【塩原温泉 元湯 ゑびすや】温泉情報
しおばらおんせん もとゆ えびすや
◆お風呂
混浴2 女性用内湯1 飲泉所1 混浴のバスタオル巻×
利用時間:清掃時を除き一晩中 男女入替えなし
*現在、特定プラン限定で女性専用時間あり(20:00~21:30)
【ゑびすやの温泉の特徴】
◆混浴は2つの源泉を楽しめる
◆数分おきに噴き出る間欠泉
◆むせるような独特の硫黄泉
◆空いていれば女性も入りやすい
ゑびすやの口コミ評価:Google 4.4点/5.0点
最終更新日:2023/3/11
訪問日:2021/11・2019/4・2014/12
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⇒「元湯温泉 ゑびすや」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【日帰り入浴】2023/1より日曜日のみ営業
営業時間:10:10~14:00受付(14:30退館) 1時間以内
料金:大人500円 子供300円
定休日:月~土
混浴はバスタオル巻きNG、湯あみ着OK
【塩原温泉郷 元湯温泉 ゑびすや 宿泊&日帰り入浴 その3 お風呂編】
塩原元湯温泉 ゑびすやには2014年と2021年に宿泊、2019年4月に日帰り入浴で訪問しています。
自慢のお風呂は混浴なので、日帰りでは混んでいて入れないのではないかと思い、初回は宿泊で訪問しました。
60年に一度の大雪でお客さんは2組だけでしたが、宿泊でも日帰り入浴でも、その時の人数やタイミングによって混浴の難易度は変わりますね。
週末や連休でなければ比較的女性も入りやすいのではないかと思います。
2回ほど訪問して感じたのは、お湯のすばらしさ!
塩原温泉郷は温泉街の中心部は笹にごりの炭酸水素塩泉が多いですが、元湯と新湯は硫黄泉で濃いめです。
その中でも、ゑびすやのお風呂は濃厚で、熱めのガツンとくる感じが硫黄泉好きにはたまらないです♪
※写真とレポートは2014年のものです。
ゑびすやの浴室は地階にあります。
左が女湯、右が男湯(混浴)です。
男女入替えはなく、空いていれば女湯の内側のドアから混浴に出ることができます。
脱衣所には洗面台と棚、籠だけでロッカーはありません。
洗面台の横には洗顔フォームや化粧水が置いてあります。
*日帰り入浴の時には置いてなかったかもしれません。
左のドアが浴室の入り口。
ドアにはびっしりと温泉の成分がこびりついています。
硫化水素型の温泉は宿泊するとクラクラしてくることが多いのですが
ここはさらに独特の匂いがあるので、酔ったようになります。
ぬかみそのような匂いに硫化水素ガスが混ざったような感じです。
【女性用内湯】
ヒノキの板張りにヒノキの浴槽。お風呂は4~5人サイズの大きさです。
女湯は「弘法の湯」という間欠泉を使用しています。
透明度は20センチくらい。
温度はその時々で違い、43度~44度くらいですが結構熱めです。
湯口は左奥。
壁の間からヒノキの湯口が飛び出ていますが、硫黄成分の凄いこと!
お湯の透明度も10センチないと思います。
温度は43度強でやや熱め。黄色っぽいにごり湯です。
1度に3分以上入っていられず、出たり入ったりを繰り返していました。
さらに、排水溝の方もコッテコテの硫黄成分。
浴槽からゴムのような物体が流れ出ているように見えますが、固形状で固いです。
洗い場はシャワーが2台。
リンスインシャンプーとボディーソープも置いてあります。
女湯は入口から見ると右側に衝立があり混浴に通じるドアがあります。
【混浴 梶原の湯&弘法の湯】
女湯側からはカギがかかっているので、混浴の方から出入りはできません。
ここからこっそり覗いて混浴に人がいなければGO♪
混浴はバスタオル巻きは不可、湯あみ着はOKということだそうです。
混浴の方は浴槽が2~3人サイズと小さく、人がいればほぼ密着状態になります。
他に男性のお客さんがいるのに「お邪魔しま~す」と行ける人はかなりの上級者だと思います。
というか、そんな状態で入っていったら普通は男性のお客さんが慌てて出て行ってしまうでしょう^^
朗報!特定のプラン限定で20:00~21:30まで女性専用時間を設けることになったそうです(2020.2.18現在)。
【☆特定日限定☆】混浴風呂を楽しもう♪♪『女性限定時間帯あります!』温泉力!満喫☆プラン
好評ならば一般化されるかもしれませんので、女性の方は是非ご予約を!
こちらが混浴の浴室です。
手前が「梶原の湯」です。浴槽は1畳くらいの広さで1~2人サイズ。
泉温が40度前後なので、冬はややぬるく、37度くらいに感じました。
透明度は10センチ前後。濃厚な硫黄泉ですが、炭酸ガスも多いので肌触りがよくとってもクリーミーなお湯です。
ぬる湯「梶原の湯」泉温40.8度(気温3度) 湧出量17.4L/分(動力揚湯)
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)(中性低張性温泉)pH6.53
「梶原の湯」の湯口
梶原の湯の方はブルーグレーのにごり湯です。
奥は「弘法の湯」。こちらは、緑がかったにごり湯です(肉眼ではもう少し淡いグリーンに見えました)。
泉温58度ある間欠泉です。
お客さんがしないかぎり加水なしなので、湯船の中は常時熱めです。
私が入れる温度が46.5度までなのでそれ以下ではありますが、ぬるい時でも45度はあると思います。
湯口からは5分おきに、ゴボゴボッ・・・ジャァァァーとお湯が噴き出てきて2分間続きます。
間欠泉の様子は下に動画を載せてありますので、ご覧ください。
@間欠泉「弘法の湯」泉温52.8度(気温3度)湧出量14.6L/分(掘削自噴→間欠泉)
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉)pH6.9
分析書を見ると「掘削自噴⇒間欠泉」とあったので、掘ってみたところ間欠泉になったということなのでしょうか?
