栃木県那須町にある大丸温泉「大丸温泉旅館」の宿泊レポートです。
お宿の基本情報はページの下部にあります。
⇒「奥那須 大丸温泉旅館」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【こんな人におススメ】
◆日本秘湯を守る会のファン
◆那須で口コミ評価の高い宿を探している
◆源泉かけ流し100%の宿が良い
大丸温泉旅館の口コミ評価:Google4.4点/5.0点
最終更新日:2022/9/6
訪問日:2021/12,2014,2013
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【日帰り入浴】
営業時間:11:30 ~ 14:30(15:00退館)
料金:大人1,000円 子供700円
定休日:週1+不定休あり
※公式サイトのカレンダーを参照
【別館はベッドルームにリニューアル!奥那須 大丸温泉旅館 お部屋編】
「大丸温泉」は、那須七湯の一つ。
栃木県の最北にあります。
開湯は江戸時代、元禄4年(1691年)、旅館としての創業は江戸末期の安政年間(1854~1860年)と言われています。
江戸時代には黒羽藩主の湯治場として利用され、明治時代に入ってからは乃木将軍が毎年訪れていたという由緒ある温泉です。
そんな歴史のある温泉ですが、館内の雰囲気は和モダン。
食事も創作料理で、特に女性に人気の宿です。
場所は、東北道の那須インターから道なりに那須湯本を過ぎてロープウェイ方面へ、インターから30分弱です。
公共交通機関を利用する場合には、JR東北新幹線・東北本線「那須塩原塩原駅」から予約制の直通バスがあります(2日前までに要予約)。
冬は空気が澄んでいて眺めも最高の那須高原展望台。
関東平野に比べ1か月以上冬の訪れが早く、10月中旬には那須岳も初冠雪を迎え10月下旬には紅葉のピークも終わります。
宿は道路の突き当りにあるので、30m手前にある県営の駐車場に車を停めます。
荷物が多い方、足腰の悪い方は駐車場から電話をすればバンで迎えに来てくれます。
(帰りは自動的に他のお客さんと一緒に送ってもらえます。)
駐車場から30mほど舗装された道を下りていきます。
訪問は12月初旬でしたが、この通り雪が積もっていて朝晩は凍りますので、12月~3月下旬頃まではスタッドレスタイヤが必要です。
那須インターでは標高300m、那須湯本温泉街で約900m、大丸温泉は約1,300mもあります。
麓は快晴でもこちらは吹雪ということもよくあるので、服装も気にかけてこないと寒いです。
手前に見えているのはフロントのある本館で木造3階建て、奥の別館は鉄筋コンクリート4階建てです。
玄関前には橋が架かっています。
下を流れるのは温泉川。
鉄分が多いのか、コンクリートが茶色く変色しています。
玄関前には宿と秘湯の会の提灯。
玄関左にはフロント
右はロビー
コロナのためウェルカムドリンクはありませんでした。
ロビーの奥には乃木将軍コーナーがあります。
フロントから自動ドアで廊下に出ると別館、大浴場、食事処に向かう通路があります。
通路のすぐ左には飲泉所。
こちらの源泉は「桜の湯」という大浴場の内湯で使用している源泉なのですが、なんと、那須の御用邸にも引き湯されています。
皇室の方々も入浴や飲泉されたりするのかと考えると何だか貴重な温泉のように感じますね。
竹筒を見るとカルシウムがびっしり。
泉質は中性の単純温泉ですが、成分比はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉の順になっています。
少し硬質な感じがしますが、飲泉は胃腸に良いそうです。
食後に飲んだら胃がスッキリしたような気がしました。
その先には喫煙所(全館禁煙になっています)
向かいには売店
こちらは館内見取り図。
2021年に一人で宿泊した時には別館3階の303号室でした。
「大丸温泉旅館」には家族で2回(別館和室)、一人で1回(別館)宿泊しています。
以前からの変更点ですが、別館にベッドルームの部屋が増えました。
急に料金が上がったような気がしましたが、本館の和室は以前の価格設定のままのようです。
コロナ対応のためだと思いますが、スタッフの部屋への出入りを極力さけてベッドの部屋が増えたのではないかと思います。
以前は、ベッドルームの「まなご」の客室が人気でしたが、一般客室もベッドルームができて選択肢が広がりました。
1階食事処の前にエレベーターがあります。
【今回利用したプラン】
リニューアル別館(和室10畳 17㎡ベッドルーム)バス・トイレ付
平日 1名利用 1泊2食付 税込24,200円(別途入湯税150円)
2名利用の場合には20,800円/人~になります。
定員は2名までのお部屋です。
おひとり様はピークシーズン、休前日を除き受け入れています。
紅葉の時期は×だと思います。
こちらのタイプは2020年7月にリニューアルされたばかりです。
それ以前は、本館又は別館の和室でおひとり様利用の場合は19,800円でした。
【別館10畳和室にクイーンサイズのベッド!部屋のバスも温泉♪】
入口から見た室内
メインは17㎡(10畳相当)、トイレ、バス付です。
ダブルルームは幅140cmのクイーンサイズのベッドでしたが、フカフカで超快適♪
体感的にはキングサイズかと思いました。一人だといくら寝相が悪くても安心ですw
大きなテレビも目の前にあって、ベッドに寝ころびながら見られるのが良かったです。
奥から
室内のほぼ8割をベッドが占めていますが、椅子に座るかベッドに寝転がるか以外は温泉にいることが多いのではないかと思えば特に不便は感じません。
テーブルの上にはかぼちゃのきんつばと種なし梅
テレビの横にはお茶セット
電気ポット、ポット用のお水、冷水はあらかじめ用意してあります。
お茶は緑茶のティーバッグと七福茶というブレンド茶。
1~2人用のクローゼットの中には浴衣とタオルセット
下の引き出しはサイズごとに浴衣が入っています。
スタッフとの接触を最小限にするための工夫でしょうか。
写真には写っていませんがクローゼットの下に金庫があります。
アメニティはネーム入りタオル、歯ブラシ、ヘアブラシ、かみそり、シャワーキャップ、コットン&綿棒、足袋靴下。
こちらは混浴風呂用の女性用湯あみ着です。
以前コメントをいただきましたが、2017年には男女ともに湯あみ着の着用が必須になっていたようです。
薄いジャージ生地で女性用はワンピース、男性用は短パンになっています。
入口ドアの前には冷蔵庫とグラス
冷蔵庫の中は有料のミネラルウォーター、湯あがりサイダー(ご当地物)、キリン一番搾りの瓶ビールです。
飲み物の料金
館内にはドリンクの自動販売機もありますし、売店でもお酒(主に地酒の瓶)も販売しています。
棚の上にはムヒまで!でも、ここで虫に出会ったことはないです。
裁縫用具もありました。
入口の踏み込みにはウォシュレットトイレ
隣のドアを開けると洗面台とバス
男女ともPOLAの化粧品が置いてあります。
大丸温泉水を使ったオリジナル美容液のサンプルも。
バスルームは1人サイズのユニットバスです。
本館にはお風呂は付いていなかったと思いますが、こちらは蛇口をひねれば温泉が出ます!
