新潟県十日町市にある「松之山温泉 凌雲閣 」の夕食・朝食レポートです。
【松之山温泉 凌雲閣 】食事情報
まつのやまおんせん りょううんかく
◆食事
夕食18:00~ 大広間/座敷席
朝食8:00~ 大広間/座敷席
*時間は宿泊者の人数による
【特注料理】
なし
口コミ評価:Google 4.2点/5.0点
【凌雲閣の食事の特徴】
◆珍しい季節の山菜小鉢が盛りだくさん
◆肉派には+豚しゃぶプランもあり
◆新潟地酒の利き酒セットあり
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【珍しい山菜のフルコース! 松之山温泉 凌雲閣 お食事編】
「松之山温泉 凌雲閣」の夕食は、地元で獲れた山菜小鉢がたくさん並んでいるのが特徴です。
山の中の秘湯では山菜料理も珍しくありませんが、凌雲閣の料理長は山菜取りの名人だそうで、とにかく種類が豊富!
季節によって違う食材も楽しめます。
味付もバラエティに富んでいて、普段は肉派の私でも満足できました。
今回は、平日1人泊1泊2食付 本館和室 税込15,120 円 のプランを利用しました。
山菜料理と海の幸がメインですが、肉がないとダメだという方には、山菜料理+豚しゃぶのプランも出ています。
※いつも「日本秘湯を守る会」に宿泊レポを載せてくださるヒロシさんが、2022年7月の情報を寄せてくださいました。
画面の一番下までスクロールするとコメント欄に感想と写真が掲載されていますのでご覧ください。
食事処は新館の2階にあります。
36畳ある3つの宴会場の一つを利用しました。
中は広間のお座敷席でした。
衝立はありませんがテーブルの間隔が離れているので、さほど隣の席は気になりません。
【松之山温泉 凌雲閣 ドリンクメニュー】
新潟といえば地酒ということで、まずは利き酒セット880円を注文。
9種類の中から3種類選べます。
「松乃井 生原酒」(松乃井酒造場/十日町市)、「越の景虎 名水仕込 純米」(諸橋酒造/長岡市)、「千代の光 吟醸造り」(千代の光酒造/妙高市)の三種を選びました。
他に八海山本醸造・吟醸・純米吟醸(魚沼市)、たかの井(高の井酒造/小千谷市)、雪中梅(丸山酒造場/上越市)、越の白鳥(新潟第一酒造/上越市)。
日本酒は1合500円~。
他に瓶ビール(生ビールはなし)、新潟米焼酎、一般的な芋・麦焼酎、地ワイン(上越市の岩の原ワイン)があります。
利き酒では物足りずに八海山の「夏季限定 特別純米原酒」950円も注文。
【松之山温泉 凌雲閣 夕食メニュー】
食卓にはあらかじめ山菜の小鉢とお刺身などの冷たいメニューが並べられて、温かい料理は後から運ばれてきました。
山菜料理は一通り説明がありますが、種類が多いのでカラー写真付の説明書が置いてあります。
着席してから5~10分で並べられたメニュー。
山菜の小鉢がたくさん、海鮮モノも意外と多いなという印象です。
山の温泉にありがちな岩魚の塩焼きや肉の陶板焼き、山菜の天ぷらというのとはかなり趣が異なります。
普段は肉派なので肉が一つもない!?と驚きましたが、似たような見た目の山菜なのに、食感や味付にバラエティがあって、お酒も進みました。
山菜料理のカラー写真と説明。
はじめに女将さんがさっと説明してくれますが、給仕をしているのは高齢の仲居さん一人だったので、何度も聞き返さずに済むようにこういうコピーを置いてくれているのかなと。
何を食べたか分からないで終わるよりも、なるほどと読みながら食べる方が楽しめますね。
前菜は茹でた海老、卵、そらまめ、黒い実はムカゴ?
