北海道遠軽町にある「丸瀬布温泉 マウレ山荘 ポッケの湯」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2020/5/27 | 訪問日 | 2020/2 |
【丸瀬布温泉 マウレ山荘 ポッケの湯】基本情報
まるせっぷおんせん まうれさんそう ぽっけのゆ
住所:〒099-0213 北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利172
TEL:0158-47-2170
公式サイト
*2020/6/1より営業を再開する予定です(当分の間サウナはお休みです)
⇒「丸瀬布温泉 マウレ山荘」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付 16,500円~45,000円 お一人様○ 素泊まり× 湯治× 自炊×
1泊朝食付8,500円~
マウレ山荘の口コミ評価:Google 4.2点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆マウレ山荘のファン
◆新しくてきれいな日帰り温泉が良い
◆フィンランドサウナのある温泉が良い
◆ランチ・ディナー営業のある温泉が良い
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【日帰り入浴】
営業時間:12:00~17:30受付(18:00閉館)
料金:大人600円 子供300円
タオルレンタルあり
定休日:
【丸瀬布温泉 マウレ山荘 ポッケの湯】
2019年9月14日にオープンした「丸瀬布温泉 マウレ山荘 ポッケの湯」の画像レポートです。
「マウレ山荘」の宿泊棟も以前は日帰り入浴ができたのですが、「ポッケの湯」がオープンして以降はこちらが日帰り入浴専門施設になりました。
丸瀬布温泉は地図でざっと見ると北見市の近くかな?くらいの認識で出かけましたが、実際には冬季通行止めになる道路の起点にあり、よほど温泉好きでなければこんな雪道を走らせてまで行かないだろいうというような場所にありました(2月~3月上旬はマイナス20度以下の日もままあるくらい北海道の中でも寒い地域です)。
でも、「マウレ山荘」はとても人気の宿なので、日帰り施設も混雑時は入場制限が出るほど同じく人気のようです。
「マウレ山荘」は、道東の北見・紋別エリアで温泉旅館を検索していると一人でも泊まれる宿として出てくるのですが、外観はヨーロッパの田舎にある小さなお城のような白壁に三角屋根の建物が印象的で以前から気になっていた宿です。
一人で泊ると2万円ちょっととなかなかいいお値段なので、「ポッケの湯」もオープンしたことだし、こちらでどんな温泉か試しに行ってみることにしました。
日帰り温泉は本館から30mくらい離れたところに独立してあります。
10人もいると一杯になってしまこじんまりとした施設ですが、暖炉のあるウッディな館内や露天風呂に併設された本格的なフィンランドサウナ(目の前には雪もありました)があったり、おしゃれな感じでした。
源泉の温度が40度前後と、真冬にかけ流しにするには温度が低いため加温となっています。
それでも露天風呂は湯口付近から硫黄と石膏臭の中間くらいのほんのりとした温泉臭が感じられ、浴感もツルツルの後にヌルヌルする良いお湯でした。
内湯は循環ろ過ありで温泉の特徴はやや消失してしまっていますが、消毒臭はしませんでした。
分析書を見ると申請者が町長になっていたので、マウレ山荘が町営なのかと思ったら、「ポッケの湯」は宿泊棟の「マウレ山荘」とは別源泉で、町営の日帰り施設「やまびこ」から引き湯しているそうです。
どちらも単純泉ですが、「ポッケの湯」の方はさっぱりしつつもツルツルややヌルヌル感あり、「マウレ山荘」の方はもうすこしねっとりしたヌルヌル感があるそうです。
「マウレ山荘」にあと少しという道中は真っ白のアイスバーンでした。
帰りは暗くなるとどこが滑りそうなのか見えないので運転も緊張します。
道路の正面に通行止めの文字が見えたと思ったら、手前右側に「マウレ山荘」の看板が出ていました。
高台にある白壁と青い屋根の建物が「マウレ山荘」
夜はホーンテッドマンションみたい^^
通り沿いにある平屋の三角屋根が「ポッケの湯」
駐車場は20台分くらいあります。
「ポッケの湯」入口
右側のガラス窓の部分は休憩所です。
玄関入って正面に受付
券売機があります。
受付を右に進むと男女別の暖簾があります。
入口前には貴重品ロッカー。
