大分県由布市にある由布院温泉「野蒜山荘」の日帰り入浴レポートです。
最終更新日 | 2019/8/11 | 訪問日 | 2016/9月上旬 |
【由布院温泉 野蒜山荘】基本情報
ゆふいんおんせん のびるさんそう
住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上786−6
TEL:0977-85-4768
公式サイト
⇒「由布院温泉 野蒜山荘」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付 10,000円~32,400円 お一人様× 素泊まり× 湯治対応× 自炊×
口コミ総合評価:Google 4.2点/5.0点
【野蒜山荘はこんな温泉宿です】
◆由布院の中心部から車で8分の和風旅館
◆由布院にありがちな和モダンとは無縁の昔ながらの宿
◆化粧水のようなトロトロ湯&コバルトブルーの「青湯」が楽しめる
◆日帰り入浴としては穴場的存在
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【日帰り入浴】
営業時間:11:00~14:00
料金:大浴場1,000円 家族湯1,700円/1室
定休日:不定休要確認
【湯布院温泉 野蒜山荘 日帰り入浴 】
「理想の『青湯』を求めてさすらう旅 由布院編 第3弾!」は、「野蒜山荘」です。
由布院では期待通りのコバルトブルーのお湯に出会えず、
もっと青湯はないのか!!!と放浪をしてしまったのでシリーズ化しました(^o^)
「野蒜」(のびる)って普通は読めないですよね。
「野蒜」は、根元に小さな球根がついた、ニラのような、小葱のような植物です。
お浸しにして食べたりします。
「野蒜山荘」は、由布院駅から県道617号線を北東へ、
自衛隊駐屯地を過ぎて2キロ弱のところにあります。
由布院の中心部からは離れていて流行のスイーツ店などはないですが、
緑に囲まれた静かな場所で、由布院らしいハイクラスの宿が集まるエリアにあります。
通り沿いに看板が出ているので、迷うことはないと思います。
「野蒜山荘」の駐車場に到着。
門構えはいかにも和風旅館。女子受けしそうな由布院の宿の雰囲気は全く感じられません^^
玄関とフロント前の通路。
館内はやや古い感じで、民宿を大きくしたような一昔前の湯治場の雰囲気です。
日帰り入浴をしたいと告げると、うちをどこで知ったのか?と驚かれ、
えっ、だって公式サイトに書いてあるのに・・・とこちらがビックリ。
実は日替え営業時間を少し過ぎていたのでダメ元で訪問したのですが、
細かいことにはあまり頓着しないのか、快く案内してもらいました!(^^)!
「野蒜山荘」のお風呂は、
- 男性用大浴場(内湯・露天風呂各1)
- 女性用大浴場(内湯・露天風呂各1)
- 家族風呂3つ
があります。
日帰り料金は、大浴場は大人1,000円、家族風呂は1室1,700円です。
【由布院温泉 野蒜山荘 男女別大浴場】
お風呂は1階のフロントから食事処を抜けた離れの一番奥にあります。
通路の途中には家族風呂。
男女別ののれんの奥にアルミサッシの入口があります。
脱衣室は近年リフォームされたばかりで、モダンな造りでした。
化粧水、ドライヤーが置いてあります。
メノウ?の洗面台。
蛇口の部分にお皿がついていて、水ハネしないようになっています。
こんな洗面台は初めて見ました。
ドアを開けると内湯。
8畳ほどの広さに縁がヒノキ製の4~6人サイズの浴槽があります。
浴室内もリフォームされたばかりでとても綺麗です。
内湯の温度は44.7度。うぅっは入れない・・・。
内湯は熱いのでジャンジャン水を入れてもらって構わないですからと言われましたが、
かけ湯をしながら何とか入りました。
内湯は少しだけ淡い水色のお湯に見えますが、いわゆる「青湯」ではないですね。
ほんのり塩味のするお湯でした。
シャワー台と炭シャンプー。
さてと、露天風呂はどうだろう?
