大分県別府市にある明礬温泉「岡本屋旅館」の夕食・朝食レポートです。
【明礬温泉 岡本屋旅館】食事情報
みょうばんおんせん おかもとやりょかん
夕食:18:00~,18:30~、19:00~ 食事処/テーブル席
朝食:7:30~、8:00~、8:30~ 食事処/テーブル席
【特別注文料理】
関サバ・関アジ、特選和牛、地獄蒸し料理(一部プランに含まれるものもあり)
「岡本屋旅館」口コミ総合評価:4.4点/5.0点
【岡本屋旅館の食事の特徴】
◆地獄蒸しや季節によってふぐ会席・関サバ・関アジプランを選べる
◆大分名物のだんご汁や岡本屋特製の元祖地獄蒸しプリンが食べられる
◆食事処から別府市内の景色を一望できる
◆お酒が充実している
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【明礬温泉 岡本屋旅館 宿泊 その2 お食事編】
「岡本屋旅館」の食事は、夕食・朝食共に2階食事処(テーブル席)となります。
帳場の向かいにあるお食事処。
奥の窓際はお一人様又は二人用の席のようです。
冬は掘りごたつのある食事処もあります。(画像は宿提供/一休.com)
人数の多いグループは大広間利用になることもあるようです。
【岡本屋旅館 ドリンクメニュー】
お酒のメニューはとても充実していました。
生ビール、地ビール、日本酒、焼酎(利き焼酎セットあり)、仏ワイン、地ワイン(安心院産)、
ウィスキー、ハイボール、リキュール、カクテル10種、冬季限定の「ふぐひれ酒」等。
注文したのは超辛口端麗酒「黒鬼」(老松酒造/日田市) 300ml 1,800円
別府のお酒は何度か飲んだので今回は日田のお酒です。
後から気付いた特別な冷酒。
料理が多すぎて頼むタイミングを失いました。
【岡本屋旅館 夕食メニュー】
今回利用したプランは基本コースの
『和室6畳 ポイント10倍☆旬の素材たっぷりの創作会席プラン』
1泊2食付 1人泊 19,100円(税込20,628円)でした。
2名利用の場合は、税込14,580円~となります。
一番人気は旬の海鮮地獄蒸しです。
お肉が好きな方は豊後牛等の和牛ステーキプラン、
季節によってふぐ会席プランや別注で関サバ・関アジも注文できます(要予約)。
テーブルにセットされたメニュー。
箸袋の裏には「別府音頭」「瀬戸の島々」の歌詞。
分厚いおしぼりは今治のタオルでした。
お品書き。
ざっと見た限り量が多そうです。
食前酒「カボスと梅酒のものがたり」
涼しげな前菜
・姫島産車海老低温煮
・佐伯産ムール貝の地獄蒸し
・熊本産辛子蓮根
・マンゴー羊羹
・地魚オイル煮
・酢ミョウガ
・じゅんさい胡麻豆腐
・くらげポン酢
熊本の辛子蓮根は初めて食べましたが結構辛いですね。
マンゴーの羊羹はなかなか凝っていました。
お造り3種 左からイサキ、サワラ、スズキ。
別府はお魚が美味しいです!
お刺身用の醬油は「カトレア醤油」という高級ダシ入り醬油でした。
九州の醤油が苦手という方もいるかもしれませんが、
家でも普段から全国の醤油を取り寄せているので、全く違和感はなかったです。
台の物:豊のしゃも鍋
具材は豊のしゃも(地鶏)、えのき、長葱、牛蒡、三つ葉
薄味がついているのでタレはなしでそのまま食べます。
ダシがお美味しいのですが、残すくらいにしておかないとこの後が長いので膨満感になります(笑)
肉料理:国産牛と錦雲豚(きんうんとん)の地獄蒸し
蒸した器の上には豚の薄切りロース肉、その下に牛肉、一番下には野菜が敷いてあります。
お肉が柔らかくて蒸してあると甘味が出て美味しいです。
基本コースはこちらがメインになります。
タレは酸味のある自家製トマトソース。
普通ならばお肉料理の後はご飯で〆となりそうですが、
「岡本屋旅館」の料理は量が多いです!
