山梨県山梨市にある「三富温泉 白龍閣」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2018/9/8 | 訪問日 | 2018/6月上旬 |
【三富温泉白龍閣】基本情報
みとみおんせん はくりゅうかく
住所:〒404-0201 山梨県山梨市三富川浦 山梨市三富川浦297
TEL:0553-39-2611
公式サイト
⇒「三富温泉 白龍閣」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付10,000円~19,000円 お一人様(要問合せ) 素泊まり〇 湯治× 自炊×
1泊夕食9,300円~、1泊朝食付7,000円~、素泊まり5,500円~
口コミ評価:Google 3.7点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆山梨市内で源泉かけ流しの温泉を探している
◆ほのかにたまご臭の香るお湯が好き
◆温泉と食事が良ければ多くを望まない
[スポンサーリンク]
【日帰り入浴】
営業時間:10:00~20:00
料金:大人500円 子供300円
タオル販売100円 バスタオルレンタル300円
休憩:10:00~14:00 広間1,500円 個室2,500円/人
【お食事プラン (予約制)】
湯ったり1日コース(個室休憩・入浴・食事付プラン)*税込価格
・猪豚鍋 石楠花御膳(6品) 3,150円
・猪豚鍋 桜御膳(6品) 4,200円
・猪豚鍋 紅葉御膳(7品) 5,250円
お子様プラン
お子様料理(大人とほぼ同じ料理) 大人料金7割
・お子様ランチのセット(夕・朝・布団付き) 大人料金半額
・お子様ランチのみ(朝、夕付き・布団なし) 3,000円
・食事なしで布団のみ 1,000円
【設備は古いがお湯は良い!三富温泉 白龍閣 日帰り入浴】
「三富温泉 白龍閣」は、山梨市の北部、乾徳山の南麓にある一軒宿です。
車で2分のところにある「川浦温泉 山県館」と合わせて「三富温泉郷」と呼ばれることもあります。
秩父からは雁坂トンネルを抜けて道なりに20分の国道沿いにあります。
西に車を少し走らせると「西沢渓谷」という紅葉の名所もあります(紅葉の見ごろは10月中旬〜10月下旬)。
山梨県は市街地にかけ流しの日帰り温泉が多くあるものの、人の少ない鄙びた宿の方が好みなので、「裂石温泉」の帰りに探していたところ「三富温泉」がヒットしました。
ネット予約の取り扱いがあるのは楽天トラベルだけなのですが、口コミ評価が極端だったので色々な意味で興味が湧きました。
温泉と食事はほぼ満点なのに総合評価が3.6点/5.0点という・・・。秘湯ファンならばむしろ好みのタイプの宿だという方も多いかもしれません。
雁坂みちと呼ばれる国道140号線沿いにある「白龍閣」。
周辺は民家もまばらですが、ダンプカーはビュンビュン通っています。
外観は口コミ通りというか、昭和50年代くらいの雰囲気が漂っています。
「白龍閣」の玄関
中に入ると外観よりもしっかりした旅館でした。
古さは否めませんが、エレベーターもある5階建ての建物で、昔はツアー客も多かったのかなという印象です。
玄関右側にはフロント。誰もいないのでお金を置いてエレベーターへ。
日帰り温泉の案内
夜8時まで営業しているので、近所の銭湯的な存在なのでしょうか。
玄関の左はロビー、お土産コーナー、卓球台。
エレベーターを待ちながら奥を見ると、ご主人らしき人はテレビを見ていました^^
こちらに気づくとごゆっくり♪と声をかけてくれましたが、接客はゆるゆるな感じです(笑)
【お湯と景観は素晴らしい!三富温泉 白龍館 男女別大浴場】
「三富温泉 白龍閣」のお風呂は、
- 男性用大浴場 内湯1 露天風呂1
- 女性用大浴場 内湯1 露天風呂1
があります。
エレベーターで下りると薄暗い廊下の手前に男湯、中ほどに休憩所、奥に女湯がありました。
朝一番乗りで到着したところ廊下は真っ暗だったのですが、後から来た常連さんは手慣れたように電気を点けてくれました。
廊下の中ほどには30畳くらいある休憩室。マッサージチェアにエアロバイクやぶら下がり健康器、奥にはドリンクの自動販売機が4台くらいありました。
女性用の脱衣所は15畳くらいの広さ。洗面台にはドライヤーあり。
脱衣棚の他にも100円返却式のロッカーがあります。
茶色い湯花があるそうですが、どんなお湯なのでしょう。
脱衣所から見えるお風呂。ガラスには白龍の透かし柄が入っています。
内湯は20畳くらいの広さ。窓に沿って20人サイズの広い浴槽が一つあります。
湯気で曇っているせいか全体的に青みがかって見えますが、タイルが水色というだけでお湯は無色透明です。
奥から見た浴槽。
お風呂の造りは古い感じなので好き好きがあるかもしれませんが、お湯が良ければ全て帳消しです^^
湯舟の中央にある竹筒からドバドバとお湯が掛け流されています。
湯舟の温度は42.5度。鮮度も良く湯口の付近はたまご臭もあります。
湯力がある感じでなかなか素晴らしいお湯です!
