栃木県さくら市にある市営第二浴場、通称「露天風呂」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2020/5/8 | 訪問日 | 2014/5月中旬 |
【喜連川温泉 露天風呂 市営第二浴場 】基本情報
きつれがわおんせん ろてんぶろ しえいだいによくじょう
住所:栃木県さくら市喜連川871-1
TEL:028-686-5047
公式サイト
*当面の間休館中です(5/8)
【宿泊】
不可 日帰り入浴専門
日帰り入浴口コミ評価: Google 4.0点/5.0点(泉質評価)
【こんな人におススメ】
◆アブラ臭のする温泉が好き
◆ジモ専の共同浴場で会話に混じりたい
◆東北道の渋滞除けに立ち寄りたい
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【お風呂】
男女別露天風呂各1 (仕切りであつ湯・ぬる湯あり)
【日帰り入浴】
営業時間:8:00~20:30受付(21:00閉館)
料金:大人300円(中学生以上) 小人150円
定休日:第2月曜日(祝日の場合は翌日)
タオル200円
休憩室なし、洗髪不可
市営浴場ポイントスタンプあり 26日はスタンプ2個押印
アクセス
◆車
東北道「上河内スマートIC」から23キロ40分、「矢板IC」から10キロ18分。
ドラぷら
◆電車
JR「氏家駅」からタクシーで20分、氏家駅から市営巡回バス「観光温泉バス(無料)」あり
Yahoo!路線情報・市営バス時刻表)
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【喜連川温泉 露天風呂(市営第二温泉浴場) 日帰り入浴】
喜連川温泉は市営2つ、道の駅、旅館・ホテル・ゴルフ場にその他民間施設と
源泉掛け流しの日帰り入浴できる施設が充実しています。
首都圏から栃木県へ泊まりがけの旅行となると、
有名どころの奥日光や那須・塩原温泉に行ってしまうことが多いかもしれませんが、
喜連川温泉はインパクトの強いお風呂が揃っているので、
泊まりがけで出かけても損はない所です。
とはいえ、今回は日光の帰りに東北道の上りが2時間待ちの渋滞だったため、
宇都宮ICから下り方面へ矢板ICで降りて喜連川温泉に寄ることになりました^^
一番遅くまで営業しているのは「道の駅きつれがわ」の温泉ですが(23時まで営業)、
それ以外でも、渋滞除けになる時間帯まで営業しているので(21時ごろまで)、
もう一風呂入ってからゆっくり帰ろうという時には便利な温泉です。
東北道「矢板IC」から県道74号線沿いを走ると喜連川温泉の案内がいくつか出ています。
「露天風呂・温水プール」というのが、市営露天風呂(第二浴場)です。
駐車場は30台くらい置けます。
95%が宇都宮ナンバーでした。
月に一度休館日がありますが、今日はその前日で混んでいました。
温泉入口
温泉街にあるよくある共同浴場の雰囲気。
露天風呂の由来
ここは市営「第二浴場」ですが、第一浴場は「もとゆ温泉」です。
栃木県さくら市喜連川6620-1 電話 028-686-3284
入口の横には案内があります。
ほぼ地元民の銭湯と化しているので、よそ者は注意書きを良く理解してから入ります^^
入口に入ると受付がありますが、入浴券は横の自動販売機で購入し、券を渡します。
女湯脱衣所入口
入口を入ってすぐに男女別の脱衣所入り口があり、休憩室等はありません。
下駄箱の向かいに自動販売機が置いてあるだけでした。
脱衣所内には100円返却式のコインロッカーがあります。
貴重品もこちらで大丈夫だと思います。
が、地元の方は籠に所持品を入れて浴場の傍まで持って行っていました。
100円玉を持っていない場合には真似してもいいかも。
脱衣所には2つ洗面台がありますが、
お風呂での洗髪はできないので、ドライヤーも置いてありません。
入浴するだけのお風呂です。
脱衣所から露天風呂へは人工芝の敷いてある通路を20mほど進みます。
浴槽への飲食物の持ち込みは不可です。
浴槽は30人くらい入れる大きな石組の露天風呂がデーンと一つあります。屋根付。
中央やや奥よりに仕切りがあり、
手前が源泉垂れ流しのあつ湯(温度44~45度)、奥が42度強の適温になっています。
露天風呂の雰囲気は改装前の「百観音温泉」(埼玉県久喜市)と似ています。
露天風呂とは言っても、周りは民家と田んぼ。
壁に覆われているので、庭園風の少々の樹木と空が眺められるだけです。
あつ湯の方は源泉温度57度のお湯が轟音を立てながら垂れ流し状態。
この付近でなくとも、浴槽内はほぼ44度~45度のあつ湯でした。
最初はかなり熱く感じますが、出たり入ったりを繰り返しているうちに慣れてきます。
自家源泉「喜連川温泉第2号温泉」泉温57度 湧出量:210L/分(動力揚湯)
泉質:ナトリウム―塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉) pH7.86
お湯はにごり湯とまではいかないやや濃いめの琥珀色で、
ウーロン茶の様な色のお湯です。
とにかく、灯油のような匂いが半端ないです!
