栃木県日光市にある奥日光湯元温泉「湯元板屋」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2019/4/1 | 訪問日 | 2014/5月中旬 |
【奥日光 湯元温泉 湯元板屋 】基本情報
おくにっこう ゆもとおんせん ゆもと いたや
住所:〒321-1662 栃木県日光市湯元2530
TEL:0288-62-2131
公式サイト
⇒「奥日光湯元温泉 湯元板屋」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付 11,500円~30,240円 お一人様○ 素泊まり× 湯治× 自炊×
口コミ総合評価:Google 4.2点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆硫黄泉のにごり湯が好き
◆奥日光の老舗旅館に泊まりたい
◆落ち着いた雰囲気の宿が良い
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【日帰り入浴】
営業時間:13:00~15:00
料金:大人1,000円 タオル付
定休日:不定休
【鮮度の良い鮮やかなブルーのお湯が楽しめる!奥日光湯元温泉 湯元 板屋 日帰り入浴】
「湯元 板屋」は奥日光湯元温泉神社の目の前にある、源泉からも近い旅館で、鮮度抜群のお湯が楽しめます!
「日本温泉遺産を守る会」の源泉掛け流し風呂にも認定されています。
奥日光の温泉は比較的庶民的な民宿や旅館が多いですが、「湯元板屋」は江戸時代創業150余年の老舗らしい高級感のある宿です。
奥日光湯元温泉は、奈良時代に開湯した1,231年の歴史を持つ温泉です。
明治時代には西洋人の避暑地として有名になった日光ですが、イギリスの女流旅行作家イザベラ・バードの回顧録によるもので、湯元温泉にも長く滞在しお気に入りだったそうです。今でいうところのインフルエンサーですね^^
とはいえ、日光市内や中禅寺湖に比べると、観光客も少なく湯の湖畔はとても静かです。
奥日光湯元温泉は、いろは坂を上り、中禅寺湖・戦場ヶ原を経て群馬県との県境近い金精峠の手前にあります。湯ノ湖に近づくと目の前には関東最高峰の日光白根山が見え、とても風光明美な場所です。
温泉街の入り口から見える湯ノ湖と日光白根山。
温泉街に近づくと、どこからともなく硫黄の香りがしてきます。
「湯元板屋」は湯の湖畔から徒歩3分の奥まった場所にあります。
「湯元板屋」の外観
鉄筋コンクリート4階建の立派な建物です。
玄関。右奥がフロント。
ロビー。
写真が薄暗いですが、館内も接客も老舗旅館らしい雰囲気でした。
日帰り入浴も快く受け入れてもらえます。
大浴場は3階にあります。
昔の温泉の写真が飾られていました。
「湯元板屋」のお風呂は、
- 男性用内湯1 露天風呂1
- 女性用内湯1 露天風呂1
があります。
大浴場入口
左が男湯「男体の湯」、右は女湯「女峰の湯」。
日光連山の名前です。
大浴場入口横の涼み処
湯上りに日光の名水を用いた冷水と麦茶のサービスがあります。
脱衣所
画像が暗くなってしまいましたが、綺麗で掃除も行き届いていました。
資生堂のアメニティにドライヤーあり、赤ちゃん用の入浴椅子も置いてありました。
浴室のドアを開けると硫黄の香りが漂っています。
内湯は6人~8人サイズの大きさ、温度は42度くらいでした。
透明度は20センチくらいで底の方に白い湯花が沈殿しています。
硫黄泉のにごり湯ですが、中性なので刺激はなく柔らかいお湯に感じます。
奥日光開発(株)3,4,7号森林管理署源泉混合泉 泉温74.1度 湧出量37.5L/分
泉質:含硫黄―カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)ph6.5
源泉温度が高いので加水は極力せずに湯量を絞って温度を調節しています。
露天風呂に比べると空気に触れる時間が長いからか、濁りが強かったです。
カランとシャワーは6か所くらいありました。
内湯のドアを開けると露天風呂があります。
コの字型になったお風呂です。奥の角の部分にだけ屋根が付いています。
8~10人サイズくらいのお風呂です。
使用している源泉の違いなのか、光の加減なのか、湯元板屋のお湯はとてもきれいな淡いブルーの乳白色でした。
5月とはいえ雪が降ることもある高所なので、露天風呂のはお湯の投入も多く、鮮度は抜群!
温度は43度くらいでやや熱め。
舐めてみると硫黄の味とやや塩味がしました。
周りは背の高さの塀で囲まれていますが、建物の間から日光白根山がうっすらと見えます。
まだ新緑の季節前ですが、周囲に木が植えられているので、新緑も紅葉も楽しめます。
湯元の温泉は小ぶりなサイズのお風呂が多いですが、天気が良かったので、開放感もあって気持ちよかったです。
今回湯元温泉で入浴した中では、温泉寺と湯元板屋の露天風呂が似ている感じがしました。
湯ノ湖の周りは静かで観光客も少なく、お散歩をしたりボートでゆったりと過ごすにはとてもいいところです。
ハイシーズンを外せばリーズナブルな値段で宿泊できるので、次回は宿泊してみたいと思う宿の一つでした。
湯元板屋のお風呂動画
【奥日光湯元温泉 湯元板屋 温泉の感想】
観光地では旅館の温泉に日帰り入浴するのは敷居が高いのですが、入ってしまえば接客も丁寧で、空いていて穴場かもしれません。
湯元温泉の中では源泉に近く、湯元温泉の中では泉質も良い方だと思います。
観光客が多いイメージの日光ですが、湯元板屋は静かで落ち着いた雰囲気なので、のんびり過ごすにはいい宿だと思います。
泉質 ★★★★ 4.3
清潔度 ★★★★ 4.5
宿の雰囲気★★★★ 4.5
サービス ★★★★ 4.3
【日光湯元温泉 湯元板屋 温泉情報】
◆お風呂
男女別内湯各1 露天風呂各1「男山の湯」「女峰の湯」
◆源泉 H20.5月の分析書
奥日光開発(株)3,4,7号森林管理署源泉混合泉 泉温74.1度 湧出量37.5L/分
泉質:含硫黄―カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)ph6.5
蒸発残留物1,170mg,溶存物質(ガス性除く)1,284mg,成分総計1,440mg/kg
メタケイ酸-mg,遊離二酸化炭素ガスmg119.8/kg
硫化水素イオン10.9mg,チオ硫酸イオン0.9mg,遊離硫化水素ガス37.2mg/kg
態様:源泉掛け流し、加水あり、塩素消毒なし
適応症:神経痛/筋肉痛/関節痛/五十肩/運動麻痺/関節のこわばり/うちみ/くじき/慢性消化器病/痔疾/冷え性/病後回復期/疲労回復/健康増進/高血圧症/きりきず/慢性皮膚病/慢性婦人病/糖尿病
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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