大分県別府市にある、別府温泉「ホテルうみね」の宿泊レポート、半露天風呂付き客室のお部屋編です。
最終更新日 | 2016/10/7 | 訪問日 | 2016/8月下旬 |
【別府温泉 ホテルうみね】基本情報
べっぷおんせん ほてる うみね
住所:〒874-0920 大分県別府市北浜3丁目8−3
TEL:0977-26-0002
公式サイト
【宿泊料金】
1泊2食付17,280円~37,800円 お一人様○ 素泊まり○ 湯治対応× 自炊×
素泊まり 15,120円~ (一人利用20,520円~)
口コミ総合評価:google 4.4点/5.0点
【ホテルうみねはこんな宿です】
◆別府湾を望む都市型リゾートホテル
◆全室半露天風呂付きでもちろんかけ流し!
◆眺望は4階以上の海側の部屋がおすすめ
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【日帰り入浴】
不可
【別府温泉 ホテルうみね 宿泊 その1 お部屋 & お風呂編】
「ホテルうみね」は、別府温泉街の中心部、別府タワーからほど近い別府湾沿いの温泉付ホテルです。
街の中心部にあって全室半露天風呂付き(当然かけ流し!)、
海側の部屋からは雄大な別府湾のオーシャンビューを望むことができる、都市型リゾートホテルです。
別府花火大会の会場にもすぐ近いので、夏は花火ビューの部屋にもなります♪
「ホテルうみね」のような宿は当ブログ「秘湯宿」のタイトルにはふさわしくないチョイスなのですが、
別府温泉はもともと都市部の温泉街なので、
今回は「九州ふっこう割」の恩恵に預かり、秘湯情緒よりも観光旅行気分で別府温泉を味わいに「ホテルうみね」を選びました。
九重方面から「別府IC」を下りると、10分ほどで別府の町の中心部に出ます。
奥に見えるのが「別府タワー」。
「ホテルうみね」はそのすぐ手前の海岸沿いにあります。
ナビで設定すると「ホテルうみね」の裏側に到着しました。
玄関前の道が一方通行なのでした。
駐車場の看板が出ていないので分かりにくいですが、通り沿いの裏手、海側にあります。
入口に「美松大江亭」の駐車場と書かれた奥のスペースが「ホテルうみね」の駐車場でした。
駐車場の料金は無料です。利用時間は15:00~翌12:00。バレーサービスなし。
「ホテルうみね」の外観。
ベージュに青いラインの6階建てのビルです。
想像していたよりもこじんまりとした宿です(全19室)。
カモメかウミネコのマークがありますが、「うみね」の名前は、「海音」と「ウミネコ」にかけているんでしょうかね。
入口から階段を上がると1階のフロントに出ます。
フロントとロビー。(画像は「ホテルうみね」提供/一休.com)
物腰は柔らかく、動作はピシッとしたホテルマンが揃っていました。
ロビーの奥は別府湾を望むテーブル席になっています。
生絞りのかぼすジュースをいただきました。
部屋の準備ができるまで15分ほど待機。
別府湾を一望できます。こういう海の景色を見ると、リゾートホテルに来たなと実感します。
実は自分の部屋よりここの方が眺望が良かったです^^
準備が整ったので客室へ。
【ホテルうみね お部屋編】
今回のプランは、
【眺望・部屋指定不可】源泉掛流し半露天風呂付・お部屋おまかせ
【鉄板焼き椿コース】国産黒毛和牛の鉄板焼きと大分産海鮮を堪能プラン
1泊2食付 1人泊 30,240円(税・サ込)でした。
2名利用の場合には19,000円/人~です。
素泊まりの場合は、1人泊20,520円、2名利用で12,960円~/人となります。
部屋が広い分、一人だと割高です。
客室は2階の205号室でした。
客室のドア。
「ホテルうみね」には、街側と海側の部屋があり、眺望が良いのは当然海側の部屋なのですが、
下層階は海側でも裏手に駐車場が見えるのが気になるので、
予算が許せば4階以上の海側(スイート)がおすすめだと思います。
スイートルームだとチェックアウトが11:00までになります。
今回は眺望・部屋指定不可のプランでしたので、基本的に2階の洋室(50㎡)になります。
