最終更新日 | 2016/7/18 | 訪問日 | 2016/5月下旬・2013/9月下旬 |
【川原毛大湯滝 】基本情報
かわらげおおゆたき
所在地:〒019-0404 秋田県湯沢市高松川原毛
お問合せ先:一般社団法人秋田県観光連盟
〒010-8572 秋田県秋田市山王三丁目1-1
Tel:018-860-2267 Fax:018-860-3916
川原毛大湯滝の口コミ評価:Google 4.4点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆天然の滝つぼでかけ流しの温泉を楽しみたい!
◆強酸性泉のお湯が好き!
◆秘湯&野湯マニア
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【日帰り入浴】
営業期間:6月~10月夏季限定
入浴時間:日の出~日没
*増水時を除く
料金:無料
要水着着用
案内図
【アクセス】
◆栗駒山荘・須川高原温泉から、県道282→国道398→小安温泉郷を通り過ぎて県道51号→県道310。
川原毛大湯滝の看板が出ているので、道なりに進むと川原毛地獄の駐車場に到着します。
そこから川原毛大湯滝まではハイキングコースを下ること15分くらいです。
◆秋田県側から:湯沢駅から車で約45分。湯沢横手道路・須川ICから秋田県道51号湯沢栗駒公園線経由で約20分。
◆電車の場合、JR奥羽本線「湯沢駅」からバス「羽後交通・湯沢小安線」に乗って、終点(小安温泉)下車。 車で15分。徒歩では1時間以上かかります。
※冬季(11月中旬~翌年5月上旬頃)期間中は、駐車場まで直通する道路が冬季閉鎖。
ドラぷら・秋田県内の道路規制状況・Yahoo!路線情報・羽後交通バス時刻表
楽天トラベル高速バス予約
【地図】
【秋田県 川原毛大湯滝 入浴レポ】
川原毛大湯滝は川原毛地獄と呼ばれる一帯にあります。
栗駒山麓では、山の斜面の至る所から温泉の湯気が出ていて、
周囲には温泉街が点在していますが、
是非立ち寄りたいのが「川原毛大湯滝」です。
「川原毛大湯滝」は秘湯マニアにも人気の温泉ですが、
とくに登山用の準備をすることもなく、観光でも行ける場所なので、
夏休みは家族連れでにぎわいます。
さすがに誰も行けない温泉前人未湯 [ 大原利雄 ]には載っていませんでした(笑)
栗駒山麓からは車で1時間ちょっとの距離です。
途中には泥湯温泉や大湯温泉などの「日本秘湯を守る会」の会員宿もありますし、
小安峡の景観は素晴らしく、小安峡大噴湯に小安温泉郷、
おいしい稲庭うどんのお店もあるので(佐藤養助商店本店)
1日観光できる地域です。
【川原毛大湯滝の駐車場までの道のり】
川原毛大湯滝までのアクセスは、
車で行く場合、栗駒山荘・須川高原温泉から、
県道282→国道398→小安温泉郷を通り過ぎて県道51号→県道310
川原毛大湯滝の看板が出ているので、道なりに進むと川原毛地獄の駐車場に到着します。
駐車場から川原毛大湯滝まではハイキングコースを下ること15分くらいです。
小安峡に入ると「川原毛大湯滝」の看板がいくつか出ています。
しばらくすると、駐車場に到着。
車は30台くらい置けます。少し上にも駐車場があります。
駐車場からは川原毛地獄が良く見えるので、ここが撮影スポットになっています。
「川原毛大湯滝」に向かう入口は駐車場右にあるトイレの奥にあります。
トイレも真水の水道もここが最後です。
トイレの壁には温泉の成分分析書が掲示されていました。
泉質:酸性―含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)―塩化物泉 泉温94.5度 PH1.41
効能:きりきず、やけど、慢性皮膚炎、慢性婦人病他
「地獄」と呼ぶにふさわしい全国屈指の強酸性泉です(^o^)
【川原毛大湯滝までの道のり】
駐車場奥にあるハイキングコース入口から滝つぼまでは下り徒歩10分~15分です。
登山靴とまでは行かなくともスニーカーは必要だと思います。
スーツ姿の観光客もいたので、天気が良ければ足場に問題はない道ですが、
急な階段があるので、革靴やサンダルでは滑りやすいかもしれません。
しばらくは整備された遊歩道になっています。
歩き始めてすぐに橋が出てきました。
この橋の下にも入浴できる深さのポイントがありました。
滝つぼまで歩くのが大変な小さな子連れの家族はここで遊んでいました。
入浴のベストシーズンは7月上旬~9月中旬まで。
この日は9月下旬だったので、下の方は38度くらいのヌル湯ですから、
秋に行くならここら辺の方が湯加減はちょうど良いのかもしれません。
ただ、少し先に滝があるので、危険ですからあまり先まで行かないよう十分注意してください。
*2013年9月下旬に訪問した時には、橋の下で40度でした。
*2016年5月下旬に訪問した時には、橋の下で湯温25度、
下の滝つぼとあまり変わらないくらいの温度でした。
橋の上流側
橋の下流側
橋を通り過ぎると、平たんな道から急な階段の下りに入ります。
ハイキングコースの木々の間から轟音とともに滝らしき姿が見えてきました。
前回は登山後に激筋肉痛だったのでヨタヨタ歩きで40分かかりましたが、
今回は寄り道なしで10分で到着しました。
写真左側の砂場がハイキングコースから下りて来た道です。
対岸にも脱衣所の小屋がありますが、
人がいなければ、この砂場で上着を脱ぐ方が楽かもしれません。
対岸に渡るポイントは意外と水量があるので、飛び石が水に埋もれており、
ビーチサンダルやマリンブーツがないと靴が濡れてしまいます。
それに、川底が粗い砂利になっているので、裸足だと痛いかもしれません。
対岸に渡ると木道の上に男女別になっている脱衣所の小屋があるはずなのですが、
5月に訪問した時には解体されたところにビニールシートがかかっていただけでした。
【天然のジャグジー 川原毛大湯滝 いざ入湯!】
早速、着替えて滝へGO♪
9月下旬なのでもう誰もいないかと思いきや、まっぱの男性がいました^^
翌々年5月に訪問した時には赤ふんどしの男性が・・・滝修行でもするのでしょうか(笑)
気にせず入浴です^^
ハイキングコースから下りてくると正面に日本の滝が見えます。
2本の滝の下にはそれぞれ滝つぼがあり、
お風呂のようなくぼみになっていて入浴するのにちょうど良い深さです。
正面の滝を横から見た画像。
10人前後入れる大きさの滝つぼになっています。
この滝つぼに入っていると、ちょっと強めのジャグジーみたいになって、
筋肉痛がほぐれました(^_^)
ただ、水しぶきは結構すごいです!
