秋田県仙北市にある乳頭温泉郷「妙乃湯」の宿泊レポートです。
最終更新日 | 2018/9/19 | 訪問日 | 2014/4月下旬 |
【乳頭温泉郷 妙乃湯温泉】基本情報
にゅうとうおんせんきょう たえのゆおんせん
住所:〒014-1201 秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳2−1
TEL:0187-46-2740
公式サイト
⇒「乳頭温泉郷 妙乃湯」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付 11,880円~22,572円 お一人様 〇 素泊まり× 湯治対応× 自炊×
口コミ総合評価:Google 4.4点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆乳頭温泉郷の湯巡りをしたいが、鄙びた温泉よりもモダンな和風旅館に泊まりたい
◆眺めの良い混浴露天風呂に入りたい
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【日帰り入浴】
営業時間:10:00~15:00
料金:大人800円 小人400円
貸切風呂;10:00~15:00 1時間3,000円(税別)1名~3名 予約可
昼食:11:30~14:00
稲庭うどんセット1,200円、妙乃湯きのこ汁膳2,500円(税別)
個室休憩:10:30~14:30 5,000円(税別)1名~8名様 事前予約制
定休日:火曜日
乳頭温泉郷 妙乃湯 宿泊 その1 お部屋編 (2014/4)
乳頭温泉郷には、「鶴の湯」「妙乃湯」「大釜」「蟹場」「黒湯」「孫六」「休暇村」の7つの温泉があり、
各温泉を「湯めぐり号」というマイクロバスが運行しています。
いずれの温泉も、湯めぐり手形(1,500円)が利用できます。
沢山の温泉があるのでどこに泊まるか迷うところですが、
休暇村は公共の宿なのでイメージしやすいため除外するとして、
他は秘湯ムード重視で、正直な所、食事のおいしさやサービスはやや落ちます。
求めるものが違うので、人それぞれとは思いますが、
「妙乃湯」は万人向けにおススメできるタイプの宿だと言っていいと思います。
今回は、初の乳頭温泉郷でしたので、何わなくとも鶴の湯!ということで、
鶴の湯の本館と別館に1泊ずつするつもりでしたが、
鶴の湯本館の狭い部屋しか空いていませんでした。
そこで、鶴の湯は本館1泊だけに留め、
以前から気になっていた「妙乃湯」にしようということで予約しました。
プランは、1泊2食付 3名 道路側 和室8畳 トイレ付 貸切風呂1回無料 15,000円 でした。
「妙乃湯」は、乳頭温泉郷で唯一ハイクラス設定の宿なので、
最低でも2万円近くはするだろうと考えていましたが、
12,000円と15,000円の部屋が空いていると聞き、
そんなに安い部屋もあったのかと驚きました。
ハイクラスとはいえ、豪華さをウリにしているわけでも、客室に露天風呂がついているわけでもなく、
サービスと食事、雰囲気がハイクラスな感じです。
一人泊も可能で、6畳トイレなし・景観なしのお部屋もあります。
他の宿とは客層も違うため、高い部屋から埋まっていくようです。
妙乃湯は、田沢湖から乳頭温泉郷に向かう県道194号沿いのメインストリートにあります。
バス停も目の前なので便利です。
宿の全景 すぐ横を先達川が流れています。
宿の前と向かいに駐車場17台、駐車場横には休憩所(喫煙所)があります。
宿の入口
白壁に黒の柱。純和風ですがどこかオシャレです。
入口の湧水
かわいいお地蔵さん
玄関に入ると驚いたのがスリッパ。
ダウン素材になっていて、軽くて暖かいです。
通されたのはウェルカムスペース(食事処)
渓流を眺めることのできる大きな窓、奥には囲炉裏があります。
お抹茶のサービス
中はダーク調のフローリングでインテリアも落ち着いた和モダンな雰囲気でした。
藤田嗣治(秋田県生まれ)の画 「秋田の行事」 や、
「となりのトトロ背景画」(男鹿和雄/秋田県生まれ) がありました。
パブリックスペースのトイレもどことなくおしゃれです。
ハンドソープの入れ物は陶器、湧水飲用のコップのバスケットも置いてありました。
今回のお部屋は2階の「桔梗」でした。
2階の見取り図
部屋の入り口のドア
入口の飾り棚
お部屋は8畳和室
2日前の酸ヶ湯温泉、前日の鶴の湯が12畳近くあったのと比べると、
8畳でしかも広縁がないので、3人だとちょっと狭い感じがしました。
ですが、宿に入ったときから接客や全体の雰囲気が他とは一線を画していたため、
残りの部屋だからね、と特に不満も感じませんでした。
3人分の布団を敷くと床が埋まります^^
ハイクラスとはいえ、お値段が安いのは、お部屋が狭いのが一番の理由ですね。
ただ、午後3時頃にチェックインしたとして、
お風呂に入って夕食を食べるとすぐに寝てしまい、
翌朝は早朝から朝食までまたお風呂巡りになったので、
部屋の広さは全く問題なかったです。
広いお部屋をご希望の場合には、余裕を持って予約することをお勧めします。
部屋からの眺め
残雪のみで殺風景ですが、周囲はブナ林なので新緑と紅葉はいい景色だと思います。
ちなみに、田沢湖から乳頭温泉にかけて、桜並木がありますので、
5月上旬頃は雪の秋田駒ヶ岳をバックに、壮大な写真が撮れると思います♪
渓流沿いのお部屋からは、おそらくこのような眺めになります。
お茶セット
お茶請けは「ぬれ華まめ」(なぜか石川県のお菓子)、と乳頭温泉のお饅頭。
そいえば、お茶筒、ゴミ箱、ティッシュケースや小物類は全て、
角館の桜皮細工でできていました。
クローゼットの中のタオルセットとどてら。
普通は濃紺やこげ茶の地味なウール製の丹前だったりしますが、
ここではタータンチェックのどてらで、懐かしいやら和むなら。
洗面台
ウォシュレットトイレ
トイレの中は、館内と同じくダークな木目で和モダンな感じでした。
3日目にして初めてトイレ付の部屋で便利さを痛感しました^^
部屋には無料wifiが通っているので、これも大助かり!
ちなみに、エステやリフレクソロジーもあります。
受付時間は15:00~18:00まで 火曜休み
お部屋と館内の紹介は以上です。
【妙乃湯 お部屋の感想】
やや狭い以外は居心地も良く快適でした。
古い建物でコンセントの数も少ないですが、
たこ足プラグがあったのも「気が利くよね」と感心しました。
うちはコンセントの奪い合いなので^^
それから、接客ですが、
若い女性スタッフの気配りが素晴らしく、
他の方も帰りに丁寧に見送って下さるなど、
宿泊料金を考えると他にはないおもてなしでした。
宿はこじんまりしていて、豪華な感じはしませんが、
長野県の岩の湯をコンパクトにリーズナブルにしたような宿という印象を受けました。
父はすっかり気に入ってしまい、
数日後に再び泊まりに行くと言い出すほど。
角館のしだれ桜まつりの時期だったので、当然空いていませんでしたが。
次回泊まるとすれば、一番いいお部屋にしたいと思う宿でした。
部屋の広さ★★★3.8
快適さ★★★★4.6
おもてなし★★★★4.8
【妙乃湯 宿情報】
チェックイン・アウト 15:00~20:00/~10:00
クレジットカード〇
携帯電話送受信〇 wifi〇
客室6畳~12畳間 価格は部屋の広さ・トイレの有無・景観による
エレベーター× バリアフリー×
ルームサービス×
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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