内湯から階段を降りたところにあります。
露天風呂は岩組みの6~8人サイズの浴槽です。
板塀に囲まれていてあまり眺望はありません。
ムムム、青い!!! 3度目の正直でようやく理想の「青湯」に出会えました。
肉眼ではもっと蛍光色の紫を足したような濃いコバルトブルーに見えました。
画像の色を調整してみましたが、なかなか肉眼で見えたものと同じような色にはなりません。
湯舟の中の石がくっきり見えるので、にごり湯ではなく透明な「青湯」だと分かります。
足を入れてもこの通り。
桶に水を汲んでも青いのかは分かりません。
白い桶があると良かったのですが。
実は、「野蒜山荘」のお湯は、近くにある「ゆふいん泰葉」の源泉を使用しています。
「ゆふいん泰葉」も「青湯」の筆頭に挙げられる温泉なのですが、
日帰り用の貸切風呂はお湯の鮮度が良すぎて「青湯」とは程遠かったのです(T_T)
下調べせずに突撃した宿で同じ源泉&理想的な色に巡り合えて感激です。
源泉名:由布院温泉「ゆふいん泰葉 森の湯」泉温98.4度 湧出量?
泉質:ナトリウム-塩化物泉(アルカリ性)
「実は美容にもいい青湯」
由布院の「青湯」は色が綺麗というだけでなく、
メタケイ酸が豊富なので化粧水のようにトロトロしています。
お湯をにヒタヒタしながら入浴していると、保湿されてお肌がプルプルになりますよ(^^♪
湯口
触ると火傷しそうなくらいの熱湯ですが、湯船の中は38度でかなりぬるめでした。
内湯の方はザバザバのかけ流しでしたが、露天風呂の方はチョロチョロのお湯です。
こちらは加水なしと思われます。
「青湯」は空気に触れて時間が経過するか、天候条件によって色が変化するということで、
露天風呂の方は湯量を絞って「青湯」にしているのかもしれません。
「青湯」は青の濃さに比例してお湯もトロトロが増していることが多いです。
「青湯」もトロトロもメタケイ酸が元になっている現象なのですが、
空気に触れて時間が経つというのが重要なのですね。
その分、温泉としての鮮度が落ちますが、美しい青湯と美容のためなら構いません(^^♪
湯口の周りにはうろこ状の析出物。
はぁ、きれいな青だ。去るのが名残惜しい。
まだまだ「青湯」巡りの旅は続きます♪
お風呂から出ると、「野蒜山荘」オリジナルの温泉の素を宣伝していました。
家でも青湯が楽しめるのかなぁ。
【由布院温泉 野蒜山荘の動画】
【由布院温泉 野蒜山荘 温泉の感想】
「野蒜山荘」は、由布院という場所にはあまり似つかわしくない昔ながらの旅館でしたが、
お風呂周りは綺麗にリフォームされていて清潔感がありました。
街中から少し遠いことと、普通の旅館ということであまり日帰り客もおらず、
入浴目当てであれば穴場なのではないかと思います。
宿泊の口コミを読んでいても、由布院なのにリーズナブルという意見が多く、
「青湯」や「とろみのある湯」を褒めている人はほとんどいません^^
「青湯」にこだわりがある人が来る宿ではないのでしょうね。
内湯がなぜあそこまで熱いのかは疑問ですが、
露天風呂は期待以上の「青湯」、ビックリするくらいのトロトロ湯で、
1,000円という入浴料金以上の満足感を得ました。
とはいえ、「青湯」はいつも同じ状態とは限りませんので、
こればかりは運次第です。
泉質★★★★4.4
お風呂の雰囲気★★★★4.3
清潔感★★★★4.5
接客サービス★★★★4.4
【野蒜山荘 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場(内湯・露天風呂各1) 家族風呂3
◆源泉 H27.2月の分析書
由布院温泉「ゆふいん泰葉 森の湯」泉温98.4度 湧出量?(-)
泉質:ナトリウム-塩化物泉 pH-
蒸発残留物 -mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)-mg/kg 成分総計 -mg/kg
態様:源泉かけ流し、一部加水あり・加温なし、塩素消毒なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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