福島県天栄村にあるリニューアル前の「大丸あすなろ荘」の日帰り入浴レポートです。
【二岐温泉 大丸あすなろ荘】
(ふたまたおんせん・だいまるあすなろそう)
⇒「大丸あすなろ荘」への基本情報・アクセス&予約はこちらのページへ
口コミ総合評価:google 4.4点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆日本秘湯を守る会のファン
◆渓流目の前の露天風呂が好き
◆静かで落ち着いた大人の宿が良い
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【日帰り入浴】
営業時間:11:00 ~ 14:30 要確認
料金:大人700円(タオル別)
食事処「あすなろ亭」(土日祝日のみ営業)
二岐温泉 「大丸あすなろ荘」(立ち寄り湯)
最近の秘湯巡りはだんだん欲張りになってきて、
1泊したら、近場の秘湯宿の下見がてら、
最低1つは日帰り温泉に立ち寄るのが通例となりつつあります。
今回、甲子温泉「元湯旅館大黒屋」の帰りに寄ったのは、
二岐温泉(ふたまたおんせん)「大丸あすなろ荘」です。
「大丸あすなろ荘」は、「日本秘湯を守る会」「源泉湯宿を守る会」
「日本温泉遺産を守る会(源泉掛け流し認定)」の会員宿です。
羽鳥湖
「大丸あすなろ荘」への直線距離は7~8kmでしたが、
前日の大雪で山道が凍結していたらと心配になり、
少し大回りとなる50kmの国道沿いから行くことになりました。
途中、羽鳥湖の前で撮影。
太陽は照っているが、積もった雪が舞っているのか、
まだ雪が降っているのか分からないほどの突風でした^^
羽鳥湖の近くの道の駅でトイレ休憩していると、
「大丸あすなろ荘」の文字の入ったバンが。
これから、新幹線の駅にお客様を送迎する途中だったようです。
二岐温泉入り口すぐにある、別館「ブナ山荘」も同じオーナーで、
かつ、「日本秘湯を守る会」の元会長の宿でもあります。
駐車場は旅館の建物から100mくらい離れた場所にあり、
雪道を歩いていくことに。
雪でよく分からないですが、豪奢な造りに見えます。
両親は日本家屋にうるさいのですが、「ここは本物のお金持ちの宿だね」と言ってました。
門をくぐると、竹でできた塀があります。
いろんな色の竹を隙間なく上手に組んであって、
手の込んだ日本家屋といった感じ。
入口までは30mくらい。
入り口の看板
鹿威し
ロビーの待合室
「日本秘湯を守る会」の全会員宿のスタンプが飾られていました。
大きな一枚板のテーブル。重くて高そう^^
昼食時間だったので、ここでお昼を取ろうと思ったのですが、
土日以外はやっていないとのことでした。
すぐ下の、「ブナ山荘」の方もお昼は食べられず。
お腹が空き始めていたので、温泉はざっくりと入ることに。
宿泊客は帰ったばかり、日帰り温泉のお客さんも、私たち以外、誰もいませんでした。
館内案内図
建物の構造がちょっと複雑な感じ。
水色の部分がお風呂。
1階の男女別内湯と露天風呂
すぐ外の自噴泉風呂、
奥の左が原則女性専用の露天風呂(子宝露天風呂)
*18:00~21:00男性専用
右側が原則男性専用の露天風呂2つ(渓流露天風呂)。
*18:00~21:00女性専用
1階の建物を出て、石の階段を下りて行きます。
50cm程度の積雪でしたが、獣道のように雪かきがされてあったので、長靴でなくても大丈夫でした。
お風呂の案内板
左に行くと、女湯の脱衣所が。
渓流沿いに露天風呂
お湯は無色透明。温度は41度くらい。
時間がなかったので、手を温めて終わり^^
右に少し行くと、男湯の「渓流露天風呂」。
誰もいなかったので、覗いてみました。
*一番下に動画あり
冬期間につき、渓流露天風呂は上流にあります小型風呂のみとなります。
との案内。
入ってすぐのお風呂は、源泉がぬるいのか、冬季は入れない。
源泉温度は、お風呂によって42-62度。
