福島県南会津町にある湯の花温泉の共同浴場「湯端の湯」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2021/11/15 | 訪問日 | 2021/11・2017/7 |
【湯ノ花温泉 湯端の湯】基本情報
ゆのはなおんせん ゆばたのゆ
住所:〒967-0333 福島県南会津郡南会津町湯ノ花1229
お問合せTEL:0241-64-5611(南会津観光物産協会 舘岩観光センター)
公式サイト
⇒「湯ノ花温泉」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
なし 日帰り入浴専門
口コミ評価:Google 4.1点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆素朴な共同浴場が好き
◆熱めのお湯が好き
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【日帰り入浴】
営業時間:6:30~21:30(2021/11月現在)
料金:大人200円 小人100円 (4つの共同浴場共通1日券)
*入浴券は近隣の民宿・商店で購入
【温泉神社の真下にある共同浴場 湯ノ花温泉 湯端の湯】
「湯ノ花温泉」は鎌倉時代開湯といわれる古い温泉です。
車ではものの10秒で通り過ぎてしまうほど小さくてかわいらしい温泉街です。
最寄りの那須塩原インターから60キロ以上離れた陸の孤島。インターからは1時間20分ほどかかりますが、素朴な風情と4つある共同浴場を200円で湯めぐりできるので、秘湯ファンには人気の温泉地です。
塩原から木賊方面に向かう大きな橋。その手前にすべて歩ける範囲に共同浴場、旅館と民宿数軒があります。
湯ノ花温泉街で4つある共同浴場のうち、「石湯」、「天神湯」は混浴、「弘法の湯」と「湯端の湯」は男女別の内湯があります。
週末でもないとそれほど人通りもない温泉街ですが、「石湯」は川沿いにあって風流なので、釣り人や秘湯ファン(男性ばかり)には特に人気があります。でも、女性には難易度が高いですね。というわけで、男女別に分かれている「湯端の湯」は利用しやすく、しかも奥まった場所にあるので穴場の共同浴場です。
4つの共同浴場の入浴券は1枚200円で1日共通券となっていて、近隣の商店や民宿で購入できます。
4カ所巡る場合にも1枚で足りるのですが、久しぶりに来て忘れていたので、思わず3枚も買ってしまいました(^_^;)
大橋の右側手前にある「星商店」という雑貨屋さんで入浴券を購入する方が多いようです。共同浴場専用の駐車場はありませんが、星商店では入浴券購入のついでにご厚意で湯巡りの際に駐車させてもらえます。
湯ノ花温泉街にある共同浴場の地図(上が木賊温泉方面、下が那須塩原方面)
「湯端の湯」は大橋を左に入り温泉街からは奥まった場所にあります。
すぐ下を流れるのは只見川の支流、湯の岐川。鮎釣りのメッカなのか、夏場は釣り人が多かったです。
「湯端の湯」の外観。共同浴場の前には広いスペースがありますが、バスの停留所があるので駐車禁止と書いてあります。といっても、バスは1日数回しか来ませんが・・・。
目の前には「湯ノ花清滝前」のバス停(2017年)。
*コロナのせいか、令和3年5月1日の時刻表改定で、「舘岩支所前~湯の花清滝前」間の路線は廃止されてしまい、現在はオンデマンドバスが運行しています。
共同浴場の上には温泉神社。
温泉神社の前にあるということは一番湯元に近いのでしょうか。
「湯端の湯」は外来入浴できる浴室と住民専用の浴室があります。
隣には清掃中の札がかかった住民専用の浴室。
「共同浴場」と書かれた扉を開けると無人の受付。
共同浴場巡りの最後の湯で箱の中に入浴券を入れます。
現金払いはできません。入浴券を持っていないことが分かると1,000円徴収されると書かれています。
1枚で4つ回れる共通券(大人200円)
入浴券販売店
入口から入って左側が「おんなゆ」
一般利用者の脱衣所
ガラス越しに浴室が見えます。
3~4人サイズの浴槽が一つ。
他の共同浴場と同じく床はコンクリートで素朴な造りです。
お湯は44度でやや熱めですが、他に比べたらずいぶん入りやすい温度設定になっています。。
無色透明、無味無臭。サラサラさっぱり湯。
源泉は「天神の湯」に掲示してあるものと同じ。
H27の「共同湯」とH17の「湯本の湯」とありますが、湯口が2つあるので混合して使っているということでしょうか。地元の方が優には、「弘法の湯」へ「湯端の湯」を引いているということでした。
湯ノ花温泉「共同湯」泉温55.8度 湧出量 21.4L/分(自然湧出)
泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)pH8.1
湯口は2つ。湯量は少な目ですが、熱いです!
壁には加水用のホース。2つの蛇口はカランも兼ねています。水だけでお湯は出ません。
ピンボケしてしまいましたが、カランがなくても用が足りる便利な方法を教えてもらいました。
体を洗う時には大きめの桶を持ってきて、お風呂の端にある木でできた筒を源泉に渡し、一方でホースの水道水と合わせてちょうど良い温度にして使います。
湯舟にむやみに加水せずに温度を下げるには、2本ある源泉のうちの一つに木の筒を渡し、湯舟の外に排水させればいいというわけです。
洗い場には洗面器と椅子だけで石鹸やシャンプーは置いてありません。
【湯ノ花温泉 湯端の湯 温泉の感想】
「湯端の湯」の洗い場にはシャワーもないので、ほぼ入浴専用のお風呂という感じですが、あまり人の来る気配もないので、4つある共同浴場の中では一番ゆっくりくつろげました。
(ただし、住民にも人気があるようで、午後3時を過ぎから夕方にかけては地元の人で混むそうです。)
温度設定も熱すぎず、一般人でも入りやすかったです。
「石湯」、「天神湯」は混浴なので難易度が高いというのもあるのですが、熱すぎて入れない!という難しさもあるのです^^
泉質 ★★★3.9
お風呂の雰囲気 ★★★3.8
清潔感 ★★★ 3.8
接客サービス -
【湯ノ花温泉 湯端の湯 温泉情報】
◆お風呂
男女別内湯各1
◆源泉1 H27.5月の分析書
湯ノ花温泉「共同湯」泉温55.8度 湧出量 21.4L/分(自然湧出)
泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)pH8.1
蒸発残留物 876.6mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)893.9mg/kg 成分総計893.9mg/kg
メタケイ酸99mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
◆源泉2 H17.5月の分析書
源泉名:湯の花温泉「湯本の湯」泉温58.6度(気温16度) 湧出量13L/分(自然湧出)
泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) pH8.2
蒸発残留物554mg/kg 溶存物質(ガス性除く)548.8mg/kg 成分総計548.8mg/kg
メタケイ酸29.1mg/kg
態様:源泉掛け流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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