テルマエロマエⅠのロケ地として知られる静岡県河津町にある「大滝温泉 天城荘」の入浴レポートです。
| 最終更新日 | 2022/7/23 | 訪問日 | 2013/3月上旬 |
【大滝温泉 天城荘】 温泉情報
おおだるおんせん あまぎそう
◆利用時間等（宿泊者）
館内温泉 ：24時間（一日２回の清掃時間があります）
そと湯温泉 ：夜明けから日暮れ 19:00～22:30まで
夜間照明 19:00～21:30まで
＊日帰り入浴時間帯は要水着着用
天城荘 温泉の口コミ評価：Google 4.3点/5.0点
【こんな人におすすめ】
◆テルマエロマエⅠのロケに使われた温泉に入ってみたい
◆滝が目の前 水しぶきを受けながらの絶景露天風呂に入ってみたい
◆混浴ファン
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⇒「AMAGISO－天城荘－」へのアクセス詳細＆宿泊予約はこちらのページへ
→「大滝温泉 天城荘」 基本情報・お食事情報はその１ お部屋編・お食事編へ
【日帰り入浴 営業時間＆料金】2022/7/23更新
営業時間：11:00～18:00受付（19:00退館）＊時間制限なし
料金：大人2,000円 小学生1,500円 幼児1,000円
＊プールは4月下旬から9月下旬頃まで
定休日：不定休
レンタル水着 300円
タオルセット 300円
水着＆タオルセット 500円
【大滝温泉 天城荘 宿泊 その２ お風呂編】
テルマエロマエ１のロケ地にもなった、
雄大な大滝を目の前で眺めながら露天風呂に浸かる
「大滝温泉 天城荘」 その２はお風呂編です♪
※このレポートは経営が変わる前（2013年）のものです。
現在は、期間限定のプールも新設されています。
前回2013年2月22日に河津七滝を見に来た時、
2011年の土砂崩れの影響で七滝遊歩道が一部閉鎖されており、
せめてこの大滝を見学しようとしたところ、
「天城荘」の私有地のため、宿泊客又は日帰り温泉客でないと
入ることが出来なかったのです。
大滝の前の露天風呂は全て混浴となっていて、
昼間は水着着用なのですが、
温泉の様子が分からないので二の足を踏んでしまいました(^_^;)
水着がどんなものかもわからず、混んでいたらちょっと恥ずかしいかなぁと。
温泉自体にはとても興味があったので、
一度宿泊して雰囲気を確かめたいというのが今回の目的です♪
＊七滝遊歩道は3月中には復旧とのことでしたが、
訪問時はまだ閉鎖されていたようです。
【大滝温泉 天城荘 そと湯 露天風呂】
まずは、大滝沿いの露天風呂めぐりです。
外湯はすべて混浴なので、9:00～17:00まで要水着着用です。
17:00以降は原則宿泊客のみなので、自由なスタイルでどうぞと言われ、
バスタオルの軍艦巻きでもOKですか？と尋ねると、
自由ですが、それなら水着の方がいいですよ、と言われ、
結局水着で入ることにしました。
＊日帰り「ゆったりコース」が新設され、20:00まで日帰り客も利用できるようになりました。
フロント横で水着をレンタル 宿泊客も300円かかります。
水着で濡れたまま移動すると寒いので、
バスローブ（300円）があった方が便利だったかなぁと思います。
バスタオルは１つなので、着替えるたびに濡れてしまいますし。
軍艦巻きにするにも、レンタルしないとならないですね。
レンタル水着はこちら。思いっきりスクール水着です。
Sサイズ～LLサイズまであったので、
7号～15号サイズくらいまでは対応していると思います。
外湯で着替える場所は半露天風呂の湯小屋の中にあるのですが、
スノコ1枚敷いてあるだけで１～２人用のスペースしかないので、
内湯で着替えてくださいと言われました。
