宮城県川崎町にある伊達家代々湯守の宿「青根温泉 湯元不忘閣」の西別館1階宿泊レポートです。
| 最終更新日 | 2020/5/7 | 訪問日 | 2014/5月下旬 |
【青根温泉 湯元 不忘閣】基本情報
あおねおんせん ゆもと ふぼうかく
住所：〒989-0908宮城県柴田郡川崎町青根温泉１－１
TEL : 0224-87-2011
公式サイト・日本秘湯を守る会
2020/5/15（金）から再開？
【宿泊料金】
1泊2食付16,740円 ～19,050 円 お一人様〇 素泊まり× 湯治対応× 自炊×
口コミ総合評価：Google 4.4点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆日本秘湯を守る会のファン
◆伊達政宗・名人文豪等、歴史を感じられる宿が良い
◆お殿様になった気分で温泉に入りたい
◆ミシュランガイドにも掲載されてる宿に泊まってみたい
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→「青根温泉 湯元 不忘閣」のお食事情報はその２お食事編(2014)へ
→「青根温泉 湯元 不忘閣」の温泉情報はその３お風呂編(2013）へ
→「青根温泉 湯元 不忘閣」2013最上階の部屋宿泊編はこちら
【日帰り入浴】
不可
【青根温泉 湯元 不忘閣2 西別館 宿泊2014 その1 お部屋編】
青根温泉 湯元 不忘閣は、仙台から車で45分、
宮城蔵王の東山麓にある日本秘湯を守る会の宿です。
伊達家の湯守を務めていた宿で、
青根御殿と呼ばれる伊達家代々のお宝を展示している建物や
伊達政宗が入浴したというお風呂も残っていて、
歴史ファンならば一度は訪問してみたい温泉です。
前回（2013年秋）は一人泊だったため、
階段の多い最上階の部屋（しかも少し不気味な雰囲気）に宿泊しましたが、
今回はお風呂にも近い1階のウォシュレットトイレ付のお部屋、西別館に宿泊しました。
階段の不便さもありますが、部屋の快適さにも雲泥の差があるので、
前回の宿泊レポを読まれた方は、是非こちらもご覧いただければと思います。
青根温泉街の地図
不忘閣は国道457号線沿いにあります。
湯元不忘閣の外観
青根温泉街の通りに面している入口の建物からは
それほど歴史情緒を感じさせる雰囲気はありません。
不忘閣入口
駐車場は敷地内にあります。
お客さんが多いと、縦列駐車になることもあるので、
朝早くチェックアウトする予定の方は、予め告げておいた方が良さそうです。
入口の左側にある建物はお食事処に使われています。
外から見ると鉄筋コンクリート風の古い建物ですが、
室内は歴史情緒を感じさせる雰囲気となっています。
庭には伊達政宗公の像
案内板
玄関と帳場
１年足らずでまた訪問するとは思いもしませんでした。
駐車場に到着すると、女将さんが出迎えてくれました。
今回は１泊２食付 3名利用 税込17,280円 の西別館のプランでした。
不忘閣は山の斜面に沿って建物が建っています。
１階から４階ほどの高さのある部屋まであり、
改装されている綺麗な１階の西別館はウォシュレットトイレ付で４室のみ、
人気があるので先に埋まってしまいます。
上階のお部屋は階段が多いのと、トイレがウォシュレットではないので、
日程が決まったら早めに西別館のお部屋をキープするのがおすすめです。
＊１階のお部屋はネットには出ていないので、基本的に電話予約になります。
西別館の客室のある廊下
客室入口
前室のようなスペースが広く取ってあります。
冷蔵庫には有料ドリンクが入っていますが、
持込飲料も収納できる大きさです。
トイレはウォシュレットタイプ。
撮影前に荷物を置かれてしまいましたが、
部屋は和室１０畳+広縁。
一歩部屋に入ると、綺麗！全然違う！というのが感想でした＾＾
部屋からの眺め
左はおつまみなどが置いてある湯上り処、正面は青根御殿です。
西別館は景色も最高です♪
浴衣とタオルセット
アメニティは歯ブラシだけでした。
お茶請けはやまぶどう
布団を敷いたところ。
最上階の部屋は重たいせんべい布団でしたが、1階は羽根布団でした。
部屋の奥から撮影。
お部屋の紹介は以上です。
１階の男女別浴場（御殿湯）に行く途中の廊下に自動販売機があります。
フロントから貸切風呂「蔵湯」に向く途中にある共同トイレ。
こちらは和式です。
大浴場の途中にある湯上り処。
青根御殿の眺めも良いですが、飲み物、おつまみ等が充実しています。
地酒「蔵王」の一升瓶。飲み放題です。
揚げたアンドーナツ、雨、お漬物
蒟蒻の味噌田楽まで。
奥にはドリップコーヒーも置いてあります。
ただ、湯元不忘閣の食事はボリュームがありますので、
あまり食べ過ぎないように注意です＾＾
玄関には、前回見かけなかった猫がいました。
ニャーニャー泣いているので、入りたそうなのですが、
飼い猫なのかも分からないので戸は開けずに放っておいたのですが、
迷い込んできた猫を拾って飼っているのだとか。
白い方はあまり姿を見せないので、今日は珍しいと言っていました。
翌朝チェックアウト時。
なぜか、母の靴にだけスリスリして、そのうち気持ちよさそうに寝てしまいました＾＾
【湯元不忘閣 1階西別館 お部屋の感想】
前回、最上階の部屋は階段の上り下りがつらいだけでなく、
蜘蛛の巣の張った浸かっていないお風呂、
窓の前はにお稲荷さんの祠・・・とちょっとしたホラーだったので、
今回の西別館の客室は天国のように感じました。
どちらかの部屋しか体験していないと、宿の評価は真っ二つでしょうね＾＾
お値段もほとんど変わらないので、
空きがあれば絶対に１階の部屋をお勧めします！
料理やお風呂はかなり良いので、１階の部屋ならばコスパは最高です。
ただ、接客に関しては、やっぱりマイペースな宿だと思いました。
お客さんがたくさん来て、古い部屋も手入れができるようになることを祈ります。
（近年は上階の部屋や１階共用トイレにもウォシュレットができたようです）
部屋の広さ★★★★4.3
快適度 ★★★★4.6
清潔感★★★★4.6
設備★★★★4.5
アメニティ★★★★4.0
宿の雰囲気★★★★4.2
接客・サービス★★★★4.2
＊１階のお部屋はネットでは指定できないので基本的に電話予約になります。
→青根温泉「湯元不忘閣」宿泊レポ その２ お食事偏（２０１４）
→青根温泉「湯元不忘閣」宿泊レポ その３ お風呂編（2013）
＊ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【青根温泉周辺の関連記事】
◆川崎町 青根温泉 湯元不忘閣 宿泊 一人泊＆階段上の部屋（2013/9）
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