湯船の横でこれだけ間断なく出ている間欠泉というのは珍しいと思います。
透明度は20センチくらい。
初めにぬるい梶原の湯に入ってしまうと、弘法の湯が熱すぎて入れないと思ってしまいますが、かけ湯で徐々に慣らしてしまえば大丈夫です。
ぬる湯のまったり感と、目の覚めるようなあつ湯で交互浴をすると、ちょっと疲れたような気だるさもありながら、後から体がすっきりします。
このくらい温度差があると、季節を問わず交互浴を楽しめます。
混浴の洗い場
【飲泉所】
女湯入口の奥には飲泉所もあります。
宿泊の場合は4Lのポリタンクがサービスでついているので、その分の持ち帰りは無料です。
日帰り入浴の場合は持ち帰りは有料になります。
飲用方法は詳しく貼り紙に書かれています。
便秘と胃の不調で飲み方も変わるようです。
便秘:1回150ml、1日4回(朝食前・昼食前・夕食前・就寝前30分)
胃の不調:1回コップ約1/3程度 1日4回(朝食前・昼食前・夕食前・就寝前30分)
紙コップと計量用の90mlのコップがありました。
前回訪問した時には、壁のコップに「6倍希釈」と書かれていましたが、今回は原液のまま飲むようにとありました。
成分も少し変わりましたが、1回あたりの量も変わったみたいです。
味はえぐみの強いゆで卵という感じでおいしくはないですが、飲めなくもないです。
規定以上飲みすぎるとお腹を壊すので、ご注意ください。
ここに限らないですが、温泉水は便秘気味の人には良く効きます。
それと、旅館で食べすぎた後に飲んでから寝ると、翌朝胃もたれしにくくなる気がします。
【塩原元湯温泉 ゑびすやの動画】
2019年訪問時の動画です。ゑびすやの外観⇒お風呂⇒前回宿泊時の客室・食事の順に撮影しています。
【ゑびすや 温泉の感想】
宿泊時と日帰り入浴とで多少感想が異なりますが、共通しているのは、とにかくお湯が濃い!ということです。
新湯の共同浴場と湯荘白樺の泥パックをやった後に来てそう感じたので間違いないです^^
普段は窓が開いていて空気も流れているので匂いはそれほど気になりませんが、
宿泊した時は大雪で風もなく空気がこもっていたせいか、独特の匂いと硫化水素ガスでむせるようでした。
成分が濃いだけあって、熱めのお湯に何度も入ると結構ぐったり来ます。
宿泊した時はぬる湯の「梶原の湯」が一番入りやすかったです。
それで、物足りなくなったら「弘法の湯」の方に4~5分入ってまた「梶原の湯」に戻るという感じでした。
でも、「梶原の湯」の方もぬるいからと言って油断すると結構来ますね。
メインのお風呂が混浴なので、女性にとっては難易度が気になりますが・・・
宿泊時はお客さんが少なかったので、人が途切れたと思ったら混浴もほぼ貸切状態で利用できましたが、
男性客が多かったらたら夜中か早朝でないと無理でしょうね。
食事の時にでも、この時間に入りたいのですがとお客さんに声を掛けられる度胸がある人ならば安心して入れると思います。
それができない場合は、手元の桶にバスタオルを用意しておいて、脱衣所に人の影が見えたらさっと巻いて出れば大丈夫かと思います。
日帰り入浴の場合は週末や連休だと混んでいることもありそうです。
利用は1時間以内なので、お客さんが途切れたタイミングであれば貸切で入れることもあるかと思いますが、運次第ですね。
受付でお客さんがいるか確認してから利用するのが良いかもしれません。
いずれにしても、ゆっくり入るには宿泊の方がおすすめだと思います。
泉質 ★★★★ 4.7
お風呂の雰囲気 ★★★★ 4.25(混浴4.5 女湯4.0)
清潔感 ★★★ 3.8
【ゑびすや宿 温泉情報】
◆源泉 H28.2月の分析書
自家源泉2本
@間欠泉「弘法の湯」泉温52.8度(気温3度)湧出量14.6L/分(掘削自噴→間欠泉)
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉)pH6.9
蒸発残留物3,137mg/kg 溶存物質(ガス性除く)3,972mg/kg 成分総計4,316mg/kg
メタケイ酸138mg/kg,遊離二酸化炭素ガス314mg/kg
硫化水素イオン21.2mg,遊離硫化水素ガス30mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
ぬる湯「梶原の湯」泉温40.8度(気温3度) 湧出量17.4L/分(動力揚湯)
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)(中性低張性温泉)pH6.53
蒸発残留物2,469mg/kg 溶存物質(ガス性除く)3,221mg/kg 成分総計3,878mg/kg
メタケイ酸112.7mg/kg,遊離二酸化炭素ガス620.5mg/kg
硫化水素イオン11mg,遊離硫化水素ガス37g/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
◆参考 2014年訪問時の分析書
「梶原の湯」 39.7℃ 湯量13.6L/分 pH6.5
「弘法の湯」52.1℃ 湯量20.8L/分 pH6.7
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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