宮城県大崎市にある東鳴子温泉「いさぜん旅館」の日帰り入浴レポートです。
最終更新日 | 2020/5/12 | 訪問日 | 2016/5月下旬 |
【東鳴子温泉 いさぜん旅館】基本情報
ひがしなるこおんせん いさぜんりょかん
住所:〒989-6811 宮城県大崎市鳴子温泉赤湯11
TEL:0229-83-3448
公式サイト
*2020/5/18より営業を再開する予定です
【宿泊料金】
1泊2食付8,640円~11,880円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治対応〇 自炊〇
素泊まり3,880円~4,536円 湯治3泊以上 7,020円~(1泊当たり)
口コミ評価:Google 3.9点/5.0点
【いさぜん旅館の特徴】
◆アブラ臭のするウーロン茶のような色の温泉
◆毛穴が開く炭酸泉&ジワジワ体に効いてくる鉄鉱泉の自家源泉が人気
◆お風呂場の桶や椅子まで阪神タイガースグッズ!
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【日帰り入浴】
営業時間:10:00~20:00
料金:大人500円 小人300円
アクセス
◆車
東北道「古川IC」より国道47号線経由、25km30分。
ドラぷら
◆電車
JR陸羽東線「鳴子御殿湯駅」より徒歩5分。
Yahoo!路線情報
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【 東鳴子温泉 いさぜん旅館 日帰り入浴】
鳴子温泉郷ではなるべく鄙びた宿、味のある宿、特徴的なお湯を探していたところ、
「いさぜん旅館」が目に留まりました。
東鳴子温泉では「高友旅館」の黒湯が初体験でしたが、
「いさぜん」は2軒目の訪問です。
宿の外観。
旅館部7室、自炊部25室で、湯治主体の宿です。
収容人数は多いのに、駐車場には車がなく、平日はこんなものなのかなぁと思いながら中へ。
玄関前。
「いさぜん」は、漢字で「砂善」と書くのですね。
玄関に入ると、正面にはロビーらしき部屋がありましたが、
どこが受付かとキョロキョロしながら声をかけたらご主人が出てきました。
お風呂の説明を受けてさっそく浴室へ。
左が旅館部、右が自炊部と矢印が出ていましたが、お風呂は左です。
野球関連のものが多いなぁと思いながら廊下の奥へ。
自販機を探していたら、炊事場がありました。
鳴子温泉は一度自炊で泊まってみたいなぁ。
「いさぜん旅館」のお風呂は、
- 「いさぜんの湯」(混浴内湯2)
- 「大浴場」(内湯)ー昼間は主に女性用
- 「中浴場」(内湯+露天風呂)ー昼間は主に男性用
の3か所あります。
*混浴でのバスタオル巻、湯浴み着の着用はできません。
【いさぜん旅館 大浴場】
まずは、女性用になっていた大浴場から。
入口ののれんと脱衣所。
10畳ほどの広さに6~8人サイズの浴槽が一つ。
透明度は高いですが、茶色っぽいお湯です。
でも、奥から見ると、浴槽内にこびりついた成分の色なのか、
お湯自体の色なのか判別できず。
宿のブログではもっと濃い色に見えます(画像は宿提供/じゃらん)。
かけ湯をしようと桶を入れてみると、45度くらいありました。
熱いぃぃぃっ!
