最終更新日 | 2020/5/7 | 訪問日 | 2016/1月下旬 |
【万座温泉 湯の花旅館】基本情報
まんざおんせん ゆのはなりょかん
住所:〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣万座温泉2401
TEL:0279-97-3152
公式サイト
*営業中です(ネットでは5/9から予約できます)
⇒「万座温泉 湯の花旅館」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付7500円~13000円 お一人様△ 素泊まり〇 湯治対応〇 自炊〇
お一人様10,000円~(繁忙期不可)
半自炊(2食付)5,000円(一人泊は+1,000円)
冬期暖房費別途
*その他、季節により湯治割引プランあり
口コミ評価:Google 3.9点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆鄙びた湯治宿が好き
◆サルノコシカケ入りの濃厚な硫黄泉に入ってみたい
◆混浴ファン
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【日帰り入浴】
営業時間:10:00~15:00
料金:大人700円 小人500円
湯めぐり手形利用可
*休憩利用・食事対応は要問合せ
【万座温泉 湯の花温泉旅館 日帰り入浴】
「湯の花旅館」は、温泉街の一番奥にある鄙びた湯治宿です。
現在は廃止されてしまった、草津白根山に向かう朝日山リフト前にあります。
温泉街から湯の花旅館に向かう坂道。
降雪が多いと4wd×スタッドレスでも上ることはできず、
スノーモービルでの送迎になる場合があります。
宿の外観は山小屋風です。
万座温泉は、プリンスホテルをはじめとする大型リゾートホテルが多い中、
「湯の花旅館」は昔ながらの風情を保つ湯治主体の宿です。
その点では「豊国館」と似ていますね。
一般の予約サイトでの取扱いがないにも関わらず、
安くて自炊もできることから、若者のスキー客に人気のある宿です。
玄関に入ると、懐かしいような万座以外のどこかの秘湯を思い出す雰囲気。
館内はサルノコシカケと動物の剥製が目立ちます(^_^)
帳場と熊の毛皮が飾ってある囲炉裏。
呼び鈴を推しても誰も出てこないので、
音がする奥の調理場に行ってみると女将さんがいました。
日帰り入浴をしたいと告げると、
「歩いてきたの?」と聞かれ、
何で???と思いましたが、
山の斜面で除雪も不十分なため、
降雪が多い時には温泉街から歩き又はスノーモービルでの移動となるようです。
4WD+スタッドレスの車だったので、特に問題なく宿までたどり着けました。
浴室は館内廊下の奥へ。
湯治で訪れた人が詠んだ一句に、板でガードしてあるけれど雪に埋もれた窓(笑)
「延寿の湯」と書かれた階段を下りて行くと、
「猿茸大明神」なる祠がありました。
「湯の花旅館」では、日本で唯一、サルノコシカケ湯が楽しめる宿で、
アトピーやガン、糖尿病と本格湯治に訪れる人が多いそうです。
「湯の花旅館」のお風呂ですが、
男女別の内湯が1つずつ、
外に混浴露天風呂があります。
内湯の方はこれからチェックアウトするグループが最後の一風呂にと入っていたため、
先に露天風呂へと向かいました。
【湯の花旅館 月見岩露天風呂】
内湯の隣にある露天風呂の入口。
着替えは内湯の脱衣所で済ませます。
混浴ですが、バスタオル巻もOKです。
入口にサンダルと長靴が置いてあったのですが、
先客さんが入浴後にびしゃびしゃのまま履いていたようで、
半分凍っていて冷たかった(^_^;)
こちらが「月見岩露天風呂」です。
その名の通り、開放的な岩造りの露天風呂で、5~6人サイズの大きさ。
湯もみの板が置いてありますが、42度くらいでちょうど良い温度でした。
万座温泉「ラジウム北光泉」泉温76度 湧出量?(自然湧出)
泉質:酸性-含硫黄・マグネシウム・ナトリウム―硫酸塩温泉(低張性酸性高温泉)pH2.5
蒸発残留物1,420mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)? 成分総計1,397.35mg/kg
向かいに見える建物は、休業中の「松屋ホテル」。
「ラジウム北光泉」という源泉はもともとは「松屋ホテル」で利用していたものだそうです。
それにしても、ゲレンデが稼働していたら丸見えのお風呂ですね~
小さい露天風呂ですが、開放的で、きっと夜空の星も綺麗に見えることでしょう。
入浴中♪
内湯のグループは盛り上がっていてまだ出て来そうになかったので、
一人でゆっくり堪能できました。
透明度は20センチくらい、肌にまとわりつくような濃いにごり湯でした。
湯船の底にザラザラとする感触があったので、
湯花かと思いきや、白い砂が敷いてありました。
【湯の花旅館 内湯】
女湯の入口と脱衣所内。
脱衣所は棚と籠があるだけ。寒いのでストーブがついていました。
この日は快晴で、ゲレンデのスキーヤーは暑いと言っていましたが、
外気は昼間でもマイナス5度でした^^
こちらは内湯。
これぞ湯治宿のお風呂!
と言いたくなる木造りの風情のある湯殿でした。
湯気がモクモクですが、綺麗なブルーの乳白色のにごり湯です。
温度はやや熱めで43度。
湯口は2つ。味は酸味と金属のようなエグミが混ざっています。
お湯の量が絞ってあるので、加水せずに快適な温度になっています。
パイプをたどると、源泉の箱の中には大量の「サルノコシカケ」が。
これが噂の、猿茸風呂ですね~♪
サルノコシカケの匂いや味は分かりませんが、
もともとが「ラジウム北光泉」という万座温泉の中でも独特のお湯なので、
とても濃いお湯に感じました。
手作り風のシャワー台。天井は高く硫化水素ガスが籠りにくい構造。
窓が大きく取ってあるので、とても明るいです。
内湯からの景色はなかなかの絶景でした。
【湯の花旅館の夕食】
本日の夕食膳です♪♪ ここに、鍋の鴨すきうどんが付きます(*^^*) pic.twitter.com/9tSmr3Lje0
— 黒岩 哲生 (@yunohanaryokann) 2019年6月13日
【湯の花旅館の動画】
露天風呂⇒内湯の順に撮影しています。
*最後に改修費用等の支援募集の案内がございます。
【万座温泉 湯の花旅館 温泉の感想】
ここは本当に万座温泉か?と疑いたくなるような、古き良き湯治宿でした。
サルノコシカケが入っているのも珍しくて面白いですね。
お湯もかけ流し100%で文句なし。
東北の湯治場のような風情があり、
次回はここに泊まってみたいなと思う宿でした。
泉質★★★★4.6
お風呂の雰囲気★★★★4.4
清潔感★★★★4.0
接客サービス★★★★4.2
【万座温泉 湯の花旅館 温泉情報】
◆お風呂
男女別内湯各1 混浴露天風呂1(バスタオル巻OK)
◆源泉 H5.4月の分析書
万座温泉「ラジウム北光泉」泉温76度 湧出量?(自然湧出)
泉質:酸性-含硫黄・マグネシウム・ナトリウム―硫酸塩温泉(低張性酸性高温泉)ph2.5
蒸発残留物1,420mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)? 成分総計1,397.35mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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