【岩手】松川温泉峡雲荘宿泊その1 お部屋編 ★★★+

岩手県八幡平市にある「松川温泉峡雲荘」の宿泊レポートです。

最終更新日

2020/11/15

訪問日

2020/10

【松川温泉峡雲荘宿泊】基本情報

まつかわおんせん　きょううんそう

住所：〒028-7302 岩手県八幡平市松尾寄木
TEL:0195-78-2256
通年営業　公式サイト・日本秘湯を守る会宿紹介ページ

⇒「松川温泉峡雲荘」へのアクセス＆宿泊予約はこちらのページへ

【宿泊料金】

１泊２食付　1泊2食付　本館14,040円～　別館11,340円～　夏期＋繁忙期は＋1,000円～
お一人様〇　素泊まり〇（自炊部）　湯治対応〇　自炊〇

＊自炊部は要問合せ

口コミ総合評価：Google 4.3点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆日本秘湯を守る会のファン
◆和モダンや宿が好き
◆にごり湯が好き
◆混浴ファン
◆八幡平の登山・ハイキングに

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⇒「松川温泉峡雲荘」の食事情報はその２お食事編へ

⇒「松川温泉峡雲荘」の温泉情報はその３お風呂編へ

【日帰り入浴】

営業時間：8:00～19:00
料金：大人600円　小人300円
~~個室休憩　10：00～15：00　大人1,200円　小人800円　（入浴料込）~~
大広間休憩　10：00～15：00　大人800円　小人500円　（入浴料込）
昼食対応あり　そば・うどん・定食等　11:30までに注文（休憩所利用者のみ）

定休日：不定休　月に数日メンテナンス休業あり

【モダンな民芸調の雰囲気の良い宿松川温泉峡雲荘お部屋編】

「松川温泉峡雲荘」には、2014年に日帰り入浴で、2020年に宿泊で訪問しています。

「松川温泉」は、日本初の地熱発電所があることでも知られています。

八幡平市内から八幡平山頂を目指すと、温泉郷の入口から順に

「松楓荘」（日本秘湯を守る会/休会中）

「松川荘」

「峡雲荘」（日本秘湯を守る会）

と少し離れて3軒の宿があります。

「松川温泉」は通年営業なのですが、すぐ先にある「八幡平樹海ライン」、「アスピーテライン」は11月上旬で冬季閉鎖となるため、通り沿いに点在している「日本秘湯を守る会」の宿をすべて泊まり歩くべく紅葉シーズンも終わりかけた10月末に出かけることにしました。

