栃木県日光市にある「黒部温泉 四季の湯」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2020/1/11 | 訪問日 | 2019/5月上旬 |
【黒部温泉 四季の湯】基本情報
くろべおんせん しきのゆ
住所:〒321-2713 栃木県日光市黒部21
TEL:0288-97-1269
公式サイト
⇒「黒部温泉 四季の湯」へのアクセス詳細&周辺の宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
なし 日帰り入浴専門
口コミ評価:Google 4.1点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆川治~黒部ダム周辺で日帰り温泉を探している
◆硫黄臭のする温泉が好き
◆眺めの良い露天風呂が良い
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【日帰り入浴】2019.10料金改定
営業時間:8:00~20:00受付(21:00閉館)
*利用は2時間まで
料金:大人600円 子供300円
休憩所・食事処あり(飲食物の持ち込み不可)
定休日:原則無休
【泉質良し、眺め良し!野天風呂だけの日帰り温泉 黒部温泉 四季の湯】
栃木県日光市の九栗山村エリアにある「黒部温泉 元湯 四季の湯」に日帰りで立ち寄りました。
場所は、鬼怒川の上流、土呂部川と合流する地点、黒部ダムの近くにあります。
周辺には主だった観光スポットはなく、コンビニもなし。
ダムマニアにはダムがあるか・・・。
ドライブインに併設された日帰り温泉で、男女別の野天風呂が2つずつあります。
掘削に成功したのは1989年(平成元年)。
民宿とドライブインを経営しながら本物の温泉を夢見て、地下1,000mまで掘ったら良質な温泉が出てきたそうです。
近隣の常連さんにはツルツル美肌の湯と言われています。
今回は奥鬼怒に近い「平家平温泉 こまゆみの里」に宿泊した翌日、鬼怒川方面に向かう通り沿いにあるということで立ち寄りました。
鬼怒川温泉が近いからか、それほど特徴のある温泉ではないだろうという偏見をもって出かけましたが(鬼怒川は循環ろ過ばかり)、これが予想外に良かったです。
期待しないのが良かったのでしょうか^^
無色透明のアルカリ性単純泉ですが、硫黄臭あり、pH値も高くヌルすべする良いお湯。
加水・加温なしのかけ流し100%で温度もちょうど良く、眺めも良いため、いつまでも入っていたくなる露天風呂でした。
開放感は抜群で、目の前には電力会社の社屋、山の斜面には水力発電のパイプという特殊な景観を臨めます^^
鬼怒川・川治方面からちょっと足を延ばしたいとき、又は奥鬼怒・川俣方面から戻ってくる時には一押ししたい日帰り温泉でした。
夏はアブが出るそうなので、そこだけちょっと注意です。
鬼怒川から奥鬼怒・川俣方面に向かう県道23号線沿いに「栗山観光ドライブイン」という赤い屋根の建物があり、その奥に「四季の湯」があります。二つの施設は同じ経営です。
「四季の湯」の外観
入口は道路沿いにありますが、露天風呂は土呂部川沿いにあるので、階段を下りて行きます。
館内に入ると右には受付、奥には休憩所兼食事処があります。
受付は無人のことも多いそうですが、今回は人がいました。
誰もいない場合は隣のドライブインで料金を払うそうです。
脱衣所にはロッカーはないので、貴重品は靴箱の隣の有料ロッカー(100円)を利用します。
脱衣所にはドライヤーも置いていないので、必要であれば先に受付で貸りてからお風呂へ。
休憩所を出るとトイレがあり、地階に降りると露天風呂があります。
廊下の突き当たり、手前が女湯、奥が男湯。
脱衣所には棚と籠
壁には鏡、その前には体重計がポツンとあるだけ。
洗面台もドライヤーもありません。
脱衣所のドアを開けると階段を4~5段降りたところに露天風呂が2つあります。
入口側の露天風呂がメインのようです。
岩組みのお風呂で10~15人サイズの大きさ。
屋根付で全天候型です。
入浴中の目線で見るとこんな感じ。
中央には湯口が1つ。
分析書ではわずかな硫黄成分しか測定されていないものの、強すぎず、程よい上品な硫黄の香りがします。
まさか、こんなドライブインの隣に良い温泉があるとは!
