長野県松本市にある安曇乗鞍温泉「休暇村 乗鞍高原」の入浴レポートです。
| 最終更新日 | 2018/9/30 | 訪問日 | 2018/6月上旬 |
【安曇乗鞍温泉 休暇村 乗鞍高原】基本情報
あずみのりくらおんせん きゅうかむら のりくらこうげん
住所：〒390-1513 長野県松本市安曇４３０７
TEL:0263-93-2304
公式サイト
⇒「休暇村 乗鞍高原」へのアクセス詳細＆宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付 6,800円～18,600円 お一人様〇 素泊まり× 湯治× 自炊×
口コミ評価：Google 4.0/5.0点
【こんな人におススメ】
◆休暇村のファン
◆設備の整った大型ホテルが良い
◆酸性の硫黄泉は苦手
◆一人でも気軽に泊まれる宿が良い
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【日帰り入浴】
営業時間：11：00～17：00（最終受付）
料金：大人600円 小人400円
レストラン：11：30～14：00
休館日：2018年11月26日10:00～2018年12月15日10:00まで館内メンテナンスのため休館
【乗鞍では珍しい金気臭のする泡付の炭酸泉 休暇村 乗鞍高原】
「休暇村 乗鞍高原」は、乗鞍高原の温泉街からクネクネと山道を登った標高1,600mにある一軒宿です。
全国の休暇村の中でももっとも標高の高い宿だそうです。
休暇村から先は畳平に向かう途中は数軒のレストランと滝見スポットやハイキングコースがあるだけ、自然を満喫できるロケーションです。その代り熊も出没しますが。
乗鞍高原には4種類の源泉がありますが、休暇村は「安曇乗鞍温泉」という独自源泉を持ち、乗鞍では珍しい金気臭のする透明な炭酸泉です。
硫黄泉のにごり湯は３軒回ったので、違う温泉に入ってみようと休暇村に立ち寄ってみました。
乗鞍の温泉街からそのまま県道をまっすぐ山を登って行くと通り沿いに「休暇村」の看板が出ています。
松本方面から乗鞍行きのバスでも「休暇村」で下りるとすぐ目の前。
こちらがフロントと温泉のある建物。
乗鞍高原にある宿は個人経営のペンションや民宿がほとんど。休暇村は７０室あり乗鞍で一番大きなホテルです。
建物のすぐ裏側は「牛留池」に向かう遊歩道になっています。
休暇村の玄関前
中に書いるとカラフルな絨毯。
開業は1990年07月でもう３０年近く経っていますが、まだ新しくて綺麗です。
奥にはランチ営業もしているレストランがあります。
フロント
ロビーからは中庭と山の景色が見えます。
大浴場は玄関から右の廊下を奥へ。
「休暇村 乗鞍高原」のお風呂は、
- 男性用大浴場 内湯１ 露天風呂１
- 女性用大浴場 内湯１ 露天風呂１
があります。
お風呂に向かう途中には広い休憩室があります。
脱衣所にもカギ付のロッカーはありますが、リュック等の大きな荷物はこちらへ。各２００円、３００円、５００円。
通路には乗鞍と上高地周辺のパネル写真が飾ってありました。
「天峰の湯」と書かれた大浴場入口
脱衣所は２０畳くらいの広さ。
無料ロッカーと洗面台、化粧水、ドライヤーがあります。
こちらは女性用の内湯。
グレーを基調としたシックなお風呂。内湯は１５人～２０人サイズ。
手前にはかかり湯。
窓が広く撮ってあって、明るい雰囲気で景色も良く見えます。乗鞍岳は見えませんでしたが。
広々とした湯舟。
加温してあるお湯は無色透明、無味無臭。
温度は４２度。炭酸泉らしい軽やかな浴感。
塩素消毒はしてありますが、塩素臭は感じませんでした。
湯舟の下の方から加温したお湯が出てきます。
自家源泉「乗鞍高原休暇村温泉」泉温25度 湧出量-（動力揚湯）
泉質：カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉（低張性中性低温泉）pH6.6
入浴中に見える景色
源泉の湯口は奥に１か所。
こちらは非加温の源泉で、舐めると炭酸の甘味とほんのりと金気臭がしました。
源泉の湯口の周りには茶色いギザギザの析出物。
湯温は気温０度の測定で２５度になっていますが、訪問時は気温２０度あったのでお湯は３４度くらい。
真夏ならばこのままぬる湯の源泉で入っていられそうな温度でした。
泡が立っていたので炭酸ガスが多いのかと手を入れてみると、細かな泡が付きました。
遊離二酸化炭素ガスは511.2mg/kg入っています。
これを源泉のまま入れないのはもったいない(>_<)
窓のすぐ外には小さな露天風呂があります。
屋根付のヒノキ風呂で４～６人サイズ。内湯と比べるとかなり小ぶりです。
こちらも源泉の湯口が１つあります。
湯口の周りだけはかけ流しに近いお湯でした。
露天風呂に入浴中の目線。
新緑がまぶしく清々しいお風呂でした。
紅葉の季節は鮮やかな色に染まるのでしょう。
お風呂から綺麗に星空が見えるかは分かりませんが、宿泊すると駐車場で星空観賞会をはっているそうです。
洗い場は壁２面に１５カ所くらい。
清掃直後だったので、椅子と桶が整然と並んでいました。
シャンプーは資生堂の「アメニティ」
サウナがないのが意外でしたが、山の中なので特に欲しいと思う人もいないのか。
帰りは休憩所で一休み。
ドリンクとビールの自販機。すぐ左には喫煙コーナーがあります。
奥には卓球台
畳の休憩室も広いです。
マッサージチェアは１５分２００円でした。
レンゲツツジの季節の乗鞍岳
乗鞍岳とご来光
厳冬期の善五郎の滝
高山植物の写真。
ここに飾ってある写真はホテル内のパソコンでプリントアウトできると書いてありました。
【休暇村 乗鞍高原 温泉の感想】
休暇村は日帰りでも泊りでもあまり外れがないという印象ですが、乗鞍でも設備が整っていて綺麗なホテルでした。
乗鞍では日帰り温泉をやっている宿もたくさんあるのですが、不定休のこともあるので、休暇村だと安心して立ち寄れるのがメリットですね。
温泉は温度が低いために加温循環ろ過ありで、湯船の中はそれほど特徴がないお湯になっていますが、源泉自体は金気臭のする炭酸泉のぬる湯なので、湯口付近に入っているとなかなか良かったです。
硫黄泉が苦手な人には入りやすい温泉でした。
泉質 ★★★★3.8（湯口4.0）
お風呂の雰囲気 ★★★★4.3
清潔感 ★★★★4.3
接客サービス ★★★★4.2
【休暇村 乗鞍高原 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 内湯各１ 露天風呂各１
◆源泉 H25.12月の分析書
自家源泉「乗鞍高原休暇村温泉」泉温25度 湧出量-（動力揚湯）
泉質：カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉（低張性中性低温泉）pH6.6
蒸発残留物 872mg/kg 溶存物質（ガス成分を除く）1,419mg/kg 成分総計1,930mg/kg
メタケイ酸76.4mg,遊離二酸化炭素ガス511.2mg/kg
態様：湯口は源泉、加温あり、加水なし、循環ろ過あり、塩素消毒あり、塩素臭なし
＊ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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