ただでさえ、紅葉シーズンの八幡平は渋滞ができるくらいの人気スポットなのですが、Go To Travelのおかげで、どこもほぼ満室に近い状態。

最後の1部屋に滑り込みで泊まることができました。

詳細はしばらくお待ちください。

夕食は部屋食で一度出し

メインはホロホロ鳥、短角牛から選べる

お造りにイトウとイワナが出てきた❣️

盛り付けが美しい

松川温泉の中では一番女性受けしそうな宿

goto利用で消費税・入湯税込8,380円＋地域クーポン2,000円分

松川温泉峡雲荘 pic.twitter.com/8t56rUwd0D

— 秘湯宿.com (@hito_yado) October 31, 2020

こっちにも泊まりました😊

絵になる露天風呂

落ち葉🍂がハラハラ

雨の後の朝は36度と超ぬるめ

実質男湯なので入っている女性は見かけませんでした。

湯あみ着はOKですが、タオル地はNG

撮影了承得てます

八幡平松川温泉峡雲荘 pic.twitter.com/HQdm7zTlB1

— 秘湯宿.com (@hito_yado) October 31, 2020

内湯は広々

泳ぎたくなる😙

清掃時間なので人がいないけれど、朝6時前からひっきりなしにお客さんがいました。

シャワーはなく、源泉の桶からお湯をすくい、熱ければまたカランの水を出して髪を洗います。

洗った後は思ったよりも硫黄臭くないけど、気づかないのは自分だけ⁉️ pic.twitter.com/Iw8kJptgfI

— 秘湯宿.com (@hito_yado) October 31, 2020

八幡平・松川温泉郷に向かう県道入口

途中に見えるのは岩手山

初冠雪から3日経過。

岩手山はどの角度から見ても雄大ですね。

松川温泉から先は凍結・積雪のため全面通行止めでした。

麓ではこれだけ晴れていても、八幡平山頂付近は大雪だったり、車で5分移動しただけで目まぐるしく天気が変わります。

温泉郷の入口から15分ほどで「峡雲荘」に到着

盛岡駅発着のバスは敷地内まで来てくれるので、雪の日でも安心です。

「峡雲荘」の外観

ベージュの三角屋根で2階建てです。

正面に見えるフロントのあるのが本館、奥に大浴場と自炊棟、左側に別館があります。

夜の「峡雲荘」

玄関に入ると正面奥にフロント

右にお土産コーナー

地域共通クーポン券電子＆紙使えます。

左に囲炉裏のあるロビーがあります。

松川温泉の他2軒に比べると、ロビー周りはウッディでモダンな和の空間という感じで、女性受けしそうなインテリアです。

別館へはロビー裏の階段を上がります。

階段の壁にかけてあるのは地熱発電所の蒸気で染めた織物です（地熱蒸気染色）。

と2階にも休憩スペースがありました。

デッキチェアに腰掛けて景色を見たり、本を読んだり。

外には芝生を敷いた舞台のようなスペースがあります。

ここは喫煙コーナーかな？

館内でどこからもたばこの臭いがしなかったのでチェックするのを忘れていました＾＾

室内は禁煙です。

八幡平と言えば熊が多いエリア。

今年（2020年）は、木の実が不作ということで10月に入ってから毎日のように人里に下りて来た熊のニュースがありましたね。

野湯巡りの時には本当に勘弁してほしいと思うほど怖いのですが、もうしばらく山に行くこともないのでYouTubeでペット熊や民家のプールで泳いでいる可愛い系熊動画ばかり見ています。

