奈良県十津川村にある「湯泉地温泉 公衆浴場 滝の湯」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2020/7/5 | 訪問日 | 2014/9月下旬 |
【十津川温泉郷 湯泉地温泉 公衆浴場 滝の湯】基本情報
とつかわおんせんごう とうせんじおんせん こうしゅうよくじょう たきのゆ
住所:〒637-1333 奈良県吉野郡十津川村小原373−1
TEL:0746-62-0400
公式サイト
*2020/6/1より営業を再開しました。
【日帰り入浴】
*当面の間20:00閉館となります
営業時間:10:00~21:00
料金:大人600円 小人300円
定休日:木
口コミ評価:じゃらん4.2点/、ニフティ温泉4.1点/5.0点
【滝の湯の特徴】
◆渓流沿いにある新しくて綺麗な共同浴場
◆ほのかな硫黄の香りがする無色透明のお湯でかけ流し100%
◆食事処もあり、十津川村のあまごが味わえる
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アクセス
◆車
五條経由:名古屋から東名阪道「亀山IC」~西名阪道「郡山IC」~国道24号五條経由~国道168号十津川村
南紀勝浦経由:新宮から国道168号経由
*国道425号尾鷲~龍神は途中悪路のためお勧めできません。
ドラぷら
◆電車
JR紀勢本線「新宮駅」下車、大和八木駅行きバス約2時間30分、十津川村役場下車、450m徒歩6分。近鉄大和八木駅からJR五条駅経由新宮行きバス約4時間、十津川村役場下車、450m徒歩6分。
奈良交通バス
Yahoo!路線情報
◆高速バス
新宿発→五条駅前着の高速バスあり。五条駅前から新宮行バスで十津川村役場下車、450m徒歩6分。
大宮・池袋発→新宮駅前着の高速バスあり。新宮駅から奈良交通のバス「八木(南)行き・特急」で十津川村役場下車、450m徒歩6分。
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地図
【十津川温泉郷 湯泉地温泉 公衆浴場 滝の湯】
十津川温泉郷は奈良県と和歌山県の県境近くにある、日本でも有数の秘境の温泉地です。
奈良県側からも和歌山県側からも高速バスで2時間以上かかり、日本一長い路線バスのある村でも知られています。
十津川といえば、十津川警部。
西村京太郎原作の小説の主人公はこの十津川村がヒントになっています。
村の中心部を流れる十津川の渓谷
川の水も驚くほど透き通っています。
鮎釣りで有名な場所ですが、平成23年の台風での土砂災害により、
周辺の環境は一変し、今でも復旧できない箇所があります。
十津川村には湯泉地温泉・十津川温泉・上湯温泉の3つを合わせた十津川温泉郷があり、
全施設が源泉かけ流し100%ということで、
2004年、全国初の「源泉かけ流し宣言」を行った温泉地です。
*他に福島の高湯温泉等があります。
湯泉地温泉(とうせんじおんせん)は、十津川村役場から徒歩圏内にあり、
「滝の湯」と「泉湯」の二箇所、共同浴場があります。
「滝の湯」は村役場(バス停前)の西側にある裏道を5~6分歩いたところにあります。
滝の湯の外観。
レンズの汚れで分かりにくいですが、
2009年にリニューアルオープンしたばかりの綺麗な公衆浴場です。
改装前は木造の鄙びた元旅館を利用していたようです。
源泉かけ流し宣言をしただけあって、入口に温泉データが掲示されています。
入口に入ると入浴券の自動販売機があるので、購入後受付に渡します。
お風呂は廊下の突き当たり奥です。
男女別の内湯と露天風呂が一つずつあります。
館内は新しい板張りでピッカピカです。
大浴場入口
女性用脱衣所
洗面台にはドライヤーあり。
【滝の湯 露天風呂(女湯)】
この「滝の湯」は目の前を滝が流れる露天風呂が名物ということで、まずは露天風呂に向かうことに。
脱衣所から屋根つきの階段を下りて行きます。
サンダルに履き替えて外に出るともう40~50段くらい渓谷沿いに下りる階段があります。
露天風呂前の脱衣所に到着。
ここで着替えても良し。
温かい季節は内湯の脱衣所からタオル巻で来る方が楽かもしれません。
外に出ると、白っぽい御影石の5~6人サイズの浴槽がどーんとあります。
底はブルーのタイル張りで、夏でも涼しげなお風呂です。
といっても、源泉の温度は51度あるので、浴槽内は44度強ありました。
まだ9月で日中の気温が35度くらいあるため、長居はできません。
お客さんは地元民の普段使いが多いせいもあるのか、露天風呂は貸切状態でした。
奥の石のあたりから熱いお湯が流れてきます。塀の向こうは男湯。
一応加水用の蛇口もありますが、もったいないのでそのまま入浴。
入浴中の目線。
眼下の景色。奥に小さな滝があります。
川の水は魚が見えるくらい透き通っています。
清流過ぎるのか、
アブがいてもおかしくない立地で夏の晴天時という条件なのに、一匹も虫がいませんでした。
何というか、波動が良い川と温泉です。
お湯自体は無色透明で、成分も少な目なのですが、はっきりとした硫黄臭がします。
上品な香りで、もう少しぬるければずっと浸かっていたいお風呂でした。
館内に貼ってあった男湯の露天風呂の写真。
【滝の湯 内湯(女湯)】
階段を上って内湯に戻ります。
5~6人いた地元のお客さんは上がったようです。
内湯は赤い御影石の浴槽で、5~6人サイズです。
湯口。こちらは41度くらいでちょうど良い温度でした。
恐らくお客さんが薄めたようです。
それと、露天風呂に比べてお客さんの出入りが多いせいか、
お湯がなまっているように感じました。
入浴中の目線。脱衣所が見えます。
右側はシャワーが数台あり、シャンプー類も揃っていました。
湯上り後、食堂のメニューを見るとちょっと惹かれるメニューが。
アマゴの唐揚げにアマゴの塩焼きがありました。
関東では食べられないので食べたかったですが、どちらも20~30分待ちということで断念。
この後行った道の駅「十津川郷」のうどんはあまり美味しくなかった・・・。
食事処兼休憩スペース
【湯泉地温泉 公衆浴場 滝の湯の感想】
村民は安い入浴料、観光客は普通の料金設定のためか、地元の方の銭湯としての利用が多いようです。
熱めですが、お湯を楽しむなら露天風呂の方がおすすめです。
とても綺麗な施設で、温泉もかけ流し100%。
特に、渓流沿いの露天風呂は雰囲気が良く、しかも貸切状態だったので、公衆浴場とは思えない贅沢な一風呂となりました。
その後、「泉湯」に行きましたが、「滝の湯」の方がお湯も雰囲気も良いと思います。
泉質★★★★4.2
お風呂の雰囲気★★★★4.6(露天風呂)
清潔感★★★★4.5
接客サービス★★★★4.3
【湯泉地温泉 公衆浴場 滝の湯温泉情報】
◆お風呂
男女別内湯各1 露天風呂各1
◆源泉
湯泉地温泉1号・2号泉混合泉 泉温51.4度 湧出量?
泉質:アルカリ性単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)ph8.8
残留蒸発物226.2mg/kg 溶存物質274.1mg/kg 成分総計274.5mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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