長野県木曽町にあるシュワシュワ炭酸泉「二本木の湯」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2016/1/15 | 訪問日 | 2015/12月下旬 |
【二本木温泉 二本木の湯】基本情報
にほんぎおんせん にほんぎのゆ
住所:〒397-0002 長野県木曽郡、木曽町新開6013−1
TEL:0264-27-6150
公式サイト
【宿泊料金】
なし 日帰り入浴専門
口コミ評価:Google 4.1点/5.0点
【二本木の湯の特徴】
◆茶褐色のにごり湯で、舌もしびれるシュワシュワの炭酸泉!
◆食事処、休憩室あり
◆外でバーベキューもできる
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【日帰り入浴】
営業時間:10:00~19:00 木休
料金:大人620円 小人410円 幼児無料
アクセス
◆車
関東方面から:中央道「伊那IC」~国道361号線、木曽福島経由、インターから36km、45分。
関西方面から:中央道「中津川IC」 ~ 国道19号線 ~ 国道361号線経由、インターから68kg、1時間25分。
ドラぷら
◆電車
関東方面から:JR中央本線「特急あずさ」で「塩尻駅」乗換、JR中央本線「特急しなの」で「木曽福島駅」下車。
名古屋方面から:JR中央本線「特急しなの」で「木曽福島駅」下車。
関西方面から:JR東海道新幹線「名古屋駅」乗換、JR中央本線「特急しなの」で「木曽福島駅」下車。
木曽福島駅前から1日1便無料送迎バスあり。駅前発9:40→温泉着10:00、温泉発14:30→駅着14:50
又は、木曽福島駅前から町営バス「木曽っ子号」開田高原線で「渡合」下車、徒歩20分。
Yahoo!路線情報・おんたけ交通バス時刻表・木曽町幹線バス時刻表
◆高速バス
新宿駅⇔木曽福島の直通バスあり
楽天トラベル高速バス予約
地図
【二本木温泉 二本木の湯 日帰り入浴】
「二本木の湯」は、木曽福島の市街地から国道361号線を北へ10キロ弱。
木曽福島から開田高原に抜ける
黒川郷の旧木曽街道・地蔵峠のふもとにある町営(公社)日帰り入浴施設です。
木曽福島から向かう途中、「せせらぎの四季」という大型日帰り温泉施設を通り過ぎると、
あとはお店もほとんどない道が続きますが、
開田高原~地蔵峠はキャンプ、トレッキング、スキーに秋は紅葉と
行楽シーズンは賑わうのでしょうね。
「二本木の湯」に到着。
道路沿いには「営業中」の看板が出ていました。
施設の前にはバーベキュー広場がありました。
1区画あたり、利用料1,500円、炭代500円。
30名様(2区画使用)までご利用可能。
温泉スタンドもあります。利用時間9:00~21:00無休。
「二本木の湯」の外観。
町営なのにどこか鄙びた温泉宿のように味のある建物です。
雪のぱらつく日でしたが、普段は地元ではかなりの人気のようです。
玄関に入ると右手に休憩室と食事処、左手に受付とお土産コーナーがあります。
小さな施設ですが、きれいで設備も充実しています。
受付。
山の中の施設なのに、タッチパネル式の発券機があることに驚き。
浴室はお土産コーナーの奥にあります。入口前には貴重品ロッカー。
「二本木の湯」のお風呂は、男女別の内湯が1つだけです。
脱衣所は6畳費ほどの広さ。脱衣棚と洗面台、ドライヤーがあります。
こちらが内湯。8畳ほどの広さの浴室に、6~8人サイズの浴槽が一つ。
「二本木温泉 2号泉」泉温18度 湧出量214L/分(動力揚湯)
泉質:含鉄―二酸化炭素―カルシウム―炭酸水素塩冷鉱泉(弱酸性低張性冷鉱泉)ph5.94
源泉かけ流し、加温循環ろ過併用、塩素消毒あり(塩素臭なし)
お湯は茶褐色のにごり湯です。
浴槽内の温度は41度ほど。
湯船の中は加温されているせいか、ほんのり金気臭がする程度であまり特徴はありません。
でも、浴感はフワッとした感じで、体の芯から温まります。
透明度は40センチくらい。
でも、湯口からは冷鉱泉を源泉のままかけ流しており、この源泉が凄い!