山菜料理その1:木の芽(あけびの新芽)のお浸しとうずらの生卵
シャキシャキとした食感とほろ苦い味。
山菜料理その2:ミズ(ウワバミソウ)の浅漬け
蕗に似た触感。
山菜料理3:あずきな(えびらふじの若芽)のお浸し
ルッコラに似たような香ばしい味。同じお浸しでも出汁や調味料が違っていて飽きずに食べられます。
山菜料理その4:わらびと松葉独活(うど)
風味が濃いのでマヨネーズとタレをつけて
茄子のお浸し。新潟の夏野菜を代表する長茄子だそうです。
なら茸の玉子豆腐
地元では「もぐら」と呼ばれています。
6月の訪問でしたが、秋は色々な種類のキノコを楽しめるそうです。
茹でたツブ貝
クラゲ
めかぶ
山菜料理その5:岩梨のゼリー
1センチくらいの小さな実で、触感や味も梨そのもの。美味しいです。
お造りはマグロの赤身、鯛、甘海老
カニも出てきました。
ブリの照焼き
お肉がなくても魚もたくさん出来るので満足。
天水のけんちん汁
松之山では地区によってけんちん汁に使う食材も違うそうです。
棚田で育ったご飯、お味噌汁、野沢菜漬
根曲り竹がたっぷり。魚のあらも入っています。
デザートはメロン
【松之山温泉 凌雲閣 夕食の感想】
普段は8割くらい肉派なので、山菜ばかり並んでいる食卓を見た第一印象は地味だなぁ~というのが正直な感想でした。
でも、肉がないのも忘れてしまうほど、味付けと触感にバラエティがあって山菜の奥深さを感じられました。
メインらしき料理はありませんでしたが、思った以上に分量は多く、ご飯も軽く1膳しか食べられませんでした^^
少し残念だったのが、温かいはずの料理が冷めた状態で運ばれてきたことです。
中居さんが一人で運んでいたので、タイミングが合わなかったのかと思いますが、味付けが良いだけにちょっと気になりました。
夕食の味 ★★★★4.6
メニュー構成 ★★★★ 4.4
満足度 ★★★★ 4.5
【松之山温泉 凌雲閣 朝食メニュー】
朝食も同じ食事処で8:00スタート。
おかずはあらかじめ並べられていて、着席すると同時にご飯とお味噌汁が運ばれてきます。
ハムとサラダ、胡麻ドレッシングでした。
麩とぜんまいの煮物
冷奴、写真を撮り忘れましたが温泉たまごもあります。
めかぶと山菜の煮物
蓮根のきんぴら
焼き鮭
お新香
朝はお櫃でご飯が出てきました。
夕食であまり食べられなかった分、おかわりです^^
デザートはルビーグレープフルーツ
【松之山温泉 凌雲閣 朝食の感想】
朝食は山菜三昧ではありませんでしたが、煮物の小鉢がほど良く並んでいてバランスの良い朝食でした。
夕食も朝食も食事に関しては満足です。
朝食の味 ★★★★ 4.3
メニュー構成 ★★★★ 4.3
満足度 ★★★★ 4.3
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*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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秘湯っこ様
龍雲荘から連泊してきました。食事の時の写真と違いっていた点を少し。
夕飯は新館の2階で椅子で座って食べる形式になっていました。朝食は1階で。
前菜5種はツブ貝、トマトとジュレ、ごま豆腐、津南豚、きゅうり+チーズ。
卵豆腐は佐渡のもずく入り、のっぺ汁、鮎の天ぷらなど季節のものが多めです。
甘味は梅のゼリーでした。
ヒロシ様
たくさん写真を投稿いただきありがとうございます!
季節のせいか、私が訪問した時よりも山菜料理は控えめですね。
見た目の派手さはないものの、美味しかったという印象が強かったです。
旬の山菜を食べるならばやはり3月か4月くらいなのでしょうか。
最近は、食事処で足を曲げて座れない高齢者のお客さんも多いので、
テーブル席に改装した宿が多いですね。