長野県高山村にある七味温泉「紅葉館」の入浴レポートです。
| 最終更新日 | 2016/2/28 | 訪問日 | 2016/2月中旬 |
【高山温泉郷 七味温泉 紅葉館】基本情報
たかやまおんせんきょう しちみおんせん こうようかん
住所：〒382-0817 長野県上高井郡高山村七味温泉 2974−45
TEL:026-242-2710
公式サイト
【宿泊料金】
１泊２食付10,000円～17,000円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治対応〇 自炊
1泊朝食付き7,000円～9,000円 1泊夕食付9,000円～11,000円 素泊まり6,000円～8,000円
口コミ評価：ニフティ温泉4.4点/5.0点（参考：七味温泉の口コミ じゃらん4.4点）
【こんな人におススメ】
◆乳白色のにごり湯が好き
◆こじんまりとしたアットホームな宿が好き
◆素泊まりできる宿が良い
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【日帰り入浴】
営業時間：10:00～16:00
料金：大人500円 小人400円
休憩利用 10:00～15:00 大人1,300円 小人700円（冬期の金額）
アクセス
◆車
長野道「 須坂長野東IC」から 24km、40分。「小布施スマートIC」から20km、35分。
ドラぷら
◆電車
JR長野新幹線「長野駅」から長野電鉄に乗り換え「須坂駅」下車、タクシーで40分。又は「須坂駅」からながでんバス「山田温泉線」で終点「山田温泉」下車、タクシーで15分。送迎は要予約（繁忙期不可）。
Yahoo!路線情報・ながでん時刻表・高山村循環バス時刻表
◆高速バス
池袋東口⇔長野駅高速バスあり
楽天トラベル高速バス予約
地図
【七味温泉 紅葉館 日帰り入浴】
「七味温泉」は、高山温泉郷の松川溪谷沿いにある３軒のみの小さな温泉街です。
「七味温泉」の名前は、七つの源泉を持つことに由来します。
今回は、七味温泉のなかでももっともお湯が良いと評判の「紅葉館」にお邪魔しました。
現在、宿泊できるのは「紅葉館」と「渓山亭」のみ。
「山王荘」はリニューアル後、日帰り入浴専門施設になりました。
県道６６号線から「七味温泉」の看板にに従い、
坂を下りてくると１軒目にあるのが「紅葉館」。
「紅葉館」の外観。
以前はかなり鄙びた宿だったようですが、
２０１１年にリニューアルされ、小奇麗な民芸調の宿に生まれ変わりました。
駐車場は宿の手前に３台、向かいに４台分。
日帰り入浴でも人気の宿なので、混んでいると駐車スペースに困るかもしれません。
表通りから左手に玄関があります。
「たぬきが入って来るのでドアを閉めてください。」とあり、
なんとものどかな宿です。
こやつかぁ(*^_^*) かわいいたぬきの写真が飾ってありました。
館内は今どきの和モダンな雰囲気。
左はフロント、右はロビーのテーブル席。
日帰り客でも対応はとても丁寧でした。
「紅葉館」のイメージは、昔買った本で読んでいたせいか、
リニューアル前は昭和の香りのする民宿のような宿だったので、
こんなきれいにリフォームされているとは知らず、かなり面喰いました(゜o゜)
いいお湯はボロイ宿にあり・・・という偏見もあって。
お風呂はフロント右の廊下の突き当たりにあります。
客室もトイレも全面リフォームされていて、とても綺麗でした。
男女別の脱衣所入り口と女性用脱衣所内。
洗面台にはドライヤーが置いてあります。
貴重品ボックスはドアの外側にあります。
こちらが内湯。
長方形の桧風呂で６～８人サイズ。
曇っていてあまり綺麗に撮れませんでしたが、白濁したエメラルドグリーンのお湯でした。
お客さんの加水もあって、４２度くらいの温度。
加水が多めなので、とてもなめらかな硫黄泉です。
新七味温泉「新七味温泉組合源泉」泉温71.4度 湧出量？
泉質：含硫黄―カルシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物温泉（低張性中性高温泉）ph6.81
