福島県福島市にある人気のにごり湯「高湯温泉 旅館玉子湯」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2020/6/6 | 訪問日 | 2014/3月下旬 |
【高湯温泉 旅館玉子湯】基本情報
たかゆおんせん りょかん たまごゆ
住所:〒960-2261 福島県福島市町庭坂字高湯7
TEL:024-591-1171
公式サイト
【宿泊料金】
1泊2食付通常13,000円~25,200円 お一人様〇 素泊まり× 湯治対応× 自炊×
口コミ総合評価:Google 4.2点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆福島市内から近い源泉かけ流しの宿を探している
◆にごり湯の硫黄泉が好き
◆お風呂の種類が多い宿が良い
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【日帰り入浴】
営業時間:10:30~14:00受付(15:00閉館)
料金:大人800円 小人500円(利用1時間以内)
冬季:月・金休 その他:水休
昼食対応あり
アクセス
◆車
東北道「福島西IC」から20分、福島駅から30分。
ドラぷら
◆電車
東北新幹線「福島駅」西口からバスで→高湯温泉行き「玉子湯前下車」(乗車30分)、福島駅からタクシーで30分。
宿泊の場合には福島駅まで送迎あり(お迎え:午後3時15分/お送り:午前10時30分 )
Yahoo!路線情報・福島交通バス時刻表
◆高速バス
東京駅・新宿駅・池袋駅⇔福島駅 直通バスあり
楽天トラベル高速バス予約
地図
【高湯温泉 玉子湯 日帰り入浴】
高湯温泉は東北道「福島西IC」から車で20分のところにある、
比較的アクセスの良い小さな温泉街です。
開湯は江戸時代初期の慶長年間(1596-1615年)。
狩人がモウモウと立ち込める湯を発見したのがきっかけとなり、
その後、明治元年に難病の人たちのために湯小屋を作ったのが玉子湯開業の始まりです。
「玉子湯」の由来は、ゆで玉子のような香りのする温泉ということのようです。
高湯温泉には、玉子湯の他に、
共同浴場の「あったか湯」、安達屋旅館(源泉湯宿を守る会)、
吾妻屋旅館(日本秘湯を守る会)、旅館ひげの家(日本秘湯を守る会)、
のんびり館、花月ハイランドホテル、その他合計9軒の宿があります。
※「のんびり館」は閉館しました(2021年5月末)
高湯温泉は10本ある源泉を共同浴場・宿で共有しており、
源泉毎にそれぞれ特徴が異なります。
「安達屋旅館」は露天風呂工事中のため日帰りは休止中ということで、
今回は「玉子湯」に立ち寄り湯でお邪魔しました。
旅館系の日帰り入浴では一番人気がある宿だと思います。
玉子湯は高湯温泉のメインストリートの一番手前にある目立つ大きな建物です。
ロビーは広々としており、大きなお土産店もあります。
両親は迷わず内湯に直行しましたが、
この日はとても天気が良かったので、私だけ露天風呂へ。
客室を通り過ぎて一旦外に出ます。
途中、掃除中の客室が見えましたが、湯小屋と山が目の前なので、
景色はとても良さそうですね。
廊下や部屋の雰囲気は庶民的でした^^
【高湯温泉 玉子湯 外湯の露天風呂】
※2023年1月現在、浴室は撮影禁止になっているそうです。
川岸に茅葺屋根の湯小屋がありました。
横から見るとこんな感じ。
山の斜面を登って行くと温泉神社があり散策できます。
目の前は温泉川なのか、にごり湯でした。
大きな岩に「玉子湯」と書かれ、隣には源泉らしきものも見えます。
源泉湧出ポイント
茅葺屋根の湯小屋は男女別浴場に分かれており、浴室内に脱衣棚があります。
晴天の休日でしたが、午前中だったからか、女湯は貸切状態でした。
浴槽も壁も全て木造りでとても風情のあるお風呂です。
4~5人サイズくらいの比較的小ぶりなお風呂。
窓が大きく取ってあって浴室内はとても明るいですが、すりガラスなので外は見えません。
浴室に入ると、熱気と共に、宿名の通り、ゆで卵の匂いがぷ~んとします。
温度は42度強でやや熱め。
青みがかった綺麗な乳白色でした。
といっても、細かい湯花のせいでにごり湯に見える感じで、
実際には写真よりも透明度がありました。
続いて隣の女性専用露天風呂へ。
入口
脱衣所
お風呂は屋根つきの半露天です。
5~6人サイズの木枠のお風呂で、こちらもブルーがかった乳白色。
丸太をくりぬいた湯口からはやや少な目の湯量が投入されており、
温度は42度ほどでした。
更に左奥へ行くともう一つ、男女別の露天風呂が。
比較的新しい茅葺屋根と竹塀で囲まれた脱衣所があります。
この時は左が女湯、右が男湯でした。
脱衣所内部
奥から見た浴槽
10~12人サイズくらいの長方形の木風呂です。
脱衣所側と外の通路側に大きな岩があり、2箇所から源泉が投入されています。
源泉の近くは42度強ほど、遠ざかると41度ほどの温度。
こちらも見事なブルー×乳白色でした。
ちょっと気になったのは、お風呂が上階客室から見えるのでは?ということでした。
チェックアウト後の時間帯なので、連泊している人がいなければ見えないのでしょうけれど・・・。
通路側の岩場の方に居れば見えませんが。
写真左側の石畳を歩いて行くと、下に小川が見えます。
なので、解放感は抜群なんですけどね^^
【玉子湯の足湯】
向かい奥にある足湯。
チェックアウト後なのか、ここで休んでいる人が何人かいました。
足湯の案内
足湯前の源泉
【高湯温泉 玉子湯 館内大浴場】
最後に内湯へ
男女別の大浴場 「滝の湯」
10人サイズの木枠のお風呂です。
シャワー・シャンプー等はここだけなので、帰りに寄る人が多いのかな。
それにしても、湯気が凄かったです。
内湯のそばにあった展示室
玉子湯の歴史が垣間見えます。
【高湯温泉 玉子湯 お土産処】
帰りに食事をしようと思ったら、受付が11時までで終わってしまっていました。
なので、売店でおみやげを物色。
大賞を受賞したという柚子みそと
湯の花を購入♪
【旅館玉子湯の感想】
久しぶりのにごり湯でしたが、予想していたよりも浴感はマイルドでした。
湯上り後のポカポカ感もなかなか。
とはいえ、酸性なので、湯めぐり後は指がかさついていました^^
湯小屋の内湯の雰囲気と、小川沿いに露天風呂があって開放的なのがGoodでした。
泉質★★★★4.4
お風呂の雰囲気★★★★4.5
清潔感★★★★4.3
宿の雰囲気★★★★4.0
サービス★★★★4.0
【旅館玉子湯 温泉情報】
◆お風呂
男女別内湯各1 湯小屋各1 野天岩風呂各1 女性専用露天風呂1 足湯1
◆源泉
H22.12月の分析書
共同源泉(高湯7番地混合層より採取)「仙気の湯」「滝の湯」泉温46.5度 湧出量総量1003L/分(自然湧出)
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(低張性酸性高温泉)ph2.65
蒸発残留物1,148mg/g 溶存物質(ガス性除く)1,173mg/kg 成分総計1,421mg/kg
態様:源泉掛け流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
高湯温泉 玉子湯 宿泊予約サイト |
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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