奥の「小型渓流風呂」
41度くらいか。冬季に浸かるには、出た後が寒そうな温度。
すぐ横には渓流が。水量は結構多いです。
春には新緑、秋には紅葉と、楽しめそう。
宿泊棟の方に戻る途中
自慢の「自噴泉岩風呂」の建物
原則混浴で、朝6:00~8:00が女性専用。
入ろうとすると、内湯の露天風呂から見ていた父が「何やってるの~」と声を掛けてきた。
すると、自噴泉岩風呂からは、弟が「こっちは誰もいないよ~」と答えた^^
ちょっと、お邪魔して撮影。
岩に囲まれたお風呂で座り込む弟。
ここが自慢の足元自噴風呂。
浴槽の下をアップで撮影すると、こんな感じで、
岩がデコボコして溝がたくさんあります。
どこから自噴しているのか、聞いてくるのを忘れてしまいました^^
お湯は、42度以上あるのではないかというくらい熱かったとのこと。
一応、桶と水道の蛇口はあります。
*2016年現在修復により外観、内装ともに変わりました。
途中、新しい祠がありました。
露天は寒そうなので、内湯に入ることに。
また階段を登って、宿泊棟に戻ります。
1階の男女別内湯+露天風呂
女湯の内湯
湯気でうまく撮影できず。
内湯の方は42度くらいでした。
すぐ外の露天風呂。
こちらは、若干ぬるく、40度~41度くらい。
縦長のお風呂で、5メートルくらいの長さ。
ほんのりと硫黄の香りがして、お湯はまったりとなめらか。
*一番下に動画あり
積まれた岩の間からは、先ほどの「自噴泉岩風呂」の建物が見えます。
お風呂上りにはお水が用意されていました。
「霊峰二岐山中より湧水する天然伏流橅(ブナ)水を氷水といたしました。
お風呂上りにどうぞ!!」
氷が入っているので、とっても冷たかったですが、
味は最高に美味しかったです!
湧水ファンなので、秘湯の宿はこういう湧水が飲めるのがうれしいですね♪
そして、ロビーで、湯上り後のハーゲンダッツ(バニラ)もいただきました。
お風呂上りにアイスはもう定番となっています。
アイスがあるかないかで、宿の評価はかなり左右されてしまいます^^
今回の「大丸あすなろ荘」は、「大黒屋」と比べると、
高級志向の宿だなぁという印象を受けました。
露天の景色や、自噴泉風呂といった名物もあり、
温泉の数も多いので、結構楽しめそうな感じです。
多少寒くても、雪見風呂ができるなら・・・
という方でしたら、冬の空いた時期はいいかもしれません。
1泊の料金は、14,850 円 ~ 28,500 円と価格帯にバラつきがありますが、
高いお部屋は露天風呂付き客室(6室)となっているようです。
エントランス、建物の造り、インテリアからしても、
高級和風旅館という感じですので、
年配の方に受けそうな印象でした。
うちの両親は、次はここに泊まりたい!と言ってました。
最後に、従業員の方に、
この近くにおいしいお蕎麦屋さんはないかと聞いたところ、
グルメ通の方が今日はいないということで、
分かる範囲であれば、白河ラーメンの「とら食堂」なら間違いないとおっしゃっていました。
行に寄った、東北道の「那須高原サービスエリア」でも
白河ラーメンがあったので、
ちょっと気になりましたが、
父は蕎麦と言って聞かなかったので、ラーメンはまた次回ということで^^
【追記】
2014年11月にお風呂付の部屋に宿泊してきました。
お風呂のレイアウトや混浴時間のルールが変わったので、こちらの記事も合わせてご覧ください。
館内の内湯に隣接する露天風呂
二岐川沿いにある「渓流露天風呂」
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【二岐温泉周辺の関連記事】
◆西郷村 元湯甲子温泉「旅館大黒屋」(宿泊2014)
◆西郷村 元湯甲子温泉 「旅館大黒屋」(宿泊2013)
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