鳴子温泉郷にある「名湯秘湯うなぎ湯の宿 旬樹庵琢ひで」の入浴レポートです。
◆お風呂
「長生の湯」男女別内湯各1 混浴露天風呂1(バスタオル巻不可)
(女湯は24時間利用可 清掃時を除く、男湯は24:00~5:00まで閉鎖)
「鶴亀の湯」男女別露天風呂各1
(チェックイン~24:00、翌朝男女入替え5:00~10:00 )
「芍薬の湯」「石橋の湯」男女別内湯各1 露天風呂1
(24時間利用可能 清掃時を除く、24:00男女入替え)
【琢秀の温泉の特徴】
◆全国でも屈指のトロトロ・ヌルヌルの湯
◆源泉数は4つ
◆宿泊すれば、7つのお風呂に入れる!
琢ひでの口コミ評価:Google4.0点/5.0点
最終更新日:2022/2/11
訪問日:2015/12月中旬
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⇒「うなぎ湯の宿 琢ひで」へのアクセス&予約はこちらのページへ
→「中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀」の客室情報はその1お部屋編へ
→「中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀」のお食事情報はその2お食事編へ
【日帰り入浴】
営業時間:10:30~14:00(最終受付13:30)
料金:1,000円
個室休憩1,200円/人
食事処 11:30~14:00(最終受付13:30)
定休日:原則無休
【中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢ひで 宿泊 その3 お風呂編】
「中山平温泉 琢秀」は、「うなぎ湯」と呼ばれるのも納得の、
アルカリ度の強い、ヌルヌルのお湯が特徴です。
お風呂は大浴場が3か所あり、宿泊中はもちろん、日帰りでも利用可能です。
お風呂の位置図(クリックで拡大)
※日帰りの場合は正面玄関ではなく裏に出入り口があるようです。
【うなぎ湯の宿 琢秀 「鶴亀の湯」(男女別露天風呂)】
まずは、館外にある男女別露天風呂「鶴亀の湯」からご紹介します。
1階の玄関から左の通路の突き当たりにある出入り口。
「鶴亀の湯」は危険防止のため、24:00~5:00までは利用不可となっています。
サンダルに履き替えて外に出ます。
外に出ると正面に階段があります。
途中にある東屋(喫煙所)
翌朝は快晴で、綺麗な雪景色となっていました。
湯小屋の前には小さな源泉の櫓が立っており、湯気が上がっていました。
階段を下りて行くと湯小屋があります。
入り口のガラス戸。
中に入ると道祖神(金精様)と賽銭箱。
「鶴亀の湯」は和合と子宝の湯のようです。
男女別の入口。
チェックイン~24:00までは左が女湯、右が男湯。
深夜は利用禁止で、翌朝6:00~男女入替えとなります(2015年当時)。
※現在浴室は撮影禁止になっているようです(遅くとも2019年以降)
脱衣所内には洗面台と脱衣棚。
脱衣棚はロッカーの鍵が壊れているので、貴重品は部屋の金庫かフロントへ。
ドアから出るとシャワー台が2箇所。
細長い石組の10~15人サイズほどのお風呂があります。
奥には屋根がついているので、雪雨の日でも安心。
一応、入口の壁にも笠が掛けてありました。
ややグリーンがかった透明なお湯。
屋根の下に源泉の湯口があり、このあたりで43度強、手前はやや温くて42度くらいでした。
一歩足を踏み入れると、期待以上のぬるぬる感!
これほどヌルヌルしているとは!
ただし、この「鶴亀の湯」だけは別源泉で、
他のお風呂はこれほどヌルヌルしていませんでした。
初めに入ったのが「鶴亀の湯」だったので、かな~りビックリ。
あまりヌルヌル湯に固執はしていないので、
今まで入浴した中でヌルヌル湯の記憶があるのは、
「由布院温泉 庄屋の館」(大分県由布市)くらいなのですが、
琢秀のこの鶴亀の湯の方が凄かったです。
入浴中の目線。
男湯との間に高い衝立があるので、眺望はイマイチですが、
お湯のインパクトが強いので景色どころではありませんでした^^
翌朝入れ替わった男湯へ。
見た目通り「亀甲の湯」です。
こちらは小ぶりで5~6人サイズ。
屋根がないので、雨雪を避けることができず、少々不便です。
こちらは湯量を絞ってあるので、42度弱とややぬる目でした。
昨晩の大きい露天風呂と同じ源泉なのですが、心なしか鮮度もヌルヌルもイマイチ。
うなぎ湯の真骨頂はチェックイン時に女湯だった大きい方の露天風呂にあると思います!
日帰りだと男性はこちらにしか入れませんね。
思ったよりもヌルヌルしていなかったという感想は、
大きい露天風呂に入れなかったせいなのではないかと思うのですが、どうでしょう?