いわゆる「アブラ臭」だけでなく、
コールタールの様なタイヤの焦げたような道路工事現場のような臭い!
舐めるとかなり塩辛く、鉄臭とほんのり硫黄のような味もしました。
喜連川の「早乙女温泉さくらの湯」もかなり強烈でしたが、
ここは他の温泉では例えようのないインパクト!
熱いし油臭いしで、長湯するつもりはありませんでしたが、
会話をしているうちに1時間くらい経過してしまいました(^_^)
筋トレをサボって運動不足気味になると膝が痛くなるのですが、
温泉から出たら治っていて絶好調!
その話を地元の方にすると、
「そうよ~そうよ~。ここの温泉はすごいんだから。
あちこち痛い人が治るからと言って遠くから来る人もいるし、特に婦人科系は効くのよ~。」
多少長湯した方が効くようで、地元の方も来ると1時間は居ると言っていました。
お客さんは9割9分地元の常連さん同士、時々遠征で通いに来る人。
平均年齢は75歳くらいで、たまに40代~50代くらいの主婦が夕食前にやってくるという感じでした。
この日は田植えが終わった~という話で盛り上がっていましたが、
おしゃべりな人がいれば会話に強制加入させられるかも。
あつ湯の方が人が多いので、静かにまったりしたい場合にはぬる湯がおすすめかも。
挨拶さえすれば、よそ者でも特に居心地が悪いということはなさそうです。
カランは6か所くらい。
石鹸は置いてありますが、洗髪不可なので体を簡単に洗うだけの場所です。
もちろん、カランの水道もすべて温泉水。
建物の前には名水らしい水汲み場もあります。
注意書きには「散水用」で飲用不適とあります。
さすがにこのまま飲まないそうですが、地元の方はお茶やご飯を炊くのに使っているそうです。
癖がありそうな味なのに大丈夫なんですか?と聞くと、
炊いてみればわかるわよ~というので、
たまたま車に積んでいたポリタンクで持って帰りました(^^♪
後日試してみたいと思います。
【喜連川 市営露天風呂 温泉の感想】
豪快なかけ流し、屋外なのに充満する強烈なアブラ臭、コールタール臭、
かなり熱めのお湯と、強烈なインパクトを持つ温泉です。
休憩所もなければ、洗髪もできない日帰り入浴施設ですが、
300円と破格で、しかも泉質は申し分なし。
一度行く価値ありです!
泉質★★★★4.5
お風呂の雰囲気★★★3.8
清潔感★★★3.8
接客サービス★★★★4.3
喜連川温泉の宿 ここから予約できます
【喜連川温泉 さくら市営露天風呂 温泉情報】
◆お風呂
男女別露天風呂各2
◆源泉
自家源泉「喜連川温泉第2号温泉」泉温57度 湧出量:210L/分(動力揚湯)
泉質:ナトリウム―塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉) pH7.86
態様:源泉掛け流し、加温なし、一部季節により加水あり、塩素消毒なし
適応症:神経症、関節痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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