福島県福島市の土湯峠にある期間限定営業の宿「幕川温泉 吉倉屋旅館」の入浴レポートです。
| 最終更新 | 2020/5/7 | 訪問日 | 2013/9月下旬 |
【幕川温泉 吉倉屋旅館】 基本情報
まくかわおんせん よしくらやりょかん
住所：〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町幕川1
TEL:0242-64-3617 FAX:0242-64-2551
TEL:024-546-4054（冬季連絡所）
公式サイトなし・日本秘湯を守る会宿紹介ページ
*2020/5/15（金）から営業開始予定ですが延長される可能性もあります（2020/5/1）
期間限定営業 （4月下旬～11月下旬）
【宿泊料金】
1泊2食付14,190 円～16,350 円 お一人様× 素泊まり× 湯治対応× 自炊×
口コミ総合評価：google 4.2点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆日本秘湯を守る会のファン
◆静かな山あいの宿に泊まりたい
◆硫黄泉のにごり湯が好き
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【日帰り入浴】
営業時間：10：00～15：00
料金大人500円 子供300円
昼食対応×
【幕川温泉 吉倉屋旅館 日帰り入浴レポ】
土湯峠温泉郷の湯巡り5軒目は、「幕川温泉 吉倉屋旅館」です。
「吉倉屋旅館」は硫黄泉と鉱泉の２本の源泉を使用しており、硫黄泉の方は元湯である隣の「水戸屋旅館」から引いています。
土湯峠のある県道沿いには、野地温泉、新野地温泉、赤湯温泉、鷲倉温泉、幕川温泉の５軒の旅館が軒を連ねており、いずれもかけ流しの温泉なので湯めぐりしたい方には最適なエリアです。
野地温泉以外は「日本秘湯を守る会」の会員宿です。
いずれは順番に宿泊したいと思っていますが、冬期閉鎖の宿が多く、寒い季節に行きたいなと思うともう今年は終わりだったりで、なかなか宿泊できないでいます。
吉倉屋旅館は、水戸屋旅館のすぐ隣（裏）です。
土湯峠の最奥にもかかわらず、外見は立派な鉄筋コンクリートの建物。
庭にある池には大量の岩魚が飼われていました。
日帰り入浴の看板が出ていると、追い返されたりしないんどあろうと安心しますね。
お風呂に向かう廊下。館内は綺麗に掃除がしてあって、雰囲気も良いです。
熊の剥製にカエル、恵比寿さんの置物。
隣の水戸屋にもあった「湯神 不動尊」。
飾り付けの仕方もほぼ同じです。
同じ幕川温泉で隣り合っていて、お湯も半分ずつ分け合って協力しているそうです。
まずは内湯へ。
成分分析表。
吉倉屋旅館では異なる泉質の湯を露天風呂と内湯に分けているそうです。
脱衣所の写真を撮り忘れましたが、やや広めで綺麗でした。
ドライヤーは置いてありました。
こちらは内湯。檜の浴槽で、いい感じにレトロな味わいを出しています。
8人サイズほどの大きさ。
鉱泉でお湯はほぼ透明ですが、わずかに湯花で白濁しているように見えなくもない感じです。
この内湯のお湯は新鮮ですね。炭酸ガスが含まれているそうです。
温度は42度強で若干熱めでした。
足だけ浸かってウロウロしていたら、
「熱かったら水を足して大丈夫だから～」と脱衣所からお客さんの声。
常連さんなのかな。心配してくれてありがとう＾＾
シャンプー等はこの内湯だけになります。
浴槽に比べると、洗い場はかなり広いスペースでした。
窓があったので外に出てみると
5人サイズくらいの石組の露天風呂がありましたが、
今日はお湯が入っていませんでした。
露天風呂がついているのは女湯だけのようです。
こちらの露天風呂は鉱泉ではなく、もう一つの露天風呂と同じく硫黄泉だそうです。
露天風呂の周りは大きな石が積まれていますが、
すぐ目の前が山なので、景色は良く見えます。
続いて、源泉の異なる露天風呂へ。
一番奥まで歩きます。
脱衣所はかなり新しい感じで綺麗でした。
大き目のロッカーもあります。
脱衣所から階段を15段くらい降りたところに露天風呂があります。
先客さんがかなりリラックスされていたので申し訳なかったのですが、
帰りがけに写真を一枚だけ撮らせてもらいました。
露天風呂は石組みで8人サイズほど。
水戸屋とお湯を分け合っているそうですが、
水戸屋の方は消しゴムかすの様な大きな湯花が大量に舞っていましたが、
こちらは粉のような細かい湯花が底に沈殿していて、お湯はうっすらとブルーがかっていました。
温度は42度くらいでした。
硫黄泉ですが、優しい感じで刺激はほとんどありません。
須川温泉の後なので、あまりあてにならない感想かもしれませんが＾＾
硫黄泉だけを比べると、水戸屋の方が元湯らしいので、引き湯のこちらは穏やかというかあまり特徴のない感じ。
内湯の鉱泉の方がとろみがあって、リラックスできるお湯でした。
この露天風呂にはシャワーは1つありましたが、シャンプーなどは置いてなかったです。
脱衣所の建物の屋根が少し張り出しているのと、
石の壁が若干高いので、内湯にあった露天風呂と比べると解放感はあまりありません。
でも、とても静かで落ち着ける雰囲気でした。
【幕川温泉 吉倉屋旅館 温泉の感想】
水戸屋の方には展望露天があったり、渓流露天があったりと、
家族連れや常連さんが多そうな感じで、秘湯なのにスーパー銭湯の様な雰囲気でしたが、
吉倉屋の方は雰囲気接客込で、秘湯ぽい静けさがあって、宿泊するなら吉倉屋の方がいいかなぁという感じでした。
泉質★★★★4.0
お風呂の雰囲気★★★★4.3
清潔感★★★★4.2
接客サービス★★★★4.2
幕川温泉 吉倉屋 温泉情報
◆お風呂
男女別内湯各1 男女別露天各2
◆源泉
源泉：源泉温度73度 湯量120L/分
泉質：単純泉（鉱泉） ph7.2、単純硫黄泉 ph5.9
態様：源泉掛け流し 夏期は加水する場合あり 塩素消毒なし
効能：高血圧症、動脈硬化症、末梢循環障害、リウマチ性疾患、慢性中毒症、糖尿病、皮膚掻痒症、にきび、しもやけ、慢性膿皮症、運動障害、創傷（硫黄泉）
胃腸病、神経痛、小児マヒ、慢性湿疹、切傷、 脳病、婦人生殖器の慢性諸病、慢性筋関節炎、リウマチ、はい久性半身不随（単純泉―鉱泉）
◆宿情報
【設備】
ウォシュレットトイレ△ 携帯電話： au△・ソフトバンク〇 ・ドコモ×
自動販売機：清涼飲料水〇酒〇たばこ〇
◆観光情報
東吾妻山登山、横向スキー場、箕輪スキー場、安達太良山
宿から徒歩15分のところに幕滝。
＊ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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