空きがあれば海側になる場合もあるので、運任せですね。
2階の客室はこのような構造になっています。上が北、下が南。
左中央にエレベーターがあり、左が街側、右が海側、上が浜辺の一部、下は温泉街の建物が見えます。
2階でも「202号室」ならば、ロビーと同じような眺望になるのだろうと思います。
部屋のドアを開けると踏み込みが広く取ってあり、右手にトイレがあります。
第一印象は、広い!!!! あっ、でもちょっと古い感じかな。
部屋の中央に入ると、リビングに大きなソファ、
奥に朝食用のダイニングテーブル、バルコニーには半露天風呂があります。
床は大浴場の脱衣所にあるような、おそらく塩ビニ製の畳です。
リビング。
革製のソファとダイニングテーブル。
二つあるソファはどちら座り心地が良かったです。
奥から見るとソファーセットの前にテレビとボードがあります。
DVDプレーヤーも置いてあり、1階のライブラリーでレンタルできます。
部屋に入るとテレビは青い画面でヒーリングミュージックがかかっており、
置いてあったCDを手に取ると、「TETSUYA KONURO」の文字が。
「ホテルうみね」のために小室哲哉氏がプロデュースしたCDなのでした。
テレビボードの上には電気ケトル、ボードの下にはカップとお茶セット。
お茶請けは別府銘菓「さぼん漬け」(グレープフルーツのような柑橘系の果物を砂糖でくるんだもの)
その隣には有料ドリンク入りの身に冷蔵庫。
ボトルの冷水はサービスで、夕食後にも補充されていました。
冷水は飲泉できる温泉水で、山まで汲みに行っているのだとか。
ドリンクのルームサービスあり、自販機は大浴場付近にあります。
また、夜はロビー横にBARがあります
右側にはダブルサイズのベッドが2つ。
一人では広すぎる~
寝具は「kokiku(虎鬼狗)」プロデュースの真綿布団を使用しています。
肌触りが良くて、寝心地は最高でした。
部屋着(長めの洋風浴衣)と作務衣、たび靴下。
館内ではレストランでも作務衣でOKなので、一度チェックインしてしまえば服装に気を遣わなくて楽です。
バルコニーにある半露天風呂。
リビングの窓からも、奥の洗面台からも出入りできます。
館内は全室禁煙ですが、バルコニーだけ喫煙OKでした。
洗面台も広々。
窓の外が丸見えですが、ロールカーテンがついています。
タオルセットとバスローブ、ドライヤー
男女別化粧水、洗顔フォーム、ハンドソープとアメニティ。
雨に絵tぃは、歯ブラシ、ヘアブラシ、コットン・麺棒、ヘアバンド、シャワーキャップ、
あかすりタオル、爪磨きまで!
洗面台とお風呂の間の通路にはガラス張りのシャワーブース。
シャンプーは「ACCA KAPPA」(イタリア製)の使い切りタイプでした。
ロングヘアの人にはちょっと厳しいサイズ。
トイレも広く、全自動式のウォシュレットと男性用の便器もありました。
【気になる部屋からの眺望は?】
部屋の南側(リビング)にある窓からの眺め。
外から見えないようにロールカーテンが下りていました。
カーテンを開けると正面に温泉街の裏通り。
この窓からは見えませんが、左が駐車場と海岸、右が国道側です。
左のオレンジの建物は海岸に面している「ホテル美松 大江亭」です。
隣のベッドルームの窓からは別府タワーが見えました。
【ホテルうみね 客室にある半露天風呂】
最後に、部屋付の半露天風呂です。
こちらが半露天風呂。1~2人サイズです。
バスタブは白いコーティングが施してある金属のような素材でした。
温泉の成分のせいで、ちょっと古びて見えるのが残念。
お湯は左の湯口から出しっぱなしのかけ流し、もちろん、塩素系の薬剤も入っていません。
右に水道水のお湯とお水の蛇口があります。
まだお湯がたまっていなかったので、準備のためにロビーで待たされたようです。
お湯を出した直後は無色透明でしたが、翌朝は琥珀色になっていました。これぞ別府温泉という色。
炭酸水素塩泉ですが、分析書はなく詳細は不明です。
うす塩味で柔らかい浴感。たまったお湯は39度くらいでぬる目でした。
加水加温なしのかけ流し100%ですが、もともとの温度もこれほど低いのかわかりません。
