福島県福島市の高湯温泉手前にある吊橋のある一軒宿「信夫温泉 のんびり館」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2021/5/31 | 訪問日 | 2015/1月下旬 |
【信夫温泉 のんびり館】基本情報
しのぶおんせん のんびりかん
住所:〒960-2251 福島県福島市桜本木通沢4番地1
TEL:024-591-1212
公式サイト
*2021/5/31で閉館することになりました
⇒「信夫温泉 のんびり館」へのアクセス&予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付 13,500円~38,340円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治× 自炊×
1泊朝食付8,640円~、1泊夕食付11,880円~、素泊まり7,560円~
口コミ評価:google 4.3点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆のんびり館グループの宿が好き
◆温泉トラフグが食べたい
◆静かな一軒宿が良い
◆露天風呂付客室のある宿が良い
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【日帰り入浴】
*2018/2/1から日帰り入浴は行っておりません
営業時間:10:00~13:00受付(14:00退館)
料金: 貸切露天風呂 50分1,500円
無料休憩所なし
個室休憩10:00~15:00 2,800~3,500円/人(タオル付)
食事処:11:00~12:30L.O.
【吊り橋のある一軒宿 信夫温泉 のんびり館 日帰り入浴】
「信夫温泉 のんびり館」は、福島市内から高湯温泉に向かう途中、吊り橋のある宿でおなじみです。
宿の目の前には須川の渓流があり、通り沿いから宿までは「幸福橋」という吊橋を渡って行きます。
「信夫温泉」の開湯は昭和30年(1955年)。
以前は、「信夫温泉旅館」という名前でしたが、閉館後は「のんびり館グループ」によりリニューアルされ、露天風呂付の客室もある綺麗な宿に生まれ変わりました。
信夫温泉は泉質は「硫黄泉」ながらも無色透明、加温ありのさっぱりとしたお湯です。すぐ近くににごり湯の「高湯温泉」があるにもかかわらず、「信夫温泉 のんびり館」は口コミでとても評判が良い宿です。どんな温泉なのか?と期待。
今回は、高湯温泉の「ひげの家」に連泊中、はしご湯で立ち寄りました。
高湯温泉に向かう県道70号線沿い。高湯温泉の「玉子湯」の手前4.5キロあります。
「幸福橋」(しあわせばし) 平成18年1月1日 命名 三宅義信(重量挙げ元オリンピック選手)と書かれています。
高湯温泉から流れる須川の渓流。
宿の入口側から見た吊り橋
結構長い吊り橋で揺れますが、足元はしっかりしています。
こちらが「信夫御瀬 のんびり館」の外観
「のんびり館グループ」は居ぬき物件の買収が多いようですが、信夫温泉の方は完全リフォームされたようなので、グループの宿の中では新しくて綺麗、露天風呂付客室もあってややハイクラスの宿であるところが人気の秘訣でしょうか。
入口には恵比寿様。
玄関入って右手にフロント
左にお食事処
お昼は麺類などの簡単なモノでしたが、日帰り入浴を辞めてしまったということはランチ営業もないのかもしれません。
正面通路にはお土産コーナー
「のんびり館グループ」ではお約束の温泉トラフグ
こんな風にひっくり返っている時もありますが、死んでいるわけではなくフグの習性ですと書いてあります。(写真は「沼尻のんびり館」のフグ)
館内見取り図
お風呂はフロント前の通路を奥へ。
「信夫温泉のんびり館」のお風呂は、
- 「宝泉の湯」男女別の内湯各1
- 「開運の湯」男女別の内湯各1
- 男女別の露天風呂各1
- 渓流貸切露天風呂1
- 半露天の貸切風呂1
- 客室露天風呂 露天付1 内湯付2
があります。
冬は閉鎖されているお風呂もあるようで、今回入浴できたのは、「宝泉の湯」と露天風呂の2箇所でした。
ちなみに、「信夫温泉 のんびり館」に泊まると「高湯温泉 のんびり館」の入浴付プランというのもあるそうです。
【信夫温泉 のんびり館 「宝泉の湯」男女別大浴場の内湯】
