北海道弟子屈町にある「川湯温泉 ホテル開紘」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2020/4/10 | 訪問日 | 2020/2 |
【川湯温泉 ホテル開紘】基本情報
かわゆおんせん ほてるかいこう
住所:〒088-3465 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉2丁目6−30
TEL:015-483-2318
公式サイト
【宿泊料金】
素泊まり3,500円
1泊2日2食付き 6,450円
2泊3日4食付き 9,500円
3泊4日6食付き 12,000円
3泊以上の場合1泊に付き4,000円加算
お一人様〇 湯治〇 素泊まり・自炊は要問合せ
口コミ評価:Google 4.1点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆観光客の来ない穴場の宿が好き
◆安い料金で連泊をしたい
◆鍼灸の治療を受けながら湯治をしたい
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【日帰り入浴】
営業時間:8:00~17:00頃
料金:300円
定休日:不定休
【アクセス】
JR釧網線「川湯温泉駅」からタクシーで7分。送迎可(連泊者は他の場所からの送迎も応相談)。
【地図】
【鍼灸院常設のレトロな湯治宿 川湯温泉 ホテル開紘】
「川湯温泉 ホテル開紘」は、川湯温泉のはずれにある鄙びた湯治宿です。
ほとんどの宿が鉄筋コンクリートの観光ホテルの中、ひときわ異彩を放っています!(^^)!
ネット予約はできないので、知る人ぞ知る宿ですね。
そういうマニアックで鄙びた宿というのは温泉が良いというのがセオリーということで立ち寄ってみることにしました。
浴室は窓もない地下にあり、湯気がモウモウで何も見えないような状態でした(窓が見えないだけだったのかも分からないほど)。
一応硫化水素型の硫黄泉なので閉塞感があってお風呂の造りは、う~ん、イマイチでした。
お風呂は内湯だけなのですが、3層に分かれていて、入口に近い方が熱めの湯、真ん中は冷ますためのスペース?左奥が温め(お客さんが加水)になっています。
刺激の強い酸性泉なので、44度を超えるあつ湯は真冬でも苦痛に感じる温度でした。
ぬる湯の方は加水が多くてちょっと物足りない感じ。
タイミング的にお湯のコンディションが良くなかったようにお思います。
ただ、他の宿で感じたような皮膚を刺すようなピリピリ感はなかったので良質な感じはしました。
自然湧出だからでしょうか。
*3日以内にカミソリを充てていたりすると問答無用でしみます^^
温泉街のメインストリート沿い、西のはずれにあります。
ここから車で2分も走ると屈斜路湖に出るという立地です。
知らなければただの民家だと通り過ぎてしまうかもしれません。
でも、よく見ると表には料金が出ているので湯治場なのだと分かります。
看板には書いてありませんが、素泊まりも3,500円で受け付けているそうです。
自炊場を利用できるのかはお尋ねください。
ホテル開紘の入口
ロビーで仲良く寝ていた2匹の猫ちゃん。
帰りは起きて上と下に分かれていました。
赤じゅうたんに赤いソファーの応接セット。
本棚にはたくさんのコミック。
営業時間はざっくり午後5時頃までということですが、泊まりのお客さんがいれば日帰り温泉は早く終わってしまうそうです。
お風呂は玄関から正面奥へ。
「洗顔所」というのがツボります。
「ホテル開紘」のお風呂は、
- 男性用大浴場 内湯 熱め1 ぬるめ1
- 女性用大浴場 内湯 熱め1 ぬるめ1
となります。
階段を下りるとビニールのカーテンが。
硫化水素ガスが廊下に充満しないようにしているのかな。
換気扇は回りっぱなし。特に匂いはない。ないから余計にヤバいということもありうる!?
もちろん、電化製品は痛むので洗面台にドライヤーはありませんでした。
脱衣所内にロッカーはありません。
川湯温泉の案内
強い温泉なので基礎疾患がある方は禁忌症は良くチェックしてくださいね。
ドアを開けると湯気でほとんど何も見えず。
浴槽に近づくとかろうじて青い透明なお湯が見えました。
入口に近い方は4~5人サイズ、44度くらい。
草津温泉よりもpHが低いのにこの温度はキツイです( ;∀;)
でも、思ったよりヒリヒリせず出た後は爽快(@^^)/~~~
真ん中のスペースは20センチくらいの深さしかなく、入浴用ではなさそう。
真湯かと思ったけれど、硫黄の匂いがします。
右のあつ湯の方にだけ湯口があり、真ん中の浴槽の下を通って左側にお湯が流れているようでした。
奥の方は6~8人サイズ、39度。
前のお客さんがかなり加水したのではないかと思います。
44度の浴槽から流れて来たお湯にしてはぬるすぎるのと、薄めた感じでインパクトが弱すぎるので。
このくらいの温度なら長湯できますが、川湯温泉らしさはなくなってしまってました。
洗い場
強酸性泉なのでせっけんは溶けてしまい意味をなさないですが、一応置いてあります。
鍼灸治療の案内
【川湯温泉 ホテル開紘 温泉の感想】
湯気がモクモクの地下室で、夕方近かったから薄明かりの怪しい雰囲気に感じてしまいお湯の良さを感じるには条件が悪かったですね。
右側のお風呂は熱すぎでしたが、それを除けば意外と清涼感があって、これが湯治宿らしいお湯なのかなと思えなくもなかったです。
ツイッターには男湯の写真を載せている方がいるので、参考にしてみてください。⇒こちら
写真を見る限り男湯の方が窓が大きくとって会って明るいく雰囲気も良さそうです。
男湯の方だったらもっと良い印象になったと思うのですが。
ホテルのように一般の観光客でも入りやすいような温度調節はされていませんが、鄙び系の宿が好きだったら話のネタにどうぞ。
泉質 ★★★★ 4.3
お風呂の雰囲気 ★★★ 3.0
清潔感 ★★★ 3.5
接客サービス ★★★★ 4.0
*ホテル開紘の宿泊予約はお電話で。
【川湯温泉 ホテル開紘 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 内湯各2
◆源泉 H21.1月の分析書
源泉名「ホテル開紘」泉温49.1度(気温-2度) 湧出量 100L/分(自然湧出)
泉質:酸性-含硫黄-鉄(Ⅱ)-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性酸性高温泉)(硫化水素型)pH1.7(試験室pH1.61)
蒸発残留物 5,128mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)mg/kg 成分総計6,240mg/kg
メタケイ酸213.2mg,遊離二酸化炭素ガス79.3mg/kg
硫化水素イオン0mg,チオ硫酸イオン0.4mg、遊離硫化水素ガス3.4mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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