足湯で済ませようと思っても、足がジンジンしびれて30秒持ちませんでした。
脱衣所にあった分析書の掲示では、
夏季だけ加水あり、かけ流しと循環ろ過併用とありました。
お湯が熱すぎて、循環湯かどうか全く分からなかったです。
鳴子に来てから熱いお湯が続いていて、ちょっと辟易し始めたころだったので、
ほんのりアブラ臭だけ嗅いで次へ。
【いさぜん旅館 いさぜんの湯】
大浴場の隣には、
「重曹泉・鉄鉱泉・ラジウム炭酸泉」と書かれた浴場入口がありました。
こちらは混浴になっています。
女性側の入口のれんと脱衣所。
今回は他に誰もいなかったので貸切状態で入浴できました。
入口こそ別れていますが、脱衣所は男女共用なので、
誰か人がいると女性は入りにくいですね。
私の脱衣籠を見て男性だと思ったのか、
私が出るまで隣の大浴場でお婆さんが待っていました^^
大浴場は熱いからこっちに入りたかったのだとか。
右のドアから入ってみると、壁を隔てて二つお風呂があります。
独自源泉の「いさぜんの湯」1号~3号を使用していて、
このお風呂はかけ流し100%です。
中央から撮影できると良かったのですが。
左側は正方形の1~3人サイズの浴槽。
自家源泉「いさぜんの湯第1号、いさぜんの湯2号混合泉」泉温42.9度
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)ph6.8
「ラジウム炭酸泉」という張り紙がありましたが、
炭酸のアワアワはないものの、フワッと体が浮いたあとに包み込まれるような不思議な感覚。
ウーロン茶色のお湯で、40度くらいのぬる湯でした。
足を入れてみると、薄いウーロン茶色だと分かります。
右側はひょうたん型のお風呂で4~5人サイズです。
同じようなウーロン茶色でした。
自家源泉「いさぜん3号」鉄鉱泉 詳細不明
近くの「高友旅館」ほど強烈ではないですが、
ほんのりアブラ臭が漂い、東鳴子温泉らしいお湯です。
鉄鉱泉のようですが、あまり鉄っぽさは感じませんでした。
先ほどのお婆さんによると、温度が高いことが多いようですが、
今回は41度くらいで長湯できる温度でした。
宿のブログによると、
「いさぜんの湯の湯3号は、いさぜんの湯の湯1号入浴後に入浴してください。」
と書いてあり、先に左の炭酸泉→後に右の鉄鉱泉の順だったようですが、
鉄鉱泉15分→炭酸泉5分→鉄鉱泉10分の順に入っていました^^
炭酸泉の方はぬるいからと、長湯してしまうと
後でとんでもなく体に来るという強いお湯のようです。
【いさぜん旅館 中浴場】
今回は、「中浴場」が男子専用になっていました。
中浴場内湯(画像は宿提供/じゃらん)
中浴場の露天風呂(画像は宿提供/じゃらん)
女性用の「大浴場」にあった分析書の掲示では、
かけ流しと循環ろ過併用とあったので、こちらも同じなのかもしれません。
貸切風呂(画像は宿提供/じゃらん)
貸切風呂二ついては特に説明を受けませんでしたので、
度の源泉を使用しているのか不明です。
【虎グッズ】
お風呂に入りながらチラチラと野球グッズが多いなと思っていましたが、
バスマットから何から全部タイガースのものでした。
どう見てもお手製の桶と椅子。
館内にいくつかあったカレンダーも全部タイガースのものでした。
【宿に来る野良猫】
ふぅ、良いお湯だった~と玄関に戻ってくると猫がいました。
カメラを向けると、あえて視線を外して目を合わせようとしないw
いろんな野良猫が入れ代わり立ち代わり宿を徘徊しているようです。
【いさぜん旅館 温泉の感想】
「高友旅館」のようなお湯を想像して出かけたら、
アブラ臭や色合いは控えめでした。
でも、何とも言えない気持ちのいいお湯で、
日帰りではあまり長居をしないのに、30分入っていました。
鳴子温泉は「ガツン!」「アブラ臭っ!」だけではないですね。
のんびりとした素朴な雰囲気で、何だかホッコリする宿でした。
泉質★★★★4.3
お風呂の雰囲気★★★★4.2
清潔感★★★★4.0
接客サービス★★★★4.3
【いさぜん旅館 温泉情報】
◆お風呂
男女別内湯各1 露天風呂1 混浴内湯1 貸切内湯1
◆源泉
@第1浴場(いさぜんの湯)ラジウム炭酸泉&鉄鉱泉
自家源泉「いさぜんの湯第1号、いさぜんの湯2号混合泉」泉温42.9度
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)ph6.8
その他詳細不明
自家源泉「いさぜん3号」鉄鉱泉 詳細不明
@第4浴場・露天風呂H25.11月の分析書
東鳴子温泉 地区共同源泉「新井第2号泉・動力揚湯源泉、新井第5号泉混合泉・唐竹沢源泉」泉温66.4度 湧出量?
泉質:ナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)ph7.4
蒸発残留物 1,052mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)1,303.5mg/kg 成分総計―mg/kg
態様:源泉かけ流し、循環ろ過併用(浴槽の衛生管理のため)、夏の高温時のみ加水あり、塩素消毒なし
東鳴子温泉 いさぜん旅館 宿泊予約サイト |
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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