北海道東川町にある天人峡温泉「御やどしきしま荘」の入浴レポートです。
| 最終更新日 | 2015/7/11 | 訪問日 | 2015/6月中旬 |
【天人峡温泉 御やど しきしま荘】基本情報
てんにんきょうおんせん おやど しきしまそう
住所：〒071-0393 北海道上川郡東川町天人峡温泉
TEL:0166-97-2141
公式サイト
【宿泊料金】
１泊２食付8,500～23,500円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治対応〇 自炊×
素泊まり5,000円～ 1泊朝食付6,500円～
口コミ評価：楽天トラベル3.22点、じゃらん3.7点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆自然環境に恵まれた静かな温泉地が好き
◆オーソドックスな和風旅館が好き
◆にごり湯が好き
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【日帰り入浴】
営業時間：12:00～19:00
料金：大人700円 小人400円
アクセス
◆車
道央道「旭川北IC」から旭岳温泉方面へ道道37号～1160号～213号、忠別湖から天人峡方面へ、旭川市内から45キロ、約1時間。
ドラぷら
◆電車
JR旭川駅又は旭川空港から旭岳温泉行「いで湯号」で「国立公園入口」下車、徒歩7キロ。宿泊者はバス停から無料送迎あり。旭川空港からタクシーで約5,000円。
Yahoo!路線情報・旭川電気軌道株式会社
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【天人峡温泉 御やど しきしま荘 日帰り入浴】
「天人峡温泉」は、旭川市内から大雪山方面へ、
途中、忠別湖を右へ入った溪谷沿いにある小さな温泉地です。
忠別湖から先は民家も店も一軒もなく、「ヒグマ注意」の看板が。
旭岳温泉が賑やかな山岳リゾートなら、こちらはひと気の少ない秘境の温泉です。
そそり立つ岩肌に忠別川の渓流、すぐ近くには羽衣の滝に敷島の滝と、
手つかずのままの自然を楽しめるスポットです。
天人峡温泉の開湯は明治27年（1894年）。
鉱物探索中にたまたま発見されました。
第二次大戦中は帰還兵で賑わい、高度成長期は北海道旅行のブームで、
天人峡温泉の宿も大型化していきました。
しかし、団体ツアーも下火になり、
4軒あった宿も現在は「しきしま荘」と「天人閣」だけに。
かなり寂れた温泉街になってしまいましたが、
泉質が良いので、ツアー客が来ないひっそりとした温泉地が好きならばおススメできます！
「御やど しきしま荘」の外観。
トンネルを抜けて温泉街の入口にある5階建ての純和風旅館です。
周りの廃墟と化した2軒の宿に比べると、ひときわ新しくて綺麗に見えます＾＾
平成17年にリニューアルされたのでまだ10年経っていません。
玄関を入るとお花が活けてあり、とてもいい雰囲気です。
寂れた温泉街の中では頑張っている様子。
大浴場はフロントとお土産処を抜けて廊下の奥へ。
大浴場入口。
この日は「羽衣の湯」（大理石風呂）が女湯、奥の桧風呂が男湯でした。
宿泊すると男女入替えとなります。
脱衣所に入ると入口には貴重品ロッカー
8畳ほどの脱衣所には棚と籠、洗面台。
床は市松模様のナイロン畳。
資生堂の化粧水に湯上りの大雪の冷水。
まだ昼時でしたが、浴衣を着た年配のお客さんが何人かいたので、
連泊中の方が多いのかもしれません。
1泊1万円以下から泊まれて、安くて評判がいいようです。
浴室は12畳ほどの広さに大理石造りの6～8人サイズの浴槽。
かけ流し１００％で、オーバーフローしています。
透明度３０ｃｍほどの笹濁りのお湯で、温度は4１度ちょっと。
天人峡温泉てこんな感じなのね。
旭岳温泉の「湯元湧駒荘」のお湯にも似ているけれど、もう少し優しい感じでした。
湯口にはコッテリと成分がこびりついています。
泉質は、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム－硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
（旧泉質名：含土類・食塩-芒硝泉）（低張性中性高温泉）ph6.8
金気臭よりも土っぽさが目立ち、炭酸の甘味と少々の塩味が感じられます。
ドアのすぐ外には石造りの露天風呂。4～5人サイズの大きさ。
こちらもオーバーフローしています。
温度は41度でややぬる目。
泉温は44度なので、今の時期（6月中旬）は加温していないようです。
湯口
もう一つの湯口はお休みのようでした。
露天風呂からの景色。
すぐ目の前は忠別川の渓流、向かいには山の景色が広がっていて、
せっかくの自然環境なのですが、
道路から見えてしまうので少し高めの竹垣があって残念。
湯上り後はお土産コーナーでアイスを物色。
旭川周辺の観光パンフレットがあったので眺めていると、
こんなチラシを発見！
「ジンギスカン店を開くため羊飼いから始めた男の店」
何やらそそられますが、旭川ではなく札幌の店じゃないですか！
次回、覚えていたら行ってみよう♪
ジンギスカン専門店「いただきます。」（参考→食べログ）
【御やどしきしま荘 温泉の感想】
外観も新しかったですが、館内も綺麗で今どきの和風旅館、
雰囲気も良く、万人受けする宿だと思います。
天人峡温泉は「天人閣」か「しきしま荘」しかありませんが、
綺麗な宿が良いなら「しきしま荘」一択ですね。
ただ、せっかくのロケーションなのに、
露天風呂からの眺めがイマイチなのはちょっと残念でした。
特別室についている桧風呂からの眺めはとても良いようなのですが。
泉質★★★★4.0
お風呂の雰囲気★★★★4.0
清潔感★★★★4.3
サービス？
【御やどしきしま荘 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 各１（内湯１ 露天風呂１） 客室露天風呂１
◆源泉 H17.9月の分析書
天人峡温泉「天人峡 第1号泉」泉温44度 湧出量？ （自然湧出）
泉質：ナトリウム・カルシウム・マグネシウム－硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
（旧泉質名：含土類・食塩-芒硝泉）（低張性中性高温泉）ph6.8
蒸発残留物1,967mg/kg 溶存物質2,159mg/kg 成分総計2,298mg/kg
態様：源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
| 天人峡温泉 御やどしきしま荘 宿泊予約サイト |
＊ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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