蒸発残留物1,452mg/kg 溶存物質（ガス成分を除く）1,695.9mg/kg 成分総計1,857,2mg/kg
態様：源泉かけ流し、加水あり、塩素消毒なし
内湯の窓からは露天風呂が見えます。
内湯の左側にあるドアを開けると、洞窟のような通路を経て露天風呂に出ます。
１０ｍほど湯気のムンムンするコンクリートの洞窟を歩くと、
通路と同じ幅の浴槽が見えました。何やら黒っぽいお湯。
奥に進むと岩風呂になっています。
やっぱり墨の様なグレーのお湯でした。雨が降っているからかなぁ。
３～４人サイズの洞窟風呂になっています。
鄙びた宿には鄙びたヒノキ風呂と勝手に想像していたら、
こんな洞窟風呂のような凝ったお風呂があるとは意外でした。
洞窟風呂の湯口。
洞窟風呂はちょっと熱めで４３度強ありました。
湯口の周りは塩の塊のような析出物。
洞窟風呂から見える露天風呂。
日帰りでは洞窟風呂が女湯でしたが、
男湯の方には一人サイズの墨湯があり、この小さなお風呂がとても評判が良いそうです。
宿泊すれば男女入替えとなっているので利用できます。
洞窟から出ると、屋根付、石組の露天風呂があります。
１０～１２人サイズほどの大きさ。
洞窟風呂からのアプローチも足元が浸るくらい、ゴーゴーと掛け流されています。
お湯は内湯と同じく白濁したエメラルドグリーン。
たまご臭というより、粉っぽい硫黄臭と硫黄味がするにごり湯です。
お隣の「山王荘」も同じ源泉で同じような色でしたが、
この露天風呂が一番お湯が良いように感じました。
そういえば、「渓山亭」では、手足・お尻が真っ黒になりましたが、
「紅葉館」でも「山王荘」でも黒くはならず・・・。
湯口は右側に2カ所、43度強でやや熱めの温度。
眼下には松川溪谷の渓流。
たまに、県道沿いを走っている車が見えることも・・・。
「紅葉館」という名前からして、紅葉の時期の渓谷の景色が素晴らしいんでしょうね。
露天風呂から見ると、洞窟風呂はこうなっています。
休憩室は10:00～15:00まで利用可能。 大人1,300円 小人700円（冬期価格）
ロビーのお土産コーナーと自販機コーナー。
【七味温泉 紅葉館 温泉の感想】
あまりに綺麗な和モダンの宿だったので、びっくりしましたが、
リフォームされていてもお湯の良さは変わらず。
濃厚な硫黄泉をイメージしていると、
意外とあっさりしていて物足りないように感じてしまうかもしれませんが、
ゆっくり入っていると出たくなくなるとても居心地の良いお湯です。
噂通り、純粋にお湯を楽しむなら七味温泉では一番かもしれません。
特に露天風呂がとても良かったです。
お値段もリーズナブルなので、今度は宿泊して墨湯にも入ってみたくなりました。
向かいに「野天風呂」と書かれた別館の外湯があり、
こちらも入ってみたかったです。
泉質★★★★4.5
お風呂の雰囲気★★★★4.3
清潔感★★★★4.6
接客サービス★★★★4.5
【七味温泉 紅葉館 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場（内湯各１ 露天風呂各２） 別館外湯：露天風呂各１（別料金）
◆源泉 H19.3月の分析書
新七味温泉「新七味温泉組合源泉」泉温71.4度 湧出量
泉質：含硫黄―カルシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物温泉（低張性中性高温泉）ph6.81
蒸発残留物1,452mg/kg 溶存物質（ガス成分を除く）1,695.9mg/kg 成分総計1,857,2mg/kg
態様：源泉かけ流し、加水あり、塩素消毒なし
七味温泉 紅葉館 宿泊予約サイト
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＊ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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