あつ湯ならば、もっと特徴が強く出るのかもしれません。
8月下旬の真夏で、外気が34度くらいあったので、外を眺めながら長湯するにはちょうど良かったです
ちなみに、6階にある展望露天風呂は37度くらいでもっとぬるかったです。
全室にお風呂がついているので、大浴場には誰もいませんでしたが^^
バルコニー左側からの眺め(駐車場+海)。
下層階でも一応海が見え、ちょっとだけ贅沢な気分を味わえます
正面の視界のほとんどが駐車場です(>_<)
これが上層階になると、目線に海しか見えないのだと思います。
夜の眺め。
バルコニーはには窓がなく、胸の位置まで網目になったアルミの板がついていました。
外からは全く見えないそうです。
夜はシャッターを下ろすこともできます。
部屋のリビング側はガラス張りですが、遮光カーテンがついています。
こういう部屋から丸見えのお風呂に家族で泊まると、結局入れないのよね~なんていう心配もないです。
お部屋の紹介は以上です。
【ホテルうみね その他の施設】
今回は良いホテルに泊まっておきながら、「竹瓦温泉」まで歩いて出かけてしまい、
あまりホテルの中の施設を使い切れませんでした。ちょっと勿体なかった。
グランドピアノと本がたくさんあるライブラリー (画像は「ホテルうみね」提供/一休.com)
夜のBAR 22:00まで。(画像は「ホテルうみね」提供/一休.com)
ちょっとしたおつまみのサービスもあったようですが、
夕食にお酒を3杯飲んでお腹がいっぱい、お風呂でうたた寝してしまい、行けませんでした(^_^;)
【ホテルうみね 客室・食事・温泉の動画】
【ホテルうみね 客室の感想】
想像していたよりもこじんまりとしていて、エレベーターも3~4人サイズの小さなものでした。
リゾートホテルというより、ゴージャスなビジネスホテルのような雰囲気でした。
部屋に仕事を持ち込んだり、打ち合わせをしていそうなホテルというか。
でも、意外にも客層は年配の夫婦が多そうな印象でした。
接客はプロのホテルマンといった感じで、不快な対応は全くありませんでした。
レストランには中韓以外の外国人留学生(研修生)がいるので、ちょっとビックリするかもしれません。
部屋は一番安いプランでも十二分に広く、トイレや洗面台もゆったりしています。
アメニティやタオル地、ソファやベッドは良い物を使ってますが、
内装は一昔前のインテリアで、設備も少々ガタが来てました。
なので、新しい高級ホテルを想像していくと、イメージと違うと思うかもしれません。
ただ、かけ流しの温泉が部屋についていて、食事も美味しいので、
あとは眺望をどれだけ臨むか、予算との兼ね合いになると思います。
1人泊なので、今回は下層階でも高級ホテル並みのお値段でしたが、
2人以上ならば値段相応かなという感じでした。
同じような価格帯で「ホテルうみね」は「晴海」と比較されることが多いですが、
「晴海」の方がエンタメ性が強く、部屋の外で過ごす時間が多くなりそう。
接客もカジュアルな感じで子連れファミリー向きかなと思いました。
「ホテルうみね」の場合は出張ついでにちょっと贅沢したいサラリーマンでもOKのような雰囲気でした。
白い砂浜のある海が見えるのと(晴海は大海原)、
別府温泉街の中心部にある(コンビニや飲食店に困らない)のがポイントかなという気がします。
部屋の広さ★★★★★5.0
設備★★★★4.6
アメニティ★★★★4.7
宿の雰囲気★★★★4.0
清潔感★★★★4.3
接客サービス★★★★4.6
部屋風呂の泉質★★★3.9
【ホテルうみね 宿情報】
チェックイン/チェックアウト 15:00~(素泊まりの場合最終22:00)/~10:00(スイートルームは~11:00)
クレジットカード○
携帯電話送受信○ wifi○(客室無料wifiあり)
エレベーター○ バリアフリー×
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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