替り鉢:特製和製冷麺
和風だしに大葉の香りとカボスの酸味が効いた冷麺です。
旅館では珍しいメニューです。
これは? 明礬温泉街で見かける湯の花小屋に似せた器です。
藁ぶき屋根の代わりに竹の葉でできています。洗うのが大変そう(笑)
揚げ物:茄子のはさみ揚げ、地魚・青み(獅子唐) カレー塩で。
地獄蒸しのトマトたれと揚げ物にカレー塩というの創作料理風でしょうか。
メニュー自体はそれほど創作料理という感じではありません。
それにしても量が多いです!
ご飯とお味噌汁、お新香。
お米は山鹿産コシヒカリ、赤だしの具には佐賀産クロメ(粘りのある海藻)でした。
お待ちかねのデザート。
岡本屋特製の「元祖地獄蒸しプリン」です。
カラメルが苦くて大人の味。
満腹でしたが、これだったら3つくらい食べられます~
プリンは前日にフロントで申し込んでおけば翌朝チェックアウトの時にお持ち帰りできます。
すぐ近くにある「岡本屋売店」でも買えますし、
「大分空港」の冷蔵品コーナーにも置いてあります(夕方以降は売切れるかも)。
食後はお腹を撫でながらほうじ茶で一息。
窓際の席だったので、別府市内の夜景が見えました。
【岡本屋旅館 特別注文料理】
今回は基本プランでしたが、豊後牛ステーキ、関サバ・関アジのお造りや、冬のふぐ会席プラン等もあります。
特別注文料理は特にメニューを置いていないので、当日では用意できないと思います。
予約の際に該当プランを選ぶか、宿にお問合せ下さい。
「本格ふぐ会席」 1泊2食付のプランで22,680円~
「ちょこっとふぐ会席」 1泊2食付のプランで17,820円~
基本プランでも量が多いので、お腹と相談です^^
【岡本屋旅館 夕食の感想】
今回は一番安い基本プランでしたが、
魚の鮮度は抜群で、肉料理も2種、冷麺、揚げ物、最後には自家製プリンも付いて
動けないくらいにお腹がいっぱいになりました!
トマトのたれやカレー塩は普通のポン酢と岩塩の方が良かったなという気がしましたが、
和風出汁や味付けはどの料理も美味しかったです。
料理が運ばれてくるタイミングもよく、きちんと目が届いているなという印象でした。
夕食の味★★★★4.6
メニュー構成★★★★4.7
満足度★★★★4.6
【岡本屋旅館 朝食メニュー】
朝食は7:30,8:00,8:30スタートから選べます。
夕食がヘビーだったので、お風呂巡りをしてお腹を空かせてから臨みました。
朝も窓際の席で外の景色が良く見えました。
朝食にもきちんとお品書きがありました。
朝もお品書きがある宿って100軒に1軒あるかないかのような気がします。
橋袋も夕食とは別のもので、「別府エレジー」の歌詞が書いてありました。
こちらが朝食メニュー。
温かい料理は後から運ばれてきます。
大分名物「だんご汁」。九重夢ポーク使用。お好みで柚子胡椒もどうぞ。
「だんご汁」は「だご汁」と呼ばれることもあります。
麺はすいとんを伸ばしたような極太麺。
熊本にもあるそうですが、うどんではなく丸めた団子だそうです。
今回は3か所で「だんご汁」を食べましたが、「岡本屋旅館」のものが一番美味しかったです。
朝も地獄蒸し野菜。
紅鮭、熊本産もち豚ウインナー、
豆腐、パプリカ、茄子、さやぶどう、レタス、とうもろこし。
蒸してあると野菜の甘味が引き立ちます。
タレは甘いごまだれ。
名物の「明礬温泉たまご」。
一口サイズの切り干し大根。
郷土料理「琉球」オリジナル特製味噌漬け。
「琉球」はお刺身をタレで漬けこんだもので、ごはんのお供にぴったり。
空港にも売っていました。
岩のりくらげ、漬物三種、焼葱青唐辛みそ。
朝のご飯はお櫃で出てきました。
お味噌汁はなく、だんご汁がお味噌汁の代わりでした。
デザートは一口サイズのかぼすゼリー。
コーヒー、ほうじ茶、お水はセルフサービスで。
【岡本屋旅館 朝食の感想】
朝食は地獄蒸しとだんご汁で、別府らしいメニューがあったのが嬉しかったです。
朝からお腹がいっぱいになりました。
朝食の味★★★★4.4
メニュー構成★★★★4.4
満足度★★★★4.4
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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