栃木県日光市の中禅寺湖畔にある「中禅寺金谷ホテル 空ぶろ」の入浴レポートです。
【中禅寺温泉 中禅寺金谷ホテル 空ぶろ】温泉情報
ちゅうぜんじおんせん ちゅうぜんじかなやほてる そらぶろ
◆お風呂
男女別大浴場 内湯1 露天風呂1 サウナ各1
利用時間:5:30〜9:30 13:00〜24:00
男女入替えなし
口コミ評価:google 4.0点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆中禅寺湖周辺でにごり湯を楽しみたい
◆ランチも楽しめる宿が良い
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【日帰り入浴】
営業時間:13:00~15:00
料金:大人1,300円 小人600円 レンタルタオルセット付
ランチ:12:00〜14:00(L.O.)
*冬季は土日のみの営業となる場合あり
*コーヒーハウスは4月中旬~11月下旬まで営業(冬期閉鎖)
【中禅寺金谷ホテル 「空ぶろ」 宿泊&日帰り入浴】
中禅寺湖畔には「中禅寺温泉」という無色透明の温泉がありますが、中禅寺金谷ホテルは12キロ先の日光湯元温泉から引き湯をしています。
エメラルドグリーンの硫黄泉のにごり湯(ときどきバスクリンのように透明な緑色)&天然温泉100%でかけ流しの温泉を楽しむことができます。
温泉棟が建てられたのは昭和61年(1986年)なので、温泉の利用が開始されたのもそれからだと思います。
温泉は「空ぶろ」と呼ばれる別棟にあり、平成23年4月にリニューアルされました。
「中禅寺金谷ホテル」は1泊2万円前後からするハイクラスの宿ですが、午後から数時間だけ日帰り入浴も受け付けています。
レストランではランチセットが用意されていて、下の通り沿いにはカフェも併設されているので、中禅寺湖畔で食事もできて日帰り入浴もしたい時には便利なホテルです。
宿泊ももちろんおススメですよ♪
奥日光に行ったら一度は泊まっておきたいホテルだと思います。
「中禅寺金谷ホテル」には、日帰り入浴&ランチ(2014年)と宿泊(2017年)で訪問しています。
「中禅寺金谷ホテル」のお風呂は、
- 男性用大浴場 内湯1 露天風呂1 サウナ1
- 女性用大浴場 内湯1 露天風呂1 サウナ1
があります。
宿泊中も男女入替えはありません。
日帰り入浴の場合はタオルセット付になっています(2014年当時の情報)。
フロントで代金を払うと、タオルセットと温泉入口の暗証番号を書いた紙を渡されます。
大浴場には貴重品ボックスもロッカーもありませんので、日帰りの場合はお財布や時計はフロントに預けます。
(2017年追記:ロビーの階段下には貴重品ボックスらしきものがありました。)
ハイクラスのホテルで、接客も老舗ホテルらしいですが、日帰り入浴ウェルカムなので気負わずに立ち寄れます。
入浴後にカフェで食事をしてから教えてもらったのですが、事前に食事をすればカフェで200円割引券をもらえますので、
先に食事をした方がお得ですね(*2014年5月11日現在の情報です)。
フロントから客室の前を通り過ぎ別棟に出る渡り廊下。
以前は吹きさらしでしたがガラス戸が設置されました。
しばらく通路を歩いていくと、温泉棟に出ます。
「空ぶろ」という看板と男女別の暖簾が見えてきます。
入口のドアは暗証番号を入力しないと開かない仕組みになっています。
ドアには入力の仕方が書いてあります。
宿泊の場合は部屋に暗証番号が書かれているので、忘れずに。
なぜこんな仕組みになっているかというと、温泉棟は駐車場の目の前にあるから外部から無断で入れないようにするためなのですね。
駐車場から見た温泉棟
ドアを開けると靴箱がありますが、靴マークに大きく×が書いてあります。
外国人のお客さんが多いからでしょうか。
2回ともシーズンオフだったため、外国人は見かけませんでしたが。
脱衣所の入口にはトイレもあります。
中ほどには洗面台。
高級ホテルらしく素敵ですね♪
資生堂の化粧水と、お風呂上りの冷水が置いてありました。
以前はアメニティシリーズでしたが今回は変わっていました。
さらに奥に脱衣室。
20人分しか籠がないですが、満室の時には混雑するのかな。
今回は30名くらいの団体さんが宿泊していましたが、なぜかお風呂では誰とも会いませんでした。
浴室入口
浴室の入り口を開けると、右側に細い通路、サウナがあり、左側は仕切りのあるシャワーとなっています。
シャンプーはPOLAの蜂の巣マークのあるブランドでした。
サウナは2段で4人掛け。
内湯は大理石でできていて、8~10人サイズほど。
写真の写りが薄暗いですが、透明なエメラルドグリーンで湯花も少な目でした。2014年に訪問した時にはグリーンのにごり湯でした。
お湯は40.2度でややぬるめ。
源泉名 奥日光湯元温泉「奥日光開発(株)1・2・3・4・7号森林管理署源泉混合泉」