それと、入浴前に石鹸で全身を丁寧に洗ってしまうと、
ヌルヌルを実感しにくくなるのかもしれませんね。
【うなぎ湯の宿 琢秀「長生の湯」】
続いて男女別の内湯と混浴露天風呂のある「長生の湯」へ。
フロントのすぐ左側に男女別の入口があります。
こちらは男女入替えなしで24時間利用可能。
ただし、男湯の方は24:00~翌5:00まで湯温調整のため閉鎖されます。
つまり、その時間帯は混浴露天風呂は実質女性専用となるわけです(2015年当時の情報なので現在も同じ課は不明です)。
脱衣所の入口でスリッパを脱いで良いのか迷いますが、
脱衣所の中に靴棚があるので、入口で脱いで手に持って移動です。
脱衣所内は6畳ほどの広さ。脱衣棚と洗面台が3台あります。
洗面台にはドライヤー、販促化粧水などいろいろ置いてあります。
うなぎ湯入浴心得10箇条。「お湯は しんしんとんとろ♪♪」
当たり前のマナーが書いてあります。
注意すべきは混浴露天風呂はバスタオル巻や湯浴み着の着用が禁止されています。
他に、浴室での無駄下処理や毛染め禁止と書いてありました( ゚Д゚)
内湯はシンプルな石造りの浴槽。6~8人サイズ。
奥に湯口がありますが、パイプが水中に潜っていてお湯の投入も少なめでした。
温度は42度弱。
「鶴亀の湯」に入った後だと、あまりヌルヌルのインパクトは感じられません。
ドアから外に出ると混浴露天風呂があります。
10~15人サイズの大きさ。
岩組みで中央に板塀の男女仕切りがありますが、ほぼ無意味な構造です。
何故なら、先ほどの「鶴亀の湯」から歩いて来る途中に木陰の隙間から見えてしまうので^^
ただ、宿泊中に3回入浴しましたが、食事処で見かけたのは私以外に一組だけ。お風呂には誰もおらず、静かに独泉できました。
ややグリーンがかった透明なお湯。
入口の反対側の正面に湯口があります。
ぬるい所は41度くらい、熱いところは43度強あり、良くかき混ぜないと温度がまばらでした。
この露天風呂は開放感と景色を楽しむお風呂ですね。
【うなぎ湯の宿 琢秀 芍薬の湯&石場の湯】
最後に、2階の食事処の奥にある男女別の浴場です。
チェックイン時は左の「芍薬の湯」が女湯、右の「石橋の湯」が男湯でした。
24時に入替となり、翌朝10:00まで利用可能です。
脱衣所にはトイレと洗面台、鍵付のロッカー。
こちらが「芍薬の湯」の内湯。
石切りの3~5人サイズの小ぶりなお風呂です。
日が暮れてしまって分かりにくいですが、ややグリーンがかった透明なお湯。
ヌルヌル加減は「鶴亀の湯」には及ばず。湯量も絞ってあるので鮮度もイマイチでした。
とはいっても、一般的には十分なヌルヌル感です。
「芍薬の湯」の方にだけ、1~3人サイズの樽風呂の露天風呂があります。
夜になってしまい、外の景色は見れず。
でも、こんな感じで本来は絶景なのです!
深夜に入れ替わった「石場の湯」。
「芍薬の湯」と同じような石きりのお風呂で、3~5人サイズの大きさ。
外が明るいとグリーンがかったお湯というのがはっきり分かりますね。
湯量を絞ってありますが、早朝の方がお湯が回転した後で鮮度もヌルヌル度も増していました!
ただ、やっぱり「鶴亀の湯」に比べてしまうと、ヌルヌル度は2段階ほど落ちますね。
それでも十分ヌルヌルなのですが。
シャワー台。シャンプー類は「クラシエ」でした。
廊下のカウンターには麦茶のサービスがありました。
金土日祝のみ営業のエステもあります。
ムースエステ(肩)お試し10分コース~20分コース
フットエステお試し10分コース~40分コース
フット&肩 20分~50分コース
フェイス 10分~30分コース
【うなぎ湯の宿 琢秀 温泉の感想】
うなぎを掴んでいるようなヌルヌルのお湯ってどんなお湯?
と半信半疑で出かけましたが、
「鶴亀の湯」の露天風呂(大)に関しては予想以上のヌルヌル感でした。
アルカリ度が強いので、冬場は若干手がかさつきますが、
桶にお湯を汲んで顔を洗うと、あら不思議、
むきたまごつるりんでお肌がすべすべになりました。
化粧水のようなとろみのあるお湯で化粧水要らず。
このお湯のためにまた泊まりたいなと思うほどでした。
替えの浴衣を用意しておいてくれるほど、
何度も入りたくなるお風呂であることは間違いないです。
泉質★★★★4.4(一部4.7)
お風呂の雰囲気★★★★4.3
清潔感★★★★4.2
【中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀 源泉情報】
◆「鶴亀の湯」H20.10月の分析書
「白須5号」泉温98.6度 湧出量?(掘削自噴)
泉質:含硫黄-ナトリウム―炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性アルカリ性高温泉)ph9.4
(旧泉質名:含重曹芒硝―硫黄泉)
蒸発残留物1,013mg/kg 溶存物質1,249.6mg/kg 成分総計1,250.3mg/kg
◆「長生の湯」,「芍薬の湯・石橋の湯」H20.10月の分析書
「新1号・新2号源泉混合泉」泉温67.9度 湧出量?(掘削自噴)
泉質:含硫黄-ナトリウム―炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性アルカリ性高温泉)ph9.2
蒸発残留物927.6mg/kg 溶存物質1,107.9mg/kg 成分総計1,108.5mg/kg
態様:いずれも源泉かけ流し、加水・加温なし(熱交換による温度調節)、塩素消毒なし
→「中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀」の客室情報はその1お部屋編へ
→「中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀」のお食事情報はその2お食事編へ
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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