2014年7月に移転&リニューアルオープンした「川原湯温泉 王湯」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2015/11/13 | 訪問日 | 2015/11/上旬 |
【川原湯温泉 王湯】基本情報
かわらゆおんせん おうゆ
住所:群馬県吾妻郡長野原町川原湯491-6
TEL:0279-83-2030
公式サイト
【宿泊料金】
なし 日帰り入浴専門
口コミ評価:じゃらん4.2点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆吾妻峡周辺で評判の良い温泉を探している
◆共同浴場が好き
◆まだ「新」王湯に行っていない
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【日帰り入浴】
営業時間:10:00~17:30受付(18:00閉館)
料金:大人500円 小人300円(2時間が目安)
休憩室:10:00~17:00
定休日:第3木曜日、1/1,1/20
アクセス
◆車
関越道「渋川伊香保IC」から34キロ、45分。
ドラぷら
◆電車
JR吾妻線「川原湯湯温泉駅」より徒歩15分。
Yahoo!路線情報
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【川原湯温泉「新」王湯 日帰り入浴】
「川原湯温泉」は群馬県長野町の吾妻峡近くにある温泉街です。
「王湯」は川原湯温泉を代表する共同浴場でしたが、
「川原湯温泉」は八ッ場ダム建設再開でダム底に沈むことが決定し、
以前の浴舎は閉鎖され、2014年夏に少し離れた高台に移転しました。
閉鎖前の浴舎は鄙びて味わいのある建物だったそうですが、
新浴舎は果たして???
帰りに寄ろうと思ったら、県外の人は控えてくださいと書いてあったので自粛します😂#川原湯温泉 pic.twitter.com/ZCWuc9UBO3
— 秘湯宿.com (@hito_yado) July 10, 2021
2015年初頭に購入した新車でもまだ「新王湯」はナビで設定できず、
とりあえずは、「川原湯温泉駅」を目指します。
道の駅「あずま峡」を通り過ぎたらあと5分くらい。
中之条方面から吾妻峡に向かう通り沿い。
紅葉の名所だけあって、くもりの日でも幻想的な景色でした。
途中、工事のために通行止めの箇所があり、ちょっとぐるぐる回ってしまいましたが、
通り沿いには「川原湯」の案内版が出ています。
迷ったら、とりあえず「長野原」方面に行っておけば大丈夫かな。
「新王湯」へは、県道375号線「川原湯トンネル」手前にある「大沢駐車場」に駐車して歩きます。
「大沢駐車場」の下にも「第二駐車場」というトイレ付の綺麗な駐車場もありました。
大沢駐車場の向かいには同じく移転した「丸木屋旅館」
旅館の間の道を下に下りて行きます。
新しい温泉街の看板。
周辺は1年経ってもまだ造成工事中のところが多かったです。
通りをてくてく。中央奥に見える白い建物が「新王湯」です。
畑のある食事処を通り過ぎ
2014年10月竣工の「ゆかけばし」を渡ります。
「新王湯」が見えてきました。
橋の左側はまだ造成途中で道路は行き止まり。
右側には新しい道路ができていました。
が、真下は工事中です。
こちらが「新王湯」の浴舎。
昔の「王湯会館」の面影を残しつつも、お蕎麦屋さんか、老舗の漬物問屋のような造り。
「笹りんどう」の紋は源氏のものです。
館内は、浴室が1階、休憩室が2階となっています。
向かいにある「衣掛け石」(レプリカ)。
クリックで拡大
浴舎に掲げられている由来には、
川原湯温泉の湯けむりを見た源頼朝が、
着衣をこの石に掛けて入浴したことにあるそうです。
源頼朝の石つながりで・・・
余談ですが、伊豆の三嶋大社には、
源頼朝と北条政子が話し合ったという腰かけ石というのもありました^^
入口
入浴券は受付横の自動販売機で購入して手渡します。
料金は大人500円で2時間までです。
1階中央にある男女別の入口。
月替わりに入替があります。
のれんをくぐると、湯かけまつりの桶とタオル。
「湯かけまつり」というのは、大寒禊ぎのようなもので、
1月の大寒の日にフンドシ一丁の男たちがお湯をかけ合い、無病息災を祈願する祭りです。
ちょっと参加してみたい♪
脱衣所は10畳ほどの広さ。
新しくてとても綺麗です!
無料と100円有料のロッカーあり、洗面台にドライヤーあり。
お風呂場の入口はガラス戸。
湯気が凄いですが、
内湯に楕円の8~10人サイズの風呂
外には8~10人サイズの露天風呂があります。
内湯は綺麗な板張り、浴槽の中は石のタイル張り。
旧浴舎を知っていると、あまりに綺麗になりすぎてビックリみたいですね。
加水あるものの、温度は43度とやや熱め。
お湯は無色透明ですが、少し焦げたような硫黄の臭いとアブラ臭が強いです!
旧源泉を知る人からすると、
新源泉はあっさりしすぎていて物足りないという声が多いみたいですね。
加温循環ろ過ありの温泉を回ってきた最後ということもありますが、
思っていたよりも特徴的なお湯でした。
分析書では新源泉のみ記載されていますが、
そのうち旧源泉も利用されることになるらしいということで、
すでに利用されていたのかどうかは不明です。
内湯の洗い場はたった2箇所。
といっても、オープン当初に比べれば人は少ないから問題ないのかな。
シャンプー類も完備されています。
こちらは露天風呂。
屋根付ですが、溪谷を見下ろす場所にあり、解放感があります。
お風呂からの眺め。
向こうからは見えないでしょうが、お風呂からは車が走っているのが見えます^^
湯口
露天風呂の方はややぬる目で41度くらい。
利用時間は1回2時間ですが、ゆっくりしていると結構忙しいですね。
階段を上がると2階には無料の休憩所があります。
畳30畳くらいの広さで、座布団とテーブル席にテレビがあります。
2階フロアにはシステムキッチン。
自動販売機では清涼飲料水にビール、ノンアルコールビールも売っています。
1階の受付では200円でカップラーメンを売っていました。
【川原湯温泉 新王湯の感想】
味わいのある鄙びた共同浴場からいまどきの日帰り入浴施設にリニューアルされ、
しかも源泉が以前とは異なるということで、
オールドファンの間では賛否両論あるようでした。
新旧比較は抜きにして、
このあたりではアブラ臭のする硫黄泉は珍しいですし、
新しくて綺麗で、眺めも良い露天風呂があり、
日帰りで立ち寄るには申し分のない温泉でした。
30分圏内に来る用事があればまた立ち寄りたい温泉でした。
泉質★★★★4.3
お風呂の雰囲気★★★★4.2
清潔感★★★★4.5
接客サービス★★★★4.3
【川原湯温泉 王湯 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場(内湯・露天風呂各1)
◆源泉 H23.6月の分析書
「川原湯温泉(新湯)」泉温79.3度 湧出量?
泉質:含硫黄―カルシウム・ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)ph7.2
蒸発残留物2,360mg/kg 成分総計2,150mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水あり、塩素消毒なし
川原湯温泉の宿 宿泊予約サイト |
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【川原湯温泉周辺の関連記事】
◆中之条町 応徳温泉 くつろぎの湯(お宿花まめ別館)日帰り入浴
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