今まで家族で行っても部屋の温泉に入ることはなかったので、改めて今のご時世にはありがたいなと思いました。
極楽♪
部屋のお風呂も大浴場もシャンプーはDHC製でした。
部屋に戻って窓からの景色をチェック。
標高1,300mの眺め
朝は目線が雲の上で、雲上の宿を実感できます。
【別館和室】
家族と宿泊した時の客室。
別館3階 10畳の和室+広縁2畳 トイレ・バス付。4名利用で1人16,000円前後でした。
4人いたせいか、それともこたつがあるせいか、ベッドルームの方が広く感じます。
別の時の部屋。
真下に混浴露天風呂が見下ろせる部屋で、家族が入浴中に上から話しかけていたのを覚えています。
お部屋の紹介は以上です。
【大丸温泉旅館の共用スペース】
1階にある自販機
もう一つ
500mlペットボトル200円です。
ビール、評決、サワー、ハイボール
売店ではお菓子、地酒、漬物、器、大丸温泉の源泉を使用したコスメ等があります。
地酒はお土産用のボトルから部屋で飲める300mlまで。
秘湯ビールもありました。
大丸温泉オリジナルの入浴剤、美容液、石鹸
2021年~2022年は県民割のクーポンをもらえるので、そこでしか買えない物をYouTube用のプレゼント企画に買って帰ってため込んでいます。
動画の方も登録をよろしくお願いします♪
【大丸温泉旅館 一人旅 動画】
動画は道のり⇒建物⇒客室⇒温泉⇒夕食⇒朝食⇒おまけ映像の順になります。
PCの方は動画の再生バーにカーソルを合わせるとチャプターのタイトルが表示されます。
スマホの方はYouTubeアプリから開くとコメント欄に動画のチャプターがあります。
【大丸温泉旅館 お部屋の感想】
クイーンサイズのベッドが部屋を占領している感じでしたが、ベッドそのものはスプリングも固さもちょうど良く、フカフカで快適でした。
ユニットバスでも部屋に温泉が付いているのは寝る前や朝起きてすぐに入りやすいので結構ありがたいです。
インテリアもリニューアルされていて、以前に泊った部屋よりも新しい感じでした。
エレベーターも冷蔵庫もありますし、那須の山奥とはいえ普通の観光旅館と同レベルの充実した設備です。
ただ、食事処やお風呂はちょっとした階段の上り下りがあるので、足腰の弱い方は電話予約で相談されれば対処してもらえると思います。
部屋の広さ ★★★★ 4.0(別館ベッドルーム基準)
設備 ★★★★ 4.5
アメニティ ★★★★ 4.3
宿の雰囲気 ★★★★ 4.2
清潔感 ★★★★ 4.2
接客サービス ★★★★
”お出かけの際には「秘湯宿.com」を見て来たと言っていただけると幸いです♪””
【大丸温泉 大丸温泉旅館】基本情報
おおまるおんせん おおまるおんせんりょかん
住所:栃木県那須郡那須町湯本269
TEL:0287-76-3050
公式サイト・日本秘湯を守る会宿紹介ページ
【宿泊料金】
1泊2食付:16,500円~34,560円 お一人様△ 素泊まり〇 湯治対応×
1泊朝食付12,100円~(スタンプ対象) 素泊まり9,900円~(スタンプ×)
【大丸温泉旅館 宿情報】
チェックイン/アウト 15:00~ / ~10:00
クレジットカード決済 〇
携帯電話送受信 ドコモ〇 Wi-Fi〇
エレベーター〇
バリアフリー△
その他:全館禁煙
【大丸温泉旅館 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 内湯各1
混浴露天風呂大1 中2(うち1つは冬季閉鎖)
女性専用露天風呂2 (うち1つは冬季閉鎖)
宿泊者専用貸切内湯1
⇒「奥那須 大丸温泉旅館」の温泉情報はその3お風呂編へ ※準備中です
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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こんにちは。2017年11月26日に宿泊しましたが、現在は湯浴み着で入れますよ。
kaoruuk 様
そうでしたか!3年前に宿泊したきりだったので、湯浴み着は知りませんでした。
時代の流れですね~
いつも情報をありがとうございます!