最終更新日 | 2020/5/12 | 訪問日 | 2015/12月中旬 |
【鳴子温泉郷 川渡温泉 藤島旅館】基本情報
なるこおんせんきょう かわたびおんせん ふじしまりょかん
住所:〒989-6711 宮城県大崎市鳴子温泉字川渡84
TEL:0229-84-7412
公式サイト
*日帰り・宿泊ともに近県のリピーターのみ受入れ中です。
⇒「川渡温泉 」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付8,000円~14,000円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治対応〇 自炊〇
自炊素泊まり2,122円・2,338円(電気器具は別途)
口コミ評価:Google 3.9点/5.0点
【藤島旅館はこんな温泉です】
◆創業400年自炊湯治のできる鄙びた老舗旅館
◆日帰りの営業時間が長く、共同浴場のような存在
◆うぐいす色の濃厚なお湯だけれど、適度にまろやかかつ適温
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【日帰り入浴】
営業時間:7:00~22:30受付(23:00退館)1回1時間まで
料金
大浴場 大人300円 小人100円(7:00~数時間清掃)
中浴場 大人500円 小人300円(13:30~数時間清掃)
貸切風呂 大人500円 小人250円(空いていれば随時、予約する場合は当日15:00~)
食事付プラン3,500円~5,000円(要予約)
個室休憩1,150円~2,230円/人
日・月・水・金清掃
地図
【鳴子温泉郷 川渡温泉 藤島旅館 日帰り入浴】
「川渡温泉」(かわたびおんせん)は、
古川・仙台方面から来ると鳴子温泉郷の玄関口にある小さな温泉街です。
川渡温泉は開湯1,100年の歴史があり、「藤島旅館」はそのシンボル的な存在です。
「藤島旅館」の創業は戦国時代、慶長元年(1597年)。
幕末まで伊達家仙台藩の湯守を務めたという由緒ある老舗旅館です。
藤島旅館の「真癒(まゆ)の湯」は、
足腰の傷を癒す名湯であることから、「脚気(かっけ)川渡」とも呼ばれていたそうです。
今回は初の鳴子温泉郷巡りの旅でしたが、
初日に川渡温泉の共同浴場「川渡温泉浴場」に入浴したところ、
鳴子温泉郷らしいインパクトの強いお湯だったので、
宿系のお風呂と比べてみたくなり、最後の〆に「藤島旅館」に立ち寄りました。
「藤島旅館」は営業時間が7:00~23:00と長く、
旅館でありながら地元の銭湯のように愛されている宿です。
「藤島旅館」は鳴子温泉郷のメインストリートから1本入ったカーブ沿いの角にあります。
看板が目立つので、見落とすことはないと思います。
外観はいかにも湯治宿らしい雰囲気。
一番古い奥の建物が帳場のある玄関の入口。鄙びてますね~(^^♪
中に入るとこれまた鄙びた雰囲気。
玄関の左手が帳場、右の売店のある通路を通り抜けた奥が大浴場です。
左は鳴子温泉でおなじみの泉質掲示、玄関右側にはコイン式貴重品ロッカー。
こちらは入浴料金。
日帰りで入浴できるのは、
◆大浴場(男女別内湯) 300円(せっけん、シャンプーなし)
◆中浴場(男女別内湯) 500円(せっけん、シャンプーあり)
◆貸切風呂(内湯) 500円 (せっけん、シャンプーあり)
の3カ所となっています。
原則として日帰りの場合には大浴場がメイン、
その他は清掃時間によって入れたり入れなかったり。
料金はそれぞれ別なので、2つ以上入浴する場合には加算されます。
到着した時には午後2時過ぎ、中浴場は清掃中、貸切風呂は使用中とのことで、
大浴場に向かいました。
大浴場と中浴場は源泉は同じ、中浴場は少し小さ目だけれどバイブラがあるということでした。
貸切風呂だけは源泉が異なるようです。
【藤島旅館 男女別「大浴場」】
売店の奥にある大浴場入口。
脱衣所の写真を撮り忘れましたが、8畳くらいの広さに脱衣棚と洗面台がありました。
平日でもお客さんは常時10人近くいるとうことです。
この日は2~3人のお客さんしかおらず、常連さんは「貸切だね~」と喜んでいました。
大浴場にはトイレがなく先に済ませてくださいとの張り紙、
それと、石鹸、シャンプー類は置いていないので、要持参又は帳場で購入します。
備品の価格表
地元の共同浴場のような存在なので、
石鹸で丁寧に洗ってから入浴しないとお年寄りの目が光っています^^
なので、少なくとも石鹸は持っていた方が良いかもしれません。
こちらが大浴場(女湯)。
湯気がモクモクで分かりにくいですが、15畳くらいの広さに赤い御影石のお風呂。
お湯は茶色を少し混ぜたようなうぐいす色です。
透明度は20センチくらい。
温度は42度で、この手のお風呂にしては入りやすい温度でした。
湯口
アブラ臭と硫化水素ガス臭がしますが、冷泉をブレンドしてあるせいか、浴感はまろやか。
アブラ臭は控えめ、タマゴ臭はそこそこあります。
近くの共同浴場に比べると、ガツンとくるようなインパクトはありませんが、
お湯は濃いので、短時間で芯から温まります。
浴室の角には打たせ湯。
こちらも40度くらいで利用しやすい温度でした。
加水はあるかもしれませんが、アブラ臭もあって、きちんと源泉を使用しています。
壁のスイッチでon offできます。 カーテンを引いて椅子に座って利用。
シャワー台
ドライヤーは100円コイン式。コインランドリーもありました。
素泊まり自炊湯治の場合には、電気製品は別料金になっています。
トイレは和式とウォシュレットタイプがありました。
売店にはお菓子屋カップ年、生活雑貨が置いてあります。
売店もレトロで良い味を出してますね~(^^♪
売店から大浴場に向かう廊下は、自販機が置いてあり、湯上りスペース(喫煙可)になっていました。
玄関前の廊下にはぶら下がり健康器、サンドバッグにミニトランポリンの台。
湯治のエクササイズにこのラインナップは不思議な感じ^^
向かいのショーケースにはフクロウや金の招き猫等。こけしがいないような。
縁起を担ぐグッズなのか、おみやげ品もちょっと変わってます(^_^)
【川渡温泉 藤島旅館 温泉の感想】
絵に描いたような鄙びた湯治宿ですが、お客さんが多く活気がありました。
共同浴場に比べ浴感は滑らかで温度管理も良く、
営業時間も長いので、銭湯代わりに訪問する人が多いのも頷けます。
とはいえ、一見やさしめのお湯ですが、
湯冷めしにくく、鳴子温泉郷らしいアブラ臭とタマゴ臭もあって、残り香の持続も長かったです。
鳴子温泉郷の仕上げ湯としてはとても満足できるお湯でした。
帳場のお婆さんも、格安の日帰り客に対しても接客は丁寧でした。
泉質★★★★4.4
お風呂の雰囲気★★★★4.1
清潔感★★★★4.0
接客サービス★★★4.0
【川渡温泉 藤島旅館 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 大1(内湯、打たせ湯) 中1(内湯、バイブラ)、貸切風呂(内湯)1
◆源泉 H21.12月の分析書
「真癒(まゆ)の湯 冷泉A・真癒の湯冷泉B 混合泉」泉温47.6度 湧出量?
泉質:含硫黄-ナトリウム―炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)ph7.5
蒸発残留物762.8mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)1,052.5mg/kg 成分総計mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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