上から流れ落ちる滝。
訪問した日は頭からかぶっても首がもげるほどの水量ではありませんでしたが、
雨の後で水量が多いと滝修行をするには危険かもしれません(笑)
右側の滝の下にある滝つぼは、対岸を渡って脱衣所の先を上がったところにあります。
対岸の上から見た2つの滝壺の様子。
左の高い所にある滝つぼ。
2~3m離れていても水しぶきが飛んできます!
酸性泉なので目に入るとかなり沁みると聞き、水泳用のゴーグルを持って行きました!
でも、滝に打たれるとゴーグルでは外れてしまうので、水中メガネの方が安定感があるかもしれません。
それと、水着も酸で生地が弱ってしまうので、すぐに真水で洗い流すか、
ダメになってもいい水着を用意して行った方が良さそうです。
滝つぼ直下以外にも座ると腰まで入浴できる深さはあります。
下流は腰までの深さなので、小さいお子さんでも入れます。
酸性の硫黄泉でも見た目は普通の川と変わらないきれいな水です。
でも、舐めると酸っぱいです!
源泉のある地獄からここまで流れてくるまで川の水で薄まっているとはいえ、
草津温泉のような味がしますよ(^o^)
9月下旬で気温は23度くらい。山歩き後でしたら半袖でも十分な気温です。
多少湯気が立っていますが、お湯は体感温度で37~38度くらい。
滝つぼ周辺とすぐ下流の方とでそれほど水温は変わりませんでした。
入ってしまえば寒くはないですが、出たらすぐに着替えないと風邪をひきそうです。
*2016年5月下旬に訪問した時には、日中の気温が28度、お湯は25度くらい。
夏場のプールと同じくらいなので、入れないことはない温度でした。
【おまけ 川原毛地獄】
川原毛地獄は高温の温泉と硫化水素ガスの煙が上がる危険地帯なので立入禁止ですが、
上の駐車場から少しだけ歩いて見学することができます。
先ほどの駐車場から見える景色。
中央左にある屋根は休憩所。周辺だけ遊歩道になっています。
荒涼とした岩肌。
白い岩場の間から上がる噴煙。
川原毛地獄には136の「地獄」があります。
白い岩場は昔の硫黄採石場だったところなのでしょうか。
川原毛地獄周辺では、
元和9年(1623年)~昭和41年(1966年)まで硫黄を採掘していたそうです。
神社と菩薩像。
駐車場の横には湧水もありました。
川原毛大湯滝は強酸性泉のお湯ですが、湧水は普通に美味しかったです。
川原毛地獄山の案内
川原毛地獄は、立山、恐山と並ぶ日本三大霊場で、女人禁制の修験道だったそうですが、
3つとも素晴らしい温泉があり、大好きな場所です。
「日本三大霊場」参考記事
立山:みくりが池温泉 宿泊レポ
恐山:宿坊吉祥閣 宿泊レポ
【川原毛大湯滝 入浴の感想】
駐車場から見える川原毛地獄の湯けむりからすでにテンションが上がります!
ハイキングコースとしてはそれほど難易度のある道のりではなく、
気軽に野湯を楽しむには最高の場所です!
温泉としての質も高く、しかも天然のジャグジー風呂!
景色も気分も最高ですよ♪
行きは大変でしたが、帰りは温泉で疲れも取れ、
足取りも軽く駐車場まで戻ってきました(*^_^*)
泉質 ★★★★4.4
お風呂の雰囲気 ★★★★★5.0
アドベンチャー度 ★★★★5.0
ここから泥湯までは30分弱で到着します。
のはずが・・・
帰りは一般道に出るまでに、ナビにとんでもない山道に誘導されてしまいました^^
林野庁の車くらいしか通らないあろうボコボコの悪道でした(>_<)
川原毛大湯滝周辺の宿 宿泊予約サイト |
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【川原毛大湯滝周辺の温泉 関連記事】
◆湯沢市 奥小安峡 阿部旅館 宿泊(お部屋編・お食事編・お風呂編)
◆一関市 須川高原温泉 宿泊(お部屋編・お食事編・お風呂編)
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