別館の建物に移動するのに段差があるので少し階段を下ります。

エレベーターはないので、足腰の弱い方は予約の際に本館1階の部屋を指定してください。

2階別館客室前の廊下

別館の廊下からはこの位置で玄関が見えます。

【今回利用したプランおひとり様料金】

今回宿泊したのは2階別館の8畳和室です。

料金はレギュラー、グリーン、紅葉、年末年始で設定されていますが、10月末でレギュラーシーズンでした。

平日1泊2食付き1名利用「ホロホロ鳥プラン」　12,800円（消費税・入湯税込）

＊Go To Traveｌ割引-4,420円＝8,380円でした。

地域共通クーポン券2,000円分もらえます。

消費税増税後は「日本秘湯を守る会」の宿に一人で泊ると17,000円くらいが平均というイメージなので、後から領収書を見て定価でも「安っ！」とびっくりしました。

これで割引があってスタンプももらえるのでありがたや～ですね＾＾

ちなみに、

別館2名利用で12,250円～

本館1名利用で15,000円～

本館2名利用で14,450円～

となっています。

一人でも価格差があまりないからか、満室なのにおひとり様が多かったです。

せっかくGo To Travelでかき入れ時なのにと思いましたが、部屋の造りが6畳～8畳がメイン名なのでおひとり様が多いことも想定していそうですね。

本館と別館の違いですが、トイレと洗面台があるかどうか、それと大浴場まで近いかどうかです。

ただ、本館客室のトイレもウォシュレットはなく、別館共用トイレもウォシュレットなしでした。

真冬でも館内は温泉熱で暖房が効いているので、トイレの移動はそれほど苦ではないかもしれません。

【別館2階 8畳和室＋広縁トイレ・洗面台共同】

空いていたのは最後の一部屋でしたが、8畳間だったのでおひとり様用の中では広かったです。

入口から見た客室

和室8畳、窓際に広縁1.5畳分。

テレビ、扇風機、暖房（温泉熱）があります。

横から

床の間のテレビと広縁

テレビの下にガムテープが置いてありますが、温泉熱の暖房が暑いので編戸で窓を開けていたらカメムシが結構入ってきたようで、最終的に20匹くらい処分しました＾＾

私は口の中に飛び込んでこなければいいや、くらいのスタンスですが、苦手な方は窓を開けない方が良いです。

クローゼットの下には小さな鏡台

クローゼットの中

浴衣とタオルセット

アメニティは歯ブラシだけです。

お茶セット

お湯の入ったポットだけで電気ポットはありません。

最近では珍しく緑茶はTバッグではなく茶葉でした。

お茶請けはなし。

売店に美味しいかりんとうがあります＾＾

部屋からの眺めは八幡平の山の景色

紅葉は終わりかけでしたが、まだ部分的に残っていたのでレギュラーシーズン価格はお得でした＾＾

お布団を敷いたところ

夕食は部屋食なので、食事が終わるとお布団を敷きに来てくれます。

朝食は会場なので、お布団チェックアウトまでそのままです。

下はマットレス、上は羽根掛布団でした。

お部屋の紹介は以上です。

続いて共用スペースへ。

【松川温泉峡雲荘別館共用トイレ&洗面所】

共用の洗面台とトイレ

蛇口からは源太ヶ岳の湧水が出ます（飲用可）。

お湯は出たかな？

男性用のカミソリとドライヤーはフロントへ。

黒い蛇口を見ると分かると思いますが、電化製品を置いておくと硫化水素ガスで壊れるのだと思います。

手洗い用の液体ソープしかなかったので、洗顔用等は持参で。

別館2階の共用トイレは1つが和式、もう一つが洋式でした。

ウォシュレットはなく、ウォームレットという温熱便座だけの機能がついています。

1階本館大浴場近くのトイレも同じでした。

【本館1階客室】

本館は1階と2階に客室がありますが、6畳、7.5畳、8畳がメイン、1室だけだったか12.5畳の広い部屋もあるようです。

写真は本館6畳間です。

どうでしょう？造りは別館と変わらないですよね。

入口踏み込みに洗面台とトイレがあります。

トイレは温熱便座〇シャワー×ですが、共用のモノに比べて綺麗でした。

【自炊棟の客室と炊事場の設備】

あまり知られていない自炊棟ですが、今後連泊するときの参考に見せていただきました。

1泊目3,850円（布団・光熱費込み）

2泊目から1日3,300円

と安くなります。

別途料金がかかるかどうか、必要なものなどは予約の際にお問い合わせください。

食材は八幡平の市内まで行かないと調達できないと思いますが、お昼は「峡雲荘」でランチを提供しています（うどん・そば500円～）。

自炊棟の廊下

アパートのような雰囲気です。

お客さんは結構いたと思います。

1室広い部屋が休憩室として開放されていましたが、他の客室も同じような造りの6畳間がメインだと思います。

共用の洗面所とトイレ

トイレは全て和式でした。

こちらは炊事場

ガスレンジ、電子レンジ、炊飯ジャー、冷蔵庫、調理器具、食器、調味料はおおよそ揃っていました。

今まで見て来た炊事場の中では綺麗な方だと思います。

流し台

ガス台も３つ（コイン不要）

冷蔵庫

結構中はパンパンに入っていました。

電子ジャーや鍋にには前が書いてあるのは個人のモノ？

食器棚

食器の種類も豊富

【ドリンク自動販売機・売店】

ドリンクの自動販売機はロビー奥の階段横と1階大浴場入口手前にあります。

お値段は地上よりもやや高め。

ペットボトルの水150円、ジュース170円

フロント・売店の営業時間は7:30～21:00まで

地域クーポン（電子＆紙OK)

お酒や牛乳、アイスは売店で。

おかし、ジュース、お茶

八幡平の銘菓

スナック菓子、下の籠にある手巻き揚げかりんとうはおススメです。

【松川温泉峡雲荘の動画】

【動画のチャプター】

＊数字をクリックすると好きな項目から再生できます。
0:00　イントロ
0:21　峡雲荘の地図
0:34　峡雲荘の概要
1:34　峡雲荘の外観
1:54　峡雲荘の館内
3:57　2階別館の客室
5:20　1階本館の客室
5:45　自炊棟の設備
7:05　温泉案内
7:42　女性用内湯
8:38　女性用露天風呂
9:18　混浴露天風呂
10:05　峡雲荘の夕食
12:46　峡雲荘の朝食
13:35　おまけ周辺観光

【松川温泉峡雲荘お部屋の感想】

以前、日帰り入浴で来た時にはロビーがおしゃれ！大浴場の方は湯治場ぽくてギャップがあるなと思いましたが、2回目の訪問となるとそれほど気になりませんね。

本館の客室もチェックアウトの時に空いていた部屋を見てみましたが、別館は鄙びているかと思いましたがトイレと洗面台がある以外はほとんど造りは変わらず。

お風呂が遠いこととトイレが少し遠いことに目をつぶれば、別館はお得です。

食事は不要ならば、自炊棟に泊まるのも良いかもしれません。

とはいえ、動くのが面倒なので、次は空いている時期に本館1階にしたいかな。

本館のトイレがウォシュレットならば総合評価は間違いなく★★★★４つです。

スタッフは全員日本人で、若い人もいました。

どなたも親切で、丁寧な対応でした。

部屋の広さ　★★★★　4.0（8畳間）

設備　★★★　3.8

アメニティ　★★★　3.6

清潔感　★★★★　4.2

宿の雰囲気　★★★★　4.5

接客サービス　★★★★　4.5

⇒「松川温泉峡雲荘」をインターネットで予約する

【松川温泉峡雲荘宿情報】

チェックイン/アウト　15:00～　/　～10:00
クレジットカード〇　VISA、JCB、AMEX
携帯電話送受信〇　wifi△（ロビー近くと本館）
エレベーター×　バリアフリー×（車いす1台）

⇒「松川温泉峡雲荘」の食事情報はその２お食事編へ

⇒「松川温泉峡雲荘」の温泉情報はその３お風呂編へ

＊ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。

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