脱衣所内は棚と籠だけでカギ付きのロッカーはありません。
洗面台、ドライヤー、冷水ザーバーがありました。
内湯に入るとすぐ横にかかり湯。
浴室内は白っぽい大理石のような石のタイルが敷き詰められています。
桧なのか木の縁取りのある内湯が1つあります。
ゆったり4人、きっちり8人サイズ。
窓際に湯口がありましたが、お湯は出ているのか分からない感じ。
壁面の方に循環湯らしき湯口がありました。
入浴中の目線
壁にはデジタルの温度計があり「41.4度」と表示されていました(数分ごとに変わります)。
内湯は加温あり、循環ろ過あり、塩素消毒ありの表示でしたが、塩素臭はなし。
少しだけヌルツルします。
単純泉でもナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉に近い成分比になっています。
露天風呂と比べなければこれはこれでアリなのですが。
源泉名 丸瀬布温泉「2号源泉」泉温41.8度(気温24度)湧出量 測定不能(動力揚湯)
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)pH9.2
洗い場はシャワー台4基、シャンプーはPOLA製でした。
すぐ外にある露天風呂。
お風呂は小さく石を敷いた庭のようなスペースが広くとってあります。
桧製なのか、ゆったり1人、ぎっちり4人サイズの小ぶりな浴槽です。
足元が滑りやすいと書いてあり、湯船の底には滑り止めのシートが敷いてありました。
露天風呂の方は加温ありのかけ流しです。
塩素消毒ありの表示ですが、塩素臭はせず。
むしろ、硫黄かどうか微妙な石膏臭のような温泉の香りがしました。
ヌルヌル感も露天風呂の方が4割増しです!
お風呂からの眺め
奥にあるフィンランドサウナは「マウレ山荘」にはないそうです。
高温設定で入って1分もすると顔が熱くなってきます。
ちょうど出口に雪が積もっていますが、出てきてパタッと倒れるには固すぎました^^
暖炉のある休憩スペース。血圧計も置いてありました。
休憩スペースは人が多かったので撮影していませんが、20畳くらいの広さに長いローテーブルが2つありました。
壁側には清涼飲料水とビール・酎ハイの自動販売機もあります。
マウレ山荘では入浴はできませんが、ランチをいただける入浴&ランチセットと要予約のディナーもあります。
マウレ山荘は手打ちそばが名物だそうなので、美味しいのでしょうね。
ラストオーダーの時間に合わせて行こうと思うったのですが、思った以上に雪道に時間がかかってしまい、到着したら夕方になってしまいました。残念。
【丸瀬布温泉 マウレ山荘 ポッケの湯 温泉の感想】
温泉は露天風呂を基準に考えると、なかなか良い湯でした。
お風呂のサイズは小ぶりですが、雰囲気の良さとフィンランドサウナがあるのがポイントでしょうか。
今回は女満別空港から直行しましたが、雪道が続くと遠く感じましたね。
北見市内に用事があってついでのつもりくらいならばドライブにちょうど良い距離だと思います。
せっかくならば「マウレ山荘」の雰囲気も味わいたいので、ランチの時間に合わせていくのが良いと思います。
泉質 ★★★ 3.85(内湯3.7・露天4.0)
お風呂の雰囲気 ★★★★ 4.0
清潔感 ★★★★ 4.3
接客サービス ★★★★ 4.3
【丸瀬布温泉 マウレ山荘 ポッケの湯 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 内湯各1 露天風呂各1 フィンランドサウナ各1
◆源泉 R1.8月の分析書
源泉名 丸瀬布温泉「2号源泉」泉温41.8度(気温24度)湧出量 測定不能(動力揚湯)
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)pH9.2
蒸発残留物 360mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)463mg/kg 成分総計463mg/kg
メタケイ酸82.1mg,遊離二酸化炭素ガス0.1mg/kg
内湯は循環ろ過あり、加温あり、塩素消毒あり、塩素臭レベル0.3/5.0
露天風呂は加温かけ流し、塩素消毒あり、塩素臭レベル0.1以下/5.0
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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