栃木県那須町にある「北温泉旅館」の食事(自炊)レポートです。
【北温泉 北温泉旅館】食事情報
きたおんせん きたおんせんりょかん
夕食:17:50~ 食事処/大広間
朝食:7:30~ 食事処/大広間
自炊設備の利用:夜明け~21:00
口コミ総合評価:Google 4.2点/5.0点
【北温泉の食事の特徴】
◆古民家を移築した食事処で
◆家庭料理のようなお惣菜が並ぶ食卓
◆基本的に一度出し
◆自炊設備は特殊な調味料以外ほぼそろっている
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⇒「北温泉旅館」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【1泊4,900円自炊湯治初体験!北温泉旅館 お食事編】
「北温泉旅館」は、2食付きのプランもありますが、素泊まり&自炊もできます。
関東では数少ない自炊湯治のできる宿なので、今回は自炊をしてみることにしました。
電話予約の際に自炊をしたいというと、以前泊まったことがあるかと聞かれます。
ないと答えると、どこまで説明したらよいか困惑したような空気を感じました。
古い宿ですし、湯治場の雰囲気を全く知らない人だと後で文句が出るのだろうなと思います。
ちなみに、自炊(素泊まり)を選ぶと部屋は必然的に江戸時代の「松の間」になるようで、昭和時代の「梅の間」に比べると冬でも暖房器具はこたつだけ、テレビは有料です。
江戸時代だからと覚悟していくと、思ったよりも快適という感じですが、普通の旅館だと思うと間違いです。築50年のトイレなしアパートの生活スタイルをイメージしておけば、精神的なダメージを受けずに済むと思います。
【自炊用の食材調達ができるお店】
自炊用の食材ですが、一番近いスーパーまで車で20分くらいかかります。
なので、宿に入る前に買って来るのが正解です。
旅館内にある売店ではカップ麺が2種類くらいあっただけで、食材は売っていませんでした。
東北道の那須インターから那須湯本経由で宿に向かう通り沿いにあるお店
「ダイユー那須高原店」(一般的なスーパー)
TEL:0287-78-1271 営業時間 8:00~20:00 原則無休
「道の駅 なす友愛の森」直売所(主に野菜)
TEL:0287-78-0233 営業時間9:00~18:00 原則無休
「ミートショップ牛楽」(ステーキハウス寿楽となりの精肉店)
TEL:0287-76-4129 営業時間 10:30~19:00 水木休(季節により変更有)
【北温泉旅館の炊事場の設備】
1階「天狗の湯」の近くにある「炊事場」
入口から見た炊事場
炊事場は10畳くらいのスペースです。
奥の流し台は蛇口の一つが温泉水だったので助かりました。
流し台の周りには包丁、まな板が複数、台所用洗剤があります。
ガス台は3つ。無料です。
湯治場だとコイン式のところが多いですね。
ガス台の上の棚には鍋とおたま等。
下にもお鍋
作業台の下には電子ジャーが複数ありました。
ただ、一人旅で1泊だとジャーで炊くほどご飯は食べないので、サトウのご飯とカップのお味噌汁を持ってきました。
左:オーブン、右:電子レンジ
ラップはありましたが、オーブンに使おうと思ったアルミホイルは見当たりませんでした。
食器類はお茶碗、小皿、大皿、鍋用の土鍋もあります。
ちなみに、客室はたばこ以外火気厳禁のため、カセットコンロを持ち込んで鍋をすることはできません。
箸、スプーン、フォーク、しゃもじ、ワインオープナー等
調味料の棚
ざっと見た限りあったものは、
サラダ油、オリーブオイル、ごま油
キッコーマン特選醤油、卵かけごはん用のだし醤油、ステーキ醤油、ブルドックソース
チューブ味噌、マルコメ味噌、
味付き塩コショウ、コショウサイズの小麦粉、ベーキングパウダー
なかったもの(見落としがあるかもしれません)
ケチャップ、マヨネーズ、おたふくソース、お酢(ワインビネガー、バルサミコ酢も)、ドレッシング、ラー油、七味唐辛子、チューブのワサビやショウガ、ニンニクなど、袋の小麦粉、片栗粉