お湯を舐めると、唇がしばらくピリピリとしびれていました。
冷鉱泉にしては毎分214Lと、湯量も豊富です。
この源泉付近に居座ると、あっという間に腕に泡が!
炭酸ガスは1,949mg/kgと含有量は国内有数だそうです!(2013年調べ)。
炭酸泉で有名な、「七里田温泉(下湯)」の遊離炭酸含有量は1,113.0mg/kgなので、
「二本木の湯」の方が多くないですか???
冷鉱泉のままの浴槽があったらすごいことになりそうですが・・・。
両方とも入浴された方の感想を聞きたいです^^
*後日、「七里田温泉館 下湯」、「筌の口温泉 山里の湯」に入浴しましたが、
源泉から出てくるお湯は「二本木温泉」の方が炭酸ガスが多く、味も刺激的でした。
ただ、湯船は加温したお湯と混ざって炭酸が消えてしまっているので、
もし加温なしの浴槽があったらどんなふうになるのだろうかなと興味が湧きました。
オーバーフローの量もなかなか。
湯船の底からは加温したお湯を投入しています。
炭酸泉は43度以上加温すると気化してしまうので、
40度前後に温度を保つのがポイントだそうです。
合わせて源泉を投入することで、炭酸の冷鉱泉の特徴を消さずに工夫しているのですね。
ちなみに、天然の炭酸泉が出ている場所というのは、
ミミズの死骸がたくさんいるので分かる人にはわかるそうですよ(゜o゜)
シャワー台とシャンプー。
雪の日で曇り空でしたが、
晴れていれば「駒ケ嶽、麦草嶽、三沢嶽」の頂を眺めることができます。
お風呂から出ると、お蕎麦のダシのいい匂いがしていました♪
人気なのは「すんきそば」。
葉っぱを乳酸菌だけで発酵させた酸っぱい漬物が乗っている木曽の郷土料理です。
右は、食事メニュー一例。
お食事処兼無料休憩大広間。
1時間500円で貸切もできるそうです。
休憩室の前には自動販売機(ビールもあり)とマッサージチェア。
コンビニアイス
お土産コーナーには、「日野百草丸」や「えんめい茶」等の健康食品や温泉の素が売っていました。
「日野百草丸」は正露丸みたいなものですね。
受付には、天然温泉シールラリー「ゆらん」のガイドブック(入浴料金割引あり)と、
ガイドブックを買わずともお試しでシールを集められるパンフレットが置いてありました。
秘湯というよりも、全国の大型日帰り入浴施設がたくさん載っていました。
有効期限は2016年6月までですが、湯めぐりする方はチェックしてみてください♪
【二本木の湯 温泉の感想】
木曽福島周辺は炭酸水素を含む茶褐色のにごり湯が多いですが、
「二本木の湯」は源泉に限っていうと別格ですね!
全国的にはマイナーでそれほど知名度もないと思いますが、
近くに出かける機会があったらおすすめですよ!
泉質★★★3.9(源泉は4.7)
お風呂の雰囲気★★★3.8
清潔感★★★★4.0
接客サービス★★★★4.2
【二本木の湯 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場(内湯各1)
◆源泉 H26.7月の分析書(一部H16のものを含む)
「二本木温泉 2号泉」泉温18度 湧出量214L/分(動力揚湯)
泉質:含鉄―二酸化炭素―カルシウム―炭酸水素塩冷鉱泉(弱酸性低張性冷鉱泉)ph5.94
蒸発残留物1,665mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)?mg/kg 成分総計?mg/kg
態様:源泉かけ流し、加温循環ろ過併用、塩素消毒あり(塩素臭なし)
二本木の湯周辺の温泉宿 宿泊予約サイト |
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【シュワシュワ炭酸泉の関連記事】
◆大分県竹田市 七里田温泉 七里田温泉館 下湯(ラムネの湯)日帰り入浴
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