| 最終更新 | 2023/1/1 | 訪問日 | 2022/7・2014/10 |
【万座温泉 豊国館】基本情報
まんざおんせん ほうこくかん
住所：〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣万座温泉2401
TEL:0279-97-2525
公式サイト
【宿泊料金】
１泊２食付8,620円～10,050円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治対応〇 自炊〇
素泊まり5,320円～ ハイシーズンは料金アップ
口コミ評価：Google 4.4点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆泉質マニア
◆極上のにごり湯が好き
◆鄙びた温泉宿が好き
◆混浴ファン
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【日帰り入浴】
※コロナのため時短営業中です 8:30～16:30退館
営業時間：8:00～18:00（混雑時は17:00まで）
料金：大人500円 子供300円
定休日：不定休、繁忙時は休み
アクセス
◆車
上信越道「碓井軽井沢IC」→鬼押し出しハイウェイ（有料）→万座ハイウェイ（有料）経由。
又は、碓氷軽井沢方面から、国道18号→国道146号→国道292号（冬季通行止め）
ドラぷら
◆電車
JR吾妻線「万座・鹿沢口駅」下車→西武乗合バスで40分「万座高原ホテル」下車、すぐ。または駅からタクシーで35分。
Yahoo!路線情報・西武乗合路線バス時刻表
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【万座温泉 豊国館 日帰り入浴】
万座温泉は、群馬県と長野県の県境にある標高1,800ｍの温泉です。
今回は鬼押し出しハイウェイが通行止め、
国道292号草津経由も夜間通行止めとなっており、
軽井沢ＩＣで降りたものの、草津を回ってかなり遠回りしてたどり着きました。
途中、噴煙の上がる白根山を通り過ぎます。
硫化水素ガスが充満しているため、車の駐停車も禁止されるエリア。
万座温泉が強酸性泉のごり湯なのも納得できる自然環境を目にすることができます。
万座温泉といえば万座スキー場があるリゾート地であるため、プリンスホテルやホテル聚楽など大型旅館が多いですが、豊国館は昔ながらの湯治場の雰囲気を残した鄙びた温泉宿です。
宿泊料金も安くて泉質も抜群！と温泉ファンには人気の宿です。
「豊国館」には2014年に日帰り、2022年に宿泊で訪問しています。
（宿泊レポは準備中です）
万座温泉街の案内図
豊国館は鬼押し出しハイウェイから万座に入ると、1軒目にある宿です。
万座スキー場駐車場入口のすぐ向かいです。
宿の外観
スキーリゾート地らしからぬ、温泉宿らしい旅館です。
日帰り入浴用の入口。
スキーブーツ用のロッカーがずらりと並んでいます。
休日だったため、観光客は大型旅館に殺到しているのかと思いましたが、意外というか、他と同じようにお客さんがいました。
隣はソファのある休憩スペース。
その奥がフロントです。
湯治場らしいレトロな雰囲気。
浴室に向かう階段
途中、炊事場がありました。
廊下の正面は混浴用の脱衣所入り口。
こちらは男女共用ですが、男性用脱衣所から混浴露天風呂へ直結しているので、実質女性用の脱衣所となっているはず・・・。
でも、カップルの場合は一緒に着替えていることもあります。
隣は男湯脱衣脱衣所、左奥が女湯脱衣所です。
女性用の脱衣所
古びた脱衣棚と籠だけのシンプルな造りです。
女湯の内湯
床は板張り、浴槽もヒノキ造りのレトロな湯殿です。
やっぱりにごり湯には檜風呂が似合う！
5~6人サイズの浴槽。ほとんど透明度のない青みがかった乳白色のにごり湯。
硫黄臭がプンプンします。
温度は42度強。
内湯派、ボディソープ、リンスインシャンプー、石鹸完備。
湯口
源泉温度が高いので、お湯の投入量は控えめです。
でも、泉質は抜群！まったりと肌にまとわりつくお湯です。
舐めると酸っぱい×硫黄味。
内湯
源泉 にが湯 泉温 75.8度 PH 2.3
効能 胃腸病、リュウマチ、神経痛、呼吸器、婦人病
泉質 酸性-含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉（硫化水素型）
窓の外には露天風呂があります。6~8人サイズ。
床には人工芝がひいてあってあまり情緒はありませんが、泉質は抜群なので問題なし。
内湯よりも気持ちぬる目で42度ほどでした。
入浴中の景色。残念ながら今日は曇り。
万座温泉の中では一番低地にあるので、もともと景観を楽しむ露天風呂ではありませんが。
湯口は硫黄の成分で真っ白でした。
女性用露天風呂
源泉 にが湯 泉温 75.8度 PH 2.3
効能 胃腸病、リュウマチ、神経痛、呼吸器、婦人病
泉質 酸性-含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉（硫化水素型）
女湯だけですでに満足度高し。
でもせっかくなので、名物の混浴露天風呂へと向かいます。
混浴露天風呂の脱衣所入り口。
始めに入ったら、カップルが仲良く入浴していたので、出て来てから貸切状態で入りました。
露天風呂自体はタオル巻ＯＫですので、女性でも入りやすくなっています。
脱衣所を出ると階段の向こうに広がる乳白色のお湯。
紅葉は既に終わり、初雪目前でしたので、山の景色は少し殺風景ですが、
それでもなかなかの景観です。
女湯の露天風呂の3倍はありそうな広さです。
公式サイトによると、幅３ｍ、長さ９ｍ、深さ１ｍだそうです。
豊国館はＹＯＵＴＵＢＥへの動画投稿を推奨しているようです。
まだ未編集ですが、アップしたらお知らせしようかな。
（※2022年宿泊時にはこの貼り紙はありませんでした）
【万座温泉 豊国館 温泉の感想】
泉質マニアの間ではイチオシのお湯だそうですが、確かに、酸性泉なのにとろみがあって柔かいお湯でした。
宿の雰囲気も良い感じに鄙びているので、リゾート地でもありきたりでない宿に泊まりたい方にはお勧めだと思います。
泉質★★★★4.7
お風呂の雰囲気★★★★4.4
清潔感★★★★4.2
接客サービス★★★★4.0
追記
後日、高山温泉郷の「五色の湯旅館」に宿泊した際、
宿においてあった先代のご主人（故人）の自叙伝を読んでいると、「豊国館」が出てきました。
「豊国館」は「五色の湯旅館」の先代のご主人のお父さんが創業したそうで、戦後しばらく兄弟で経営し、その後「五色の湯旅館」に分かれたそうです。
【万座温泉 豊国館 温泉情報】
◆お風呂
男女別内湯各1 女性用露天風呂1 混浴露天風呂1
◆源泉 H21.4月の分析書
万座温泉「苦湯」 自然湧出 源泉温度68.2度 湧出量：測定せず（自然湧出）
泉質：酸性・含硫黄-ナトリウム-硫酸塩温泉（硫化水素型）（低張性酸性高温泉） pH2.2
蒸発残留物1.32g/kg 溶存物質（ガス性除く）1.33g/kg 成分総計1.53g/kg
メタケイ酸143mg/kg 遊離二酸化炭素ガス96.8mg/kg
硫化水素イオン（表記無）、チオ硫酸イオン（表記無）、遊離硫化水素ガス106mg/kg
態様：源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
＊お湯の入替時のみ加水
| 万座温泉 豊国館 宿泊予約サイト |
| 一般の予約サイトはありません。宿に直接お問合せ下さい。 |
＊ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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