泉温78.6度 湧出量?(自然湧出)
泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム―硫酸塩・炭酸水素温泉
そこに沈んでいる消しゴムかすのような湯花
湯口の温度は56.7度。
外の気温がマイナス2度だったので、浴槽内の温度は低めになっています。
なので、冬季もできるだけ加温はしないようにしているのかもしれません。
内湯の窓は大きく取ってあり、高台にあるので、木の隙間から中禅寺湖を眺めることができます。
窓を開けて内湯に入浴中の目線。
内湯の横には露天風呂の入口があります。
露天風呂だけは館内で唯一といっていい、非バリアフリー設計です。
露天風呂の浴槽まで5段くらい段差があります。
2014年の露天風呂。見事なエメラルドグリーンのにごり湯。15人サイズくらい。
日差しが強いと隠れるところがないので、長居をすると日焼けをするかもしれません^^
内湯と比べると、お湯の投入量が多いせいか、若干透明度が高かったです。
それと、大きな湯花も大量に舞っていました。
温度は若干高く、42.5度くらいでした。
大きな石の間から源泉がかけ流されていますが、見事に硫黄成分がこびりついています(2014年)。
でも、草津や蔵王のような強酸性泉ではなく中性なので、ピリピリ感はなく肌に優しいお湯です。
2017年の画像
入浴前はほぼ透明なグリーンでした。
露天風呂はややぬる目の39.4度。
お風呂の中を移動していたらにごり湯に。
湯元ではブルーのお湯である場合が多いですが、同じ共同源泉を使用していても宿によって色が変わるのも面白いです。
露天風呂の周りには互い違いの木の柵があり、隙間からちょっとだけ中禅寺湖が見えます。
2014年5月の画像。新緑の季節になると葉っぱで見えなくなるかもしれません^^
策の隙間から見えるミズナラの林と中禅寺湖(2017年3月の画像)。
中央にまだ若い桜の木が見えます。
他にも何本か桜の木があったので、公式画像のように部屋や露天風呂からお花見ができるかもしれません(例年の見頃はGW~5月中旬頃)。
帰りの通路を戻って建物内に入ると、
冷水のサービス
ドリンクの自動販売機
マッサージチェアが置いてありました。
宿泊の場合はリラクゼーションルームも利用できます。
フロントに戻ると、ランチは14:00L.O.で終わってしまいました。
館内にある「ダイニングみずなら」2014年の春のスペシャルランチ&入浴セット
メニューは栃木ゆめポークのソテーか、日光虹鱒のソテー金谷風をメインとしたものでした。
後は、金谷ホテル名物の「百年カレー」に牛肉のソテーを添えたメニューもあったと思います。
ホテルの下の湖畔にある「コーヒーハウスユーコン」で単品でデザートを組み合わせると結構なお値段になってしまうので、ホテル館内のスペシャルランチは意外とお得なのではないかと思います。
早朝に戦場ヶ原を散策して、お昼は金谷ホテルのランチとお風呂、良いかもしれません。
2014年は5月の連休明けの訪問でしたが、やしおツツジや桜がきれいでしたよ(^^♪
紅葉シーズン以外もおススメの奥日光でした。
【中禅寺金谷ホテルの温泉評価】
12キロ離れた湯元から源泉を引き湯しており源泉かけ流し利用状況ですが、思っていたほどお湯の劣化は少なく、湯元の標準的な温泉とほぼ同じお湯を楽しめます。
しかもこの手のリゾートホテルで循環なし、塩素消毒なしは貴重です。
湯元の温泉でも、眺望と広さを兼ね備えた露天風呂のある宿はあまりないので、総合評価は高い温泉だと思います。
1階には中禅寺湖を眺めながらランチも取れるコーヒーハウスがあり、中禅寺湖周辺のドライブの立ち寄りスポットとしてもおすすめですよ。
泉質 ★★★★4.1
お風呂の雰囲気 ★★★★4.3
清潔感 ★★★★4.3
【中禅寺金谷ホテル 温泉情報】
◆お風呂
男女別内湯各1 露天風呂各1 サウナ各1 (男女入替えなし)
◆源泉 H27.9月の分析書
源泉名「奥日光開発(株)1・2・3・4・7号森林管理署源泉混合泉」
泉温78.6度 湧出量?(自然湧出)
泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム―硫酸塩・炭酸水素温泉
(硫化水素型・中性低張性高温泉) pH6.4
蒸発残留物1,238mg/kg 溶存物質(ガス性除く)1,112.8 mg/kg 成分総計1,582mg/kg
硫化水素12mg チオ硫酸イオン0.6mg 遊離硫化水素52.8mg/kg
態様:源泉かけ流し、温度調整のため季節により加水又は加温あり、塩素消毒なし
一般的適応症:皮膚病、リウマチ、糖尿病、高血圧症、痛風等
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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