先ずは男女別の大浴場「宝泉の湯」(内湯)から。
お風呂と客室棟は渡り廊下でつながった別棟になっています。入口には休憩スペース。
脱衣所には棚と洗面台、ドライヤー、化粧水
内湯は6畳ほどの広さにタイル張り4~6人サイズの浴槽が1つ。
「のんびり館グループ」の内湯はどこもシンプルなタイル張りが多いです。
湯舟の温度は42度、お湯は無色透明、無味無臭です。
35度の源泉を加温して掛け流しています。塩素消毒の表記はありますが、カルキ臭はしません。
チオ硫酸イオン2.4mgで規定値に達している「硫黄泉」ですが、硫化水素ガスはなくたまご臭もしないさっぱりとしたお湯です。
高湯温泉で3~4軒はしご湯した後なので鼻が鈍感になっているかもしれませんが・・・。
自家源泉「信夫温泉」泉温35度 湧出量 -(?元は自然湧出)
泉質:硫黄泉(低張性アルカリ性温泉)pH8.63
ライオンの湯口からは加温されたお湯
洗い場
シャンプーは資生堂の「ウミネラ」
【信夫温泉 のんびり館 男女別露天風呂】
一旦着替えてから渓流沿いにある露天風呂へ。
男女別露天風呂の入口
手前が女湯、奥が男湯
屋根付の露天風呂。8畳くらいのスペースに3~4人サイズの石組みの浴槽が一つ。
逆から見るとこうなっています。洗い場、カランはありません。
温度は41度。さらさらとした柔らかいお湯です。
湯口
高い天井
入浴中の目線
眼下には渓流、目の前は対岸の山肌と雪景色。
とても静かで心地よい露天風呂です。
【信夫温泉 のんびり館 渓流露天風呂(貸切)】
以前は日帰りでも無料で利用できたという貸切の「渓流露天風呂」 。その後50分1,500円になりました。
ただ、真冬は降雪と加温する事情があるのか、この日は貸切露天風呂はお休みでした。
貸切の渓流露天風呂は屋根もなく開放的です。
【信夫温泉 のんびり館 「開運の湯」(男女別内湯)】
冬期は渡り廊下が閉鎖されるからなのか、廊下の先にある「開運の湯」(内湯)と貸切半露天風呂はお休みでした。
「宝泉の湯」よりも少し凝ったレトロなタイル張りの内湯
【信夫温泉 のんびり館 半露天風呂(貸切)】
1~2人サイズの舟形の小さな貸切風呂。
【信夫温泉 のんびり館 客室露天風呂】
「のんびり館グループ」では珍しい客室風呂もあります。
こちらは1室限定の特別室「MOMO」にある大きな露天風呂。
2015年に新設された半露天風呂付の和室「SAKURANBO」と「RINGO」。部屋のコタツから丸見えのお風呂です^^
【信夫温泉 のんびり館 温泉の感想】
高湯温泉からすぐ近かったので、同じようなにごり湯の硫黄泉かと思いきや、信夫温泉はさっぱりとした無味無臭のお湯で、あれっと拍子抜けしてしまいました。
強いお湯が続いた後だったので、さっぱりとした柔らかいお湯だなという印象しかありませんでしたが、硫黄泉の後の上がり湯としては良いのかなという感じです。
高評価の理由は吊り橋を渡った先にある静かな一軒宿ということと、料理が自慢なのかもしれません。
なので、泊りの方が宿の良さが分かるのだと思います。
泉質 ★★★★4.0
お風呂の雰囲気 ★★★★4.2(内湯3.8 露天4.4)
清潔感 ★★★★4.2
接客サービス ★★★★4.2
【温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 内湯各2 露天風呂各2 貸切渓流露天風呂1 貸切半露天風呂1
◆源泉H17.2月の分析書
自家源泉「信夫温泉」泉温35度 湧出量 -(?元は自然湧出)
泉質:硫黄泉(低張性アルカリ性温泉)pH8.63
蒸発残留物 511.7mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)631.3mg/kg 成分総計631.3mg/kg
チオ硫酸イオン2.4mg,遊離硫化水素ガス0mg,メタケイ酸34.8mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水なし、加温あり、塩素消毒あり、塩素臭なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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