ここから水着に浴衣を羽織って、下に下りて行きます。
途中、「見晴らしの湯」という貸切風呂があるはずなのですが、
気付かずに終わってしまいました。
真下は渓流沿いです。
大滝までは徒歩5分くらいで、階段も多いです。
階段を下りてすぐのところに「子宝の湯」がありました。
中は洞窟みたいになっており、階段を下りると
幻想的な洞窟風呂でした。母胎を思わせる感じ。
昼間でもフラッシュをたいてこの程度しか光が入らず、夕方以降はほとんど真っ暗です。
子宝の湯のいわれは、
「この温泉は俗に「桃太郎の湯」と申し、全国の子宝に恵まれない
ご夫婦の方々に口伝えに広がりご好評いただいております。」
と書いてあります。
さらに下に下りて行きます。
他の方の旅行記を読むと、子宝の湯の隣に小道があり、
その奥にもたくさんのお風呂があるようでしたが、
それらしき入口は閉鎖されていました。
土砂崩れの影響なんだと思います。
以前とは案内板の表示も変わっています。
階段をさらに下りて行くと、左側に大滝が見えてきました。
この小屋の中にスノコにカーテンの仕切りのある小さな脱衣所があります。
小屋の中、左奥の大滝前には小さなお風呂があります。
小屋の中のお風呂は一人サイズ。
目の前で大滝を眺めることが出来ます。
外湯の中では一番温度が高く、42度くらいでした。
足元からお湯が沸き出ています。
目の前の大滝 全長30m、幅7m
その真横には「穴風呂」のはずですが
冬季は温度が上がらないので、利用できませんでした。
滝の水しぶきがかかるくらいの場所なので、夏場は楽しそうですね。
ちなみに、川・滝壺は遊泳禁止です。
水量が多いので、飛び込むにはちょっと勇気が要りますよ。
階段を下りて滝の下流、小屋の反対側左手には段々畑のように３つの露天風呂があります。
滝を背に下を見るとこんな感じ。
下から滝を見るとこんな風になっています。
テルマエロマエでは、滝をバックにこの露天風呂に入浴するシーンが登場します。
上から1番目にある「河原の湯」
8人サイズくらいの大きさです。温度は41度くらいで一番適温。
二つ目は6人サイズくらいで、39度とくらいで少し温め
3つ目も6人サイズくらいでさらにヌルめ。
冬はここにずっと入っているのはちょっと無理な感じでした。
3つ目のお風呂の上に小さな小屋があり
中はゆったり2人サイズになっています。
ここは40度くらいでした。
カップルは水着なしでここに入ってました＾＾
段々畑の一番奥にある4つ目は「肩たたきの湯」。冷泉です。
温度は18度くらいでしょうか。冬はとても入れません。
「この先露天風呂はありません。天然水プールは夏期営業」
この先に五右衛門風呂があったようなのですが、
案内板にもHPにも載っていないので、
やはり土砂崩れの影響で使えないのかも知れません。
ここは河津七滝の遊歩道も兼ねているのですが、
案内板では奥の道が表示されていないので、
途中のみかん園や梅林も見ることが出来ないのかもしれません。
朝は時間がなくて、河原の湯だけで行くことが出来ませんでした。
渓流が解禁になると、遊歩道沿いは渓流釣りの人もいるそうなので、
この天城荘の周りはちょっとしたテーマパークのように賑わうのかもしれません。
【天城荘 そと湯 露天風呂の感想】
とにかく入りきれないほどのお風呂があるという予備知識だけで行きましたが、
閉鎖されたお風呂を除いても、一日ですべて回るのは大変でした。
河津川の河口では河津桜が満開で、観光シーズンでしたが、
七滝の方ではそれほどでもなく、外の露天風呂も人がまばらでした。
外湯は21:30に消灯なので、21:00までに上がってくださいとのことでした。
夕食後、19:30くらいに行きましたが、
外套も薄暗く、肝試しのような気分でした＾＾
