埼玉県秩父にある「両神温泉 国民宿舎 両神荘」の入浴&ランチレポートです。
最終更新日 | 2015/12/8 | 訪問日 | 2015/1月中旬 |
【両神温泉 国民宿舎 両神荘】基本情報
りょうがみおんせん こくみんしゅくしゃ りょうがみそう
住所:〒368-0202 埼玉県秩父郡小鹿野町両神小森707
TEL:0494-79-1221
公式サイト
【宿泊料金】
1泊2食付 8,100円~11,880円 お一人様〇 素泊まり× 湯治対応△ 自炊×
口コミ総合評価:楽天トラベル4.26点、じゃらん4.2点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆秩父周辺で評判の良い温泉宿を探している
◆一人でも気軽に泊まれる宿が良い
◆両神山の登山基地に
[スポンサーリンク]
【日帰り入浴】
営業時間:11:30~19:30受付(20:00退館)
(繁忙期は15:00まで)
料金:大人800円 小学生600円 幼児300円
*1,000円以上食事をすると入浴料半額
レストラン営業時間
7:00~9:00 13:30~13:30 17:30~20:00
アクセス
◆車
関越道「花園IC」より国道140号~寄居皆野有料道路~→皆野町~国道140号~国道299号~県道37号線経由。インターから33km、約45分。
ドラぷら
◆電車
池袋駅から西武鉄道特急電車で「西武秩父駅」(90分)下車、小鹿野町営バス「小森行」で「薬師堂バス停」下車、徒歩5分。又は「西武秩父駅」から西武バスで「小鹿野役場」(35分)下車、乗換え、小鹿野町営バス「小森行き」で「薬師堂バ
上野駅からJR高崎線「熊谷駅」(65分)で乗換、秩父鉄道急行で「三峰口駅」(67分)下車、小鹿野町営バスで「小鹿野町役場行き」に乗り「薬師堂バス停」下車、徒歩5分。
Yahoo!路線情報・西武バス時刻表・小鹿野町営バス時刻表
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【両神温泉 国民宿舎 両神荘 日帰り入浴】
秩父「両神温泉」は、秩父駅から西へ18キロ、両神山の東麓にある温泉です。
「国民宿舎 両神荘」は、小鹿野町町営の宿泊施設です。
向かいの道の駅には「薬師の湯」という日帰り入浴施設もあり、
小鹿野町は秩父の中でも「鉱泉」の多いエリアですね。
秩父の場合は温度の低い鉱泉が多く、加温・循環ろ過+塩素消毒という湯遣いが多いのですが、
ここ、「両神荘」は塩素臭がせず、特に露天風呂が良いらしいということで立ち寄りました。
「国民宿舎 両神荘」の外観。
フロントとロビー。
館内は典型的な「国民宿舎」の雰囲気。
少々くたびれていますが、シンプルで機能的な宿。
フロントが2階にあり、お風呂は1階になります(エレベーターあり)。
「国民宿舎 両神荘」には、
男女別の大浴場(内湯・露天風呂各1)があります。
内湯はほぼ同じですが、露天風呂が「岩風呂」「檜風呂」と異なる造りになっていて、
朝5時に男女入替えとなっています。
訪問時は「檜風呂」が女湯でした。
脱衣所内にはコインロッカーと脱衣棚、洗面台(ドライヤーあり)があります。
脱衣所の右が内湯の入口、奥が露天風呂の入口となっています。
【国民宿舎 両神荘 露天風呂(檜風呂)】
まずは露天風呂から。
露天風呂は平成17年に増設されたそうです。
ドアから出ると、ヒノキ造りの通路の奥に浴槽があります。
ベンチが置いてあって、涼むスペースが広いですね。
この日の気温は3度で、とても涼む余裕はありませんでしたが。
雪の多い地域なので、完全屋根付。
檜造りの浴槽は10~12人サイズほどの大きさ。
湯温は42度ほど。お湯はほぼ無色透明、ほぼ無味無臭です。
ph9.2のアルカリ性で、ややとろみのある柔らかいお湯で、ヌルスベします。
湯口から出るお湯は24度の冷泉を加温したもの。
ほのかに焦げた匂いと甘みを感じるお湯です。
よく見ると浴槽の中には小さな茶色い湯花が舞っていました。
表示では加温、循環ろ過、紫外線殺菌装置を使用と有りましたが、
露天風呂の方は加温かけ流しのようです。
秩父は加温・循環ろ過で塩素臭が強めな温泉が多いことを考えると、
この露天風呂はかなり貴重な存在です。
入浴中の目線。
1月で木々は殺風景ですが、ベンチからは渓流と秩父の山々が見えます。
【国民宿舎 両神荘 内湯】
続いて内湯へ。
内湯は赤い御影石造りで、20人サイズくらいの大きさです。
中央の柱と右隅、正面出入り口付近に2箇所湯口があります。
