宮城県白石市にある鎌先温泉「時音の宿 湯主一條」の宿泊レポートです。
最終更新日 | 2020/5/12 | /12訪問日 | 2014/6月上旬 |
【鎌先温泉 時音の宿 湯主一條】基本情報
かまさきおんせん ときねのやど ゆぬしいちじょう
住所:〒989-0231 宮城県白石市福岡蔵本鎌先一番48番地
TEL:0224-26-2151
公式サイト
【宿泊料金】
1泊2食付16,350円~73,590円 お一人様〇 素泊まり× 湯治対応× 自炊×
口コミ総合評価:Google 4.5点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆趣のあるハイクラスの宿が好き
◆料理が美味しい温泉宿に泊まりたい
◆接客サービス重視の方
◆ミシュランガイド掲載の宿に泊まってみたい
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【日帰り入浴】
不可
【鎌先温泉 時音の宿 湯主一條 宿泊 その1 お部屋編】
鎌先温泉は、蔵王の南山麓、仙台から50分のところにあります。
開湯は約600年前。 5軒のみの小さな温泉街で、湯主一條は最奥の高台にあります。
湯主一條の「一條」は、当主の名字ですが、
一條家の祖先は京都の公家で、今川義元の食客として仕えていたとか。
じゃらんの「泊まってよかった宿ランキング2013」では堂々「東北1位」だったそうですが、
食事が自慢の宿として君臨しているのも、先祖代々の伝統なんですね(^^♪
現在の当主は20代目だそうで、鎌先温泉で最も古い温泉宿です。
2017年版の「プロが選ぶ 日本の小宿10選」にも入っていました。
今回は、このランキングと食事の評価が以前から気になっていたので宿泊してきました(^o^)
利用したのは、リピーターに人気という
『10畳和室のお部屋+フォアグラ大根付』 2名利用で20,000円/人のプランでした。
鎌先温泉は山を背に狭い路地に宿が立ち並んでおり、路地へは車で入ることができません。
駐車場からは100mほど歩くことになります。
温泉街入口の「湯主一條」専用駐車場に駐車した後、
宿に電話をするとすぐにこんな黒塗りのバンで迎えに来てくれます。
乗車は1組ずつです。
駐車場から宿までは途中から上り坂で100mほどの距離があります。
特に荷物が多くなければ、小さな温泉街と宿の雰囲気を味わいながら歩くのも楽しいかもしれません。
こちらは公式サイトの表紙にもなっている食事処のある建物。
鎌先温泉は狭い路地を挟んで山の斜面にこの建物と本館が向かい合っており、
上の階又は高台からでないとこのような写真を撮影することはできませんでしたが、
鎌先温泉のシンボルといえる情緒ある佇まいです。
フロントのあるのは近代的な鉄筋コンクリートの建物。
送迎車は玄関前に横づけされます。
玄関奥の喫茶室兼バーで記帳&休憩タイム。
ずんだ餅とお茶のサービス。
夜はバーになります。
【鎌先温泉 湯主一條 2階和室 10畳間】
さっそくお部屋へ。 館内には至る所に白い胡蝶蘭が置いてありました。
今回宿泊したのは、お食事処からすぐ近くの2階の和室。
お部屋は10畳間。 広縁はなく、畳の上にソファーセットが置いてあります。
床の間に液晶テレビ、加湿器が置いてありました。
クローゼットには暗証番号タイプの金庫。 蚊取りマットも入っています。
黒いメッシュのバッグはおふろセット。 バスタオル、ハンドタオル(ネームなし)、足袋靴下。
館内は浴衣でも、七分丈の薄手ジャージー素材の部屋着でもOKです。
部屋着は着心地が良いので、これを着て食事処に行きました♪
浴衣を選ぶ場合には、別料金580円?でした。
窓際右側には木製の洗面台。水道水は飲用できます。
アメニティはティッシュ、歯ブラシ、ヘアブラシ、コットン、シャワーキャップ、 ヘアケアに化粧水一式。
窓際左側の棚の上には、電子ケトル、冷水ポット、
引き出し上段には宗教の経典ではなくなぜか古事記。
