荘 お部屋の感想】
エントランス前の庭の雰囲気や部屋の造り、置いてある物など、
お金をかけている感じで大人向けの宿かなという雰囲気です。
ただ、秘湯の会の宿という目線でいうと、個性や風情は感じられませんでした。
設備の面では必要な物はほぼ揃っており、
露天風呂付と考えれば、25,000円は値段相応かと。
ただ、食事に関してもやっぱり個性がイマイチなので、
あと少しこの宿らしい特徴があればコスパは上がるのになと思いました。
部屋の広さ★★★★4.5
清潔感★★★★4.4
設備★★★★4.4
アメニティ★★★★4.3
接客サービス★★★★4.3
⇒「大丸あすなろ荘」をインターネットで予約する
→「二岐温泉 大丸あすなろ荘」宿泊レポ その2 お食事編
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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