24度の冷鉱泉を加温循環ろ過していますが、
紫外線殺菌装置を使用しているので、塩素臭は全くありません。
でも、露天風呂の後では循環湯だなぁと分かる浴感です。
循環湯の場合、入浴した瞬間のほっこり感がないんですよね~。
シャワー台とシャンプー(馬油とオレンジシャンプーが置いてありました)。
湯上りの冷水サービス
登山客や学生の合宿が多いのか、コインランドリーもありました。
【国民宿舎 両神荘 ランチ】
ちょうどお昼時だったので、レストランへ行ってみました。
お昼の営業は11:30~13:00まで、夜は17:00~20:00まで。
実は、レストランで1,000円以上食事をすると、
入浴料が半額になるというサービスをやっています。
知らずに食事をしたら、後からフロントで返金手続きをしてもらえました。
レストランはテーブル席のみ。
ランチメニューは麺類700円~ 丼物・定食1,200円前後。
豚しょうが焼き定食 1,200円を注文しました。
玉葱たっぷりとちょっと固めのお肉で、味の方は、「国民宿舎」でした^^
このレストランは、宿泊客の食事処も兼ねているようで、
追加注文のメニューがありました。
こちらはドリンクメニュー。
お昼時に浴衣を着て食べていた人がいるので、
連泊する方もいらっしゃったようです。
帰りには雪が降り始めました。
秩父市内は大雪で路線バスも運休になってしまいました。
地元の方は12月にはスタッドレスを履き始めるということなので、
埼玉といえども冬の秩父へのお出かけにはご注意ください。
【両神温泉 国民宿舎 両神荘 温泉の感想】
秩父の温泉巡りをした中では、ややとろみとぬるすべ感が印象的なお湯でした。
加温で本来の温泉の風味が飛んでしまっているとはいえ、
塩素臭のしない加温・かけ流しのある露天風呂は貴重な存在でした。
接客も丁寧で、値段を考えればコスパの良い宿だと思いました。
泉質★★★3.7(露天3.9、内湯3.5)
清潔感★★★3.9
接客サービス★★★★4.3
【追記】
2015/11/1にリニューアルオープンしたようですが、
その少し前にレジオネラ菌が検出されたそうで、
現在では内湯、露天風呂ともに塩素臭がするという情報をいただきました。
せっかく紫外線殺菌でしのいでいたのに、とても残念です。
【両神温泉 国民宿舎 両神荘 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場(内湯・露天風呂各1)男女日替わり
◆源泉 H17.1月の分析書
「両神温泉 すすきの湯」泉温24.6度 湧出量280L/分
泉質:ふっ素イオン(F-)メタほう酸(HBO2)の項で温泉に適合 ph9.2
蒸発残留物1,027mg/kg 溶存物質940mg/kg 成分総計940mg/kg
態様:露天は加温かけ流し、内湯は加温、循環ろ過、紫外線殺菌装置使用
国民宿舎 両神荘 宿泊予約サイト |
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【秩父周辺の関連記事】
◆神川町 神流川温泉 おふろ cafe 白寿 (旧・湯郷 白寿) 日帰り入浴
[スポンサーリンク]
ブログ掲載の温泉 都道府県別 | |||||||
北海道 | 道南 | 道央 | 道北 | 道東 | |||
東北 | 青森県 | 秋田県 | 岩手県 | 山形県 | 宮城県 | 福島県 | |
関東 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 | 茨城県 | 千葉県 | 東京都 | 神奈川県 |
甲信越 | 山梨県 | 長野県 | 新潟県 | ||||
東海 | 静岡県 | 愛知県 | 岐阜県 | 三重県 | |||
近畿 | 滋賀県 | 京都府 | 奈良県 | 和歌山県 | 大阪府 | 兵庫県 | |
中国 | 岡山県 | 広島県 | 山口県 | 鳥取県 | 島根県 | ||
四国 | 徳島県 | 香川県 | 愛媛県 | 高知県 | |||
九州 | 福岡県 | 佐賀県 | 大分県 | 熊本県 | 長崎県 | 宮崎県 | 鹿児島県 |
沖縄 |
TOP | 更新履歴 | グルメ&観光 | YOUTUBE温泉動画 |
日帰り温泉 | にごり湯 | 混浴のある温泉 | 温泉グッズ |
「日本秘湯を守る会」、源泉かけ流しの日帰り入浴・宿泊の口コミが気になったら、「秘湯宿.com」で検索♪
☆ 食事もおいしい「日本秘湯を守る会」会員宿 ご飯も美味しい厳選宿のランキングを更新しております♪