小さいサイズが多いので、お客さんが使った残り物が置いてあるという感じでした。
揚げ物は残った油の処理に困るためか、揚げ物専用の鍋も見当たらなかったので、使わない方がいいのかもしれません。
ロッカー式の冷蔵庫
どうやって使うのか説明はありませんでした。
部屋にはミニ冷蔵庫があり、さらに窓際は冷凍庫レベルの寒さだったため、特に冷蔵庫は必要なかったです。
分別ごみが置いてありますが、お客さんはごみを持ち帰ってくださいと書いてありました。
この炊事場はスタッフもりようするので、スタッフ用なのか、それとも今はコロナ対策なのかは分かりません。
ゴミ袋
2槽式の洗濯機もありました。
今回はお客さんはほとんどいなかったので、スタッフが使っている感じでした。
【真冬の調理のコツ】
訪問した日は数十年に1度というほどの寒波と大雪の後だったため、昼間でも気温はマイナス6度でした。
炊事場は調理の熱気で外よりは多少気温は高いでしょうが、暖房もないため気温は0度前後だっと思います。
お皿に盛ったそばから冷めるという状態でした。
複数のおかずを準備する場合には、あらかじめお皿をお湯に浸しておき、料理もほぼ同時に出来上がるように工夫するといいと思います。
そんな、冬特有の問題があるため、鍋物が便利なのでしょうね。
【炊事場は混雑するか?】
今回、宿泊客で料理をしていたのは私だけだったようで、混雑することもなく、ガス台も独り占めで利用できました。
朝は7時前頃から、夜は6時過ぎ頃にスタッフの方が炊事場で調理をしていました。
自炊客が多いとそのくらいの時間帯は混むのかもしれません。
【自炊用に用意した食材】
夕食用にステーキ肉と宮のたれ
他にサラダ用の野菜、付け合わせ用の野菜も買いました。
東の方から那須に入ったので、「道の駅 東山道伊王野」に寄り、佐久市内の有名な精肉店のメンチを買ってきました。
朝食用の納豆
これも道の駅で購入しましたが、佐野厄除大師で祈祷済みという県産大豆100%を使用した納豆。
一般のスーパーでは見たことがありません。
他に、レンジでチンするだけのサトウのごはん、カップの豚汁等々。
【自炊した夕食メニュー】
買ってきた野菜を使い切ったらとんでもない量に!
フリルレタス、赤のパプリカ、トマトのサラダ
ドレッシングはなかったので、オリーブオイルと塩コショウで味付け
和牛ステーキと付け合わせのニンジン、ブロッコリー
油で揚げられなかったのでオーブンで焼いたヘルシーメンチカツ
ステーキ肉と宮のたれにからめたゆで野菜が美味しかったです!
【自炊した朝食メニュー】
朝食は道の駅で買ったサバのみりん漬
納豆ご飯
前日残ったメンチカツ
前日のサラダも残っていたのですが、凍っていたので諦めました(笑)
【初めての自炊の感想】
今回は大雪の中、10分くらい雪道を歩いて来るため、食材を持ってくるのがまず大変でした。
調理も冬ならではの苦労があるなと、実際に作ってみて分かりました。
でも、楽しいですし、好きなものを買ってきたので美味しかったです!
これから、自炊湯治は癖になりそうです!(^^)!
【北温泉の食事つきプランはどうなのか?】
食事は地下にある「亀の間」という古民家を移築した食事処でとることになります。
畳敷きの大広間にお膳が直に並べられていて、座布団に座って食べます。
夕食メニューは家庭料理で出てくるような和惣菜の小鉢がいくつか、メインは唐揚げのことが多いようですね。
朝食は焼鮭、納豆、生卵という定番メニューのようです。
お膳は初めから並べられていて、着席したらご飯とお味噌汁が出てくるようです。
真冬は自炊と同様、おかずが冷え冷えなんじゃないかと想像します。
なので、あまり寒くない季節に訪問した方が良いかもしれません。
2食付きで7,900円~の格安宿なので、期待はせずにという感じでしょうか。
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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