30分くらいしてカップルが来たので、ちょっとホッとしましたが。
朝は、6:30に入りましたが、先客は女性1名。裸で入ってました。
7:00を過ぎるとパラパラと人がやってきましたが、
水着を着ている人の方が少数でした。
夏場は小さな子供連れの家族で賑わうようなので、
ゆっくり入るには良い季節だったのかもしれません。
【大滝温泉 天城荘 館内 大浴場】
続いて館内にある大浴場です。
内湯は、【湯殿１】【湯殿２】【家族風呂「力の湯」】があり、
湯殿１，２は日替わりで男女入替え制、
家族風呂は予約不要・時間無制限の貸切制です。
この日は女湯が【湯殿２】でした。
脱衣所。洗面台とロッカーがります。
洗面台にはヘアブラシ、コーム、カミソリ、綿棒、
化粧水、乳液、ヘアトニック。
プラスチック製の「源氏物語」の本がありました。
長湯したい方は濡れても大丈夫な本を読みながら・・・というサービスなんですね。
中身は読んでませんが、こういう本は初めて見ました。便利ですね。
浴室は20畳くらいの広さ。
メインの浴槽の他に1～2人サイズの小さな浴槽がたくさんありります。
「七夕湯」 二つに分かれており、織姫と彦星を表しているそうです。
脱衣所右側のドアから入ってすぐのお風呂です。
各1人名様サイズ。温度は41度くらい。
となりの「貴肌冷泉」
長さ2mサイズ。二人サイズ。温度は、18度くらいでしょうか。
「小滝湯」 1~2人サイズの小さなお風呂でした。温度は41度くらい。
メインのお風呂「天城の岩風呂」 8人サイズ。温度は42度くらいで熱め。
天城の岩を使用しているとこのとです。
深い所と浅い所があります。
内湯は明かりが暗くてちょっとした洞窟のような雰囲気です。
すぐ外の露天風呂。「わすれものの湯」
4人サイズ。温度は41度くらい。
【湯殿2】は、源泉を二本使用していて、泉質は異なるようです。
【湯殿１】の方は、メインの内風呂「伊豆石の大風呂」に
メインの露天「音色の湯」と小さな露天「星の湯」「空の湯」あります。
「音色の湯」からは河津桜が見えるそうです。
資生堂のシャンプー、豆乳シャンプー、フェイスウォッシュが置いてありました。
【湯殿２】の隣の１～２人用の家族風呂。貸切制。
特に予約は不要で、鍵をかけて「貸切中」の札を出しておくだけです。
貸切風呂はここと外湯「見晴らしの湯」がありますが、
シャワーがあるのはここだけです。
【大滝温泉 天城荘 温泉の評価】
お湯は透明で硫黄臭もなく、特徴も薄い感じなのですが、
これだけ大きな滝を目の前に露天風呂に入れる場所はあまりないので、
一度は試しておいて損はないかなと。
水着着用で入る露天風呂というのが、
箱根の小涌園のイメージしかなかったのですが、
今回は雰囲気が掴めたので、
また近くに来る機会があれば寄ってみたいなと思いました♪
泉質★★★3.8
内湯の雰囲気★★★3.5
外湯の露天風呂の雰囲気★★★★4.7
混浴難易度★★2.0
【大滝温泉 天城荘 温泉情報】
◆お風呂
館内 男女別内湯各4 露天風呂各1 家族風呂1
館外 混浴露天5 水風呂1
◆源泉
源泉名：自家源泉5本(蛇湯源泉/出合源泉/前の川源泉/館内源泉)
源泉温度39～49度 湧出量620L/分 (源泉5本合計)
泉質：アルカリ性単純温泉（低張性アルカリ性高温泉） ph8.5
態様：源泉掛け流し、加水なし、冬季は一部加温する場合あり、塩素消毒なし
適応症：リウマチ性疾患 運動器障害 神経麻痺 神経症 病後回復期 疲労回復
＊ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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