下段にはお茶セットとグラス。 茶筒の大はお番茶、小は緑茶葉でした。
その下には冷蔵庫ではなく「保冷庫」と冷水。
保冷庫と言っても1.5Lのペットボトルを入れたらきちんと冷えていました。
もし、冷蔵庫に入れたいものがあれば、フロントで預かってくれます。
ドリンクは大浴場の前の自動販売機で購入するか、ルームサービスで注文できます。
夕食後、部屋に戻ると冷水は補充されていました。さすが。
お茶請けは干し梅と一條菜園で収穫したかぼちゃを使ったというお餅。
美味しかったです♪ これは売店でも売っていました。
入口のドアを開けると2畳間の玄関とウォシュレットトイレがあります。
お布団を敷くとこの広さ。
お布団は厚手のマットレスが敷いてあるので、畳の上でもフカフカで寝心地は良かったです。
部屋からの景色は坂下の温泉街が見えました。
温泉街はちょうど山の谷間の斜面にあるので、視界は広くありません。
翌朝3時半には薄明るくなり、正面の山からは日の出が見えました。
半遮光のカーテンがあるので、チェックアウト(11時)まで二度寝もできます^^
朝6時過ぎ、お風呂から戻るとドアには新聞がありました。
今まで温泉宿で各部屋に新聞サービスがあったことはなかったので、ちょっと驚き。
ちなみに、ドコモの電波は入りました。
e-mobileのwifi電波は入りませんでしたが、
宿の無線LANがあるので、ネット環境は快適でした。
館内の自動販売機。
場所によってコーヒーが多めだったり、ビール多目だったりいろいろでした。
缶コーヒーは120円だったので、値段は安いです。
ランドリー室もあり、洗濯機と乾燥機が置いてありました。
コインを入れる場所はなかったので、無料だと思います。
今回はリーズナブルなお部屋に料理をグレードアップしたので、
部屋は思ったよりも狭いかなという印象でしたが、
トイレも洗面台も必要な物はすべてそろっているので、ほとんど普通のホテルと変わりありませんでした。
このスタイルの宿はやはりランクの高い部屋に泊まって、エステを受けるのが定番なのかもしれません。
それと、特に禁煙指定の部屋でない限り、喫煙は自由で、食事処の個室にも灰皿が置いてありました。
が、特に煙の臭いがするということはありませんでした。
各階と食事処には喫煙室もあり、そこで吸われている方が多かったようです。
一点、マイナス面を挙げるとすると、
横に長い建物でかつ4階建てですべて階段だけですので、
4階の大浴場に向かう時だけ、往来が面倒かもしれません。
足腰が特に不自由でなければ問題ない程度だと思いますが。
【鎌先温泉 湯主一條 お部屋の評価】
温泉街のシンボルであるとても風情のある建物で、
古き良き時代の湯治宿とモダンな高級宿が調和している宿でした。
駐車場から玄関まで黒塗りのかわいい車で送迎があり、演出もバッチリ、
接客も洗練されていて、旅館というよりホテルのようでした。
今回は一番安いお部屋にしましたが、
温泉第一ではなく、居心地の良さや贅沢を味わうための宿なので、
露天風呂付の客室を選ぶのがおすすめかもしれません。
夕食は想像していた通りの和洋折衷メニューでとても美味かったです。
温泉は一部を除いて掛け流しでないのが唯一残念でした。
部屋の広さ★★★★4.0
設備★★★★4.5
アメニティ★★★★4.5
宿の雰囲気★★★★4.5
清潔感★★★★4.8
接客サービス★★★★4.7
【湯主一條 部屋情報】
チェックイン/チェックアウト 15:00~19:00 / ~11:00
クレジットカード〇
- ・和室10畳 ・モダン和洋室 40㎡
- ・セミスイート和洋室 ・セミスイート洋室
- ・湯主スイート 和室72㎡
- ・一條スイート 100㎡ 半露天風呂付
→「鎌先温泉 湯主一條」宿泊レポ2 お食事編 →宿泊レポ3 お風呂編
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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