青森県十和田市にある期間限定営業の宿「元湯 猿倉温泉」の宿泊レポートです。
最終更新日 | 2020/7/3 | 訪問日 | 2014/8月中旬 |
【元湯 猿倉温泉】 基本情報
もとゆ さるくらおんせん
住所:〒034-0001 青森県十和田市三本木北平147−241
TEL:0176-23-2030
公式サイト・日本秘湯を守る会宿紹介ページ
期間限定営業 4月下旬 ~ 10月下旬
2020/7/1からオープンしました。
【宿泊料金】
1泊2食付11,000円~20,000円(税別) お一人様〇 素泊まり× 湯治対応× 自炊×
本館11,000円~ 新館13,000円~ 離れ16,000円~
*露天風呂付離れは2名以上で利用可能
猿倉温泉の口コミ評価:google 4.3点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆日本秘湯を守る会のファン
◆八甲田山麓の静かでおしゃれな宿に泊まりたい
◆にごり湯が好き
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【日帰り入浴】
土日祝日のみ営業
営業時間:9:00 ~ 15:00
料金:大人500円 小人300円
*平日は食事+個室休憩プランのみ 3,000円/人(前日までに要予約)
【元湯 猿倉温泉 宿泊 その1 お部屋編】
猿倉温泉は、八甲田山の南山麓、十和田温泉郷の元湯になっている温泉です。
酸ヶ湯温泉や谷地温泉の通り沿いにあり、車で15分ほどの距離にあります。
温川山荘が2014年8月で閉館してしまったため、
猿倉温泉は青森県で唯一の「日本秘湯を守る会」の会員宿になってしまいました。
前回、「酸ヶ湯温泉」に宿泊した際には猿倉温泉は冬季休業明けの数日前で、
泣く泣く素通りしてしまったので、
今回は思い切って宿泊することにしました。
せっかくならば、露天風呂付の離れの部屋が良かったのですが、
2名以上でないと利用できないということで、これまた残念。
今回は本館に宿泊しました。
*2017年現在、公式サイトに出ている部屋タイプは「新館洋室」又は「専用露天風呂付離れ」の二タイプしか出ていませんが、もしかすると本館の利用はなくなったか、又は本館は一人旅専用になったのかもしれません。
八甲田山麓を走る国道103号線沿いに丸太の看板が出ています。
その横道を100mほど降りて行くと宿があります。
敷地内は窪地のようになっています。
左の大きな屋根が新館、中ほどにあるのが本館、その奥に離れ、
更に右側に登山者用の猿倉休憩所(トイレ)があります。
はじめはどこがフロントか分からず、
本館宿泊ということで本館の入口から入りました。
受付らしきところは閉まっており、ほどなくしてフロントはあちらです~と誘導されました。
ちなみに、本館入口は日帰り入浴用の受付となっているようです。
(2017年現在、日帰り利用できるのは新館の大浴場だけになったそうです)
こちらが新館。
1階左は食事処、右はフロント・厨房、2階が客室のようです。
新館のお風呂と本館のお風呂の説明を受けて部屋へ。
新館の方は山あいの別荘風プチホテルのような雰囲気です。
変わって本館の廊下。
建物の継ぎ目?に湯治場の名残のような厨房がり、
一気に昭和の温泉宿の雰囲気に変わりました^^
部屋は本館2階。6畳間に広縁。
ピカピカの新館を通り過ぎてきた後だとしょぼく見えてしまいますが、
11,000円の部屋なので、こんなもんかなぁという感じです。
トイレなし、テレビなし、冷蔵庫なし。
予め布団が敷いてありました。
まだ8月だからか、蚊取り線香を炊いた臭いが残っていました。
お茶セット、冷水ポットと
ブレンド茶の七福茶が置いてありました。
普段、水しか飲まないので飲み忘れましたが^^
浴衣とタオルセット。
アメニティは歯ブラシだけです。
自家発電ということで、浴室でのドライヤーも使用禁止と書いてありました。
広縁のテーブルセット。
客室は全室禁煙ということで、
喫煙所は1階大浴場前の湯上り処か、本館玄関外になります。
部屋からの眺め。
今回は1日目以外ず~と雨でした。
おかげで、真夏でもアブに襲われずに済みましたが^^
トイレは2階と1階の大浴場内にあり、
1階の大浴場はウォシュレットだったと思いますが、2階は和式2つと非ウォシュレットの洋式でした。
翌日の朝、気になっていた離れの部屋を見せてもらいました。
新館と同じデザインの屋根と壁で、別荘風です。
2棟+1棟で全3室あります。
正面
横から。
部屋によってレイアウトは違うようです。
見せていただいた部屋は、
1階に赤いレザーソファーセットのあるモダンな雰囲気の居間、
戸外に屋根付2~3人サイズの石組の四角い露天風呂、隣に天然蒸し風呂がついており、
2階がベッドルームになっていました。
離れは館内の大浴場からは一番遠いですが、
大家族や水入らずで過ごしたいカップルが
連泊してゆっくりするのに適しているかなと思いました。
これだけ揃っていて16,000円~は安いのではないでしょうか?
後述するように、「食事もかなり美味しい」ので(^o^)
敷地の奥には登山口とクマ注意の看板。
南八甲田の登山口になっています。
登山者用の猿倉休憩所と公衆トイレもあります。
ここにもやっぱり金精さま。
国道から下りた窪地の緑豊かな場所という立地でした。
初夏には庭先で自然発生したホタルが見られるそうです。
【猿倉温泉 お部屋の感想】
新館の建物や離れは、今どきのおしゃれな山のプチホテル風でした。
お値段的にはとてもリーズナブルです。
ただ、東北では鄙びた宿の方が非日常を感じられるので、
新しくて綺麗な宿はこの場所でなくてもいいかな、と思ってしまいました。
本館の方はもっと古くて鄙びていれば面白かったのですが、
中途半端に古い昭和の旅館といったイメージでした。
綺麗に掃除されていて、特に不便はありませんでしたが、
隣の話声が丸聞こえで、遅くまで起きていたようなので少し気になりました。
2,000円しか違わないので、新館がおすすめだと思います。
*2017年現在、公式サイトでは新館洋室又は離れのタイプしか出ていません。
もしかすると本館は宿泊では利用されていないのか、それとも一人旅専用になり選ぶ余地はないのかは分かりません。
宿の雰囲気 ★★★★ 4.6(新館) 3.8(本館)
清潔感 ★★★★4.5
居心地の良さ ★★★★4.3
接客サービス ★★★★4.5
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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