出ている源泉は47度くらい、湯船の中は41.5度くらいでストレスなく入れる温度。
湯量が豊富なので大きな湯船でも万遍なくお湯が行き届いていました。
高アルカリのせいなのか、とろみのあるヌルすべするお湯です。
源泉名 日陰温泉「四季の湯」泉温49.7度(気温27.5度)湧出量250L/分(動力揚湯)
泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)pH9.8
お湯はほんの少し水色っぽくも見えますが、光の加減開始の色の影響なのかは不明です。
お風呂の縁の方に行くとツツジや藤の花が咲いているのが見えます。真下は畑と民家がありました。
続いて洗い場の通路から右の露天風呂へ。
こちらも広さはだいたい同じくらいで10人~15人サイズ。
やや浅めに造られていて、お尻をつけて座ると胸の下くらいまでしかありません。
湯口は一か所。
こちらの方が若干ぬる目で40度弱でした。
右の露天風呂からの眺め。
山の斜面には水力発電の太いパイプが見えます。
正面左寄りには電力会社の管理棟が見えます。
向こうからも見えそうな距離なのですが、お風呂が浅いので座った状態では体を隠し切れず。ワニのように湯船の中を這いつくばって移動しました^^
渓流が近くにあるので、夏場はアブが飛来するようですが、逃げ場がないので晴れた日は要注意ですね。
寒かったり、天気が悪いとアブもいないことが多いのですが。
入口の真下には洗い場。
シャワー2台と飲料水の水道が一つ。
石鹸だけ置いてありました。
帰りは湯上りコーナーで一休み。
*食事を提供しているため、飲食物の持ち込みはできません。
飲料水とビールの自販機があります。
ドライブインの食事処と共通なのか、食事メニューが置いてありました。
出前形式でここでも食べられるとのこと。隣から温かい蕎麦を運んで来たらちょっと延びそうですが^^
定食メニューもあります。
鬼怒川の上流、旧栗山村にある露天風呂だけの日帰り温泉「黒部温泉 四季の湯」。無色透明、硫黄臭あり、高アルカリでつるすべあり、源泉かけ流し100%で湯量も豊富。近隣の日帰り温泉としてはかなりおススメ!
入浴レポ⇒https://t.co/Jvv3tMlym6#栃木県の秘湯 #絶景露天風呂 #日帰り温泉 pic.twitter.com/AfEy5m9nZs— 秘湯宿.com (@hito_yado) May 26, 2019
【黒部温泉 四季の湯の感想】
心地の良い硫黄臭にヌルすべする高アルカリの湯。
「平家平温泉」も似たような泉質でむしろもっと秘湯にあるにもかかわらず、「四季の湯」も負けず劣らずの眺めと泉質の良さでした。
天気が良かったことと、誰もいなかったおかげで、良質な温泉をじっくり堪能できました!
鬼怒川近辺まで来たら、硫黄泉好きならこの「四季の湯」と「鬼怒川仁王尊プラザ」はおススメですよ。
泉質 ★★★★ 4.2
お風呂の雰囲気 ★★★★ 4.5
清潔感 ★★★★ 4.0
接客サービス ★★★★ 4.0
【黒部温泉 四季の湯 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 露天風呂各2
◆源泉 H23.7月の分析書
源泉名 日陰温泉「四季の湯」泉温49.7度(気温27.5度)湧出量250L/分(動力揚湯)
泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)pH9.8
蒸発残留物 132.2mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)164mg/kg 成分総計164mg/kg
硫化水素イオン1.3mg,
メタケイ酸-mg,遊離二酸化炭素ガス-mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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