たまご臭と書きましたが、硫黄の成分は硫化水素イオンが0.5mg/kgだけです。
最新の分析書では「単純温泉」ですが、以前は「ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉」となっており、現在の成分比もそれと同じです。
自家源泉「白龍閣源泉」泉温52.5度 湧出量 368L/分(動力揚湯)
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)pH8.9
洗い場にはシャワーとシャンプーセット。
シャワーのお湯も温泉なのかなと思われる味がしました。
宿の公式サイトには書かれていませんが、こういう贅沢な源泉の使い方は好感度アップです!
窓の外には露天風呂があります。3~4人サイズとかなり小ぶり。
帰ってきてから公式サイトを見たところ、男湯の方は15人~20人は入れそうな広さで、川を見下ろせる開放的な造りでした(T_T)
日替りだそうなので、宿泊すればどちらも入れます。
露天風呂から見ると内湯との位置はこんな感じ。
この露天風呂の湯口は内湯の浴槽から流れ出ているお湯なのか?内湯の香りや鮮度に比べると、露天風呂はおまけのような存在です。
そういえば、貼り紙にあった茶色い湯花は露天風呂の底に大量に沈んでいました。
入浴中の眺め。
下には笛吹川が流れています。
周りはもみじに囲まれていて、紅葉の季節には真っ赤に染まるのでしょう。
ロケーションが良いので、今回の女湯の狭さはちょっと残念でした。
ただ、広い方のお風呂も露天風呂はぬるくてお湯の鮮度も内湯の方が良いという口コミがありました。
【三富温泉 白龍閣 動画】
女性用内湯⇒露天風呂の順に撮影しています。
【三富温泉 白龍閣 温泉の感想】
昭和の時代の古い旅館で、サービスもあるのかないのか分からない感じですが、日帰りで立ち寄る分には特に気になりませんでした。
お風呂の造りは古いですが、掃除がしてなくて床がぬめっているということもなかったです。
ただ、観光目的で普通の旅館だと思って出かけると色々ガッカリすることもあるのかもしれません^^
山梨県の東側ではかなり良いお湯の部類に入ると思うので、、温泉が目当てならば期待を裏切られることはないと思います。
口コミでは料理の評価も高いので、このお湯ならば多少ボロくても泊まってみたくなりました。
泉質 ★★★★4.2(内湯4.4 露天4.0)
お風呂の雰囲気 ★★★3.8
清潔感 ★★★3.8
接客サービス ★★★ 3.8
【三富温泉 白龍閣 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 内湯各1 露天風呂各1
◆源泉 H21.11月の分析書
自家源泉「白龍閣源泉」泉温52.5度 湧出量 368L/分(動力揚湯)
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)pH8.9
蒸発残留物 710mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)737.3mg/kg 成分総計792.4mg/kg
硫化水素イオン0.5mg,メタケイ酸46.9mg,遊離二酸化炭素55.1mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【三富温泉周辺の関連記事】
[スポンサーリンク]
ブログ掲載の温泉 都道府県別 | |||||||
北海道 | 道南 | 道央 | 道北 | 道東 | |||
東北 | 青森県 | 秋田県 | 岩手県 | 山形県 | 宮城県 | 福島県 | |
関東 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 | 茨城県 | 千葉県 | 東京都 | 神奈川県 |
甲信越 | 山梨県 | 長野県 | 新潟県 | ||||
北陸 | 富山県 | 石川県 | 福井県 | ||||
東海 | 静岡県 | 愛知県 | 岐阜県 | 三重県 | |||
近畿 | 滋賀県 | 京都府 | 奈良県 | 和歌山県 | 大阪府 | 兵庫県 | |
中国 | 岡山県 | 広島県 | 山口県 | 鳥取県 | 島根県 | ||
四国 | 徳島県 | 香川県 | 愛媛県 | 高知県 | |||
九州 | 福岡県 | 佐賀県 | 大分県 | 熊本県 | 長崎県 | 宮崎県 | 鹿児島県 |
沖縄 |
TOP | 入湯履歴 | グルメ&観光 | YOUTUBE温泉動画 |
日帰り温泉 | にごり湯 | 混浴のある温泉 | 温泉グッズ |
「日本秘湯を守る会」、源泉かけ流しの日帰り入浴・宿泊の口コミが気になったら、「秘湯宿.com」で検索♪
☆ 食事もおいしい「日本秘湯を守る会」会員宿 ご飯も美味しい厳選宿のランキングを更新しております♪